IS ~インフィニット・催眠種付けおじさん~   作:シシカバブP

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おまっとさんでした、約2週間振りの更新です。
R-18の方ばかり更新してただろうって? ……~♪(吹けない口笛)


第52話 スコール襲来(この世界、HENTAIが多すぎる)

――スコールside――

 

(アンネイムド、思ったより使えなかったわね……)

 

 元々あのブリュンヒルデ(織斑千冬)が率いる、IS学園の戦力に勝てるとは思っていない。けれどせめて、囮としての役割ぐらいはして欲しかったわ。

 私が学園の地下区画に侵入した時点で歩兵連中が壊滅。その後ISが現場に到着したようだけど、戦闘音が聞こえないということは撃破されたのだろう。

 

「まったく……ここね」

 

 湯田とかいう内部協力者が潰され、それでもと無理をして手に入れた地下区画のマップ。アンネイムドにも教えなかった情報を元に、私は何とか地下拘留室にたどり着いた。

 なりふり構っていられなかったから、もしかしたら学園側に気付かれたかもしれない。それでも私は――

 

「オータム!……え?」

 

 拘留室の中には、空っぽの牢屋が並んでいるだけだった。まさか、どうして……?

 

「すでに移送されていた? いいえ、そんな情報は無かったはず。……それじゃあ、最初から別の場所に?」

「マドモアゼル、ちょっとよろしいですか?」

「っ!?」

 

 突然の声に振り返ると、そこにはIS学園の制服を着た、白髪の少女が立っていた。

 

「あ、あら、貴女は?」

「おっと失礼、私はロランツィーネ・ローランディフィルネィ。見ての通り、このIS学園の生徒です。ロランと呼んでいただければ」

 

 右手を胸元に添えてお辞儀をする仕草がキザっぽいけど、そんなことはどうでもいいわ。それより、学園の関係者に侵入を気付かれたのが問題だわ。

 

「えっとロラン、さん? 私、学園に用事があったのだけど、道に迷ってしまって……」

「おや、そうでしたか。確かこの区画は関係者以外立ち入り禁止だと、入口に書かれていたはずですが」

「そ、そうなの? 突然校舎の中が暗くなって、慌ててたから……」

 

 何とかカバーストーリーを作って誤魔化す。ここにオータムがいない以上、まずは地上に出て仕切り直さないと……。

 

「そうですか、でしたら私が外まで案内しましょう」

「え、ええ。お願いするわ」

 

 そう言ってそっと手を差し出すロラン。いちいちキザな子ね。私は彼女に近付き――

 

 

 彼女の首に付いているチョーカー、それが待機状態のISであることに気付いた。

 

 

(この子、専用機持ち!?)

 

 

「っと!?」

「貴女も学園の!」

 

 油断した! まさかこんな搦め手を使って、私を捕まえようとしていたなんて! こうなったら『ゴールデン・ドーン』を起動して、強行突破で――!

 

「来なさい! ゴールデ――!?」

 

 専用機を起動させる前に、ロランが私に肉薄するのが先だった。そして彼女の顔がすぐ近くに……!

 

「んっ……」

「んんっ!?」

 

 え、なに、どういうこと? どうして私の口の中、ロランの舌が……

 

「んふぅ、ふふっ……」

「んっ、んんっ! んん~!!」

 

 な、何この子! す、すごい上手……! や、やめて、スカートの中に手を……あひぃ!

 

「突然失礼。ですが、今のはISの待機状態を解除する動作ですよね? いくらIS学園内とはいえ、アリーナ以外での展開は問題ですよ?」

「だ、だからって……あんっ!」

「どうやら一般人では無さそうですね。どこかのスパイですか? とりあえず織斑先生に引き渡せばいいんでしょうけど……その前に」

「ま、また! どこ触っ、てぇ❤」

 

 何なのよぉ! こんな突然胸を揉む変態に、私、いいようにされて……ちょっとぉ! 片手でブラのホック外すとかどんだけよっ!? あっ、ダメッ、先っちょ抓まないでぇ!

 

「これ以上抵抗されないよう、ある程度は気力を削いでおかないと」

「そ、そんなこと言って……貴女の趣味じゃ……」

「もちろんそれも込みですよ。まったく、箒が私のことを見てくれないから、色々欲求不満で……」

 

 そ、そんな理由で!? だ、ダメェ! そこだけは、そこだけは絶対ダメなのぉ!!

 

――スコールside end――

 

 

――――――

―――

 

 

 アンネイムドの連中を千冬さんと真耶さんに任せ、俺達は寮部屋に戻って来ていた。

 

「束~」

「おほぉ!? れっきゅんが束さんに甘えてくるなんて、これなんて天国!? あっ、もちろんおっぱい揉んでいいよ?」

「揉む~」

「ひゃんっ❤ マジ天国! ガチ甘えしてくるれっきゅんからしか得られない栄養素がここにある!」

 

 今日は疲れた。出会い頭にアサルトライフルで撃たれるとか、マジで死にかけたからな。だから束の豊満ボディに甘えたくもなる。

 

「あの~、怜二さん?」

「そろそろ、僕達の足も限界かな~って……」

 

 そして本日の戦犯であるセシリアとシャルには、床の上で正座させていた。部屋に戻ってからだから、かれこれ30分ほどか。まだダメ。

 

「束さんズル~い。私も怜二君とイチャラブしたい~」

「きよぴー、セッシー達といっしょに正座したいの?」

「いいえ、結構です」

 

 ベッドの上で俺を甘やかす束に指摘され、掌を高速回転させる清香。生粋の日本人だろうが、固い木の床で正座はしたくないだろう。

 他のメンバーも巻き込まれたくないからか、羨ましそうにしながらも文句は言わない。いや、一人だけいるか。

 

「んもう。ダーリン、私のも揉んでいいのよ?」

「ちょっとナタルン、今は束さんが楽しんでるんだから」

「ちょっとだけ! 先っちょだけ!」

「女が言うセリフじゃねぇからそれ」

 

 そう言いつつ、早着替えでISスーツになったナタルの胸を堪能したんですがね。そしたらなし崩し的に簪や本音や虚さん、蘭ちゃんや蓮さんといった『やらかしてない面々』のイチャコラすることになったという。

 

「やっぱり怜二さんに触られると、ドキドキします……!❤」

「おばさん相手でもあんな情熱的にシてくれるなんて❤」

「おね~ちゃ~ん、大丈夫~?」

「お、おお……❤」

「虚さん、身体が敏感だから……あっ❤」

 

「うう~……あの時セシリアが敵を見失わなければ~」

「わ、わたくしだけの所為ではありませんわよ!?」

「シャルロットちゃ~ん……」

「か、刀奈さんだって、フラッシュバンをモロに受けてたじゃないですか!」

 

 簪達が羨ましいのか、AチームとBチームの面々がお互いを攻撃し始めた。お前らー醜いぞー。

 

「戻ったぞ。……お前達、何をしている?」

「お、織斑先生「千冬さんだ(ゴンッ)」いったぁ!」

「あ、あのぉ怜二君? そろそろ正座は解除してあげた方が……足の血流が悪くなるかもですし」

「うむ……真耶さんがそう言うなら。セシリア、シャル、もういいぞ~」

 

 真耶さんに説得されると、セシリアとシャルはそのまま床へうつ伏せに倒れ込んだ。スカートが捲れるぐらい勢いよく。なるほど、今日はセシリアが黒のレースでシャルが薄いピンクか。

 

「に、日本にはこんな拷問がありますのね……」

「セシリア、拷問じゃないから……けど、2度とやりたくはないね……」

「なんだ二人とも、その程度で音を上げていたら、茶席に呼ばれた時に苦労するぞ」

「ラウラ……それはラウラが茶道部で、日常的に正座してるから言えることだからね……?」

 

 ラウラの追撃に、足をピクピクさせながらシャルが言い返す。が、当然力はほぼ無い。

 そこに千冬さんが

 

「なんだラウラ、それならお前も次の活動日から、畳ではなく木の床に正座するか?」

「Nein, gnädige Frau! そのようなご配慮は不要です!」

 

 ビシッと敬礼するラウラ、華麗なる掌返しである。そういえば千冬さん、茶道部の顧問だったな。

 

「まったく……そろそろ始めてもいいか?」

「む~、もっとれっきゅんとニャンニャンしたかったんだけどな~」

「仕方ない。ここで千冬さんの報告を聞かない方が怖い」

「そうだけど~」

「あとで束と風呂で洗いっこするから」

「洗いっこ!? れっきゅん、絶対だよっ! 絶対だからねっ!?」

「「「「ずる~い!!」」」」

 

 悪いが、今日は束に甘える日って決めたから……ち、千冬さん、そんな形相で睨まれても、俺は考えを曲げたりしないんだからね!?

 

「ふんっ、怜二と束の洗いっこには乱入するから置いておくとして」

「先輩?」

「置いておくとして! いい加減報告させろ」

 

 眼力を全開にして、俺達全員を椅子に座らせる。これが、ブリュンヒルデ……!(違います

 

「まずアンネイムドの歩兵連中だが、侵入した20人の他に工作要員もいたようでな。学園外縁部に潜んでいた10人ほども捕縛済みだ」

「もしかして、照明が落ちたのって」

「ああ、そいつらの仕業だ。とはいえ、連中もずっと学園のシステムを掌握し続けることは出来ない。今は普通に明かりも付いてるだろ?」

「確かに」

 

 それでも、周りは大混乱だったからな。突然明かりが落ちたと思ったら、隔壁とかが降りてくるんだから。

 

「ちなみにこの件は表向き『システムの老朽化による誤作動』ということになる。ついでだから、地下のオペレーションルームのバージョンアップも一緒にする予定だ」

「あの部屋、学園創設以来ずっとそのままでしたから……」

 

 実際にシステムを弄っていた真耶さんが遠い目になる。よほど使い辛いシステムだったんだろう。前世であった『word? excel? スマホのアプリで代用出来ないんです?』という新社会人のニュースとか思い出しちまったな。

 

「そしてISだが……」

「何か問題でも?」

「……見てもらうのが早いだろう」

 

 そう言って部屋のドアを開けると、なんとあのIS操縦者――確か千冬さんが『カレン』って名付けたやつ――が入って来た。

 

「彼女に、何か問題がありますの?」

「問題、というかな……」

 

 言い辛そうにモゴモゴする千冬さんに、カレンが

 

「私は織斑千冬の命令に従う……ニャン

 

「ニャンが……取れないんだ……!」

 

 ……無表情でニャンって……別の意味で破壊力抜群だろ……。

 そして千冬さんの挙動。まるで『足らんかったー!(空耳)』と叫ぶ総統だった。そして束? お前笑い過ぎ。両隣に座ってる鈴やグリフィンが引いてるぞ。

 

「あはははははっ!……それで? ちーちゃんはそいつをどうするつもり?」

「怜二、もう一度催眠術でこいつの」

「嫌どす」

「ファーッ!?」

 

 なんか面白そうだし、このままでいいでしょ。害もないし。

 けどおかしいなぁ。俺が掛けた催眠は『千冬さんの言うことに従う』だから、やめろと言えばやめるはずなんだが……。文字通り、神様のいたずらかな?

 

「それにどうせ、色々条件つけてアメリカに返すんでしょ? なら、語尾ぐらいどうでもいいのでは?」

「語尾にニャンが付くアンネイムドの隊長が、アメリカに返還されるのか……エグイな」

「そうっスねぇ、たぶん同情されるっスよ。『織斑千冬の拷問によって、こんな訳の分からないことに……』って」

「怜二ぃ!」

「だから嫌ですって」

 

 ダリルもフォルテも煽るなって。そうと決まったわけじゃ……さて、次の議題に行こうか。(現実から目を背ける

 

「くそぉ……最後に、アンネイムドの侵入に合わせて地下区画にいた奴についてだ」

「それは……」

「亡国機業の……」

「叔母さん、やっぱ来てたのか」

「ああ。地下の拘留室でな」

 

 それを聞いて、ダリルの口からため息が漏れる。残念ながら、そこにはオータムもマドカもいないんだよなぁ。完全に無駄骨どころか、わざわざ自分で罠を拵えてそれに掛かりに行った形か。

 

「それで? そいつもここに連れてきたの?」

「ああ……カレン、連れて来い」

 

 指示を受けて、カレンが一度部屋を出る。そして戻って来た時には、なかなか際どい服装をした金髪女性を抱えて――

 

「お、叔母さん……?」

「ねぇちーちゃん? こいつ、何があったの?」

「これは……」

「完全に……」

 

 全員が絶句していた。だってこいつ……

 

 

「完全に、イっちまってる……」

 

 

 アヘ顔なんて目じゃ無いくらい、お茶の間では絶対に見せられない顔になっていた。このメンバーの中で一番敏感な刀奈さんでさえ、こんな顔に『怜二君!』あっ、はい。

 

「どうやら、こいつが地下区画に入るところをロランが目撃していたようでな。後を追って」

「えっ……」

「それって、まさか……」

「そうだ」

 

「「「「ひぃぃぃぃ!」」」」

 

 重々しい千冬さんの頷きに、女性陣から上がる悲鳴。つまりロランに絡まれると、もれなくこのレベルのアヘ顔に……ナニソレコワイ。

 

「本人曰く『先生に引き渡すまでに抵抗されないようにしただけ』とのことだが……」

「それでも怖いわよぉ! じゃなくて、怖いですよ!」

「えっと、それで、この人どうしましょう?」

 

 千冬さんに思わずタメ口でツッコミを入れた鈴をスルーして、皆が目を逸らしていた問題を真耶さんが提起する。さすがにこれは……

 

「私に任せてもらえる?」

「れ、蓮さん?」

「お母さん!?」

 

 えっ、マジ? 蓮さんどうにか出来んのこれ?

 

「ええ。オータムちゃんも、一緒に居たいわよね~?」

「く~ん……」

 

 蓮さんの度重なる調教で人の言葉を失ったのか、オータム(だったもの)がスコールに頬擦りする。うわぁ、うわぁ……。

 

「……それでは、蓮さんに任せよう。カレン、スコールを蓮さんに」

「はい、分かりましたニャン」

「それじゃあ行きましょうか、オータムちゃん」

「わふ~❤」

 

 カレンからスコールを受け取った蓮さんが、オータムとともに秘密の部屋に消えていく。

 

「……ねぇ、蘭。アンタの母親、闇抱え過ぎじゃない……?」

「わ、私も最近知りました……」

 

 ああっ、蘭ちゃんの目のハイライトが! 頭撫ぜてやらねば!

 

「あ、ああ……はっ! わ、私一体……!?」

「ふぅ、危なかった……それで千冬さん、そのロランは?」

「あ、ああ……スコールを引き渡した後は、そのまま寮に戻った」

「一夏達は?」

「この時間だと、まだ倉持技研だろう。なにせ専用機2機分だからな、時間がかかる」

「そうですか……」

 

 襲撃事件が短時間で解決してよかった。これでもし一夏達が戻って来て、イケイケ状態のロランと鉢合わせした日には……

 

 一夏と箒が、ロランに(性的に)食われてたかもしれない……!

 

 ……薄い本で出そうだな、ロラン×一夏とか。

 

 

 

 

 

<今日の一夏&箒>

 

「いやぁ、若い子のISスーツ姿はいいねぇ」

「ひぃっ! 一夏、やはりこいつは変態だ! 」

「ひ、ヒカルノさん! 箒の尻を触るのはダメだって――ひっ! だからって何で俺の尻を触るんですかぁ!?」

「ほらほら、まだ二人の専用機の解析が終わるまで時間もあるし、私と一緒に暇つぶししようじゃないか♪」

「も、もう許さんぞ! その性根、叩き直して……や、やめろっ、そこは、おほぉっ!❤」

「箒!? ちょっ、ヒカルノさんどこ触って……あ、ああああああ!❤」

「は~…若い子の絶頂サイコー☆」

「何やってんですか所長ぉぉぉ!!」

――ドゴッ!

「ぐはっ! ちょ、ちょっと君ぃ、さすがに鳩尾は……ガクリッ」




開幕ロラン負け。
やっぱりバイセクシャルには勝てなかったよ……。

オリ主、束にガチ甘え。
ここら辺で、正ヒロインの出番を増やさないと。


というわけで、次回はオリ主と束の洗いっこから始まります。(オイ?
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