IS ~インフィニット・催眠種付けおじさん~ 作:シシカバブP
そして取ってつけたようなパイ揉み。
合同タッグマッチ前の休日。この日は珍しく部屋には俺と束しかいなかった。
「きよぴーはハンドボール部、セッシー達代表候補生はみんなまとめて呼び出されて、おまけにちーちゃん達やカタナン達もタッグマッチの用意でいないと」
「さらに言えば、蘭ちゃんも一度元の学校に戻ってるしな。今回初めて知ったけど、結構なお嬢様学校に通ってたんだな」
聖マリアンヌ女学院だっけ? しかもそこの生徒会長だったとか。そんな人間を連れ出すような真似して大丈夫なんだろうかと、今更ながら心配になって来た。
「大丈夫でしょ? 蘭ちゃんの任期、元々あと1,2か月ぐらいしか無かったらしいし。前に信任投票して、1年下の副会長が前倒しで会長になったんだって」
「へぇ。って、なんでお前が知ってるんだ?」
「まーやんからの又聞き」
「ああ、なるほど」
IS学園側の手続きは、大体真耶さんがやってるからな。千冬さん? あの人が書類仕事しているところ、想像できるか? 俺は出来なかった。
「それにしてもれっきゅん、こんな風に惰眠を貪ってていいの? タッグマッチも近いんでしょ?」
「鈴もいないし、連携の練習も出来ないからパス。というか、そもそもそんなに勝つ気ないし。俺、専用機持ちの中でもダントツに弱いから。下手すると清香より」
一応俺の紫電は第3世代機だ。対して清香の機体は第2世代機のラファールがベース。とはいえ、あっちには専用武装もあるわけで、どっちが強いかというと……。
「IS強化しなくていいの?」
「清香の強化をサラッと流したお前が言うか?」
「たはは~……んきゅぅ!❤」
「笑って誤魔化すな」
突然だが、ここで状況説明だ。俺は今、束が指摘したようにベッドに寝転がって惰眠を貪っている。休日昼前まで寝てるのって最高だよな。そして束はというと……
「寝ながら抱き締められて、しかもおっぱい揉まれるってすごく背徳的だよねぇ。あっ、あぅぅぅっ!❤」
「最近、お仕置きでしか束の胸揉んでなかったからな。ああこの指が沈み込むような感じ、やっぱりいいわー」
「あひっ❤ れっきゅんの指、束さんの気持ちいいところ、的確に刺激して、ああっ、んんぅぅぅぅっ!❤」
「久々に束のエロい声」
「んんっ、もうっ❤ そ、それじゃあ、れっきゅんの専用機は強化しなくていいの?」
「ああ。その分鈴が頑張るだろ」
「うわ~、他人任せ~☆」
そうして束としばらくスキンシップを取りながらゴロゴロしてると、また束が話を振って来た。
「ところでれっきゅん、IS学園の子って可愛い子多いよね?」
「なんだよいきなり。……そうかもな」
偶に本土に買い物に行ったり(清香達に巻き込まれたり)したが、確かに学園生の方が可愛いというか、美人が多い気がする。言い方は悪いが、IS学園の生徒でブスって見たことないな。
「れっきゅんは、ISが元々どんな理由で作られたか知ってる?」
「『宇宙空間での活動を想定して作られたマルチフォーム・スーツ』、だったか」
「教科書通りだね~。まあその通り、宇宙での使用を想定して作ったんだよね。そうなると、誰が装備することを想像する?」
「誰って……宇宙飛行士とかか?」
「せいか~い♪ だからISの適性は、身体能力が良質な人間ほど良好になるんだよね」
「そんな裏設定があったのか……ん? 身体能力って、何を指してるんだ? 腕力とか持久力とかか?」
「それもあるんだけど……」
そこで溜めを作った束が、ニヤッと笑いながら
「内側だけでなく外側の身体能力、つまり容姿も基準になってるんだよねぇ♪」
「面食いなのかよっ!?」
「あはは~♪ だからIS適性がある女子、IS学園の生徒は可愛い子揃いなんだよ。――残念ながら性格は採点対象外だから、女尊男卑主義とかいう連中も混ざっちゃうんだけど」
「おいおい……もしかして、ISが女しか乗れないのも……」
「あっ、それは束さんも予想外だったんだよ」
束曰く、『白騎士事件』――10年前、各国の軍事基地が一斉にハッキングされ、2000を超えるミサイルが日本に放たれた。それを白銀のISが1機で全て無力化した――で、ハッキングしたのが束で、IS『白騎士』に乗っていたのは千冬さんなんだと。まあ、そうだろうな。
「あれ、驚かないんだね?」
「昔のお前に、千冬さん以外のダチがいたとは思えないからな」
「あっ、はい」
で、その時千冬さんが『一夏には、こんな兵器に関わらせたくない』と強く思ったのが白騎士に伝わり、そのまま全てのISコアに『
「白騎士は原初のISと呼べる存在でね。だから他のIS達もその指示に従っちゃって」
「マジか……10年後、一夏がISを動かしたのは皮肉だな」
「そだね~。ちなみにこの事実は、ちーちゃんすらも知らない」
「マジか」
「そんな事情があって、ISは『美人で才能ある女性』が搭乗者として選ばれやすいんだよ」
衝撃の事実。IS、『いい女』判定機だった。
「その理屈でいくと、一夏も俺もイケメンってことになるのか?」
「う~ん、少なくとも束さんからしたらイケメンだよ」
「嬉しいこと言ってくれるな。ほら、お礼だ」
「ひゃぁぁぁんっ!❤ TKBコリコリするのがお礼ってどうなのぉ? もっとプリーズ♪」
それで? そんな話をこの場面でした理由は?
「れっきゅん、初心に帰ろう」
「初心に?」
「暇な今こそっ、学園生に催眠かけておっぱい揉んで致してハーレムに取り込もう!」
「なんでやねん!」
全然脈絡がねぇだろ馬鹿か!
「でもさぁ、この部屋だって全然埋まってないじゃん」
「部屋のスペース埋める目的で手籠めにされた子が可哀想だろ」
現時点で、部屋の7割は空きスペースになっている。衝立で区切らなければ、俺達が部屋の隅っこで生活してるように感じるだろう。実際隅っこ暮らしなんだが。
「可愛い子いっぱいいるから!」
「しつけぇ!」
――――――
―――
『なんだかんだ言って、結局動くれっきゅんなのであった』
『うっせ!……意志力弱い自分が悲しい……』
寮を出て校舎内を歩く俺に、ISのプライベート・チャネルで束が茶々を入れてくる。
催眠、使って無いわけじゃないが、手籠め目的で使ったのは刀奈さん以来か。思い返せば、割と使って無かったな。
なんて思ったが最後、束に言いくるめられて『寮を出て、最初に会った女子生徒(箒は除く)に催眠を掛ける』という話になっていた。
「校舎内に来ちまったけど、出くわすとしたら部活中の誰かとだろうな。一体誰に会うのやら」
「あれっ、吾妻君?」
「ファッ?」
思わず変な声が出て振り向くと、紫がかったヘアピンをつけた女子生徒――クラスメイトの鷹月さんが……あっ。
『れっきゅん、その子に催眠掛けようか~♪』
『マジかぁ……』
「どうかしたの?」
「あ、ああ、ちょっと考え事してた」
「?」
マジかぁ、マジなのかぁ……。鷹月さんに催眠掛けるのか? しかもそこから、色々と……
鷹月さんを、頭からつま先までスッと見る。……普通に美人なんだよなぁ。
「吾妻君?」
「ごめん、鷹月さん」
――パチンッ
「ぁ……」
『やったねれっきゅん♪』
「はぁ……」
やる気でやったんだけど、久々に罪悪感が……あれ? あんま感じてない?
『もうれっきゅんは、女の子に催眠を掛けることに抵抗がないんだよ。今まで色々やってきたからね♪』
「もう俺、一夏のこと言えないぐらい女誑し(物理)だよな……」
ええいっ! 責任は取るからっ!(魔法の言葉)
とりあえず『大声出さない』『逃げ出さない』だけ催眠を掛ける。極力意識操作系の催眠は掛けずに、イーグル師匠の力を信じるッ! ……ただエロいことしたいだけの自分が嫌になりそう。
――パチンッ
「あれ?」
「鷹月さん、ごめん」
「えっ? な、なにっ!? い、いやぁ!」
状況の分からない鷹月さん――
「吾妻君っ!? そんなっ、やめぇ……こ、これ以上したら、人呼ぶわよっ……!」
「呼べるのか?」
「あ、吾妻君がこんな人だったなんて……だ、誰か……えっ?」
助けを呼ぼうと叫んだつもりだろうが、全然声量が出てこないどころか、ここから逃げ出すための足も動かないことに困惑しているようだ。
「どうしたんだ? 助けを呼ばないのか? というか、俺の腕を振り払って逃げるべきだろ」
「そ、それは……」
「それをしないってことは、『俺に揉まれたい』ってことだ。だろ?――静寐」
「っ❤」
耳元で囁けば、ビクッと全身が震えるのが伝わってくる。
そうして抵抗が無くなったところで、俺は静寐のおっぱいを捏ね繰り回す。最初は『嫌、やめて』を繰り返していた静寐も、徐々に甘い喘ぎ声に変わっていく。
「あぁぁぁんっ❤ 吾妻君の手ぇ、気持ちいいよぉ❤ あっ、あぁぁぁぁ……あ?」
もう少しで達する、その直前で俺は胸から手を離した。
「ど、どうして……」
「静寐は俺に胸揉まれるの、好きか? それとも嫌か?」
「そ、それは……」
「この先はさすがに、自分の女にしか出来ない」
「吾妻君の……それって、清香みたいに……」
「どうする?」
YesともNoとも言わず、ただただ選択を迫る。そして静寐が黙って足をモジモジしていたのは、それほど長い時間じゃ無かった。
「もし、嫌だって言ったら?」
「今日の事を忘れてもらって、それで終了」
そこはまぁ、真耶さんの時から一貫して決めてることだ。ここまで来て"否"と言われたらどうしようもないし、これ以上どうこうしたいとも思えない。
「わ、私は……」
「どうする?」
「吾妻君……怜二君に、最後まで気持ちよくしてほしい……❤」
『堕ちたな』
『やめい』
突然話に割り込んで来るな。しかもそのセリフの元ネタ、碌でもないやつだろ。
「分かった。それじゃあこれからよろしくな、静寐」
――グニュゥ
――キュッ
「そ、そこぉっ、すごっ!❤ あっ、ああっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!❤」
ビクンビクンと痙攣して崩れ落ちる静寐を受け止める。トロ顔もすごく可愛い……やべっ、なけなしの理性起きろ。
「怜二君……このまま……」
「え?」
このまま? まさか、このままもう一回とか言う気か?
「このまま、私を
「げほっ!」
おいおいおいぃ!? ここ校舎内なんですが!? いや、おっぱい揉むのがセーフってわけじゃないけど、さすがにそれは……! いや、思い返せば普通にしてたな、清香達と。
「いやでも、本当にここでいいのか?」
「いいのぉ❤ 怜二君との"初めて"の場所で……❤」
やばい。すっげーキュンッと来た。今までそんなこと言われたことないから新鮮過ぎる。
「……いいんだな?」
「うん❤」
「そこっ、そこが気持ちいいのぉ!❤ ひゃあぁぁぁぁぁんっ!❤」
「あぁぁぁぁんっ!❤ 怜二君、すきっ、すきぃぃぃぃぃぃ!❤」
「静寐、今日は部活だったか?」
「んぅん……図書室に本を返しに来ただけぇ……」
「そっか。なら、このまま寮に戻っても大丈夫だな?」
「うん……あっ、おんぶしてくれるのぉ? ――怜二君の背中、温かい……あぅっ、TKB擦れちゃうぅ❤」
「それはどうしようもない」
イったばかりで敏感なところ悪いが、そればっかりはどうしようもない。大事なことなので(ry
――――――
―――
そうして静寐を寮(新棟)に連れて来ると、そこには休憩のために戻って来た千冬さんと真耶さん、それにナタルさんの教師陣が。
「お、おおお、織斑先生!?」
「なんだ鷹月、私がここにいるのがおかしいか?」
「おかしいですよ! だって、ええ……」
部屋の中にいた錚々たる面子に、さっきまでトロ顔だった静寐が再起動した。しかし千冬さんにさらっと返されて絶句。
「し、しかも、篠ノ之博士まで……」
「これからはれっきゅんのハーレム同士、仲良くやっていこうね、しずりん♪」
「し、しずりん……」
その後夕方になり、戻って来た候補生の面々を見てさらに混乱を来したようだ。
「セシリア達はいいとして、3年生の先輩に、生徒会長まで!?」
「普通は驚くよね~」
「うぅ……怜二君のハーレム、レベルが高過ぎるよぉ……清香はよく平然としてるね……」
静寐的には、清香は一般枠に入ってるんだろう。しかし残念、清香は束にすら文句を言えるぐらい神経図太いぞ。
「それで怜二さん、これから静寐さんと?」
セシリアが最後まで言わなかったのは『これから静寐と致すのか?』ってことだ。けど……
「いいや」
「あら、では後日に?」
「いや、そうじゃなくて……」
「しずりん、校舎内で"初めて"あげちゃってるもんね~♪」
「「「「「ファーッ!?」」」」」
「ちょぉぉ!?」
束からカミングアウトされて慌てる静寐をよそに、束以外の全員が驚愕に染まる。
「は、初めてが校舎内って……」
「やばいですわ……上級者過ぎますわ……!」
「どうしよう、凄い人が入って来ちゃったよ……」
「鷹月さん、そんな子には見えなかったんですが……」
「外見と内面は別物だからな。それにしても大胆な」
「いいんじゃないかしら? そこで味をしめて露出狂にならなければ」
「私を変な人扱いしないでよぉぉぉぉ!!」
「賑やかになっていいねぇ。 ね? れっきゅん♪」
「……みんな可愛いのが悪い」
「うはっ、いい開き直り☆」
マジで学園生全員(箒は除く)に手出しそう。倫理観が崩壊しそう……もうしてるか。
「ところで怜二君」
「刀奈さん、なんですか?」
「今週の合同タッグマッチで、亡国機業がまた動き出すらしいの。それで、今まで泳がせてたダリル・ケイシーも動くみたいだから――」
「当日、サクッと手籠めにしてちょうだい♪(親指を人差し指と中指の間に入れながら)」
「そんな重要な話、スナック菓子食う感覚で言わんでくださいよ!!」
そうやって、どんどん俺が女誑しである証拠が揃っていくんだなぁ……。もういいよ。その内、気に入った子全員に手ぇ出してやる。(ヤケクソ
新事実、ISコアは面食いだった。
元々が宇宙用なら、宇宙飛行士と同じ適性が搭乗に必要という独自解釈です。
鷹月静寐、即落ち。
某イラスト投稿サイトを覗いた時にISモブキャラの絵が可愛かったので、静寐をハーレムIN!ついでにサブタイ通り、久々に催眠からの快楽堕ちにしてみました。
次回、合同タッグマッチ開幕。
ダリルがオリ主にパックンチョされたら、フォルテはどうなるかって? ……ぐへへっ