主人公はのらりくらりなダメ男、女絡みになるとチャラい態度で攻めるが全くモテない。そんな主人公がある日一目惚れした女性に必死にアプローチをかける
かな「その女性も訳アリで関わってくうちに互いを理解していく・・まあ、王道な感じね」
ジョン「いい話じゃないか」
かな「話はね・・問題はジョンよ?」
ジョン「・・俺か?」
かな「台本にあるセリフやってみてくれない?」
ジョン「・・ソコノオネエサン、チョットオレトアソバナイ?」
かな「そんな無表情でテンション低いチャラ男なんていないわよ!?」
ジョン「・・すまない」
かな「あまりに本人とかけ離れすぎて役作りが大変ね・・」
チャラい奴は俺の犬を殺したマフィアのクソ息子を思い出すから余計に嫌だな・・
ジョン「どうすればいいんだ?」
かな「練習しかないわね、回数を重ねて身につける感じよ」
ジョン「・・わかった」
外に出てきたが、どうすればいいんだ・・思いつかないな
ナンパ男「可愛いね〜今時間ある?」
あれはナンパしてるのか?かなは練習しかない、回数を重ねる感じと言ってたな・・なら
ジョン「そこの人、今時間あるか?」
「ビックリした!?す、すみません!」
ジョン「俺とお茶しないか?」
「怖いです、やめてください」
ジョン「・・俺とお茶」
「殺し屋の人ですか!?私死にたくないです!」
かな「・・大丈夫?」
ジョン「・・無理だ、こんなに難しいとは」
かな(まあ、それで迫ってきたら誰でも怖いでしょとは言えないわね・・)
ジョン「・・どうすれば」
かな「初手の時点でこれは困ったわね」
ジョン「・・ちょっとベランダに出てくる」
今までより遥かに難しいぞ、何も思いつかない
やはり無理だったのか・・
ルビー「ビックリした!いたんだねジョンくん」
ジョン「・・ルビーか」
ルビー「どうしたの?辛そうな顔してるよ」
ジョン「色々あってな」
ルビー「そういう時は楽しい事を思い浮かべるのがいいよ」
ジョン「・・そうなのか?」
ルビー「うん!私もずっと辛かったけど推しと大好きな人を思い浮かべれば楽しくて辛いことなんて忘れられた」
ジョン「・・そうか」
ルビー「辛いこと、難しいことには楽しさが必要だと私は思ってるんだ」
楽しさか・・最近は沢山あるな、それこそ殺し屋時代が嘘かのように。
ジョン「・・それは両立できるのか?」
ルビー「両立しないと心は壊れちゃうよ、私はずっと推しに救われたからね」
・・一つ方法が思い浮かんだぞ
ジョン「・・ありがとう、なんとかなりそうだ」
ルビー「応援してるね!」
楽しい事を思い浮かべれば表情も自然と笑顔になり明るくなれる
撮影開始日
かな「・・本当に大丈夫なの?あれから私と練習しなかったけど」
ジョン「ああ、大丈夫だ」
かな「まあ今までも何とかなってきたし今回も大丈夫だと思ってるわ」
ジョン「ミスはしない、昔もこれからも」
かな「昔ね、そういえばジョンって前は何してたの?ずっと気になってたのよ」
ジョン「・・・クレープ屋だ」