IS ~インフィニット・催眠種付けおじさん~ 作:シシカバブP
そして申し訳ない。催眠じゃない、ただのイチャラブ回です。ああやめてっ、タイトル詐欺とか言わないでっ!
ごきげんよう、吾妻怜二だ。
色々理由を付けて箒に助言をして、やっと束との取引内容をやれた気がした今日この頃。
束が言ってた通り、オルコットとの模擬戦を前に、一夏にアタックを仕掛ける奴は見かけなくなった。うんうん、平和が一番だ。
というか、俺の方が問題発生というか……
「あの、相川さ」
「はひっ!」
「……教科書、落としたよ?」
「ほ、本日はお日柄もよく!?」
「え~……」
相川さんとまともな意思疎通が取れなくなっていた。
意思疎通が必須な場面がほぼないのが、不幸中の幸いと言っていいんだろうか。
まあ何はともあれ、午前中の授業も滞りなく――
「ところで織斑、お前のISだが準備まで時間がかかる」
「へ?」
授業の最後、織斑先生の言葉に一夏が首を傾げた。
「織斑先生、それって、来週の模擬戦で一夏が乗るISのことですか?」
「そうだ。本来なら学園の訓練機を出すところだが、どれも使用枠が埋まっていて予備機が無い」
「えっ!? それじゃあ俺、どうやって戦えば……」
「だから少し待て。学園で専用機を用意するそうだ」
「専用機?」
一夏だけがちんぷんかんぷんでいるが、それ以外の全員が
「「「「ええ~~~~!?」」」」
驚きの声を上げた。
「専用機!? 1年の、この時期に!?」
「つまり、政府からの支援があるってことよね?」
「いいな~、私も専用機欲しいなぁ」
みんなが驚くのも無理ないよな。今年に入るまでISのアの字も知らなかった奴に、いきなり専用機なんだから。
そしてこれだけ周りがざわめいても、一夏は未だに事の重大さに気付いていない。……かくいう俺も、入学日に束から教えられるまでは似たようなもんだったがな。
「まったく……織斑、教科書の6ページを音読しろ」
「え、えっと……『ISの中心たるISコアを作る技術は一切開示されておらず、完全なブラックボックス化されています。そのため現在世界中に存在するISは、IS開発者である篠ノ之束博士が作った467機のみで、各国家・企業・組織・機関では、それぞれ割り振られたコアを使用して研究・開発・訓練を行っています』……」
「つまりそういうことだ。本来なら、国家や企業に所属する人間にしか与えられないものを、データ収集を目的としてお前に貸与されることになった。理解できたか?」
「な、なんとなく……」
本当になんとなくって顔だな。
「えっと、つまり俺が『ISを動かした男』で、そのデータが欲しいから専用機を渡して来たってことか?」
「だからそう言っている。1度で理解しろ」
――パシィンッ!
「いってぇ! な、なら、どうして怜二にはその専用機が貸与されないんだよ?」
「それは……」
一夏の素朴な疑問に、織斑先生が言葉に詰まる。仕方ないなぁ。
「どうしてって一夏、お前来週にはオルコットと模擬戦すんだろ? なら実践データを取る機会があるお前が優先されて当然だろう」
「おおっ、そうか!」
ポンと手を叩いて納得顔になる一夏。チョロい。
その様子を見て、織斑先生は周りに気付かれないように胸をなでおろした。
「よし、これで授業を終わる」
それにしても、一夏に専用機かぁ……ん? 織斑先生なんですか? 手招きなんかして。
「(すまんな吾妻)」
「(さっきのことですか? 別に構いませんよ。……そうやって謝るってことは、一夏に専用機が渡されるのは、織斑先生の?)」
「(おそらくな。まったく、私は私、あいつはあいつだというのに……)」
やっぱり予想通り、
「話はそれだけだ。午後の授業に遅れないようにな」
そう言うと、織斑先生は教室を後にした。って、もう昼休みじゃん! さっさと食堂行かないと、マジで午後の授業遅刻――
――ガシッ
「吾妻く~ん?」
「はへ? や、山田先生……?」
肩を掴まれて振り向くと、そこには怖いくらいにっこりした真耶さんが……
「織斑先生と、何を話していたんですか~……?」
「いやいや! 別に大したことは……」
「そうですかぁ……お昼、一緒に食べましょう?」
「はい……」
それから食堂に行き昼飯を食ったんだが、真耶さんからの尋問染みた問いかけの集中砲火を浴びて、碌に味が分からなかった。
――――――
―――
「れっきゅん、デートしよう!」
「は?」
寮の部屋、束がトンデモなことを言い出した。いや、いつもトンデモナイか。
「そうですね、デートしましょう!」
「おいぃ?」
さらにそこへ、さも当然のように部屋にいた真耶さんが同調してきた。いやいや待て待て。
「束さん、入学からずっと夜しかれっきゅんに会えないから不満MAXだよ!」
「そうです! 私も今日1日授業してて分かりました! 昼間はみんなの視線があるせいで、怜二君とイチャイチャする時間がありません!」
「なかーま!」
「はい!」
……おっかしいな~、真耶さんって、こんな束と波長が合う人だったの? がっしり握手してるし。
「あのなぁ、デートって言ったって、そう簡単に出来るわけないだろ」
「え~どうして~?」
「まず束、お前はお尋ね者だろう。外出た瞬間、あっさり通報されて終わりだ。そして真耶さん、俺達が一緒にいるところを他の生徒に見つかったら、結局アウトじゃないですか」
「そ、それは……「大丈夫だよ!」え?「え?」」
そう言って束が自信満々にサムズアップしてきたんだが、何が大丈夫なんだ?
「まあまあ、準備は束さんがやっておくから、二人は次の日曜日を楽しみにしててよ♪」
「次の日曜って、もう明後日じゃねぇか。一体何を――」
「怜二君、休日外出許可の申請出してください! 私がすぐに受理しますから!」
「……へーい」
やる気満々で目がキラッキラしてる二人を見たら、これ以上何か言うのは野暮かなーと感じてきた。
ええっと、外出許可の申請書類はっと……
金曜日と土曜日が消し飛び、日曜の朝を迎えた。
「おはようございます!」
「ああ、おはよう……」
まだ朝も早いのに、真耶さんが部屋に突撃してきた。
「うん、今日も可愛い」
「う~……嬉しい反面、綺麗って言われなくて複雑です……」
「ほらほら、拗ねない拗ねない」
口を尖らせて拗ねる真耶さんを抱き締める。
「はひぃぃぃ……!❤ 今すごく幸せだからOKです!」
「あ~! まーやんだけずるーい! 束さんもハグハグー!」
「うぉ!」
そこに束が乱入してきた。
(こ、これは……)
真耶さんのWメロンに束のWメロンが合わさり、2Wメロンが当たって……!
「あぁぁ❤ 怜二君の胸に、おっぱいが当たって……❤」
「おぉぉぉぉ❤ って、ダメダメ! 今はデートだよデート! お楽しみは夜から!」
「はっ! そうでした!」
「そ、そうだな(ハグ解除)」
「あぁ……」
「まーやん、そんな名残惜しそうな声出さない。束さんも我慢してるんだから」
と、朝から
「んふふ~♪ これを使うんだよぉ!」
バッと束が手を向けた先、窓の向こうには――
「なにこれ……?」
世にも奇妙な、人参型のロケットがそこにあった。
――――――
―――
――タラップを降りると、そこは砂浜とオーシャンビューのセットだった。
「どこだよここ……」
「束さんが昔使ってた拠点の1つだよ。もう使わなくて放棄してたのを、今回別荘用に作り替えたんだ~♪」
「ふわぁ……太陽の位置からして、赤道が近そうですね」
「まーやん正解! 詳しい場所は教えられないけど、太平洋のどこかってだけ答えておくよ」
「マジか。けど、放棄するまでよく見つからなかったな」
「そこは上空に光学迷彩を張ったり、海流を変える装置を海に沈めて船が近付けないようにしたり、色々ね」
うわぉ、ガッチガチの軍事基地みたいじゃねぇか。いや、束の(元)拠点って考えれば軍事基地みたいなもんか。
「というわけで、はいれっきゅん」
「ん?」
突然渡されたものを反射的に受け取っちまったが……何これ?
「水着、束さんが用意しておいたよ。毎晩確認してるから、サイズもバッチリ!」
「ば・か・や・ろ・う! さらっと下ネタかましてくんな!」
「まーやん、束さん達も」
「そうですね」
「おい?」
俺を置いてきぼりにして二人は頷き合うと、自分達が着ている服の肩のあたりを掴んで
――ばさぁっ!
「うおぉぉ!?」
某ヤクザゲームもビックリな早脱ぎで、下に着ていたのであろう水着が露わに……
「ねーねーれっきゅん、似合ってる?」
「どう、ですか?」
グラビアみたいなポーズをする束に、もじもじしながら上目遣いにこっちをみる真耶さん。その二人に、俺の視線は釘付けになっていた。
束は白の……スクール水着? 上と下がくっ付いてるタイプだ。水着の見た目と束のボディライン、特にバストサイズがアンバランス過ぎて、逆にそれがすごい破壊力に……。
真耶さんは黄色い、紐を結んで固定するタイプのビキニだ。ただなんというか……真耶さんの胸部装甲に、ビキニの上が敗北宣言するギリギリというか……
普段ならこんな美女二人を一緒とか、両手に花じゃすまないレベルだろ。それをこんな……
「えっとだな……」
「ん~? なになに~?」
ニヤニヤする束が続きを催促する中、俺は今思ったことを言った。
「二人を自分の
「「~~~~っ!///」」
その瞬間、ボンッと音が聞こえそうなほど二人の顔が真っ赤になった。
「こここ、これだかられっきゅんはぁ!///」
「そ、そうです! そんな不意打ちされたら、私ぃ……///」
「そしてすまん」
「へ?」「え?」
今ので理性が半壊した俺は、二人の腕を掴んで引き寄せると、左手は真耶さんの、右手は束の胸を背後から掴んだ状態で抱き寄せた。
「ひゃぅぅ! もう、れっきゅんってばケダモノぉ❤」
「で、でも、怜二君がシたいって言うなら……❤」
「ここに来る前にハグした時から、結構あっぷあっぷだったんだ。だからすまん、もう我慢できそうもない」
それに、と俺は敢えて見て見ぬ振りをしていたことを、二人に指摘した。
「二人共、下」
「え? あ……///」
「あわわっ!///」
詳しくは言わないし言えないが……二人共、水着になった時点で
「あうぅ……実は束さんも期待してたのバレちゃったぁ……///」
「見られた、怜二君にこんなところぉ……」
――クチュッ
恥ずかしさのあまり股を擦り合わせたところで、真耶さんの方から水音が聞こえて――
「うわぁぁぁぁぁん!! 怜二君、抱いてください! この恥ずかしさを忘却の彼方に追いやるぐらい、気持ちよくしてください!!」
「あ~! まーやんずる~い! れっきゅんれっきゅん、束さんも~!!」
涙目の真耶さんと先を越されて膨れっ面の束が俺の方へ向き直り、舌を出してキスの催促をしてきたところで、俺の理性は全壊した。
「せっかく常夏の海だからとか思ったけど、やめだやめ! 今日一日ずっと
「ん……はぁん、ちゅっ……そうしよう❤」
「はん、ちゅ……あぁふっ……はいぃ❤」
束と真耶さん、順番にキスを交わした俺の手は、二人の胸から離れて下の方へ移動していき、そこで拙いながらも二重奏を奏で始めた。
「れっきゅん成分充填完了! あ、あたた……お股が……」
「いっぱい愛されちゃいました……❤」
「なんというか、別にここまで遠出しなくても良かったような……」
なにせ、文字通り朝から晩まで致していたわけで……でもまあ、俺も(色々)満足したし、二人もなんか顔の色艶が良くなった気がするからヨシ!
「ね~ね~れっきゅん」
「なんだ?」
「次は、束さんとまーやんで、バニーガールとかどうかな?」
――ビクンッ
その言葉が耳に入り、脳が意味を理解した瞬間、今日の営業は終了したはずの俺の"オレ"が『サービス残業上等!』とばかりに活動を再開し始めた。
「束! 真耶さん!」
「れ、れっきゅん!?」
「怜二君!?」
転生時に渡された力の一部『種付けおじさん』が、今まで活動できなかった分を取り戻そうとしているんだろう。俺は二人と再度致しながら、頭の片隅でそんなことを思っていた。
「れ、れっきゅぅぅん❤ もう無理ぃ、束さん、これ以上されたら戻ってこれなくなるよぉぉぉ❤」
「れいじくんがいっぱぁぁぁい❤ わらし、しあわせれすぅぅぅ❤」
※二人は束特製の"お薬"を飲んでいます。良い子も悪い子も真似しないように。
通常投稿されている過去作品をいくつか読んで、ぎりぎりBANされないところを攻めてみました。どうでしたかね?(感想でアドバイスをもらって、BANされたらR-18に鞍替えする用にバックアップを作成中)
次回こそクラス代表戦を予定しております。
セシリアと清香、先にハーレムINするのはどっちだ!?(そんな話だっけ?)