IS ~インフィニット・催眠種付けおじさん~ 作:シシカバブP
鈴と乱音の模擬戦から、どうも様子がおかしい。
「じー……」
「怜二君、今日も来てるよ」
「マジか……」
その乱音が、教室のドアから覗き込むように、こっちを見て来るようになったのだ。しかも休み時間ごとに。ナニコレコワイ。
「怜二さん、完全にロックオンされましたわね」
「なんで? Why?」
「あの子鈴に御執心だったから、その繋がりで怜二にも興味を持ったんじゃないかなぁ」
「にぃに、人気者ー!」
「人気、というかもはや因縁だよなぁ(ラウラの頭を撫ぜる)」
「(ギロッ!)」
「うわぁっ!」
そして一夏を睨みつけることも忘れない。ホント君、何しに来てるのさ。
「そういえば、今日は箒さんはお休みですのね?」
「あ、ああ、ちょっと体調がな……」
そう言って濁そうとしてるが、一夏よ、俺は知ってるぞ。どうして箒が欠席なのか。元凶の束から聞いたからな。
しかも束の奴、一夏達の部屋に隠しカメラまで仕掛けてやがって……
(それよりも、ビースト化した一夏に箒が返り討ちか……)
俺も経験がある(というか被害者第1号)から分かるが、あれを飲んだらマジで見境が無くなるからなぁ。思わず束と一緒に出歯亀しちまったし。
「はーい、SHRを始めますよー」
「お前達、席に――凰、何をしている?」
「な、ななな、なんでもありませーん!」
千冬さんに見つかった乱音は、ピューッと聞こえてきそうな素早さで逃げ去っていった。これも先日からの恒例になりつつある。
「まったく……」
「そ、それでは、SHRを始めますよー……」
ため息と苦笑いを繰り出す教師陣によって、朝のSHRはつつがなく(?)始まるのだった。
――――――
―――
――乱音side――
あれから何度も1組の教室に行ってみたけど、結局あの吾妻怜二のことが分からなった。
確かに周りは専用機持ちだらけだけど、本人単体では何の変哲もないただの男子学生。正直、お姉ちゃんが好きになった理由が分からない。
「やっぱり、ただの女誑しなのかなぁ……」
「なに凰さん、織斑君狙いかと思ってたけど、もしかして吾妻君だったの?」
「だーかーらー! そんな理由で1組に行ってたわけじゃないんだって!」
おまけに、アタシが何度も1組の教室に行くもんだから、クラスメイト達に変な誤解もされるようになったし。
そんな風に揶揄われるのが面倒になって、最近じゃお昼は人気の少ない屋上で食べるようになっちゃったし……はぁ。
「……てぇ」
「ん?」
総菜パンを食べ終わってベンチから立ち上がったタイミングで、どこかから声みたいな音が聞こえて来た。
「もっと……」
「……だなぁ」
いや違う。これって話し声だ。ここから聞こえて来るってことは、誰かが屋上で内緒話でもしてるのかしら?
ふと声のする方を見ると、屋上の出入口、ちょうどこっちから見えない位置から聞こえて来る。
「もし内緒話なら不用心ねぇ。アタシがいるのに気付かずに」
別に興味も無いから、適当に教室へ戻って――
「怜二ぃ……❤」
「っ!?」
い、今の声、もしかして、お姉ちゃん? いやいやいや! なに今の声!? 今まで聞いたことない声なんですけど!?
さっきまで興味が無かったのが反転、アタシは声のする方をこっそり覗き見た。
「校舎の、しかも屋上でとか大胆すぎるんじゃないか?」
「だってぇ、他の子達とはシたんでしょう? ISスーツで」
「ギクッ」
「だったらぁ、あたしだって学校で怜二とシたいのぉ❤」
目が、離せなかった。声も出なかった。
ぜ、全裸のお姉ちゃんを、あの男が抱えて……つ、つつつ、繋が……っ!!
「なら、『もっと興奮しておけ』」
「んんんっ!!❤」
「ひぃっ!?」
思わず出そうになった声を、口に手を当てることで抑える。き、聞かれてないわよね……!?
で、でもなんで!? 今あいつが言った通りに、アタシ、すごく興奮して……!
「もっとぉ❤ もっとあたしを気持ちよくしてよぉ❤」
「おいおい、もっとかよ? 仕方ないなぁ……なら『感度3000倍になれ』」
「おほぉぉぉぉぉぉっ!❤ しゅごいぃぃぃぃ!❤」
「~~~~~っ!!❤」
にゃ、にゃにこりぇぇぇぇ!? か、かりゃだじゅうが、ビクンビクンてぇ!❤ しゃわってないとこりょまでぇぇぇ!❤
こ、これ以上むりぃぃぃぃ! た、たしゅけ……
「ほら、『イっちまえよ』」
「「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!❤」」
――乱音side end――
「それにしても、すごいわね、アンタの催眠って。こ、こんなにあたし、エッチに……(ごにょごにょ)」
「まさか『催眠暗示で気持ちよくしてくれ』なんて注文がくるとはなぁ。……鈴のスケベ」
「なぁっ!? ……怜二にだけなんだからね」
うぉっ! そ、そのセリフはクるなぁ……。俺も途中からノリノリだったけど。
さて、俺も鈴も脱いだ制服を着直したし、そろそろ教室に戻――
「はぁぁぁぁ!?」
「なによ、突然変な声上げて――はぁぁぁぁ!?」
物陰から姿を現した俺達は、目の前にある光景に俺も鈴も変な声を上げるしかなかった。
そこには……
「はひぇ……❤」
尻を突き出し四つん這い状態で痙攣する鈴の従妹、乱音の姿があった。
完全にアヘ顔を晒し、尻の真下には小さな水溜まりが出来上がっている。
「ま、まさか、あたし達のこと覗き見してたんじゃ……」
「それを見て自慰? いやいやまさか……」
恐ろしい想像をしてしまったんだが、現状それが一番有力だというある種の恐怖。"
「ね、ねぇ、あんたの催眠って、音で暗示を掛けるのよね……?」
「突然なんだよ。確かにそうだけ――おい、まさか」
「乱もあんたの催眠にかかってこうなったんじゃ……」
「……」
あり得ない、とは言えねぇ。『もっと興奮しろ』とか『感度3000倍』とかやったからなぁ。それが偶然掛かったとしたら、それは……。
「あ……」
「乱、目が覚めたかしら?」
まだトロンとした目がこっちを見る。と、乱音の腕がこっちに伸びて……?
「んんっ」
「ちょぉ!?」
え、えっとこれは……俺、キスされてる?
「怜二さぁん……アタシにもお姉ちゃんみたいにしてくださいぃ……❤」
「か、完全に堕ちてるじゃないのよぉ……」
「もうアタシぃ、我慢できません……❤ 怜二さんの、アタシの中に「それ以上はダメよぉ!」」
鈴の活躍で、何とかR-18な発言を遮ることに成功した。あ、あっぶねぇ……!
「はぁ……怜二、もうこうなったらヤっちゃいなさいよ」
「ファッ!?」
「仕方ないでしょ。このまま放置しても、いつかは部屋まで突撃してくるわよ」
「お、おう……」
「それにしても乱もかぁ……」
半ば諦め顔の鈴。そんなやり取りをしている間にも、乱音は俺のマイサンに手を伸ばしつつあった。暗示の影響を考えても盛り過ぎだろ。
「怜二さぁん❤」
「うぐぅ……俺の責任でもあるのかぁ……一応確認なんだが、本当にいいんだな?」
「いいですぅ❤ だから早くぅ……❤」
「まーた腹括るかぁ。というわけで鈴」
「え、あ、ちょっとぉ!?」
すまんがお前も巻き込ませてもらおうか。
「ひゃぁんっ!❤ こ、これがれいじさんのぉぉぉぉぉぉぉ!!❤」
「ひぃぃぃぃんっ!❤ も、もっとゆっくりぃ、さっきイったばっかりだからぁぁぁぁぁぁぁんっ!❤」
俺は午後の授業をすっぽかして、何度も凰従姉妹と致したのだった。
……後で真耶さんにコッテリ絞られる未来から目を逸らしながら。
――――――
―――
「それで、授業をサボったんですか?」
「はい……」
案の定、寮の部屋で俺は真耶さんにコッテリ絞られていた。当然床に正座した状態で。
「リンも抵抗しようと思えば出来たはずなのに、どうしてかしらね~?」
「うっ!」
そして俺の隣では、鈴が2組の副担任でもあるナタルさんに詰められていた。同じく正座状態で。
「やはりこうなりましたわね」
「えっと、乱音さんでいいのかな?」
「ええっ! あっ、でも気軽に乱って呼んでね!」
「こちらこそよろしくお願いします、えっと、乱さん?」
「よろしく、蘭……って発音被っちゃってるわね」
向こうは新しく入ってきた乱音――乱と和気藹々と自己紹介タイムに入っているようだ。
「この部屋、ドンドン手狭になっていきますねぇ」
「そうだな。とはいえ、もうこの寮に空き部屋は無いからなぁ……いっそ1階を拡張するか?」
「お、織斑先生、本気ですか?」
「ああ、本気も本気だ。束、出来そうか?」
「よゆーよゆー♪ というか、この寮の隣にもう1棟、建て増しすればいいんじゃないかな? R&Tに依頼出しといてよ、ささっとやっちゃうから☆」
「分かった」
「ええ~……さすがにそんな予算、学園からは出せないんですが……」
「お姉ちゃんなら出来るよ~」
「……本音のおやつを、今後数年間無しにすれば」
「無い袖は振れないよね~」
あっちはあっちで、なんかトンデモナイこと話してるし。
「怜二君? よそ見しちゃいけませんよ~?」
「あ、はい」
両頬をブニュッと手で抑えられ、真耶さんの方に強制的に向かされる。眉間の皺が見えるぐらい顔近いです。
「もうっ、こんな調子で、来週のキャノンボール・ファストは大丈夫なんですか?」
「いやまあ、俺と清香は記念参加でしょうし」
「あれぇ!? 私も勝手にそうなってる!?」
いや清香、前にも言ったが、どう足掻いたって俺達がセシリア達に勝てる道理が無いだろう。下手しなくても一夏にすら負けるぞ俺達。
「束さ~ん、何か無いんですか~!? パッケージとか追加装備とか~!?」
そう言って束に泣きつく清香。そんなに勝ちたいのか。
「え~? そうだなぁ……きよぴーにはこれをあげよう♪」
少し考えた後、束は左手で清香の
するとネックレスがほんのり光り、そしてすぐに収まった。
「はい、これでインストール完了♪」
「あの、これって何を入れたんですか?」
「昔何となくで作った増設ブースターだよ。あの頃はとにかく『速さ』を求めててね、その限界まで挑戦した結果がそれだよ」
「増設ブースター……シャルロットと同じ感じになるのかな? 同じラファール系統だし」
「……怜二君」
「真耶さん、言わなくても分かります」
「束さんが清香さんに渡したブースター、とっても嫌な予感がします……」
「だから言わなくても分かってますって……」
あの束が作った代物だ。例え安全性に配慮されてたとしても、まともなわけがない。
いつもなら清香もそれぐらい気付きそうなもんだが、よほど大会で入賞したいのか、そこまで頭が回らないようだ。
と、女子の輪から乱が離れてこっちにやって来た。
「怜二さん」
「ん?」
「次はお姉ちゃんと一緒にISスーツを着てきますから……期待しててくださいね❤」
「ちょっと乱!?///」
鈴が顔を真っ赤にして慌てる中、乱に頬をキスされた俺は
(やっぱりこの二人、姉妹って言っても通用するぐらいそっくりなんだよなぁ……)
と二人に叩かれそうなことが頭の中で巡っていた。
「どんどん怜二君のハーレムが増えていくわねぇ。ねぇ、オータムちゃん?」
「きゅぅぅん❤」
「あらあら、ここが気持ちいいの?」
「あ、あぁぁんっ!❤ そ、そこがいい、ですぅぅぅ!❤」
蓮さんによるオータム調教も順調そうで。
<今日の箒>
「まさか、ビースト化した一夏があれほどとは……き、気持ちよかったが、こ、腰が……」
「束さんも、なんてものを……」
「姉さん……グッジョブ」
「箒も箒で、もう変な薬盛らないでくれよ……」
「嫌だ。私は一刻も早く、一夏の子を宿すんだ」
「勘弁してくれ!」
乱、催眠S○Xの流れ弾を食らう。そしてそのままハーレムIN。
姉妹丼はよく(?)聞きますけど、従姉妹丼ってあるんですかね?
清香、束におねだりしてみる。
増設ブースター、速度の限界……あっ(お察しください
五反田蓮による、オータム調教。
人妻が(元)テロリストを(性的に)調教……濡れるッ!(某ゾンビマンガ風
次回、キャノンボール・ファスト当日。まーた奴が……