かな達のステージアラウンドが終わってる数日経った
アイドル練習に戻り俺への演技指導も再開している。
かな「前よりよくなったわね」
ジョン「そうか?」
かな「ええ、でも全く足りないわ。相手役が不知火フリルなのよ」
ジョン「俺の役は台詞が少ないが・・」
かな「そんなの台詞が一言でも何も変わらないわね、でも張り合うための方法があるわ」
ジョン「・・あるのか?」
かな「演技じゃなく自らの独特な雰囲気や゙オーラ、自分という存在を強くすればいいのよ」
ジョン「どうやるんだ」
かな「ジョンにピッタリね、普段から殺し屋かマフィアにしか思えないような雰囲気や゙オーラ漂わせてるじゃない」
ジョン「・・そんな事ないぞ」
かな「どの口が言ってるのよ、フリルに立ち向かうにはそれしかない」
ジョン「俺の役は寡黙で冷たく見えるが実はお嬢様思いのキャラだが」
かな「いけるわね、それを深めるのよ。自然体じゃなく自然にできるようにするの」
ジョン「・・それは難しいな」
かな「ジョンなら出来るって信じてるわ、刑事ドラマの時も乗り越えたじゃない」
ジョン「・・ありがとう、かな」
アクア「悪い、今時間あるか」
ジョン「ああ、大丈夫だ」
アクア「話がある」
ジョン「・・復讐の゙件か?」
アクア「ああ」
ジョン「相手が見つかったのか」
アクア「相手というには確かに相手だ・・もう死んでいた」
ジョン「・・本当か」
アクア「ララライメンバーで姫川のDNAが俺と一致した。片方だから異母兄弟になる」
ジョン「死んだというのは」
アクア「ただの舞台役者で姫川が5歳の時に母親と心中したらしい」
ジョン「・・・」
アクア「ストレスからか女と関係を沢山持ってたらしい、俺の母親もそれの1人だ」
ジョン「そうか」
アクア「これで復讐は終わったんだ、協力してくれて助かった」
ジョン「アクア・・」
アクア「俺はどこか疲れてたんだ、開放されて少し安心してる・・」
ジョン「このまま行けばアクアはどこかで壊れたはずだ」
アクア「わかってる、でも終わって安心してる自分が憎いんだよ」
ジョン「俺は知ってる、復讐を続ければ続けるほど大切なものを失い続ける」
アクア「・・前から思ってたんだが何か隠してるだろ」
ジョン「ああ、隠してる」
アクア「俺も隠してるから追求はしない」
ジョン「そうか」
アクア「・・終わっていいのか」
ジョン「アクアの゙周りには大切な存在が沢山いるだろ」
アクア「・・ああ」
良かったな、アクアは俺とは違ってまだ戻れる