IS ~インフィニット・催眠種付けおじさん~   作:シシカバブP

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ぬるりと更新。
例年以上に熱くて、自分もPCも茹で上がりそうです……


第83話 トーナメント始まったけど……それあり?

 真耶さんとの特訓という名の扱き(色んな意味で)の日々が過ぎ、気付けばトーナメント当日になっていた。

 前回中止になった関係か、今回はあの時以上に各国政府関係者等の来賓が大量にやって来た気がする。

 

「クラス対抗戦は中止、学年別トーナメントも中止、おまけにキャノンボール・ファストも乱入騒ぎで有耶無耶。今年はまともにISの公式試合が出来てませんでしたから」

「しかもISと関係ない学園祭まで爆発騒ぎがあったし。怜二と一緒だとイベント盛りだくさんだね」

「ちょっと待てシャル、まるで俺が事件を引き起こしてるみたいな言い方すんな」

 

 それにもし『男性操縦者がいるから』っていうのが発生原因だったとしても、一夏だって同罪だろ。

 

「はは、ゴメンゴメン。けど、これだけは言っておきたいな」

 

 そう言うと、シャルが俺に……正確には、俺の両隣に視線を向けた。

 

「どうしてグリ姉とヴィシュヌがここにいるのさ!」

 

 今更言うまでもないだろうが、ペアとはいえ60組近くいるわけだから、このトーナメントはかなりの長丁場になる。だから3日に分けてやるらしいが。

 すると出番が回って来るまでの間、生徒はアリーナの観客席で試合を観戦できる。俺も試合がだいぶ先だから、こうやって客席にいるんだが。で、シャルが問題にしてるのは……

 

「私も怜二さんと同じく、次の試合まで間がありますし」

「それに、こうやって怜二を癒してあげるのもハーレムの役割だと思うな~」

「ちょっと怜二ぃ!?」

「いや、うん……すごい柔らかい」

「怜二がおっぱいに籠絡されたぁぁぁ!!」

 

 失礼な! ちょっとグリフィンとヴィシュヌに挟まれて、両側からパフパフされてるだけ……うん、絵面のインパクトすごいな。

 気のせいか、他のクラスメイト達も遠巻きにこっち見てるし。

 

「さすが吾妻君……もはや隠す気すら無いなんて……」

「ギャラクシーさんもレッドラム先輩も、破廉恥すぎます……!」

「でもいいなぁ、あんな風に好きな人とイチャラブ出来て」

「え? 本当に羨ましい?」

「ホント羨ましい、吾妻君が」

「「「え?」」」

 

 一部『吾妻、そこ代われ!』と言わんばかりの視線を向けてくる奴(♀)もいるが、概ね『こんな時にまでやるなよ』という視線だった。

 確かにその通りなんだが、なんというか……白状しよう。俺、束と出会ってからオッパイフェチになったんだと思う!

 

「あぁんっ❤ 怜二ってばそんな擦りつけなくても、お姉ちゃんのおっぱいは逃げないよ~」

「こ、こうやって見られながらご奉仕してると、なんだか私もイケない気分に……❤」

 

「「「「あっさりライン越えしてくんなぁぁぁぁ!!」」」」

 

 その後、織斑先生の登場によってオッパイフィーバーは終了。クラス違いのヴィシュヌと学年違いのグリフィンは追い返された。

 

「まったく……怜二、今晩は覚悟しておけ?

 

 去り際にマイサンを握られ、今夜は搾取(意味深)されることを覚悟した。

 

「怜二さんには是非とも、お尻の素晴らしさについて知っていただきませんと……」

「オッパイは大きさだけじゃないってことも教えないとね?(暗黒微笑」

「にぃに、お勉強!」

 

 次の試合準備のためいない清香と静寐以外からも、怪しい視線が……束の精力剤、自分から飲むことになるのか……?

 

 

――――――

―――

 

 

――清香side――

 

 ピットでラファールモドキ(機体名、何だったっけ?)に乗りながら相棒の静寐を見ると、あっちも打鉄への搭乗を終わらせたみたい。

 

「いやぁ、まさか1回戦目から織斑君達と当たるとは。私達も運がないねぇ」

「本当に、初戦が専用機持ちなんてねぇ……」

 

 セシリア達代表候補生じゃないだけまだマシだけど、織斑君と篠ノ之さんの専用機コンビが相手はさすがに荷が重すぎる。

 静寐の打鉄は量産機で、私の機体も専用機詐欺だし。重力爆撃以外、ラファールと何も変わらないんだもん。これってどうなの束さん?

 

「とはいえ、無いもの強請りしても仕方ない。前のめりに倒れよう」

「静寐、それはそれでどうなの?」

 

 なんて冗談交じりに言い合ってたら

 

『次の試合は、織斑一夏、篠ノ之箒 vs 相川清香、鷹月静寐になります』

 

「呼ばれたね。それじゃあ行こうか」

「うん」

 

 アナウンスを聞いて静寐と頷きあうと、ピットから一気に加速してアリーナ上空へ。

 少しすると、反対側のピットから白式と紅椿が飛び出してきた。ん~、強そう。(小並感

 

「初戦は相川さんと鷹月さんか」

「すまんが、勝ち星はもらってゆくぞ」

「おっと~? そう簡単にはあげられないな~」

 

 確かに勝ち目は薄いかもだけど、そう言われたら言い返すしかないよね。

 

「織斑君、清香の重力爆撃でペチャンコにならないようにね」

「うっ!」

「おい鷹月! 一夏のトラウマを抉るな! そして相川! 不意打ちで撃つなよ!? 撃つなよ!?」

「えっ、それって撃てっていう――」

「ち・が・う!」

 

 何か和やかな雰囲気になっちゃったけど、織斑君が雪片弐型を構えると、私達も武装を展開して構えた。静寐はアサルトライフルで、私はショットガンだね。

 

「清香」

「分かってる。作戦通りね」

 

 あらかじめ話し合っていた作戦を思い出しながら、ショットガンの銃口を篠ノ之さんに向ける。そして――

 

――ブーッ!

――ガンガンッ!!

 

「うぉっ!?」

 

 試合開始のブザーと同時に、篠ノ之さんに向けてブッパした。

 

「織斑君、いくよっ!」

「俺の相手は鷹月さんか!」

 

 私がファーストショットを決めた隙に、静寐が織斑君に向かって突撃を掛けた。

 遠距離攻撃が出来る篠ノ之さん相手に、打鉄は不利。だから私が引き受けるっていう作戦。……ずいぶん雑な作戦だけど、これぐらいしかやりようがないんだよね~。

 ……と思うじゃん?

 

「えいっ!」

「うぇ!?」

 

 静寐が放り投げた物体が放物線を描いて、織斑君に向かって飛んでいく。そして――

 

――ドガァァァンッ!

 

 爆発した。

 

「ぐはっ! しゅ、手榴弾!? それってラファールの武装のはず、なんで打鉄がそんなものを!?」

「織斑君、ISは『他のISの武装が使える』んだよ? アンロックしてるのが条件だけど」

「そ、そんな……! あっ、そういえば以前、授業でやってたような……」

「一夏ぁ! 何をしておるか…‥うぉ!?」

「篠ノ之さ~ん、私を無視しないでよ~。えいっ」

 

――ズンッ!

 

「うごっ!」

「箒っ!?」

 

 一瞬気が逸れた篠ノ之さんに、重力爆撃を叩き込む。地面に縫い付けられた篠ノ之さんが逃げようとするけど、追加の重力爆撃をいれて逃がさない。

 織斑君も篠ノ之さんを助けようと動き出す。そこに

 

「はい、追加!」

 

――ドガァァンッ!

 

「ぐわぁぁ!」

 

 静寐のグレネード祭りで、白式のSEが見る見るうちに削れていく。

 

 これこそが、私達の本当の作戦。最初に篠ノ之さんを動揺させて、私の重力爆撃で動きを止める。あとは近接オンリーの白式を、遠距離から狩っちゃおうって作戦なんだよ♪

 このために、静寐の打鉄から刀型武装『葵』を抜いたんだもん。その分、拡張領域内はアサルトライフルの弾とグレネードは増し増しだよ。

 

――ドォォォンッ!

――ガガガガガガガッ!

――ズンッ!

 

「「うひぃぃぃぃぃぃぃ!!」」

 

 織斑君と篠ノ之さんに満遍なくアサルトライフルとショットガン、それにグレネードを叩き込んでSEが0になる、まさにその時――

 

不思議なことが起こった

え?

 

「こんなところでぇ……負けるかぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 篠ノ之さんから、金色の光が漏れ出して……って何これ!?

 

「SEが……回復していく!?」

「お、俺の白式も!」

「ウソォ!?」

 

 紅椿にそんな能力あるなんて話聞いてないよ!? えっ、まさかワンオフ・アビリティー!? こんな土壇場で発現したの!?

 

「清香、これはマズいかも……」

「だよねぇ……ちなみにグレネードの残量は?」

「0。おまけにアサルトライフルの弾も残り2割」

「\(^o^)/オワタ」

 

 私のラファールに積んであったショットガンの弾も、篠ノ之さんのSEを削るのにガンガン使ったし、重力爆撃を使うエネルギーもあと1,2回が限度。うん、モウダメポ

 

「サンキュー箒! これなら零落白夜も使えそうだ!」

 

 さっきまで敗残兵みたいな表情だったのに、今は満面の笑みでビーム刃を構える織斑君。完全に攻守逆転したね、こりゃ。

 

「いくぜ2人とも!」

「さっきのリベンジをさせてもらおう!」

「けけ、結構です!」

「いやぁ、ここはこうさ――」

 

「おりゃぁぁぁぁぁ!」

 

――ズバァァァァンッ!

 

「もうちょっとだったのにぃぃぃぃ!」

「土壇場でワンオフ開花はズルいってぇぇぇぇ!」

 

 織斑君の100%零落白夜を受けて、私達のSEは見事に空っぽになった。

 2人とも、主人公補正強過ぎない!?

 

――清香side end――

 

 

――――――

―――

 

 

 まさかの出来事に、清香達の作戦なんか吹っ飛んじまった。

 

「箒さん、ここでワンオフ・アビリティーですの……?」

「これはまた……」

「そんなのアリぃ……?」

 

 1組の面々全員、あまりにもご都合主義的などんでん返しに口元が引き攣っていた。SE回復とか、これってレギュレーション的に大丈夫なのか?

 ということを千冬さんに聞いてみたものの

 

「違反ではないな。というより『途中でピットに戻ることなくSEを回復させる』なんて想定がない。だからレギュレーション自体が無いんだ」

「ルールの抜け穴ってことですか」

「ある意味ではな。これは、ISの国際ルール改定が入るな。国際IS委員会辺りが騒がしくなりそうだ」

 

 『この件で、私と真耶は呼び出されるだろうな。まったく面倒な……』と特大のため息をついていた。ご愁傷様。

 

「しっかしそうなると、とにかく篠ノ之を先に倒さないとあの2人には勝てないのか」

「そうなるよね。一夏のSEを空にしても、箒が回復させちゃうんだから」

「あのワンオフ・アビリティーが連発出来ないことを願いますわ。もし何度も使用可能であれば、それこそ手が付けられませんわ」

 

 セシリアの疲れた顔を見ると、本当に厄介な能力だって感じるな。その一夏達の次の対戦相手は……

 

「……うへぇ」

「まあ、頑張れ」

 

 このままだと俺と真耶さん、2回戦目であいつらと当たるんですが? 戦いたくないでゴザル!




ジーク、オッパイ!
グリ姉、ISABでもっと早く登場していれば……

箒、まさかのワンオフ開花。
ここら辺でやっとかないと、終了まで出番がないと思いまして。
原作でもここぞって時にしか発動しないから良かったですけど、ゲームみたいにバンバン使われたら、対戦相手は堪ったもんじゃないでしょう。


次回、オリ主がマヤマヤにパフパフされた成果が試される!(ドユコト?
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