ガンバライジングD×D   作:ビシャデスマーチ

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会談

前回のあらすじ

封印されていた後輩は男の娘!?

 

 

一誠がアスカロンという剣を授かったという話を聞いた翌日、とうとう会談の日がやってきた。

学園は巨大な結界に覆われ周りには何千何百もの悪魔、天使、堕天使の兵たちが守っていた。

 

 

「す…すげぇな…」

 

 

「一触即発の空気だね…」

 

 

リアスや朱乃も厳しい顔をしていた…

 

 

「時間ね。行きましょう。」

 

 

リアスはそう言うと一誠たちを連れて会議室へ向かった。

ギャスパーは神器が暴走しないように小猫と一緒に留守番している。

 

 

ガチャ

 

 

「失礼します。」

 

 

リアスがドアを開けて入ってきた。

中にはアザゼル、ミカエル、サーゼクス、セラフォルーがいた。

 

 

「よく来てくれた。紹介する。我が妹、リアス・グレモリーそしてその眷属達だ。そして、神直属の憲兵として、妹達と共にコカビエルの一件を解決してくれた真紅翔也くんだ。」

 

 

「お疲れさまでした。お礼を申し上げます。」

 

 

「いや~コカビエルが迷惑かけてすまなかったな~。」

 

 

アザゼルは口ではそういうものの、反省している態度は全くなかった。

そこから本格的に会談が始まった。

最初はリアスとソーナがコカビエルの一件の報告をした。

 

 

「以上が今回のコカビエルの襲撃を止めた報告です。」

 

 

「私もリアスの報告に噓偽りがないことを証言します。」

 

 

「ご苦労、座ってくれたまえ。さて、今回の件について堕天使総督からの意見を聞きたい。」

 

 

リアスとソーナの報告を聞き終えると、サーゼクスはアザゼルに意見を求めた。

 

 

「意見も何も、コカビエルが勝手に動いたことだ。」

 

 

「預かり知らぬだと?」

 

 

アザゼルの言葉にミカエルが聞いた。

 

 

「目的が分かるまで游がしていたのさ。まあ奴も、この俺がこっちに潜伏していたとは夢にも思ってなかっただろうがな。ここはいい町だぜ。」

 

 

「話をそらさないでいただきたい。」

 

 

「だから白龍皇に頼んで処理しようとしただろうが。まあほとんど翔也にしてもらったがな。あの後奴は永久凍結の刑にしてやった。もう二度と出てこれねえよ。」

 

 

「問題は動機です。コカビエルはあなたに不満を持っていたのでは?」

 

 

「不満分子ということね。」

 

 

「お前らんとこにもいるんじゃねーのか?」

 

 

「むー☆」

 

 

「まあこんな堅苦しい話はさっさと終わりにして和平を結ぼうぜ?元々お前らもそのつもりだろ?この三竦みはこの世界に害を及ぼすものだろ?だったらこの三竦みの外側にいながら世界をも動かす力を持つ赤龍帝、白龍皇、そして神直属の憲兵の意見を聞きたい。」

 

 

「俺は強い奴と戦えればいいさ。」

 

 

「戦争をしなくても強い奴はごまんといるさ。」

 

 

「だろうな。」

 

 

「なら赤龍帝、お前はどうだ?」

 

 

アザゼルの言葉に一誠は困惑する。

 

 

「ならもっと嚙み砕いて言ってやろう。兵藤一誠、戦争をしたらリアス・グレモリーは抱けないぞ?」

 

 

「なっ!」

 

 

「だが和平を結べば、それも可能だし、種の繁栄も夢じゃねえ!」

 

 

「種の繁栄!?」

 

 

アザゼルの言葉に食いつく一誠。

 

 

「そうなりゃ、リアス・グレモリーと子作りに励むことが出来るぞ。」

 

 

「マジすかっ!」

 

 

「ああ。戦争なら子作りなし。和平なら子作りあり。どうだ?」

 

 

「和平一つでお願いします!ええ!平和が一番です‼部長とHしたいです‼」

 

 

「イッセー君、サーゼクス様がおられるんだよ?」

 

 

祐斗の言葉に一誠はハッとし、リアスは顔を赤くする。

サーゼクスはクスクスと笑っていた。

落ち着いたところで一誠が

 

 

「俺に宿る力が強力なら仲間の為に使います!皆が危険にさらされたら俺が守ります!俺はまだまだ弱いですけど俺ができるのはそれぐらいですから体張って皆と生きていこうと思います。」

 

 

「次はお前だな、神直属の憲兵、真紅翔也。お前はどうしたい?」

 

 

「俺からの言葉を言う前に、俺はこの会談で、日本神話からの伝言を預かっているので先にそっちから言わせてもらう。」

 

 

アザゼルと魔王2人はその言葉にドキッとした。

 

 

「ええとですね。サーゼクスさん。」

 

 

「何かな?」

 

 

「若手悪魔に経験を積ませるのは構わないが、相手に舐められて領土で好き勝手なことされないようにこれからはサポーターを手配しろ。と、天照様は言っていた。」

 

 

サーゼクスは少し考えると口を開く。

 

 

「確かに、天照様の言う通りだね。コカビエルの件もあるし…分かったこれからは他の若手悪魔に領土を与える時は優秀なサポーターを手配しよう。」

 

 

「マジでお願いしますね。ここだって元をたどれば日本神話の土地なんで。」

 

 

リアスは少し、バツが悪そうだった。

 

 

「んで、ここからは俺の言葉です。俺は神直属の憲兵です。だからって、神様だけを助けるつもりはありません。かと言って、この力をむやみやたらに使おうとも思いません。俺はオカルト研究部に入部しています。それに友人の匙は生徒会に入っているので生徒会とも仲間だと思っています。それに今ここにはいませんが、家には婚約者のロスヴァイセさんだっています。」

 

 

「んで、お前は何が言いたい?」

 

 

「つまり、俺の大切な仲間やロスヴァイセさんに手を出したら神殺しの力を使ってでも消し飛ばすので。以上。」

 

 

「おいおい。神直属の憲兵が神殺しの力を使うって…」

 

 

アザゼルは少し面白がってた。

 

 

「天照様は使えればなんでもいいとおっしゃっていたので大丈夫です。」

 

 

「結構フランクなんだな…」

 

 

「そういえば赤龍帝、私に質問があると言いましたが?」

 

 

「はい。覚えててくださったんですね。」

 

 

「もちろん。」

 

 

「なぜ、あれほど神を信じていたアーシアとゼノヴィアを教会から追放したんですか?」

 

 

「それに関しては申し訳ないとしか言えません。神が死んでから『システム』だけが残りました。人の信仰心を源に地上に奇跡をもたらします。悪魔祓いの扱う聖具の効果もシステムの力です。」

 

 

「神が死んでからその『システム』に不具合が?」

 

 

「はい。神以外がその『システム』を扱うとなると困難を極めます。私達熾天使(セラフ)全員で辛うじて起動できていますが、神がご健在していた時よりも慈悲や加護は行き届かず…救済できる者は限られてしまうのです。そのため『システム』に影響を及ぼす者は遠ざけておく必要があったのです。例としては一部の神器を使用する者です。」

 

 

「ってことは、アーシアの神器が堕天使や悪魔を癒せるからですか?」

 

 

「悪魔や堕天使を癒す者がいれば、周囲の信仰に影響が出ます。信仰は我ら天界の源…近くに置いておくわけにはいかなかったのです。またもう一つの例は…」

 

 

「神の不在を知る者…ですね。」

 

 

ゼノヴィアが言った。

 

 

「そうです。ゼノヴィア。あなたとアーシアを異端とするしかなかった。申し訳ありません。」

 

 

「「⁉」」

 

 

そう言うとミカエルはアーシアとゼノヴィアに頭を下げた。

突然のことに2人は驚いていた。

すると、ゼノヴィアが慌てながら止めた。

 

 

「ミカエル様、多少の後悔はありますが、今は教会に居た頃にできなかったことが私を彩ってくれてます。他の信徒に怒られるかもしれませんが、私は今の生活に満足しています。」

 

 

「私もです。沢山の大切な人ができましたから。」

 

 

「貴方達の寛大な心に感謝します。」

 

 

そうしてたら黙っていたアザゼルが口を開いた。

 

 

「そういえば、俺の部下がそこにいる娘を騙して殺したらしいな?」

 

 

「あぁそうだ!アーシアは一度死んだ!あんたに憧れていた女堕天使がアーシアを殺したんだ!」

 

 

「俺の部下が暴走したことに関しては責任を感じてる。だから俺にしかできないことでお前らを満足させてやる。」

 

 

「何⁉」

 

 

と一誠が言った時、リアスが一誠に触れた。

その時朱乃、アーシア、ソーナ達が動かなくなった。

 

 

「動かない…時間が停止したのか?」

 

 

「らしいな。上位の力を持った俺達はともかく…」

 

 

「俺はライダー…まあ主にジオウの力か。で、イッセーはドラゴン。そちらは聖剣の力か…」

 

 

そんな話をしていると、サーゼクスたちがいつの間にか結界を展開して、外からの攻撃を防いでいた。

その様子に一誠は驚いていた。

 

 

「うおっ!何事!?」

 

 

「魔術師によるテロだな。」

 

 

一誠の疑問にアザゼルが答えた。

 

 

「全く、魔法少女の私を差し置いて失礼なのよ。」

 

 

「しかし、あの力は…」

 

 

「恐らくは、あのハーフヴァンパイアの小僧の神器を強制的に禁手状態にしたんだ。」

 

 

「ギャスパーを助けにいかなきゃ!」

 

 

「こちらの転移魔法は完全に封じられています。」

 

 

グレイフィアがその場の全員に伝える。

 

 

「完全にやられたな…ヴァ―リ、暴れたいだろ?」

 

 

アザゼルがヴァ―リに提案する。

 

 

「いくら雑魚を相手にしてもアレだが…まぁいいだろう。楽しませてくれよ。」

 

 

そのままヴァ―リは禁手状態になり、外のテロリストの相手をしにいった。

 

 

「あんな簡単に…俺なんて代償払って禁手したのに!」

 

 

テロリストは一斉にヴァ―リに攻撃を放つが、ヴァ―リが展開する防御魔法の方が早く、テロリストの攻撃がヴァ―リに届くことはなかった。

 

 

「めちゃくちゃ強いじゃないか!」

 

 

『当たり前だ。アイツの禁手は完成形だからな。お前のは代償で無理矢理至っただけだ。お前もあそこまで至れば追いつくことが可能だ。』

 

 

「そうだ!ギャスパーを助けにいかなきゃだ!」

 

 

そして一誠とリアスは旧校舎の方に向かった。

その後、一つの魔方陣が現れた。

 

 

「この魔方陣は…まさかレヴィアタン!?」

 

 

「レヴィアタン様の魔方陣とは少し違う気がするのですが…」

 

 

そして、魔方陣から1人の女性が現れた。

 

 

「ご機嫌よう。現魔王サーゼクス殿、セラフォルー殿。」

 

 

「あなたがどうしてここに?」

 

 

「先代魔王のレヴィアタンの血を引く者、カテレア・レヴィアタン。」

 

 

「世界に破壊と混沌を。」

 

 

手に持った杖を掲げ、そこから放たれた魔法が爆発し、部屋が崩壊した。

爆発に巻き込まれる直前にサーゼクス、アザゼル、ミカエルの3人が防御魔法で皆を守った。

 

 

「三大勢力のトップが共同で防御結界…フッなんとも見苦しい。」

 

 

「どういうつもりだ?カテレア。」

 

 

「この会談を、まさに逆の考えに至ったのです。神と魔王がいないのなら、世界を変革すべきだと。」

 

 

「カテレアちゃん。やめて。どうしてこんな…」

 

 

「セラフォルー。私からレヴィアタンの座を奪っておいてよくもぬけぬけと…」

 

 

「私は…」

 

 

「安心しなさい。今日、この場であなたを殺して私がレヴィアタンとなるのです。」

 

 

「やれやれ、悪魔共のとんだクーデターに巻き込まれたのだと思ったぜ。」

 

 

「あなたの狙いは、この世界そのものということですか。」

 

 

「えぇミカエル。神と魔王の死を取り繕う世界。この腐敗した世界を私たちの手で再構築し、改変するのです。「くっくっく」アザゼル、何がおかしいのです?」

 

 

「腐敗?改変?陳腐だな。そういうセリフは一番最初に死ぬ敵キャラの言うことだぜ?なぁ翔也。」

 

 

「ああ。あのカテレア?ってやつ見事に死亡フラグを踏んだよ。」

 

 

「私を愚弄するか!」

 

 

「事実を言われて愚弄とか言ってんじゃねえよ。大体なんだその恰好?完全に痴女じゃねえか!いい加減自分の年齢を考えろよクソBBA!」

 

 

「なっ…」

 

 

「ヒーアッハッハッハ!翔也、お前も言うじゃねえか。最高だぜ。」

 

 

翔也の放った言葉にアザゼルは爆笑し、カテレアはワナワナと震えていた。

 

 

「いやぁ全く、仮面ライダーというのはここまで口が回るのですね。久々に大笑いさせてもらいましたよ。」

 

 

どこからか声が聞こえる。

そして、その声の主が姿を現した時、翔也の顔が青ざめた。

 

 

「お…お前は…ウェザー・ドーパント!?」

 

 

「ほう。この世界の仮面ライダーも私を知っているのですか。」

 

 

「翔也、お前、アイツを知っているのか?」

 

 

「まあちょっとな…で、どうしてドーパントがここにいるんだ?」

 

 

「私やその他の怪人は、あの神どもの監視を逃れた後、一部は渦の団(カオス・ブリゲード)に属したのですよ。」

 

 

「マジかよ…」

 

 

翔也は少し額を手で押さえた後、ジクウドライバーを腰に取り付けジオウライドウォッチをジクウドライバーにセットした。

そして、常盤ソウゴと同じポーズを取った後…

 

 

「変身!」

 

 

ジクウドライバーを回転させた。

 

ライダータイム!仮面ライダージオウ!

 

 

すると翔也の全身がジオウの姿に包まれ、顔面にライダーの字が刻まれた。

変身が完了した後、ジオウの後ろから急にウォズが現れ…高らかに

 

 

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者。その名も仮面ライダージオウ、まさに生誕の瞬間である。」

 

 

それにジオウが驚いた。

 

 

「うわ!?ってウォズ!?お前どこから…」

 

 

「真紅翔也、君が仮面ライダージオウに変身したら登場するように女神様から言われていたのさ。さて、これからの出来事をこの「逢魔降臨暦」に書き留めなくては。最初の相手は「ウェザー・ドーパント」っと…」

 

 

そう言うと、ウォズは逢魔降臨暦に筆をはしらせはじめた。

 

 

「おい。そいつは誰なんだ?」

 

 

アザゼルがジオウに聞くと、代わりにウォズが答える。

 

 

「僕の名はウォズ。ここにいる真紅翔也が仮面ライダージオウに変身したときに塔上するように女神様に言われたのさ。これからは真紅翔也の側近として真紅翔也が魔王になるまでの人生を書き留めるのさ。」

 

 

「翔也君が、魔王になるって!?」

 

 

それを聞いて、サーゼクスが驚いた。

 

 

「そう。真紅翔也には仮面ライダージオウに変身したときから魔王になる未来が待っているのさ。」

 

 

「ウォズ、恥ずかしいからそろそろやめてくれ。」

 

 

「おっと、悪かったね、我が魔王。さぁ、仮面ライダージオウの力で存分に戦ってくれたまえ。」

 

 

そうして、翔也のジオウの初戦闘が始まった。

 

 

 

 

 

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