IS ~インフィニット・催眠種付けおじさん~   作:シシカバブP

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クラス代表決定戦前に1話、少し短めのものを入れてみました。
そして申し訳ない。催眠じゃない、ただのイチャラブ回です。ああやめてっ、タイトル詐欺とか言わないでっ!


第7話 2Wメロンデート

 ごきげんよう、吾妻怜二だ。

 色々理由を付けて箒に助言をして、やっと束との取引内容をやれた気がした今日この頃。

 束が言ってた通り、オルコットとの模擬戦を前に、一夏にアタックを仕掛ける奴は見かけなくなった。うんうん、平和が一番だ。

 というか、俺の方が問題発生というか……

 

「あの、相川さ」

「はひっ!」

「……教科書、落としたよ?」

「ほ、本日はお日柄もよく!?」

「え~……」

 

 相川さんとまともな意思疎通が取れなくなっていた。

 意思疎通が必須な場面がほぼないのが、不幸中の幸いと言っていいんだろうか。

 

 まあ何はともあれ、午前中の授業も滞りなく――

 

「ところで織斑、お前のISだが準備まで時間がかかる」

「へ?」

 

 授業の最後、織斑先生の言葉に一夏が首を傾げた。

 

「織斑先生、それって、来週の模擬戦で一夏が乗るISのことですか?」

「そうだ。本来なら学園の訓練機を出すところだが、どれも使用枠が埋まっていて予備機が無い」

「えっ!? それじゃあ俺、どうやって戦えば……」

「だから少し待て。学園で専用機を用意するそうだ」

「専用機?」

 

 一夏だけがちんぷんかんぷんでいるが、それ以外の全員が

 

「「「「ええ~~~~!?」」」」

 

 驚きの声を上げた。

 

「専用機!? 1年の、この時期に!?」

「つまり、政府からの支援があるってことよね?」

「いいな~、私も専用機欲しいなぁ」

 

 みんなが驚くのも無理ないよな。今年に入るまでISのアの字も知らなかった奴に、いきなり専用機なんだから。

 そしてこれだけ周りがざわめいても、一夏は未だに事の重大さに気付いていない。……かくいう俺も、入学日に束から教えられるまでは似たようなもんだったがな。

 

「まったく……織斑、教科書の6ページを音読しろ」

「え、えっと……『ISの中心たるISコアを作る技術は一切開示されておらず、完全なブラックボックス化されています。そのため現在世界中に存在するISは、IS開発者である篠ノ之束博士が作った467機のみで、各国家・企業・組織・機関では、それぞれ割り振られたコアを使用して研究・開発・訓練を行っています』……」

「つまりそういうことだ。本来なら、国家や企業に所属する人間にしか与えられないものを、データ収集を目的としてお前に貸与されることになった。理解できたか?」

「な、なんとなく……」

 

 本当になんとなくって顔だな。

 

「えっと、つまり俺が『ISを動かした男』で、そのデータが欲しいから専用機を渡して来たってことか?」

「だからそう言っている。1度で理解しろ」

 

――パシィンッ!

 

「いってぇ! な、なら、どうして怜二にはその専用機が貸与されないんだよ?」

「それは……」

 

 一夏の素朴な疑問に、織斑先生が言葉に詰まる。仕方ないなぁ。

 

「どうしてって一夏、お前来週にはオルコットと模擬戦すんだろ? なら実践データを取る機会があるお前が優先されて当然だろう」

「おおっ、そうか!」

 

 ポンと手を叩いて納得顔になる一夏。チョロい。

 その様子を見て、織斑先生は周りに気付かれないように胸をなでおろした。

 

「よし、これで授業を終わる」

 

 それにしても、一夏に専用機かぁ……ん? 織斑先生なんですか? 手招きなんかして。

 

「(すまんな吾妻)」

「(さっきのことですか? 別に構いませんよ。……そうやって謝るってことは、一夏に専用機が渡されるのは、織斑先生の?)」

「(おそらくな。まったく、私は私、あいつはあいつだというのに……)」

 

 やっぱり予想通り、姉である織斑先生(ブリュンヒルデ)に政府が忖度した結果か。もしくは『姉弟でどんな違いが出て来るか知りたい』って理由もありか。

 

「話はそれだけだ。午後の授業に遅れないようにな」

 

 そう言うと、織斑先生は教室を後にした。って、もう昼休みじゃん! さっさと食堂行かないと、マジで午後の授業遅刻――

 

――ガシッ

 

「吾妻く~ん?」

「はへ? や、山田先生……?」

 

 肩を掴まれて振り向くと、そこには怖いくらいにっこりした真耶さんが……

 

「織斑先生と、何を話していたんですか~……?」

「いやいや! 別に大したことは……」

「そうですかぁ……お昼、一緒に食べましょう?」

「はい……」

 

 それから食堂に行き昼飯を食ったんだが、真耶さんからの尋問染みた問いかけの集中砲火を浴びて、碌に味が分からなかった。

 

 

――――――

―――

 

 

「れっきゅん、デートしよう!」

「は?」

 

 寮の部屋、束がトンデモなことを言い出した。いや、いつもトンデモナイか。

 

「そうですね、デートしましょう!」

「おいぃ?」

 

 さらにそこへ、さも当然のように部屋にいた真耶さんが同調してきた。いやいや待て待て。

 

「束さん、入学からずっと夜しかれっきゅんに会えないから不満MAXだよ!」

「そうです! 私も今日1日授業してて分かりました! 昼間はみんなの視線があるせいで、怜二君とイチャイチャする時間がありません!」

「なかーま!」

「はい!」

 

 ……おっかしいな~、真耶さんって、こんな束と波長が合う人だったの? がっしり握手してるし。

 

「あのなぁ、デートって言ったって、そう簡単に出来るわけないだろ」

「え~どうして~?」

「まず束、お前はお尋ね者だろう。外出た瞬間、あっさり通報されて終わりだ。そして真耶さん、俺達が一緒にいるところを他の生徒に見つかったら、結局アウトじゃないですか」

「そ、それは……「大丈夫だよ!」え?「え?」」

 

 そう言って束が自信満々にサムズアップしてきたんだが、何が大丈夫なんだ?

 

「まあまあ、準備は束さんがやっておくから、二人は次の日曜日を楽しみにしててよ♪」

「次の日曜って、もう明後日じゃねぇか。一体何を――」

「怜二君、休日外出許可の申請出してください! 私がすぐに受理しますから!」

「……へーい」

 

 やる気満々で目がキラッキラしてる二人を見たら、これ以上何か言うのは野暮かなーと感じてきた。

 ええっと、外出許可の申請書類はっと……

 

 

『キング・クリムゾン!』

 

 

 金曜日と土曜日が消し飛び、日曜の朝を迎えた。

 

「おはようございます!」

「ああ、おはよう……」

 

 まだ朝も早いのに、真耶さんが部屋に突撃してきた。

 

「うん、今日も可愛い」

「う~……嬉しい反面、綺麗って言われなくて複雑です……」

「ほらほら、拗ねない拗ねない」

 

 口を尖らせて拗ねる真耶さんを抱き締める。

 

「はひぃぃぃ……!❤ 今すごく幸せだからOKです!」

「あ~! まーやんだけずるーい! 束さんもハグハグー!」

「うぉ!」

 

 そこに束が乱入してきた。

 

(こ、これは……)

 

 真耶さんのWメロンに束のWメロンが合わさり、2Wメロンが当たって……!

 

「あぁぁ❤ 怜二君の胸に、おっぱいが当たって……❤」

「おぉぉぉぉ❤ って、ダメダメ! 今はデートだよデート! お楽しみは夜から!」

「はっ! そうでした!」

「そ、そうだな(ハグ解除)」

「あぁ……」

「まーやん、そんな名残惜しそうな声出さない。束さんも我慢してるんだから」

 

 と、朝からゴタゴタした(獣が解放されかけた)わけだが。で、束? デートのために何を準備したって?

 

「んふふ~♪ これを使うんだよぉ!」

 

 バッと束が手を向けた先、窓の向こうには――

 

「なにこれ……?」

 

 世にも奇妙な、人参型のロケットがそこにあった。

 

 

――――――

―――

 

 

 ――タラップを降りると、そこは砂浜とオーシャンビューのセットだった。

 

「どこだよここ……」

「束さんが昔使ってた拠点の1つだよ。もう使わなくて放棄してたのを、今回別荘用に作り替えたんだ~♪」

「ふわぁ……太陽の位置からして、赤道が近そうですね」

「まーやん正解! 詳しい場所は教えられないけど、太平洋のどこかってだけ答えておくよ」

「マジか。けど、放棄するまでよく見つからなかったな」

「そこは上空に光学迷彩を張ったり、海流を変える装置を海に沈めて船が近付けないようにしたり、色々ね」

 

 うわぉ、ガッチガチの軍事基地みたいじゃねぇか。いや、束の(元)拠点って考えれば軍事基地みたいなもんか。

 

「というわけで、はいれっきゅん」

「ん?」

 

 突然渡されたものを反射的に受け取っちまったが……何これ?

 

「水着、束さんが用意しておいたよ。毎晩確認してるから、サイズもバッチリ!」

「ば・か・や・ろ・う! さらっと下ネタかましてくんな!」

「まーやん、束さん達も」

「そうですね」

「おい?」

 

 俺を置いてきぼりにして二人は頷き合うと、自分達が着ている服の肩のあたりを掴んで

 

――ばさぁっ!

 

「うおぉぉ!?」

 

 某ヤクザゲームもビックリな早脱ぎで、下に着ていたのであろう水着が露わに……

 

「ねーねーれっきゅん、似合ってる?」

「どう、ですか?」

 

 グラビアみたいなポーズをする束に、もじもじしながら上目遣いにこっちをみる真耶さん。その二人に、俺の視線は釘付けになっていた。

 

 束は白の……スクール水着? 上と下がくっ付いてるタイプだ。水着の見た目と束のボディライン、特にバストサイズがアンバランス過ぎて、逆にそれがすごい破壊力に……。

 真耶さんは黄色い、紐を結んで固定するタイプのビキニだ。ただなんというか……真耶さんの胸部装甲に、ビキニの上が敗北宣言するギリギリというか……

 

 普段ならこんな美女二人を一緒とか、両手に花じゃすまないレベルだろ。それをこんな……

 

「えっとだな……」

「ん~? なになに~?」

 

 ニヤニヤする束が続きを催促する中、俺は今思ったことを言った。

 

「二人を自分の(もの)にして、すげぇ幸せかも……」

 

「「~~~~っ!///」」

 

 その瞬間、ボンッと音が聞こえそうなほど二人の顔が真っ赤になった。

 

「こここ、これだかられっきゅんはぁ!///

「そ、そうです! そんな不意打ちされたら、私ぃ……///

「そしてすまん」

「へ?」「え?」

 

 今ので理性が半壊した俺は、二人の腕を掴んで引き寄せると、左手は真耶さんの、右手は束の胸を背後から掴んだ状態で抱き寄せた。

 

「ひゃぅぅ! もう、れっきゅんってばケダモノぉ❤」

「で、でも、怜二君がシたいって言うなら……❤」

「ここに来る前にハグした時から、結構あっぷあっぷだったんだ。だからすまん、もう我慢できそうもない」

 

 それに、と俺は敢えて見て見ぬ振りをしていたことを、二人に指摘した。

 

「二人共、下」

「え? あ……///

「あわわっ!///

 

 詳しくは言わないし言えないが……二人共、水着になった時点で()()()()んだよ、うん。

 

「あうぅ……実は束さんも期待してたのバレちゃったぁ……///

「見られた、怜二君にこんなところぉ……」

 

――クチュッ

 

 恥ずかしさのあまり股を擦り合わせたところで、真耶さんの方から水音が聞こえて――

 

「うわぁぁぁぁぁん!! 怜二君、抱いてください! この恥ずかしさを忘却の彼方に追いやるぐらい、気持ちよくしてください!!」

「あ~! まーやんずる~い! れっきゅんれっきゅん、束さんも~!!」

 

 涙目の真耶さんと先を越されて膨れっ面の束が俺の方へ向き直り、舌を出してキスの催促をしてきたところで、俺の理性は全壊した。

 

「せっかく常夏の海だからとか思ったけど、やめだやめ! 今日一日ずっと()()()()()楽しむぞ!」

「ん……はぁん、ちゅっ……そうしよう❤」

「はん、ちゅ……あぁふっ……はいぃ❤」

 

 束と真耶さん、順番にキスを交わした俺の手は、二人の胸から離れて下の方へ移動していき、そこで拙いながらも二重奏を奏で始めた。

 

 

 

 

 

 

「れっきゅん成分充填完了! あ、あたた……お股が……」

「いっぱい愛されちゃいました……❤」

「なんというか、別にここまで遠出しなくても良かったような……」

 

 なにせ、文字通り朝から晩まで致していたわけで……でもまあ、俺も(色々)満足したし、二人もなんか顔の色艶が良くなった気がするからヨシ!

 

「ね~ね~れっきゅん」

「なんだ?」

 

「次は、束さんとまーやんで、バニーガールとかどうかな?」

 

――ビクンッ

 

 その言葉が耳に入り、脳が意味を理解した瞬間、今日の営業は終了したはずの俺の"オレ"が『サービス残業上等!』とばかりに活動を再開し始めた。

 

「束! 真耶さん!」

「れ、れっきゅん!?」

「怜二君!?」

 

 

 

 転生時に渡された力の一部『種付けおじさん』が、今まで活動できなかった分を取り戻そうとしているんだろう。俺は二人と再度致しながら、頭の片隅でそんなことを思っていた。

 

「れ、れっきゅぅぅん❤ もう無理ぃ、束さん、これ以上されたら戻ってこれなくなるよぉぉぉ❤」

「れいじくんがいっぱぁぁぁい❤ わらし、しあわせれすぅぅぅ❤」

 

 ※二人は束特製の"お薬"を飲んでいます。良い子も悪い子も真似しないように。




通常投稿されている過去作品をいくつか読んで、ぎりぎりBANされないところを攻めてみました。どうでしたかね?(感想でアドバイスをもらって、BANされたらR-18に鞍替えする用にバックアップを作成中)

次回こそクラス代表戦を予定しております。
セシリアと清香、先にハーレムINするのはどっちだ!?(そんな話だっけ?)
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