前回のあらすじ
女神からとんでもないことを報告されてしまった。
翔也は女神からの報告がいまだに頭に残っていて、食事どころじゃなかった。
「お兄ちゃん、大丈夫?」
ラモンが心配そうに聞いてくる。
「いや、大丈夫だ…」
そう言うも、翔也の顔はまだ青ざめたままだ。
食事を終わらせ、翔也が自分の部屋に戻り、ベッドに倒れ込む。
「ダメだ…エボルトやゲムデウスと戦うと思うと不安が…」
そんな時、天照から連絡が入った。
「はい、翔也です、なんでしょうか?」
『じつはコカビエルが駒王学園に現れたの。今は魔王が来るまでグレモリー眷属とシトリー眷属が抑えているけど…あれじゃあどう考えても力不足。だから…』
「分かりました。任せてください(このモヤモヤを…戦って発散するか。)。」
翔也が家を出ようとした時…
「また、どこか行かれるんですか?」
ロスヴァイセがやってきた。
「ああ。天照様の指示でな…」
「だったら…せめて…」
チュッ
ロスヴァイセは翔也の頬っぺたにキスをした。
「え…?」
「行ってきますのチュー…です///」
ロスヴァイセは顔を赤らめながら言った。
そして翔也も顔を赤らめながらレッドランバスに乗り、駒王学園に向かった。
(どうせなら手助けした奴の正体は俺だと認識してもらうか…)
そして、レッドランバスで思い切り防御魔方陣を破壊して、駒王学園に入り込む。
そこからはレッドランバスから降りて、走って向かった。
翔也が向かうと、最初に見えたのはソーナを庇って攻撃を受けた匙の姿だった。
「匙ぃーー!」
一誠の叫び声があたりに響き渡る。
そして匙が前に思い切り倒れそうになった匙を翔也がすぐに飛び出して支えたのだ。
「え…しょ、翔也…?」
「匙、お前最高にかっこいいよ。最初から見たわけじゃないけどナイスファイトだった…」
「…え?」
「後は俺に、任せろ。」
翔也は匙をそっと寝かせると、ギャレンバックルにチェンジスタッグのカードをセットし、腰に取り付ける。
「コカビエル」
「私の名を呼ぶか人間!」
「お前は俺を怒らせた。変身。」
TurnUp!
翔也はターンアップバックルを引き、目の前にオリハルコン・エレメントを出現させた。
翔也はそこを通過し、仮面ライダーギャレンに変身した。
「あ…あいつはあの時の…」
「翔也先輩が…あの時の…」
「彼は一体何なの?」
ギャレンはコカビエルと向き合った。
「お前はあそこの奴らよりも楽しませてくれるのか?」
「楽しむ間もなくぶっ殺す。」
ギャレンはギャレンラウザーから連続&高速で光弾を発射し、コカビエルの片方の翼を使い物にならなくした。
「ガハァ!グッき、貴様!」
「ついでにもう片方も…」
またギャレンラウザーでコカビエルの残った翼を撃ちぬき、飛べなくした。
その結果コカビエルは地べたにはいつくばっている状態になった。
「オウオウ。哀れだな~。」
「クソッこの私が追い詰められるとは…」
コカビエルは近づいてくるギャレンに光の槍を投げつけるが、ギャレンがすぐに撃ち落とした。
ギャレンは、ある程度まで近づくと、左手のラウズアブゾーバーに
absorb queen fusion jack!
するとギャレンの体の上半身が金色に輝き、背中には翼が生えていた。
ギャレンは強化されたギャレンラウザーに
その次の瞬間ギャレンは背中のオリハルコンウィング・フライトを広げ空高く飛翔した。
そして、コカビエルに向かって炎の弾丸を連射した。
ズドゴゴゴゴォン!
「ウギャアアアアア!」
あたりにコカビエルの断末魔が響き渡る。
「まさか、コカビエルが負けるとは。」
声のした方向を向くと、空から白い鎧を着ていたやつが降りてきた。
「え…誰?」
「俺は白龍皇ヴァ―リというものだ。正直今すぐにでも君と戦いたいけど…」
「コカビエルの回収かな?」
「その通り!話が早くて助かる。」
「じゃあ持ってけ。」
「感謝するよ。いつか戦おう!」
「それは無理!」
ギャレンの返答にヴァ―リは少し残念そうにしながらコカビエルを連れて消えていった。
「さて…後は…」
「翔也先輩…」
「どうした?小猫ちゃん。」
「先輩は一体何者なんですか?」
「あ~それは気が向いたら話すわ。」
「気が向いたら…ですか…」
「まぁまぁまぁ。それじゃまた明日~」
「あなた、ちょっとまちなsブォ~ン!
ギャレンはリアスの言葉を遮るようにレッドランバスで走り去っていった。
家に着いてから…
翔也が家に入ると、少し騒がしかった。なぜなら…
「よう。お前が神直属の憲兵で、北の田舎のクソジジイんとこのヴァルキリーを嫁にもらったヤツか…」
「…今日は次から次へと知らない奴がやってくるな…」
金髪と茶髪をあわせ持つダンディーなひげ親父が家にいたのだ。
男は品定めをするように翔也を見つめる。
「ロスヴァイセさん、あなたの知り合いですか?」
「知り合いとうか…仕事ですこし顔を知ってるというか…」
ロスヴァイセは正直関わりたくないという顔をしている。
「俺は堕天使の総督をしているアザゼルっていうもんだ。よろしくな。」
「堕天使の総督?あ、そういえばさっきあんたのとこのコエルビカ?だっけか堕天使をボコボコにしたんだがちゃんと統率しろよ…」
「コカビエルな。悪い悪い。一応俺の方もあいつを向かわせたんだがな。」
「ヴァ―リのことか…」
「そうだ。会ってたんだな。」
「で、本題はなんだ?」
翔也は少し睨みをきかせながらアザゼルに聞く。
「ああ、簡単な話だ。お前の持つ神器を見せてほしくてな…」
「神器じゃねぇよ。」
「何⁉だったらなおさらどんな物なのか気になるじゃねぇか!」
「うるさいなこの堕天使…ファングメモリ、やれ。」
「キシャアアア!」
「うおっ⁉なんだコイツ⁉」
翔也の指示でファングメモリはアザゼルに襲い掛かった。
「おい!ちょっとこいつをなんとかしろ!」
「俺への興味を抑えてくれたらいいよ。」
「分かった、分かったから‼」
「もういい。ファングメモリ、やめろ。」
翔也の指示でファングメモリは翔也のもとへ戻った。
「いてて…とんでもない奴がいたもんだ…」
「アザゼル…さん。悪いが明日学校なんだ。早く眠らせてくれないか?」
「ああ、遅い時間に悪かったな。また会おうぜ。」
そう言って立ち去るアザゼルの背中を見ながら翔也は
「二度とくんな。」
とつぶやいて眠りについたのだった。