ジョン「数が多かろうと1人1人が弱ければ楽な方だな、銃も相手から奪える」
かな「そ、そうね?」
ジョン「敵が特殊防弾のときは辛かった、何発も撃たないと敵は倒れない。アメリカと大阪で経験した」
かな「・・・」
ジョン「・・いや、弱ければ楽な方と言ってもパリの数は流石にしんどか「違うわよね!?」
かな「ジョンの殺し屋伝じゃなくて何ていうか殺し屋としての自分というか心情を知りたいのよ!」
確かにそうか、かなが殺し屋を経験するのではなかったな・・
かな「主人公の設定は孤児だけど幼少期の母親との記憶を薄々覚えていてそれを引きづってるって感じね」
ジョン「そうなのか」
かな「こういうキャラの心情を掘り下げるのはあかねの方法に近いけど、今回はそれも取り入れて強みにするしかないわ・・母親関連は思う所もあるしね」
ジョン「・・俺の心情か」
かな「何でも構わないわ」
ジョン「・・殺し屋時代はブギーマンや伝説として恐れられた、だがヘレンと出会って俺は引退したんだ」
かな「ヘレン?」
ジョン「妻だ、亡くなってしまったが」
かな「・・悪いこと聞いちゃったわね」
ジョン「構わない、そこから色々・・ホントに色々あったが妻との思い出を忘れた事はなかった。戦いのときは妻との思い出が救いだったんだ」
かな「心情としてはそこが中心って事ね」
役立つ話かどうかはわからないが、少しでも何かに使えたらいいが・・
かな「・・ジョンにとって妻との思い出は変わらぬものだったって事ね」
それは迷うことなく
ジョン「ああ、そうだ」
かな「・・・」
ジョン「かな?」
かな「・・ええ、もう大丈夫よ。思いついたわ」
ジョン「本当に大丈夫か?」
かな「何も問題ないわ、任せなさい」
・・顔つきが変わったな、俺には分からないがかながそう言うのなら信頼するしかない
・・あれから1ヶ月が経った、撮影はもう始まっているらしい。3日前に撮影に来てほしいと誘われた、理由は分からないが
ジョン「・・着いたか」
話はすでにかなが通していたらしく簡単に入ることができた、かなが言うにはただ撮影を見ていてほしいらしいが
スタッフ「本番始まります!」
・・本当に大丈夫なのか
相手「お前は普通に生きれる事なんて出来ない、自分が何者かを考えてみろ」
かな「・・そんなのわかってる、誰よりも私が」
相手「血みどろの救いはない人生を歩むしかないんだ」
かな「それでもいいの」
相手「・・なんだと?」
かな「・・私にはお母さんとの記憶がある、だからそれを一生大切にしながら生きていく。だから何も辛くない」
相手「な」
かな「あなたに屈する事なんてない、私は生きていける!」
ジョン「・・・」
かな「私の演技についての感想を聞かせてほしいわね?」
ジョン「・・どうやったんだ」
・・かなの演技はただ眩しかった、それしか感想が出ない
かな「言ったでしょ、ジョンは妻との思い出を胸に生きたって」
ジョン「ああ」
かな「この主人公も幼い頃の母との思い出を胸に生きてる、そこら辺を重ねて私なりに考えたわ」
ジョン「・・凄いな、かなは」
かな「そうでもあるわね!私自身今回は成功だと思ってるわよ!」
ジョン「・・そうだな」
かな「前のときに言ったわよね、協力しましょうって」
ジョン「ああ、覚えてる」
かな「ジョンの演技を私も間近で見てきたからこそ心情をより考えられた」
ジョン「・・そうか」
かな「つまり私達の協力勝ちって事よ!」
ジョン「ああ」
これでかなへの恩を全て返せたとは思ってないが、少しでも力になれて本当によかったな
かな「・・まだ撮影は終わってないけどジョンはこの映画が皆が喜んでくれると思える?」
ジョン「かなが一番わかっているだろう」
かな「・・ええ!そうよね!!」
あれから半年後、あの後何事もなくかなの撮影は終わり映画も編集が済み上映された・・結果は
かな「大ヒットよ!!私凄くないかしら!?」
ジョン「・・ああ、そうだな」
かな「私凄いわよね!?」
・・少々?調子乗ったテンションだがかなの言う通り本当に映画は大ヒットした
かな「・・本当に嬉しいわよ、感想見たけど沢山の人が私を、私の演技を褒めてる。子役でオワコンとか言われてた私が映画を成功させられた」
ジョン「ああ」
かな「本当の本当に嬉しいのよ」
・・こんな嬉しそうな表情のかなは初めて見たな
かな「まだまだこれからよ?オファーは来るだろうしアイドルの方も忙しくなる」
ジョン「・・両方できるのか?」
かな「アイドルの方もアクアの推しの子になる目的がまだ達成されてない、なら両方やるしかないわ」
・・大変だろうが、かななら出来ると思える
かな「これからも協力してもらうわよ!」
ジョン「ああ、当然だ」
かな「後アクアへのアピールも協力頼むわね!」
・・それは
ジョン「・・1人でやってくれないか」