IS ~インフィニット・催眠種付けおじさん~ 作:シシカバブP
※この作品はフィクションです
※この作品はフィクションです
今回も、お守り置いときますね~
学年末のトーナメントが終わると、いよいよ今年度も終わるんだなと実感してくる。……正確には、速攻でやってきた学年末テストでだが。
「ぐぉぉぉ……!」
「しっかりしろ一夏! 一夏ぁ!」
この光景も、この1年で見慣れたもんだ。しかし一夏よ、お前本来は藍越学園とかいう学校に進学するつもりだったんだろ? IS理論は仕方ないにしても、他の科目で赤点ギリギリとかアカンだろ。
学園の外、世間もようやく落ち着きを取り戻しつつあるらしい。爆散した石馬鹿首相の後釜に『日本売国党』から史上初の女性総理が誕生したり、『毛沢東大好き♡党』の米山議員が不法移民に○害されたり。
確か年度明けに総選挙もするんだったか。まあ、未だ選挙権のない俺達には関係ない話だが。
「あまり他国のことを悪く言いたくありませんが……日本の議員制度はどうなってますの?」
「う~ん……」
「何も言い返せない」
セシリアの素朴な疑問に、長年日本人をしている静寐と清香は何も言い返せなかった。もう政党名からして、この世界線の日本は終わってるって。
なお、他の野党と言っても『中国共産党日本支部』とか『日本鬼子から中華を守る党』とか、まともな政党がない模様。一番まともなのが売国党って……与党が連立組んでる相手? 聞いて驚け『サリン持ってないオ○ム真理教』だ。
という話を寮部屋ですると、束が一瞬キョトンとした後に大爆笑し始めた。どゆこと?
「だってれっきゅん、再来年には全員日本からおさらばするから関係ないじゃんww」
「そうなんですけど……日本に残る家族が心配です」
「ウチは大丈夫かな? お父さんもお母さんも『私達は普通にやっていけるから、清香も一人で頑張ってやっていきなさい』って常々言ってるし」
「意外と放任主義なんだね」
うーん、相川家が強いな。で、そういうデュノア家はどうなんだ?
「わりと平気そうだよ。お父さんも薄々束さんのこととか察してるようだったし」
「マジか。フランス政府には?」
「言ってないと思う。ある意味僕は、篠ノ之博士への人質って思われてるんだろうね」
「自主的な人質だね♪」
「そうですね」
束、自主的な人質ってなんだよ……そしてシャルも同意すんのかい。
「わたくしも、卒業後はイギリスを抜けるつもりですわ」
「ホントに? オルコット家はいいの?」
「ええ、問題ありませんわ。先日お母様達とお話ししましたから」
「ああ……あの『このっ、ブリカスがぁぁぁぁぁぁ!』って叫んでたやつ」
「思い出さないでくださいまし!!」
「こらこらセシリア、鈴を枕で叩くな」
あれは俺もビビったな。英国淑女が出していい声じゃなかったし、よほど英国人特有の3枚舌で言いくるめられたんだろう。……そもそもセシリア、お前も英国人だからブリカスの仲間なんだからな?
「ラウラはどうなの?」
「私か? 私は卒業と同時に軍を抜けるつもりだ」
「ええ!?」
「ちなみに、クラリッサを始めとした黒兎隊も引き連れてな」
「……わーお」
「ちなみに前にも言ったけど、眼帯ちゃん達には移住先である別荘島の警備をしてもらう予定で~す♪ そのためのISも用意済みだぜい☆」
「さらに言うと、クラリッサ達は来年度から、非常勤のIS教官として学園に赴任予定だ」
「そこまで話が進んでたんすか……」
「当たり前だ。ドイツでの話はナタルから聞いた、しっかりお漏らし黒兎達を(性的に)躾けろ」
千冬さん、そんな腕組んでフンスッしながら言われても……確かにラウラ含め、お漏らし癖付いた原因は俺かも知れんけど。
「ところで、在校生の俺達はまだいいとして、あと数日で卒業する面々はどうなんだ?」
この部屋で卒業するのは、虚さんとダリル、それにグリフィンの3人か。
「私は更識家当主であるお嬢様からの極秘任務という体で、一足先に別荘島に移住ですね。というわけで怜二君、子作りを頑張りましょう」
「何言ってんすか」
眼鏡スチャッして言うことがそれかい。
「オレは一旦アメリカに戻ることになるな。まあ、たまに別荘島とやらに遊びに行くからよ、だから……その……怜二の、子種を……///」
「ダリル、乙女の顔して言うことがヤバいっスよ……」
フォルテからもツッコまれるぐらい、顔とセリフが合ってねぇ。いや、別に『HAHAHA! お前の○子よこせ!』とか期待してたわけじゃないぞ。
「お姉ちゃんも移住かな。孤児院の心配も無くなったし、虚と同じく怜二と子作りを……」
「結局そこに行き着くのかよ」
「今なら虚と一緒にオッパイで挟んであげるよ?」
「……そんな見え透いたセリフに引っ掛かるとでも?」
「怜二、今の間は何よ?」
めっちゃ鈴に睨まれた。仕方ねぇだろ! 男には……男には抗えないものがあるんだ……!
「れっきゅんの春休みは、3人を孕ませるのが宿題、と」
「おい待て束、なんだその色々危ない内容は!」
「レッドラム、間違っても怜二のムスコにダイヤモンド・シュートするなよ?」
「ひぇっ!」
「そんなことするわけないじゃないですか!」
やべっ、今思い切り玉ヒュンした! さすがにグリフィンも……いやでもあいつ、トーナメントの辺りから足癖が……
「大丈夫だから! お姉ちゃんを信じて! ほらっ、オッパイ触っていいから!」
「どういう信用のさせ方!? 触るけど」
――たゆんっ❤
「んんっ❤」
久々にイーグル師匠が火を噴くぜ! あれ、なんか寒気が……
「怜二君……?」
「オッパイに罪は無いんです真耶さんだからグーはやめて」
「罰として私のも揉んでください」
「真耶ズルいぞ! 怜二、私も――」
「先生達ばっかりずる~い! かんちゃん、私達も混ざろ~!」
「えっ、ちょっ、本音!?」
「あーらら、それならお姉さんも混ざっちゃおうかな?♪」
お前らっ、急にいっぺんに襲い掛かって来るなって――!!
淫獣
『スイッチオ~ン!』
「「「「「「「「き゛も゛ち゛い゛い゛ぃぃぃぃっ!!❤」」」」」」」」
「はぁ……はぁ……!」
「う~ん、想定とは違ったけど、グリっちは受精したっぽいね♪ 束さんと一緒に出産頑張ろ~☆」
「束……おま……爆弾発言すんなよ……」
「い、いえ~い……怜二との赤ちゃん、楽しみ~……❤」
大量の美女がベッドの上にガニ股で倒れている中、ニヤニヤしながら謎の端末片手に診断した束に向けて、グリフィンがサムズアップしていた。
あの~、本当にこんな流れでいいのか? 束が妊娠した時は、もうちょっと感動というか……別に、グリフィンとの子供が嬉しくないわけじゃないけど。
――――――
―――
今のがつい先々週の出来事なんて、時間の流れは早いなぁ……(遠い目
卒業式も数日前に終えて、IS学園はこれから約2週間、春休みに入るわけだ。そんで……
「海っ! 見えたぁぁ!!」
臨海学校の時の使い回しを疑われそうなセリフとともに、最初に鈴が人参型ロケットのタラップから飛び降りる。
鈴に続いて他の面々も続々と地面に降り、砂浜とオーシャンビューのセットに向かって走り出した。……すでに水着に着替えた状態で。
春休みに入ってすぐ、ハーレムの面々(主に卒業した虚さん達)の希望で、開発中の別荘島を見学しようって話になったわけだ。
おーおー、皆はしゃいでるなぁ。……刀奈さん、裸より水着の方がエロく見えるな。
「れっきゅ~ん、鼻の下が伸びてるよ~?」
「青少年には刺激が強過ぎる」
今にも布地から零れ落ちそうなヴィシュヌの胸とか、フリルの隙間から覗くコメット姉妹の絶対領域とか、やっぱキツネ着ぐるみの上からでもデカいのほほんの胸とか。
「何を今更~♪ 束さんもエロいでしょ~?❤」
「……お腹の子に障るから、しばらくは自制するように」
「||Φ|(゚Д゚:)|Φ|| デリカシーがな~い!」
なんてやり取りがありつつ、最後に俺も降りたんだが……
「なぁ束」
「なぁに?」
「俺がお前や真耶さんとここに来た時、ほぼ無人島だったよな?」
「表面上はね。地下施設は前から存在してたよ」
「それは前に聞いた。昔使ってた拠点の1つって話だよな?」
上空に光学迷彩を張ったり、海流を変える装置を海に沈めて船が近付けないようにもしてるんだよな。それはいいとして――
「住居スペースはほぼ完成したって話もしたよね?」
「こんな住居想像してねぇよ!」
砂浜とオーシャンビューの向かい側に聳え立つ、ホテルのような高層建築が目の前にあった。パッと見7階建ての真っ白な外装が、太陽の光を反射してキラキラと輝いて……マジでなんつーもん建てたんだよ!
「1階はロビー兼談話スペースで、2階が食堂、3階には偶々沸いてた温泉かけ流しの大浴場を完備!」
「マジモンのホテルじゃねぇか」
「4階から6階が各人の部屋って感じで、最上階の7階はスポーツジムだよ」
束の説明を聞けば聞くほど、ホテルにしか思えないんだが……今いるハーレムに黒兎達を足したって、部屋半分も埋まらんだろこれ。
「そこはそこ、最終的には学園生徒の大半に手を付けて……」
「無理、俺涸れちゃう」
「だよね~☆ 束さん的には子供は2人以上欲しいから、れっきゅんの子種は大事にしないとね♪」
「お前まで子種言うな」
そんな馬鹿な掛け合いをしてると、喉が渇いて来たな。
「たば」
「どうぞ、冷たいアイスコーヒーです」
「ファッ!?」
自販機とかあるか聞こうとしたら、視界の外からスッと黒い液体の入ったグラスが差し出された。だ、誰ぇ?
振り向くと、そこには年末イギリスで対面した人が。
「チェルシーさん?」
「はい、旦那様のチェルシーです」
「そこは『セシリアの』って言って欲しかった。そしてその姿は一体」
オレンジ色のビキニ水着の上からエプロンという、裸エプロンならぬ水着エプロンを敢行した本場のメイドさんに、ツッコミを入れずにはいられない。
とはいえ、渡されたアイスコーヒーに罪はない。……うん、キンキンに冷えてて美味い!
「というか、どうしてチェルシーさんがここに?」
「篠ノ之博士から、別荘のプレオープンをしたいから人手が欲しいと要請がありまして」
「束?」
「うん。それに、セッシーのメイド姉妹もいつかはここで働くことになるんだし、今のうちに経験しておくのもいいと思ってね♪」
「はい。旦那様がIS学園を卒業された暁には、お嬢様やエクシアと共に、旦那様のどのようなご要望にもお応えして……(ポッ❤)」
顔を赤くしながら頬を両手で包むチェルシーさん。その反応は卑怯だわ~……可愛いとエロいが同居してる。
「というわけで、今日はレンママとメイドちゃんに頑張ってもらうよ」
「あっ、蓮さんもそっち側なのか」
「一応、食堂は全自動で調理も出来るから、レンママも動かなくていいけど」
「ダ~メ、怜二君のお料理は、私が作るの。フ~ッ❤」
「はひぃ!」
ちょちょちょぉ! 蓮さんダメ! 急に近付いて耳に息吹きかけるとか! 落ち着けマイサン! まだ呼んでない、呼んでないから!
「あらあら❤ 怜二君ってば元気ね♪ チェルシーさんも、未来の旦那様にさっそくご奉仕しましょ❤」
「ゴクリッ……ぜひとも」
「2人とも、れっきゅんとイチャラブして足腰立たなくなった後は、談話スペースに集合ね~♪」
「束ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
ニッコニコで退散した束に見捨てられ、俺は人妻とメイドさんにサンドイッチされ……
「「お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛んっ!!!!❤」」
……うん、気持ちよかったよ? うん……節操無いとか今更だし……
淫獣
『人妻さんの包容力(意味深)とか、メイドさんのムチムチ具合(意味深)とか、すごい好みだったよね?』
「堪忍してつかぁさい」
<今日の一夏>
「一夏! S○Xするぞ!」
「ほ、箒!? いきなり何言い出すんだよ!?」
「さすがに春休みも補習はマズいと思い、試験期間中は我慢した! もう辛抱堪らん!」
「ちょっ! ズボン脱がそうとする……! あっ!」
「なんだ、お前のここも、ヤル気満々ではないか❤」
「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!! あひっ❤」
前話の後書きで宣言した通り、春休み編(南国話)でした。
今回もR-18ギリギリを攻めてみましたが、どんな感じでしょ?
グリフィン受精確定。
束といいグリフィンといい……この世界線では、胸が大きいと孕む確率が高い……ってことぉ!?
その法則だと、一部の(中華娘から回し蹴りを食らう音)
次回から、未経験の2年生編が始まります。
1年生編と同じスケジュールで動くのか、それともオリチャー発動か、現時点では全くのノープランですが、頑張って更新していきます。