IS ~インフィニット・催眠種付けおじさん~   作:シシカバブP

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今回は大会直前ってことで、いつもより短めです。


第37話 従姉妹丼ってなんですかぁ!?

 鈴と乱音の模擬戦から、どうも様子がおかしい。

 

「じー……」

 

「怜二君、今日も来てるよ」

「マジか……」

 

 その乱音が、教室のドアから覗き込むように、こっちを見て来るようになったのだ。しかも休み時間ごとに。ナニコレコワイ。

 

「怜二さん、完全にロックオンされましたわね」

「なんで? Why?」

「あの子鈴に御執心だったから、その繋がりで怜二にも興味を持ったんじゃないかなぁ」

「にぃに、人気者ー!」

「人気、というかもはや因縁だよなぁ(ラウラの頭を撫ぜる)」

 

「(ギロッ!)」

 

「うわぁっ!」

 

 そして一夏を睨みつけることも忘れない。ホント君、何しに来てるのさ。

 

「そういえば、今日は箒さんはお休みですのね?」

「あ、ああ、ちょっと体調がな……」

 

 そう言って濁そうとしてるが、一夏よ、俺は知ってるぞ。どうして箒が欠席なのか。元凶の束から聞いたからな。

 しかも束の奴、一夏達の部屋に隠しカメラまで仕掛けてやがって……

 

(それよりも、ビースト化した一夏に箒が返り討ちか……)

 

 俺も経験がある(というか被害者第1号)から分かるが、あれを飲んだらマジで見境が無くなるからなぁ。思わず束と一緒に出歯亀しちまったし。

 

「はーい、SHRを始めますよー」

「お前達、席に――凰、何をしている?」

「な、ななな、なんでもありませーん!」

 

 千冬さんに見つかった乱音は、ピューッと聞こえてきそうな素早さで逃げ去っていった。これも先日からの恒例になりつつある。

 

「まったく……」

「そ、それでは、SHRを始めますよー……」

 

 ため息と苦笑いを繰り出す教師陣によって、朝のSHRはつつがなく(?)始まるのだった。

 

 

――――――

―――

 

 

――乱音side――

 

 あれから何度も1組の教室に行ってみたけど、結局あの吾妻怜二のことが分からなった。

 確かに周りは専用機持ちだらけだけど、本人単体では何の変哲もないただの男子学生。正直、お姉ちゃんが好きになった理由が分からない。

 

「やっぱり、ただの女誑しなのかなぁ……」

「なに凰さん、織斑君狙いかと思ってたけど、もしかして吾妻君だったの?」

「だーかーらー! そんな理由で1組に行ってたわけじゃないんだって!」

 

 おまけに、アタシが何度も1組の教室に行くもんだから、クラスメイト達に変な誤解もされるようになったし。

 そんな風に揶揄われるのが面倒になって、最近じゃお昼は人気の少ない屋上で食べるようになっちゃったし……はぁ。

 

……てぇ

「ん?」

 

 総菜パンを食べ終わってベンチから立ち上がったタイミングで、どこかから声みたいな音が聞こえて来た。

 

もっと……

……だなぁ

 

 いや違う。これって話し声だ。ここから聞こえて来るってことは、誰かが屋上で内緒話でもしてるのかしら?

 ふと声のする方を見ると、屋上の出入口、ちょうどこっちから見えない位置から聞こえて来る。

 

「もし内緒話なら不用心ねぇ。アタシがいるのに気付かずに」

 

 別に興味も無いから、適当に教室へ戻って――

 

「怜二ぃ……❤」

「っ!?」

 

 い、今の声、もしかして、お姉ちゃん? いやいやいや! なに今の声!? 今まで聞いたことない声なんですけど!?

 さっきまで興味が無かったのが反転、アタシは声のする方をこっそり覗き見た。

 

「校舎の、しかも屋上でとか大胆すぎるんじゃないか?」

「だってぇ、他の子達とはシたんでしょう? ISスーツで」

「ギクッ」

「だったらぁ、あたしだって学校で怜二とシたいのぉ❤」

 

 目が、離せなかった。声も出なかった。

 ぜ、全裸のお姉ちゃんを、あの男が抱えて……つ、つつつ、繋が……っ!!

 

「なら、『もっと興奮しておけ』」

「んんんっ!!❤」

 

「ひぃっ!?」

 

 思わず出そうになった声を、口に手を当てることで抑える。き、聞かれてないわよね……!?

 で、でもなんで!? 今あいつが言った通りに、アタシ、すごく興奮して……!

 

「もっとぉ❤ もっとあたしを気持ちよくしてよぉ❤」

「おいおい、もっとかよ? 仕方ないなぁ……なら『感度3000倍になれ』」

「おほぉぉぉぉぉぉっ!❤ しゅごいぃぃぃぃ!❤」

「~~~~~っ!!❤」

 

 にゃ、にゃにこりぇぇぇぇ!? か、かりゃだじゅうが、ビクンビクンてぇ!❤ しゃわってないとこりょまでぇぇぇ!❤

 こ、これ以上むりぃぃぃぃ! た、たしゅけ……

 

「ほら、『イっちまえよ』」

 

「「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!❤」」

 

――乱音side end――

 

 

「それにしても、すごいわね、アンタの催眠って。こ、こんなにあたし、エッチに……(ごにょごにょ)」

「まさか『催眠暗示で気持ちよくしてくれ』なんて注文がくるとはなぁ。……鈴のスケベ」

「なぁっ!? ……怜二にだけなんだからね」

 

 うぉっ! そ、そのセリフはクるなぁ……。俺も途中からノリノリだったけど。

 さて、俺も鈴も脱いだ制服を着直したし、そろそろ教室に戻――

 

「はぁぁぁぁ!?」

「なによ、突然変な声上げて――はぁぁぁぁ!?」

 

 物陰から姿を現した俺達は、目の前にある光景に俺も鈴も変な声を上げるしかなかった。

 そこには……

 

「はひぇ……❤」

 

 尻を突き出し四つん這い状態で痙攣する鈴の従妹、乱音の姿があった。

 完全にアヘ顔を晒し、尻の真下には小さな水溜まりが出来上がっている。

 

「ま、まさか、あたし達のこと覗き見してたんじゃ……」

「それを見て自慰? いやいやまさか……」

 

 恐ろしい想像をしてしまったんだが、現状それが一番有力だというある種の恐怖。"ランイン(乱音)"じゃなくて"インラン(淫乱)"じゃねぇか。

 

「ね、ねぇ、あんたの催眠って、音で暗示を掛けるのよね……?」

「突然なんだよ。確かにそうだけ――おい、まさか」

「乱もあんたの催眠にかかってこうなったんじゃ……」

「……」

 

 あり得ない、とは言えねぇ。『もっと興奮しろ』とか『感度3000倍』とかやったからなぁ。それが偶然掛かったとしたら、それは……。

 

「あ……」

「乱、目が覚めたかしら?」

 

 まだトロンとした目がこっちを見る。と、乱音の腕がこっちに伸びて……?

 

「んんっ」

「ちょぉ!?」

 

 え、えっとこれは……俺、キスされてる?

 

「怜二さぁん……アタシにもお姉ちゃんみたいにしてくださいぃ……❤」

「か、完全に堕ちてるじゃないのよぉ……」

「もうアタシぃ、我慢できません……❤ 怜二さんの、アタシの中に「それ以上はダメよぉ!」」

 

 鈴の活躍で、何とかR-18な発言を遮ることに成功した。あ、あっぶねぇ……!

 

「はぁ……怜二、もうこうなったらヤっちゃいなさいよ」

「ファッ!?」

「仕方ないでしょ。このまま放置しても、いつかは部屋まで突撃してくるわよ」

「お、おう……」

「それにしても乱もかぁ……」

 

 半ば諦め顔の鈴。そんなやり取りをしている間にも、乱音は俺のマイサンに手を伸ばしつつあった。暗示の影響を考えても盛り過ぎだろ。

 

「怜二さぁん❤」

「うぐぅ……俺の責任でもあるのかぁ……一応確認なんだが、本当にいいんだな?」

「いいですぅ❤ だから早くぅ……❤」

「まーた腹括るかぁ。というわけで鈴」

「え、あ、ちょっとぉ!?」

 

 すまんがお前も巻き込ませてもらおうか。

 

 

「ひゃぁんっ!❤ こ、これがれいじさんのぉぉぉぉぉぉぉ!!❤」

「ひぃぃぃぃんっ!❤ も、もっとゆっくりぃ、さっきイったばっかりだからぁぁぁぁぁぁぁんっ!❤」

 

 

 俺は午後の授業をすっぽかして、何度も凰従姉妹と致したのだった。

 ……後で真耶さんにコッテリ絞られる未来から目を逸らしながら。

 

 

――――――

―――

 

 

「それで、授業をサボったんですか?」

「はい……」

 

 案の定、寮の部屋で俺は真耶さんにコッテリ絞られていた。当然床に正座した状態で。

 

「リンも抵抗しようと思えば出来たはずなのに、どうしてかしらね~?」

「うっ!」

 

 そして俺の隣では、鈴が2組の副担任でもあるナタルさんに詰められていた。同じく正座状態で。

 

「やはりこうなりましたわね」

「えっと、乱音さんでいいのかな?」

「ええっ! あっ、でも気軽に乱って呼んでね!」

「こちらこそよろしくお願いします、えっと、乱さん?」

「よろしく、蘭……って発音被っちゃってるわね」

 

 向こうは新しく入ってきた乱音――乱と和気藹々と自己紹介タイムに入っているようだ。

 

「この部屋、ドンドン手狭になっていきますねぇ」

「そうだな。とはいえ、もうこの寮に空き部屋は無いからなぁ……いっそ1階を拡張するか?」

「お、織斑先生、本気ですか?」

「ああ、本気も本気だ。束、出来そうか?」

「よゆーよゆー♪ というか、この寮の隣にもう1棟、建て増しすればいいんじゃないかな? R&Tに依頼出しといてよ、ささっとやっちゃうから☆」

「分かった」

「ええ~……さすがにそんな予算、学園からは出せないんですが……」

「お姉ちゃんなら出来るよ~」

「……本音のおやつを、今後数年間無しにすれば」

「無い袖は振れないよね~」

 

 あっちはあっちで、なんかトンデモナイこと話してるし。

 

「怜二君? よそ見しちゃいけませんよ~?」

「あ、はい」

 

 両頬をブニュッと手で抑えられ、真耶さんの方に強制的に向かされる。眉間の皺が見えるぐらい顔近いです。

 

「もうっ、こんな調子で、来週のキャノンボール・ファストは大丈夫なんですか?」

「いやまあ、俺と清香は記念参加でしょうし」

「あれぇ!? 私も勝手にそうなってる!?」

 

 いや清香、前にも言ったが、どう足掻いたって俺達がセシリア達に勝てる道理が無いだろう。下手しなくても一夏にすら負けるぞ俺達。

 

「束さ~ん、何か無いんですか~!? パッケージとか追加装備とか~!?」

 

 そう言って束に泣きつく清香。そんなに勝ちたいのか。

 

「え~? そうだなぁ……きよぴーにはこれをあげよう♪」

 

 少し考えた後、束は左手で清香のネックレス(待機状態のIS)に触れると、右手で空中投影キーボードを出して何かを入力していく。

 するとネックレスがほんのり光り、そしてすぐに収まった。

 

「はい、これでインストール完了♪」

「あの、これって何を入れたんですか?」

「昔何となくで作った増設ブースターだよ。あの頃はとにかく『速さ』を求めててね、その限界まで挑戦した結果がそれだよ」

「増設ブースター……シャルロットと同じ感じになるのかな? 同じラファール系統だし」

 

「……怜二君」

「真耶さん、言わなくても分かります」

「束さんが清香さんに渡したブースター、とっても嫌な予感がします……」

「だから言わなくても分かってますって……」

 

 あの束が作った代物だ。例え安全性に配慮されてたとしても、まともなわけがない。

 いつもなら清香もそれぐらい気付きそうなもんだが、よほど大会で入賞したいのか、そこまで頭が回らないようだ。

 

 と、女子の輪から乱が離れてこっちにやって来た。

 

「怜二さん」

「ん?」

 

「次はお姉ちゃんと一緒にISスーツを着てきますから……期待しててくださいね❤」

「ちょっと乱!?///

 

 鈴が顔を真っ赤にして慌てる中、乱に頬をキスされた俺は

 

(やっぱりこの二人、姉妹って言っても通用するぐらいそっくりなんだよなぁ……)

 

 と二人に叩かれそうなことが頭の中で巡っていた。

 

 

「どんどん怜二君のハーレムが増えていくわねぇ。ねぇ、オータムちゃん?」

「きゅぅぅん❤」

「あらあら、ここが気持ちいいの?」

「あ、あぁぁんっ!❤ そ、そこがいい、ですぅぅぅ!❤」

 

 蓮さんによるオータム調教も順調そうで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<今日の箒>

 

「まさか、ビースト化した一夏があれほどとは……き、気持ちよかったが、こ、腰が……」

「束さんも、なんてものを……」

「姉さん……グッジョブ」

「箒も箒で、もう変な薬盛らないでくれよ……」

「嫌だ。私は一刻も早く、一夏の子を宿すんだ」

「勘弁してくれ!」




乱、催眠S○Xの流れ弾を食らう。そしてそのままハーレムIN。
姉妹丼はよく(?)聞きますけど、従姉妹丼ってあるんですかね?

清香、束におねだりしてみる。
増設ブースター、速度の限界……あっ(お察しください

五反田蓮による、オータム調教。
人妻が(元)テロリストを(性的に)調教……濡れるッ!(某ゾンビマンガ風


次回、キャノンボール・ファスト当日。まーた奴が……
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