IS ~インフィニット・催眠種付けおじさん~   作:シシカバブP

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若干強引気味。


第80話 賠償はハーレム入りでいいよね?(強制)

 馬鹿姫が帰っていって、IS学園1年1組に平和が戻……いや、前から平和とは遠かったな。

 とはいえ、一夏を狙う面倒な奴はいなくなったから、静かには――

 

「いいじゃない! ケチケチしないでちょうだいよ!」

 

「だから無理だと言っているだろう!」

 

 ――なると思っていた時期が、俺にもありました……

 

 

――――――

―――

 

 

「アイリス殿下が帰国されたからといって、気を抜かずに授業を受けるように」

「「「「はい!」」」」

 

 馬鹿姫が帰った翌日のSHR、千冬さんのお言葉にクラス全体が返事をした。

 皆思ってるだろう、あの馬鹿姫がいなくなって逆に授業に集中出来るって。

 

「でも王女殿下、織斑君を連れて行くとか言ってたけど」

「次の日すぐ撤回してたね~」

「しかも聞いた話じゃ、帰国の際に日本人を1人連れて行ったって」

 

 何人かは現場――馬鹿姫の一夏お持ち帰り宣言の場面にいたのか、コソコソ話を始める。お~い、SHRが終わる前にそれは……

 

――スパパパァァンッ!!

 

「いっ!」

「だっ!」

「いっ!」

 

「お前ら、私の話中にいい度胸だな?」

「「「す、すみませ~ん!」」」

 

 ほらみろ、出席簿アタックを食らう羽目になった。あれで叩かれ続けると、一夏みたいになるぞ。

 

「へっくしゅん!」

「どうした一夏、風邪か?」

「いや、違うと思う……」

 

 それにしては一夏、えらくゲッソリしてねぇか? まさか……(ツヤツヤの箒を見ながら

 

「それではSHRを終わる。山田先生」

「はい! 1時限目はIS理論です、教科書を出してくださいね~」

 

 一部生徒が痛みに頭を押さえる中、学園の日常が始まるのだった。

 

 

 

 

 という感じで終われば良かったんだが、そうは問屋が卸さないようで――

 

「織斑一夏はいる!?」

 

 休み時間、例の双子の片割れが飛び込んで来た。えっと、確か姉のファニールだったか。妹はいないところを見ると、前回俺に近付いたのが気に食わなくて置いて来たのか?

 

「お、おう。俺が織斑一夏だけど……」

「やっといた! 先週いなくて無駄足だったんだからね!」

「そ、そうか。でもそれ俺悪くないよな?」

 

 ファニールの勢いに、一夏はタジタジだ。まあ先週も馬鹿姫に連れ回されてたから、どっちかっていうと被害者だよな。

 そんな一夏の言い分を聞く気が無いのか、自分から言っておいて端から興味がないのか。ファニールはビシッと一夏を指さすと

 

「まあいいわ! アンタのIS、白式だっけ? それの情報を寄こしなさい!」

 

 そんなことを言い出した。

 

「……」

「……」

「……」

 

((((何言ってるのこの子……))))

 

 教室全体が、シーンと静まり返った。

 

「えっと……はい?」

「だから、ISの情報! あるでしょ? 機体データとか。あとアンタの生体データも! ほら!」

「いや、ほらじゃなくて……れ、怜二ぃ」

「なんで俺に振るんだよ」

 

 いやマジで。けどまあ、仕方ないか……

 

「おい双子姉」

「ちょっと! その呼び方やめなさいよ! 私にはファニールって名前があるの!」

「ならファニール、お前自分が何言ってるのか分かってんのか?」

「何って、カナダ政府から言われたことを言ってるだけよ! 『織斑一夏とISの情報を手に入れて来い』って!」

「ええ~……」

 

 なんだろう、代表候補生ってISの操縦だけじゃなくて、頭も切れると思ってたんだが……

 

「それ、マジでカナダ政府が言ってたのか?」

「そうよ。あと『織斑一夏と恋仲になればなお良し』とか言ってたけど、それは却下。私達にも、選ぶ権利はあるから」

「だってよ、一夏」

「そこで俺にボールを戻してくるのかよ。というか怜二」

「ん?」

 

「俺や白式のデータって、渡したらマズいんだよ、な?」

「なんでよ!? ケチケチしないでちょうだいよ!」

「だから無理だと言っているだろう!」

 

 まるで確認するかのような一夏のセリフに、ファニールがキレる。そこに箒も参戦して、泥沼の様相を呈して来た。あったま痛いんですけどぉ……

 

「一夏、なんで疑問形なんだよ。そもそも、お前や俺がこのIS学園にいる理由はなんだ?」

「それはお前、ISを動かせたからで……」

「だよな? それで、各国はこう思ったわけだ。『世界初の男性操縦者、織斑一夏の情報が欲しい』って。……場合によっては、お前を解剖してでも」

「あっ……」

 

 思い当たりがあったようだ。俺の家にも来たからなぁ、『科学の発展のため、君を解剖させてくれ!』とか抜かした奴が。

 

「そんな各国の思惑の果てに、俺達はIS学園にいるんだぞ。それで今ファニールにお前の情報を渡したら、何のためのIS学園強制入学だよ。他の国もクレクレ言って群がって来るぞ」

「そ、そうだよな」

「そんで、今のファニールのセリフ……というかカナダ政府の命令は、立派な立派な協定違反なわけで」

 

 各国の取り決めで俺達はIS学園行きになったのに、そこでデータ寄こせは無いだろ。カナダ政府も、その辺きっちり守秘義務を課しとけよ。普通は課さんでも分かりそうなもんだが。

 ISの情報も然りだ。というか、こっちは別の意味でヤバいな。他国のIS情報を手に入れようとか、紛うことなき産業スパイだろ。正面から堂々と手に入れようとしてるから、スパイって言っていいのかあれだけど。

 

「まあ、詳しい話は後ろの人から聞いてくれ」

「誰よ後ろの、人……」

「私だ」

 

 ファニールが振り向くとそこには、こめかみをピクピクさせて怒ってますアピールをしている千冬さんの姿が。

 

「まさか、白昼堂々と産業スパイの真似事をする奴がいるとはな……」

「さ、産業スパイ!? そんなことしてな――」

「今まさにしていただろうが! アラスカ条約の全文を叩き込んでやろうか!?」

「ひぃぃぃぃぃ!」

 

 激おこぷんぷん丸を通り越して、ガチギレしている千冬さんを前に、ファニールは怯えることしか出来ない。

 そんな彼女の首元を掴むと、千冬さんはズルズルと引き摺りながら教室を出て行った。

 

「あ、あんなにキレてる千冬姉、久々に見たかも……」

「さすが織斑先生、すごい貫禄……」

 

「「「「絶対あそこまで怒らせないでおこう……」」」」

 

 クラスメイトの総意に、一夏もうんうんと頷いていた。

 それにしてもカナダ政府、人選ミスってるとしか言い様がねぇよ。

 

 

――――――

―――

 

 

 ファニールが連行された以降、授業に千冬さんの姿は無かった。もしかして、1日中説教してたんだろうか?

 馬鹿姫が終わったのに、まだ面倒なのが残ってたなーとか考えながら寮の部屋のドアを開けると

 

「遅かったな怜二。そら、抱け」

「んぐっ! んぐぅぅぅぅぅ!」

「あっ、お兄ちゃんだ~!」

 

 千冬さんの手によってだろう、簀巻き状態でベッドの上に転がされたファニールと、笑顔で手を振るオニールがいた。

 なんだろう、刀奈さん達を彷彿とさせる光景だな。しかもオニール、なんでお前ISスーツ着てんだよ。

 いやいや、それよりもっと先に聞くべきことが。

 

「あの、これは一体どういうことですの?」

 

 俺の脳みそが再起動する前に、一緒に入って来ていたセシリアが説明を求めた。ナイス。

 セシリアの後ろからハーレム面々が入って来ては『え? これどういう状況?』って顔になる。特に1年1組以外のメンツは目が点だ。

 

「そうだな、きちんと説明しておこう。まず1組の人間は知っていると思うが、コメット姉が一夏に対して、生体データやISデータを要求して来た」

「はぁ? ばっかじゃないの?」

「昼からずっと見かけないと思ったら……」

「先生からお説教を受けていたんですね……」

 

 火の玉ストレートの鈴に、同じクラスの乱とヴィシュヌも同意の眼差しをファニールに向ける。

 

「本当に、これは酷い。シャルロットさんですら、もう少しマシだったのに」

「えっ、ちょっと静寐!? 僕そんな風に思われてたの!?」

「同じポンコツスパイだからねぇ」

「清香までぇ!」

 

 おーいそこ、あんまりシャルをいじめてやんなー。加虐心そそられるのは理解できるが。

 あ、はいはい続きをどうぞ。

 

「うむ。で、だ。それら全部をひっくるめて、学園からカナダ政府に抗議をしたわけなんだが」

「学園から? 日本政府はどうしたんですか?」

 

 グリフィンの疑問に、俺を含め他も頷く。こういう自分達が優位に立てる場面でしゃしゃり出てくるのが、日本政府の連中だろ?

 

「今は無理だな。石馬鹿元首相を含め、与党議員の大半が年明けに爆散している。とてもじゃないが、他国と交渉出来るような状況ではない」

「そこに繋がるんですか」

 

 聞けば、与党は『まともだが経験不足な若手vs経験豊富だが主要ポストに就けたらダメなゴミ老害』で内ゲバをし、野党は野党で『次の選挙で大勝したらどんな利権を懐に入れようか』と皮算用ばかりしていて、まともに機能していないんだとか。馬鹿かな? 馬鹿だったわ。

 

「逆に後ろ玉を気にせず交渉が出来て楽だったと、学園長も言っていた」

「残当。それで?」

「私がお願いしたの。『何でもするから許してください』って」

 

 おっと、オニールが突然手を挙げて発言して来た。

 ……ん? 今何でもするって言ったよね?

 

「というわけで、怜二のハーレムに入ることを条件に、今回のことを見逃すことになった」

「……マジで?」

「と言いますか、本当にその条件にしたんですの……?」

「もちろん言い方は変えたぞ? 『私の監視が行き届くようにさせてもらう』とな。つまり、この部屋の住人になるということだ」

「oh……」

 

 きっとカナダ政府も、『まあブリュンヒルデの監視下に置かれるだけで済んでよかった』ぐらいにしか思ってないだろうな。

 

「お兄ちゃん!」

「うおっと!」

 

 オニールが俺に抱き着いてきた。ISスーツ越しだからか、柔らかいものが腕に……

 

「私は嬉しいよ。お兄ちゃんと一緒にいられるんだから」

「そ、そうか。オニールはいいとして、ファニールはどうなんだ?」

「お前も覚悟を決めているよな?」

「んぐぅ! ふぅぅぅぅ!!」

 

 いや千冬さん、めっちゃイヤイヤ首振ってるんですが。知ってたけど。

 一夏と恋仲になることを拒否ってたくらいだし、俺とならOKとはならんでしょ。

 

「それぐらい、想定の範囲内だ。怜二」

「はい?」

「束が言っていた『イーグル師匠』とやらの力を見せてやれ」

「ぶはっ!」

 

 そこで出てくるのかよイーグル師匠!

 

「ちなみに、イーグル師匠の力とはどんな力なんだ?」

「夏休み中、千冬さんが胸の一揉みでビクンビクンしたあれです」

「!?///」

「ちょっ! なに顔真っ赤にして蹲ってるんですか!」

「織斑先生、可愛い……」

「あれは乙女ですわぁ」

 

 自分で話振っといてその仕草はアザトイから! そして清香、お前はつくづくだなぁ!

 

「そ、それなら確実だな……怜二、コメット姉の後でいいから、同じことしてくれ❤」

「……了解」

 

 もうなんか、千冬さんが可愛いからいいや。俺は考えることを止めた。

 何はともあれ、まずは簀巻きファニールを解放してやってと。……猿轡とか必要だったか?

 

「ぷはぁ! あ、アンタ達、こんなことしてタダで済むと……!」

 

――ムニュッ

 

「ふぁぁぁんっ!❤」

 

 こいつもISスーツだったから、思い切ってTKBを摘まんでやったんだが、すごくいい反応。

 

『僕も出番だね~』

 

 もうお前(淫獣)、この部屋限定で放し飼いにしちまおうかな。俺含め、皆エッチだし。(脳死

 

『わーい』

 

 

 

 

 

「んきゅぅぅ! な、なんでよぉ……どうしてこいつに触られると、嬉しいのぉ……」

「ファニール、正直になろう? 私達がお兄ちゃんの一緒になるのが、運命だったんだよ」

「うん、めい……?」

「うん!」

「そう……なんだ……んんんっ! 怜二好きっ、好きぃぃぃ!❤」

「一緒にお兄ちゃんのこと、好きになろうね❤」

 

 

 

 

 

「んんぅ……怜二のが、いっぱい……❤」

「お兄ちゃんの、気持ちよかったぁ……❤」

 

 で、この状況が生まれたってわけ。いやうん、2人とも、その……可愛かったぞ?

 心より先に身体を攻略してたからね、仕方ないね。(罪悪感封印中

 

「今更だけど、学園内の専用機持ちはほぼ怜二のお手付きなんスよね」

「そう考えると、織斑一夏より怜二の方が重要度高いな。そ、そんな怜二に抱かれたオレ達も……///」

「ダリル~、帰ってくるっスよ~」

 

 フォルテの言う通りなんだよなぁ。例外は一夏と箒ぐらいか。一夏相手とか死んでもごめんだがな。

 ISスーツ姿で大の字になっている双子だったが、やがてのっそりと起き上がると

 

「わ、私を惚れさせた責任、取りなさいよね……!❤」

「お兄ちゃん、これからよろしくね❤」

 

 ……俺、ロリコンって呼ばれてもいいや。いや、鈴や蘭ちゃんに手ぇ出してる時点で今更か。

 

「怜二、変なこと考えてない?」

「いや別に?」

 

 鋭い鈴には、股間を刺激して黙らせよう。

 

「にゃっ、い、いきにゃりぃぃぃぃぃ!❤」

 

 

 

 

 

<今日の箒>

 

「ほ、箒……」

「んふふっ❤ 一夏、私が欲しいか?」

「ああ、欲しい……」

「私もだ❤」

「箒ぃ、ほうきぃ……!」

「あひっ❤ 素敵だぞ、一夏。あんなロリ双子に靡かないよう、私のおっぱいを好きになれ❤」




ファニールやらかし。
ISABの登場キャラは、どうも安定しないですね。
『ここまで馬鹿キャラじゃねぇだろ!』と思った方は『オリ主との睡眠ニャンニャンで馬鹿にされちゃった』と思っていただければと。うん、苦しい。

そしてハーレムへ。
ちなみに、2人の専用スーツ姿が好きです。ヴィシュヌもそうですけど、通常のスーツより股間部分の露出が(エロ親父発現


AB含めた主要キャラも、残すはベルベットとクーリェだけになりました。(だよね?)
少なくとも、ベルベットは出したいなぁと考えています。
理由:πが大きいから(どうしようもないエロ理由
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