終焉論破〜さよなら酔郷学園〜   作:魚ノ芽朔

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5章中編です
1番長いです よろしくお願いします


CHAPTER5 命短し逢いセヨ××× 中編

注意

 

この小説は、ダンガンロンパシリーズの二次創作物です

 

◆グロ注意

◆魚ノ芽論破シリーズ通してのネタバレ

 

を含みます

 

それでも良い方はどうぞ

 

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楽あれば苦あり、苦あれば楽あり。

 

私達には数々の困難が待ち受けている事でしょう。

 

それでも貴方は進むのでしょうね。

 

例えどんな困難が来ても、立ち向かう覚悟は出来ていますか?

 

…あぁ、素晴らしい。

 

その目、私は好きですよ。

 

じゃあ参りましょうか。

 

旅の終着点まで、どうぞ御観覧下さいませ。

 

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ピピッ

 

ピピッ

 

CHAPTER5 命短し逢いセヨ××× 中編

 

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酔郷学園 生徒名簿

 

第一期生

 

超高校級のプログラマー 天馬 翳(テンマ クモリ)

 

超高校級のコスプレイヤー 津黒木 夢々(ツクロギ ムム)

 

超高校級の幸運 橘 悠陽(タチバナ ユウヒ)

 

超高校級の登山家 侑李 彩春(ユウリ アヤハ)

 

超高校級のゲーマー 七原 千陽(ナナハラ チハル)

 

超高校級の旅人 筑波 煒月(ツクバ イツキ)

 

超高校級のダイバー 海雲 有翔(ウミグモ ユウト)

 

超高校級のホルン奏者 水無瀬 柚姫(ミナセ ユズキ)

 

超高校級の指揮者 吾妻 奏斗(アズマ カナト)

 

超高校級のスパイ ヴェロニカ・アスターシャ

 

超高校級のメイド 月詠(ツキヨミ) カズサ

 

超高校級の令嬢 華宵 咲華(カショウ ハナ)

 

超高校級のエンジニア 美東 泉海(ミトウ ミウミ)

 

超高校級の暗殺者 飴谷 安岐(アメヤ アキ)

 

超高校級のショコラティエ アルフレッド・バーク

 

超高校級のバーテンダー 今瑞 忠(イマミズ タダシ)

 

 

 

 

 

 

 

第50期生

 

超高校級の哲学者 逢沢 奨(アイザワ ススム)

 

超高校級の科学部 尾曲 優多(オマガリ ユウタ)

 

超高校級のハウスメイド 苅野 杏夢(カリノ アム)

 

超高校級の作曲家 旃 莉音(ケオリ リオン)

 

超高校級の童話作家 締 童歌(シマリ ワラベ)

 

超高校級の補佐官 信条(シンジョウ) ねれ

 

超高校級の鑑定士 錫村 月灯(スズムラ アカリ)

 

超高校級の発明家 天神橋 地温(テンシンバシ チオン)

 

超高校級の手品師 天堂 美湖(テンドウ ミコ)

 

超高校級の学級委員長 成瀬 亜鞠(ナルセ アマリ)

 

超高校級のバスケ部 尊木 陽介(ミコトギ ヨウスケ)

 

超高校級のバーテンダー 水永 新汰(ミズナカ アラタ)

 

超高校級の皇女 ゾイ・ザリャジュコ

 

第51期生

 

超高校級の騎士 海皇 王太(カイノウ オウタ)

 

超高校級の妖術師 木ノ又 宮氏(キノマタ ミヤウジ)

 

超高校級の刀鍛冶 金澤 哲(カネザワ テツ)

 

超高校級の狙撃手 宙風 冥(ソラカゼ メイ)

 

超高校級の給食委員 土屋 実莉(ツチヤ ミノリ)

 

超高校級の茶道部 天王州 火陽(テンノウズ カヨウ)

 

超高校級のヴァイオリニスト 斗鉤 依音(トマガリ イオ)

 

超高校級の彫刻家 エルネスタ・ゴリッツ・ハウスドルフ

 

超高校級のマネージャー 富谷 玲亜(トミヤ レア)

 

一般科 天神橋 丹子(テンシンバシ アカネ)

 

 

 

 

 

 

 

 

第96期生

 

超高校級のピアニスト 赤城 紫音(アカギ シオン)

 

超高校級の弁当屋 東谷(アズマヤ) みくる

 

超高校級の警察官 籠盛 一誠(カゴモリ イッセイ)

 

超高校級のダンサー 葛城 葛葉(カツラギ クズハ)

 

超高校級の考古学者 湖南 愛咲(コナミ アズサ)

 

超高校級のベビーシッター 駒森 六歌(コマモリ リッカ)

 

超高校級の脚本家 菅井 藍人(スガイ アイト)

 

超高校級の清掃委員 菅谷 聖歌(スガヤ セイカ)

 

超高校級の小説家 涼海 亜紀(スズミ アキ)

 

超高校級の脳神経学者 純浦 海礼(スミウラ ミライ)

 

超高校級の刺青師 辻原 界人(ツジハラ カイト)

 

超高校級のメカニカルデザイナー 天剛 海璃(テンゴウ カイリ)

 

超高校級の吟遊詩人 松原(マツバラ) ユウリ

 

超高校級の狙撃手 的森 歌菜(マトモリ カナ)

 

超高校級の医学者 六羽根 蔀(ロクバネ ツボミ)

 

 

 

 

 

 

第116期生

 

超高校級の弓道部 雨ケ谷 永(アマガヤ ハルカ)

 

超高校級の令嬢 有栖川 鏡華(アリスガワ キョウカ)

 

超高校級のエスパー 石神 皙(イシカミ ナツメ)

 

超高校級の旅人 一ノ瀬 満来(イチノセ ミツキ)

 

超高校級の作詞家 久音 梓音(クオン アズネ)

 

超高校級の料理研究家 胡桃沢 元人(クルミザワ ハジメ)

 

超高校級の絵師 曾崎 望(ソザキ マドカ)

 

超高校級の宇宙学者 筑波 日彩(ツクバ ヒイロ)

 

超高校級の時計職人 時峰 明珠(トキミネ アンジュ)

 

超高校級のゲーマー 虹咲 凜希(ニジサキ リンネ)

 

超高校級の剣道部 一十一 雪野(ニノマエ ユキノ)

 

超高校級の墓守 墓越 独楽李(ハカノ コマリ)

 

超高校級の怪盗 水戸鴉 桃真(ミトガラス トウマ)

 

超高校級のモデル アリス・天峰(アマミネ)・マークス

 

 

 

 

……名簿に付いている写真の顔は、全て塗り潰されている。

 

『──────…そして、第216期生である貴方達へと繋がれているのですよ。分かりましたか?時鐘さん。』

 

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ヒュウウウウウウ…

 

「はいはい、分かっているよ。しっかし、何で名簿の写真を塗り潰さなければいけないんだい。せっかく皆イケメン美女揃いだったと聞いていたのに、酷いじゃないか。」

 

『それには僕も分かりませんってば。何か勝手に塗り潰されていて、僕でも取り除けなかったんです。』

 

「なら仕方ないか。しかし……まさか、私の曾祖父母もコロシアイに巻き込まれていた、とはねェ。」

 

『「湖南愛咲」さんと、「籠盛一誠」さんでしたっけ?あのお2人、あなたの御先祖だったんですね。』

 

「あぁ、実際に会った事は無いけれど…実家に写真があったんだよ。祖父母に聞いた話だと、おおよそは私は曾祖母似で目元だけ曾祖父似らしい。」

 

『あー、確かに似てらっしゃいましたね。何かどっかで見た顔だなーって思いました。』

 

「言い方失礼じゃ無い???…ゴホン、さてそろそろ地下に着く頃かな。どうやって着地を……そうだ。このケープを…」

 

バサッ

 

『おぉ、パラシュートみたいにするんですね。それなら普通に降りるよりは安全でしょう。』

 

「だろう?さぁ、着地だ!」

 

ダァンッ

 

「……っっつ〜〜〜〜!!!結構足に来るねェ!」

 

『それでも無傷着地は凄いですって。さ、皆さんはもう牢屋の奥に居ますから行きましょう。』

 

「ハイハイ、急かさないでおくれ。」

 

コツコツコツコツコツコツコツコツコツコツ…

 

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「と言うか、キミのお父さんってもしかして…50期生の生き残りの少年かな?」

 

『はい、そうですよ。お父さんはその次のコロシアイで一度亡くなったんですけど……「とあるかみさま」によって蘇らせて貰えたらしいです。でも…その後、すぐ死んでしまったみたいなんですけど。』

 

「かみさま、ねェ。もしかして…『狙撃手 宙風冥』クンって言う子かな?」

 

『おーー、凄いです正解です。知ってるんですか?』

 

「何か風の噂で聞いたんだよねェ。何処で聞いたかは覚えてないけれど…宇宙から吹っ飛んで来たんだって?」

 

『らしいですねぇ。僕と一緒にAIを作ってくれた人なんですよ。とても…優しいかみさまでした。』

 

「…そうかい。さて、そろそろかな。おーい、みんな。来たよ〜。」

 

「!師匠」

 

「えーっと、もしかしてそのパソコンが…」

 

「あぁ、『彼女』が遺したやつだと思う。」

 

「じゃあ、起動してみようか。電源…付くのかな?」

 

「…試してみるか。」

 

ヴヴッ

 

ヴヴッ

 

『起動致します。しばらくお待ち下さい。』

 

「おっ、付いたねェ!」

 

「充電大丈夫なのか?」

 

「…後ろに、コンセントが差してある。」

 

「あ、ホントだ。…ずっと、差しっぱなしだったのかな。」

 

「…かもしれないわね。」

 

「…そろそろだ。」

 

「!」

 

ヴォンッ

 

『あー、テステス。聞こえているかい?』

 

「!聞こえている。」

 

『あぁ、良かった。えーっと、初めましてだね。僕が酔郷学園第一期生、天馬翳が作り出したアルターエゴだ。キミ達が来るのを、ずっと待っていたよ。』

 

「待っていてくれてありがとう。そして遅くなってすまないね。何せ色々、色々あったものだから…」

 

「ね…本当に。」

 

『構わないさ。キミ達も……大変だったね。さて、せっかくだ。情報共有と行こうか。キミ達が聞きたい事、答えられる範囲で応えよう。』

 

「あぁ、よろしく頼む。」

 

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『──────…ふむ、それがキミ達の現状、と言った所だね?』

 

「あぁ、そうだよ。未神クンの経歴は、夜神月クン以外知らないのだけれど……説明してくれるかい?」

 

「──────…あぁ、分かったよ。少し長くなるが、付き合ってくれ。」

 

「…分かったわ。」

 

「…ゆっくりで良い。」

 

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まずはこの街──────インフェルノシティ、いや…ホープシティの経歴からかな。

 

まずこの街、と言うかこの天空都市は、元々は酔郷学園の校舎があった場所だった。

 

それが何らかの事情により学園は地上に降り、地上から追い出された人間達が此処に住み始めたのだ。

 

そしてこの土地を治めたのが、ウチの先祖……夜神月妙優(ヤガミヅキミョウユウ)だ。どうやら私の高祖父に当たるらしい。

 

そして私の曾祖父、祖父、父と代々受け継がれて来た。

別に宗教とかも無いから平和な街だったのさ。

 

そして、私が生まれた。

私には3つ下の弟が居るんだが、今何処に居るのかは分からない。

でも、凄く良い子なんだ。私とは比べ物にならないくらいに。

 

…話が逸れたな。

で、私の世話役として造られたのが望希だ。

…第116期生、元超高校級の宇宙学者 筑波 日彩の遺伝子を使った人造人間としてな。

 

人造人間にしてはやたら出来が良かったらしい。

だから超高校級になれたのかもな。

 

それで、私と望希はずっと一緒に過ごして来た。

私が泣いていれば望希は飛んで来たし、望希が何かやってしまったら私が対処した。

それくらい、私と望希は依存していたのかもな。

 

それで、私は学園からスカウトが来た時……父の反対を押し切って地上に降りた。望希と一緒にな。

その時は、父も私も一歩も引かなくて。大喧嘩して出て来たんだよ。

そしたら望希が「私もスカウトを受けたので一緒に参ります」って言ったんだ。

従者としての役目も果たしたかったんだろうな。

 

でも…まさか、あんな事になるとは思わなかったんだ。

望希と私はずっと、ずーっと一緒で…居なくなった時、どうしようも無くて。

 

私は、アイツに何かしてやれたかな。

少しくらい、我儘を聞いてやれば良かったと今でも後悔している。

…今頃遅いのは分かってるさ。

それでも…もう少しだけでも、隣に居たかったんだ。

 

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「そうだったのね…」

 

「みさきん最期笑ってたけど……もっと一緒に居たかったのかな。」

 

「…私はそうだと思うけれどね。」

 

「…大切なものを失った傷は、ずっと治らない。」

 

『まぁ…そうですね。ずっと、この傷を抱えて生きていかねばなりませんから…』

 

「…うん」

 

『──────…さて、キミ達の事情も聞いた事だし、僕の知っている事についても話さねばならないね。』

 

「…もう大分話した方じゃないか?」

 

『いや、まだ話していない事は山ほどあるんだよ。…例えば、「この世界の原理」…とかね。』

 

「…『この世界の原理』?」

 

『あぁ、これは生前のアイツが言っていた事なんだけれどね。私達第一期生やキミ達が巻き込まれているこのコロシアイは、誰かに「観られている」らしい。それこそテレビやメディア関連などでね。』

 

「…え?何で…?」

 

『それは僕にも分からない。でも、もしかしたら「コロシアイ」というものは、一つの娯楽、もしくは劇のような何かなのかもしれないね。』

 

「…頭おかしいだろう。」

 

『それは僕だって思うよ。そもそもアイツは嘘吐きだからね、本当にそれが合っているのかは分からない。それでも…僕は、それに正当性を感じている。』

 

「…正当性?」

 

『あぁ、そもそもこの世界は何処かおかしい。何処に行っても危険しか無い、辛うじて安全でいられるのは酔郷学園と夢里機関だけ。これ、おかしいと思わないかい?』

 

「確かに…そうね。」

 

『だから、キミ達も考えて欲しい。如何にしてこの世界を脱出するのか。そして、これからどうやって生きて行くのかを、ね。』

 

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「…」

 

「大丈夫かい?一度に沢山の情報が流れて来て、大変だったろう。少し休もうか。」

 

「…あぁ。」

 

 

……

 

「…なぁ、師匠」

 

「何だい?」

 

「私は……ずっと、望希に初めて会った時から、何故か心の奥が熱くて。ずっと理由が分からなくて。…居なくなったら、ずっと悲しい気持ちのままなんだ。…この気持ちは、何なんだ?」

 

「──────…あぁ、それは」

 

 

「──────…『恋』、かな。」

 

「…恋?」

 

「あぁ、そうさ。心の奥が熱い。それは誰かを想う恋心なんだよ。居なくなったらずっと悲しい気持ちなのも同じさ。キミは……きっと、未神クンに恋をしていたのさ。」

 

「……そうか、私は……ずっと、アイツに恋してたんだな。何で、こんなに気付くのが遅かったんだ。馬鹿だ、馬鹿だ私は…」

 

「キミは馬鹿じゃ無い。きっと…少し、鈍感だっただけなんだよ。」

 

「──────……、少し、肩を貸してくれないか。」

 

「…良いよ。おいで。」

 

「──────…〜〜〜〜〜ッ、望希、望希……!」

 

ポンポンポンポン…

 

私はその後、ずっと師匠の腕の中で泣いた。

 

師匠は何も言わずに、ただ背中をさすってくれた。

 

気付くのが遅過ぎた恋心。

 

この心は、きっと『設定』なんかじゃ無い。

 

絶対、絶対忘れないんだ。

 

…そう、アイツの事も。

 

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──────場所は変わる。

 

「ちょっと〜〜〜〜!!!あの子達何処にも居ないんだけど!?何か地下牢はハッキングされてて見れないし、もう何なの!?」

 

「アナタは、気付くのが遅過ぎなんでスヨ。」

 

「──────…は?」

 

「もう、今頃彼らは…真相に、一歩近付いていまス。」

 

カツカツカツカツカツカツカツカツ…

 

「──────…っはは、だから何だって言うの?」

 

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ヴィーーーン…

 

「ミナ様、お待たせしマシタ。学級裁判場を見付けたので、そこへ参りまショウ。」

 

「あ、やっぱあるんだ。」

 

「…確かに、入れない場所もあったしな。」

 

「──────…ゲベート、頼みたい事があるんだが」

 

「ハイ、何でショウ?」

 

 

 

 

「私の髪、切ってくれないか。」

 

to be continued…

 

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CHAPTER5

 

命短し逢いセヨ×××

 

中編

 

END

 

NEXT→CHAPTER5 命短し逢いセヨ××× 後編




これにて中編終わりになります
後編も上げます よろしくお願いします
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