IS ~インフィニット・催眠種付けおじさん~   作:シシカバブP

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だいぶ強引ですが、姫様お帰り回です。


第78話 オラ! 催眠!~これが俺の全力全開!~

 取り急ぎ俺達は、場所を生徒会室から寮の部屋に移した。ここが一番盗聴対策とかされてるからな。……それもどうなんだろうな。

 今も若干取り乱してる千冬さんと、頬を膨らませながら机をトントンと高速で叩く束。すごくシュールな光景を、ハーレム全員が『うわー……』って目で見ていた。

 

「頼む怜二! お前の催眠で殿下を○○で××して△△△を□□□で、お前だけの肉便器に――!」

「先輩ストップ! それ以上はダメですから! というか今のも全部ダメー!」

「ふごっ!」

 

 開幕R18の壁をぶち破りそうな発言に、真耶さんのチョップが千冬さんの脳天を襲う。

 

「それよりもれっきゅん、あの馬鹿姫に催眠掛けて、××を△△△にした上でその辺のチンピラに○○させてボロ雑巾にしちゃおう」

「束さんもダメですってばー!」

「ぶぎゅっ!」

「千冬さんだけでなく、束さんにまでチョップいれたよ……」

「真耶さんって、意外とすごい?」

 

 確かに真耶さん、ヤる時はヤるからな。色んな意味で。って、そこは一旦置いといて。

 

「それで、あの馬鹿姫は具体的に何やったんだ?」

「そうだね、私達は別学年だから全然事情がわかんないんだよ。誰かお姉ちゃんにも教えて欲しいな。はい、それじゃあシャルロットちゃん!」

「えっ、僕ですかむぎゅっ!?」

 

 おいおいグリフィン、説明を求めておいてシャルの顔面をおっぱいで覆うな。めっちゃフガフガ言いながら苦しんでるだろ。

 

「ぷはぁ! し、死ぬかと思った……えっとね、夕食の時間、アイリス姫の視察が終わって一夏が戻ってきたんだけど……」

 

 執事服姿で馬鹿姫に振り回された一夏が、何とか晩飯を食おうとしていたところ、またもや馬鹿姫が登場したという。

 

「そして開口一番『おぬしを我がルクーゼンブルグに招く。わらわの世話役として、一生を共にするのじゃ!』って」

「うわ~……」

「あたしも見たわそれ。箒のやつ、キレて刀を抜こうとしてたわよね」

「一夏さん、必死に箒さんを止めてましたわ」

 

 どうやら生徒会室にいた俺と簪、のほほん以外の1年生は全員目撃していたようだ。

 それにしても、一夏と会ったの今日が初めてだろ? しかも一生を共にって、伴侶にしますってか? 一目惚れにしてもヤバすぎだろ。

 

「それで怜二君、ハーレム入りもボロ雑巾も無しならどうするの?」

「おう清香、ボロ雑巾から離れろ。俺は女衒か何かかよ」

「私達、怜二君に攫われて怜二君のところに売られちゃったんだよね~」

「ひ、人聞きの悪いことを……」

 

 しかも否定しきれねぇのが痛ぇ……催眠ハーレムってそういうもんだからな。でも俺は悪くない。俺の癖に刺さったISスーツが悪い。(責任転嫁

 中々対応法が決まらず、ブー垂れてた束が椅子からガタンと音を立てて立ち上がる。

 

「誰かいないのー? あの馬鹿姫を押し付けてもいい相手って」

「あと押し付けるなら、お付きの人もだね。確かジブリルさんだっけ?」

「ジブリル? もしかしてあの鎧着てた奴か?」

「そうそう、あの人だよ。姫と騎士、両方まとめて攻略しないと、色々問題が出てくると思うな」

 

 シャルはそう言うが、問題は絶対出てくるだろ。英国貴族のセシリアでも結構危ない橋だったはずだし、一国のお姫様相手だとヤバさ倍増どころじゃない。

 かといって、このまま何もしないのもヤバい。主に束の我慢ゲージが。誰か誰か……

 

「あいつなら、いけるか?」

「怜二、いい案があるのか?」

「えっとですね……」

 

 ぞろぞろ俺の周りに集まって来る面々に、俺は思い付いた案を話した。

 

「蘭ちゃん、弾の嫁さんを作ろう!」

 

「はいぃぃぃ!?」

 

 前に弾が『俺も彼女が欲しいぃぃぃ!』って騒いでたって蘭ちゃんから聞いてたし、ちょうどいいんじゃね?

 

「そして……鈴」

「あ、あたし?」

「一夏に弾以外の男のダチっていないか?」

「いるにはいるわよ。御手洗数馬(みたらい かずま)ってやつが……えっ、まさか弾と数馬にあの2人を押し付ける気!?」

「ああそうだ」

「ナイスゥ!」

「鈴さん!?」

 

 鈴からサムズアップが出るとは思ってなかったのか、蘭ちゃんの慌てようってば。……俺も賛成されればいいなとは思ってたけど、まさかサムズアップとは……

 ちらっと束の方を見れば、特に反対も無くむしろ『すぐやろう! 今やろう!』みたいな雰囲気だった。

 

「というわけで千冬さん、その2人を人気のないところに呼び出せませんか?」

「そうだな……真耶、他の先生方を職員室から離すことは可能か?」

「たぶん出来ますよ。顧問の先生方は放課後いませんし、他の先生方も卒業式の準備が入り始めてますから」

「よし、それなら明日の放課後、殿下達を職員室に呼び出す。そこで――」

「れっきゅんが2人に催眠を掛けて、いっくんのお友達とニャンニャンさせるんだね☆」

「いいじゃない。あの2人、いつもモテないモテないって愚痴ってたし、あの馬鹿姫達にがっつり催眠掛けて弾達に惚れさせちゃいなさい」

 

 弾達のことをよく知ってるからか、鈴のニヤニヤ顔が止まらなかった。頑張れよ弾、お前がプライド高い女騎士を堕とせるよう、俺も応援してるからな!(腹黒笑顔)

 

 

――――――

―――

 

 

 翌日、予定通り計画実行ってことで俺は一足先に職員室へ。真耶さんが言ってた通り、室内に教員は誰もいない。

 ぼけ~っと窓の外を見て時間を潰していると、ドアの開く音が。

 

「殿下、ご足労頂きありがとうございます」

「うむ。ん? 何者かがおるぞ?」

「なんですと? おい貴様、一体何をしている?」

 

 う~ん、まさか開幕剣を突き付けられるとは想定外。沸点低すぎだろこの護衛。

 

「殿下、殿下に来ていただいたのは、彼について説明があるためです。吾妻」

「了解です」

「「??」」

 

 千冬さんの言うことならって感じで、怪訝な顔をしながらも俺に視線を向ける2人。

 まあ何というかさぁ……ここまでヤベェ奴等だと、俺も変に委縮せず済むわ。

 

「オラ!催眠!」

 

 お前らには俺の全力を以て弾達一筋になってもらうぞ!(使命感)

 絶対俺のハーレムにはさせん!(本音)

 

 

――弾side――

 

 ダチの一夏がIS学園に行くことになったって聞いた時、俺はめちゃくちゃ羨ましかった。

 女の子に囲まれての学校生活なんて、どんだけって話だ。正直あの朴念仁には勿体ないって思ったぜ。まあ、女だらけの中で生活するのも大変だって話も聞いたがな。

 

 とはいえ、出会いがあるだけいい環境だろ。俺にも出会いを分けてくれよって、数馬と一緒に愚痴ったりもしてたのは事実だ。

 けどよぉ……

 

「あぁぁぁっ❤ いいぞ、ダン……!」

「う、ぉぉぉ……ジブリルさん……!」

 

 すっげぇ凛々しいお姿のお姉様に、突然ラブホに連れていかれるってどういうことだよ!? うぉっ、そこいい……

 

 前に一夏の奴がウチの店に連れてきた吾妻怜二。今朝あいつから連絡があって、会わせたい人がいるって近所の公園に呼び出されて行ってみたら……

 

「五反田弾だな?」

「え?」

 

 目の前の女性、ジブリルさんが俺の前に現れたんだ。

 で、はいって返事をしたら――

 

「そうか。行くぞ」

「えっ、ええ!?」

 

 あっという間にラブホに連行され、でっかいベッドの上に押し倒された。ゆ、夢か? もしかしてこれは、欲求不満の俺が見てる夢なんじゃ……(ギュッ)痛って! 夢じゃねぇ!

 

「あふぅ……レイジとかいう男の言う通りだ……お前の手で触られると、すごく気持ちいい……❤」

 

 そんな俺の手をジブリルさんが引き寄せ、尻を鷲掴みするように誘導してくる。

 うぉぉぉ、女の人の尻って、こんなに柔らけぇのか……! み、右手っもおっぱいに!? す、すげぇ! マシュマロみたいだ!

 

「はぁぁん……私も、ダンのが欲しい……❤」

「うぉっ!?」

 

 ジ、ジブリルさんの指がっ、俺の股間に伸びて……おほぉぉっ!❤ やべぇ、こ、このままじゃマジで……!

 

「お願いだぁ……私に、ダンのをくれぇ❤」

 

 男装の麗人と表現したらいいのか、服装も男らしい――いや、胸は谷間が見えてすげぇエッチだ――。その纏った布地をどんどん脱いでいって……

 

「……綺麗だ」

 

 それしか言葉が出なかった。女の人の裸って、こんななのか……エロ本なんか目じゃねぇよ……!

 

「ダン……」

「ジブリルさんっ!」

 

 恥ずかしそうにしながらも俺を求めるジブリルさんを前に何もしないなんて、俺には出来ねぇ!

 今度は俺がジブリルさんを押し倒す。そして――

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 気付けば俺は、ベッドの上で大の字になっていた。

 

(まさかこの後『夢でした~』なんてオチじゃねぇよな)

 

 さっき自分を抓って痛かったことは覚えてるが、それでも現実だと信じ切れないでいた。 

 けど、これは現実だ。だって……

 

「んん……❤」

 

 横を向けば、俺を受け止め続けたジブリルさんが眠っているから。

 最初凛々しいと思っていたジブリルさんだったが、いざ事に及んだらすげぇ可愛かった……。今も寝顔が素敵で、思わずキスしたくなってくるぐらいだ。

 

 ……俺、とうとう大人の階段を昇っちまったんだな……

 

「ん……ダン……?」

「起こしちゃいましたか?」

「いや、普通に目が覚めた……んっ」

 

 むくりと体を起こしたジブリルさんが、甘い声とともに下半身を押さえ出す。どうしてかは……お、俺の口からは言えねぇよ!///

 

「これで私は、ダンの女になったのだな❤」

「ジブリルさん……」

 

 突然初対面の女性と……とか、この顔を見たらどうでもよくなった。

 帰ったら爺ちゃんにどう説明しようか頭が痛いが、なんとしても説得してみせるさ!

 

 

 

 

 その後、ジブリルさんを連れて五反田食堂に戻った俺とジブリルさんは、なんと爺ちゃんの説得に成功した!

 

「お孫さんと、結婚を前提にお付き合いさせていただきたく! このジブリル・エミュレール、ルクーゼンブルグを離れこの日本に骨を埋める覚悟!」

 

 ジブリルさんのあまりの覚悟に、爺ちゃんも首を縦に振らざるを得なかったようだ。漢気過ぎて、俺の方が惚れちまいそうだった。

 これは後から聞いた話なんだが、蘭や母さんがIS学園に行くようになって、爺ちゃんも華が欲しかったんだとか。おいエロ爺。

 

 で、それからどうなったかっていうと――

 

「いらっしゃいませ、こちらの席へどうぞ」

 

 ジブリルさんは、母さんに代わる五反田食堂の新しい顔として働くことになった。

 俺が卒業したら正式に籍を入れる予定だ。それまで待っててください、ジブリルさん。

 

 それから少しして、俺は一夏と共通のダチである御手洗数馬に連絡を取った。あいつも俺と同じモテない組だったからな、勝ち逃げ宣言してやろうと思ってたら――

 

「えっ、国際結婚するぅ!?」

『そ、そうなんだよ。実はとある国のお姫様に求婚されて……』

「なんだそりゃぁぁぁぁ!?」

 

 まさかの展開に付いてこれなかったが、とりあえず数馬が日本を出る日に空港へ見送りに行ったら

 

「おおジブリル! おぬしも運命の相手を見つけたようじゃの」

「はっ、はい!/// 殿下も、その……」

「う、うむ……///」

 

 数馬に求婚したお姫様、アイリス・トワイライト・ルクーゼンブルグ王女が、まさかジブリルさんのかつての主だったと知って、数馬と一緒に腰が抜けそうになった。

 

――弾side end――




弾、彼女が出来てよかったね!(目逸らし)
この人達、原作12巻にしか出て来ないから話を膨らまし辛いんですよぉ。
というわけで、かなり強引ですがご退場いただきます。

次はコメット姉妹ですが、とりあえず言えることが1つ。


飛び級とか関係なく、ISスーツってエロいよね!
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