ジョン「かな、3人ヤンデレの修正版脚本が送られてきたんだが」
かな「・・ああ、アレね」
かな(正直聞きたくもないわ)
ジョン「誤字かもしれないが3人が30人になってるんだ」
かな「え!?ち、ちょっとその脚本見せて」
ジョン「タイトルが」
かな「30人の゙ヤンデレから生き延びろ!!運命の戦い!って書いてあるわね」
ジョン「やはり誤字か?」
かな(逆に倒す展開に賛同したヘンテコ制作陣だから、これも面白いと思ったんでしょうけど・・)
かな「ジョン、ホントにこの作品やるつもりなの?」
ジョン「ああ、30人でも300人でも殺ってみせる」
かな「・・違った意味になってるのはスルーするわ、私今回は手助けしないわよ」
ジョン「・・どうしてだ?」
かな「当たり前でしょ!作品がバカらしすぎるわよ!」
ジョン「・・そうか」
かな(うっ、何でそんな悲しそうな顔)
ジョン「俺に演技を教えてくれた、かなに見せたかったんだが・・」
かな「・・あーもう分かったわ!いいわよ!」
ジョン「ありがとう」
かな(30ヤンデレ最大の見どころは終盤の主人公VS30人のヤンデレの大バトル、ね・・)
かな「正直読んでるだけで頭痛くなってくるわ」
ジョン「ミヤコの話だと30人倒しはワンカットでやりたいらしい」
かな「ワンカット!?そんな事でき・・ジョンなら出来そうね」
ジョン「ああ、懸賞金かけられて100人以上の殺し屋から追われた事に比べれば大した事はない」
かな(時々こういう冗談言うわね)
ジョン「30人バトルは撮影初日にやるらしい、そしてミスは許されないと」
かな「まあジョンなら何とかしそうね、今までもそうだし」
ジョン「任せてくれ」
かな(ま、大丈夫よね)
撮影初日
かな「・・・」
ジョン「・・・」
かな「ねえ、一つ聞いていい?」
ジョン「・・ああ」
かな「何で30人が300人になってるわけ!??」
ジョン「・・今までやった俺の戦いを見て彼なら出来ると思ったらしい」
かな「理解が追いつかないわ」
ジョン「監督は日本映画史を変えたい!と言ってるらしい」
かな「黒歴史の方よね、それ」
ジョン「急遽エキストラを募集したぐらいだ、本当にやるつもりなんだろう」
かな「・・やるつもりなの?」
ジョン「今までも危機を乗り越えてきた、絶対に大丈夫だ。俺を信じてくれ、かな」
かな( いい事言ってるんだろうけど何も入ってこないわね)
ジョン「・・そろそろだ、必ず戻って来る」
かな「ええ、頑張って(思考放棄) 」
かな(この後ジョンは300人ヤンデレを成し遂げた、監督は号泣しながら喜んでいる)
ジョン「かな、やり遂げたぞ・・!」
かな「ええ」
ジョン「見ててくれたか?」
かな「ええ、でも見た上で言わせてほしいの」
ジョン「何だ?」
かな「マジでこれからはしっかり仕事選びましょ」