ナレーション「星誕教団の教祖であるレイフの行方を追っていたリオン達。一行はレイフの罠に嵌まり、ウィンガードが夢想の森に墜落してしまう。目を覚ましたリオンは悪夢人(ナイトメアー)のフレアという少女と出会う。一方のソシエはレクスと遭遇していた。」
リコル「嫌だよ、どうして一緒じゃダメなの?」
・女性がリコルをカプセルの中に入れ、そのまま立ち去る。
リコル「出してよ!お母さん!出してよ!置いていかないで!」
・母親は振り向かず遠くへと行く、リコルは目を覚ます。
リコル「ハッ…!ゆっ、夢…?どこなの?ここは森?」
ケイル「よぉ、姐さん目が覚めたみたいだな」
リコル「ケイル?ここは…!」
ケイル「さあな、ただ…目の前に俺たちが寝ているってのは明らかに普通じゃねえ事態だな」
・上空に靄状(もやじょう)になった映像が見え、ウィンガード艦内に一同が倒れている姿が確認できる。
リコル「これは…!?みんなはどこにいるの?」
ケイル「はぐれちまったみたいだ…俺もついさっき目覚めて、ようやく姐さんを見つけれたって所さ」
リコル「あの後、ティアと力を合わせて食い止めようとしたけど、ウィンガードが墜落した…私のミスね」
ケイル「って、おいおい…悲観的になるなっての、こうやって何とか生きてるんだしよ」
リコル「でも、目の前で自分達が寝ている姿が見えるだなんて明らかに普通じゃないわ!」
ケイル「確かにな…まるで夢でも見ているみたいだな」
リコル「夢…もしかして」
ケイル「何かわかったのか?」
リコル「私の考えが正しければ、他の皆も私達と似たような状況のはずよ、一先ず皆の居場所を突き止めるわ」
ケイル「突き止めるたって…どうするんだよ?」
リコル「まぁ、お姉さんにお任せってね」
・リコル、掌を地面に当て、目をつぶる。
ケイル「なるほど、地脈をたどって居場所を突き止めるのか」
リコル「私の力は「山」地脈のほかにも山脈なんかも触れる事で異変を感知するのよ」
ケイル「それで、何か解ったのか?」
リコル「ええ、予想通りこの森がただの森ではない事がね」
ケイル「おいおい、ってことは何か?この森…そんなに危ねえ所なのか?」
リコル「加えて…もっと悪い情報よ…たった今、2人の生命反応が消えたわ」
ケイル「嘘だろ…って事は、相当まずい状況って事か?」
リコル「ええ…急ぎましょう」
ケイル「…無事でいてくれ、エルザ」
エルザ「ごめんなさい…ごめんなさい、みんな…許して…ッ!ここは…?」
クリオス「目が覚めたね、よかった…大分うなされていたみたいだったから」
エルザ「クリオス…無事だったのね。ありがとう」
クリオス「いいって、これくらい…」
エルザ「どうして、私達の姿が見えるの?」
クリオス「ごめん、オイラにもよく分からないんだ…他の皆がはぐれちゃったみたいでさ」
エルザ「そう…一刻も早くこの状況を解決するために皆と合流しないといけないわね」
クリオス「大丈夫!オイラがエルザお姉ちゃんを守るって約束するから!」
エルザ「クリオス…ふふっ、期待しているわ小さな騎士(ナイト)さん」
クリオス「あっ、笑ったな!」
エルザ「アハハ、ごめんなさい…、まだ、この森について分からない事だらけだわ、慎重に進みましょう」
クリオス「みんなは大丈夫かな?特にシェズとか」
エルザ「へぇ~」
クリオス「なっ、なんだよ…?」
エルザ「いえいえ、小さな騎士(ナイト)さんも恋をしているのかなって」
クリオス「なっ!?そんなんじゃないって!シェズはなんというか…放っておけなくてさ…どちらかというと妹みたいな…っていうか!子分だよ!」
エルザ「はいはい、常識の範疇として覚えておくわ。なんだか、怖い夢を見たけど…あなたのおかげで安心したわ。ありがとうクリオス」
クリオス「とっ、とにかく!早く探さないといけないだろ…!?」
・クリオスの顔つきが変わる
エルザ「どうしたのクリオス?そんなにムキにならなくたって」
・エルザに銃口を向ける
エルザ「えっ…?」
・森中に銃声が響き渡る