演じる作品の内容は刑事ドラマで
重火器を所持したテロリスト集団と戦う内容で
その中に1人外国人の仲間がいて、その役を決めるらしい
俺は演技などした経験がない、端役でも不安がある
ジョン「オーディションはいつなんだ?」
ミヤコ「それがね・・明日なのよ」
ジョン「・・本当に言ってるのか?」
ミヤコ「本当にごめんなさい、向こうのプロデューサーがあなたの動画を見て無理くり募集が終わったオーディションにぶっこんだらしいのよ」
ジョン「だからオーディションは明日らしい」
かな「え、嘘でしょ!?」
ジョン「いや、本当だ」
かな「大変な事になったわね・・」
ジョン「オーディションを通るためにはどうすればいい」
かな「この人ならこの役に適してると思わせる事ね、外国人テロリストはどんな性格とか聞いた?」
ジョン「陽気なテロリストだそうだ」
かな「終わったー!!」
ジョン「・・そこまでまずいのか?」
かな「だってあなた陽気の対極にいるじゃない」
ジョン「・・・」
かな「陰が悪いと言うんじゃなくてね、役者なんて演じてる役と実際性格が全く違うなんて当たり前だし」
ジョン「後は何が問題なんだ」
かな「いや本番が明日な事とあなたが演技の経験一回もない事でしょ!?」
ジョン「・・まずいか」
かな「ええ、でも何もしないよりは明日だろうが少しでも知識と練習をしましょ」
ジョン「迷惑かけてすまない」
かな「いいわよ」(まあ私がとっさに俳優って言っちゃったし責任あるのよねぇ・・)
かな「私に任せなさい!!!」
かな「まさかここまで下手とは思わなかったわ」
ジョン「・・そこまでか?」
かな「ええ、初心者にしてもセンスがないし、一番ダメなのは感情をずっと押し殺してる気がするのよ」
ジョン「・・感情か」
かな(期限は明日、このままじゃ落ちる、練習しても落ちる
そして大前提として陽気なテロリストじゃ・・)
ジョン「自分と違う役柄を演じるのは辛いな」
かな(役柄、素の自分、演技・・)
かな「わかったわ!ジョンの役って台詞は少ない?」
ジョン「ああ、殆どない」
かな(なら邪道覚悟、演技の神様ごめんなさいの気持ちで)
かな「ジョン、オーディションで演技しなくていいわ」
ジョン「・・どういう事だ?」
かな「その通りの意味よ、ただ一つあなたが怒りを覚えた出来事を頭に思い浮かべながらオーディションに挑んで」
ジョン「・・沢山あるぞ」
かな「じゃあそれを全て出して、そうすればきっと何か起きると思うわ!」
オーディション会場
審査員 「それじゃあ次の方」
審査員B「あまりいいのがいないな」
審査員C「 何か急に寒気と恐怖を感じるんですが・・」
審査員B「お前、どうしうわああああ!?」
「苺プロ所属のジョン・ウィックです」
審査員A「殺し屋だああああ!?」
審査員B「助けて助けて助けて」
審査員C「命だけは」
P「やっぱ予想通り面白い人でよかったよ・・撮影が楽しみだ」
かな「ジョン受かったらしいわ」
ルビー「よかったねジョンさん!」
MEM(ホントに俳優だったとはね・・)
アクア(あの件忘れてないよな、ジョン)
ジョン「かな、アドバイス通りにしたら通ったがこれは実体験なのか?」
かな「・・さぁ?」(元からマフィアにしか見えない人だしその人が怒りMAXな表情で出てきたら驚くでしょうね、それも狙いだったし)
ジョン「ありがとう」
かな「頑張ったのはジョンでしょ、私じゃないわ」(あまりのインパクトに元のキャラまで変えてジョンを選んだ、そっちの方が面白いと思ったからでしょうね。)
かな(ジョンってホント何者なのかしら)
何者なんだろうなぁ(鉛筆眺めながら)