郡千景は竜姫である   作:サクラモッチー

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シンフォギアとゆゆゆのコラボがあったんだし、これもアリでしょ!!的なノリで書きました。


少女とメックヴァラヌス

【千景side】

誰かの悲鳴が聞こえる。

誰かの悲しみが聞こえる。

あぁ、これは現実?

それとも、夢なのかな?

怪物達によって、灰になっていく村の人達を見つめながら、そう思う私。

でも.....鼻にツンとくる灰の匂いが、嫌でも現実を思い知らされる。

 

「ウプッ!?」

 

さっきまで人間だった、灰の匂いを嗅いだからか、思わず吐きそうになる私。

どうしてこんなことになったんだろう?

あんな怪物、見たことない。

アレは一体、何なの?

 

「化け物.......!!」

 

助けを呼ばなきゃ。

そう思いながら、歩いた瞬間

 

「!?」

 

怪物達は、こっちに向かって走って来た。

 

「嘘..........」

 

そう呟いた後、全速力で走る私。

早く、早くこの村から出ないと。

私は.....死ぬ。

私の中の何かが、そう訴えていた。

アイツらみたいに死にたくない。

私だって生きたい。

誰か....誰か.......

 

「助けて.......」

 


 

しばらく走った後、私は、村の中にある倉庫に入った。

ここなら大丈夫、そう信じて。

だけど、あんなにも響いていた悲鳴が聞こえなくなったってことは、もう..........

 

「私以外.....死んじゃったの...........?」

「そうだ。この村の住人は、お前を除いて全て死んだ」

「!?」

 

声のした方を向くと.......そこには、眼鏡を掛けた男がいた。

 

「あなた.....誰?」

「俺か?俺は舞鶴(マイヅル)伊織(イオリ)。ただのしがない研究者だ」

「.......しがない研究者の人が、何でここに?」

 

私がそう言うと、その男.....舞鶴さんは、こう言った。

 

「あの怪物......ノイズを倒せる存在、装者を探しに来ただけだ」

「装者....?」

 

舞鶴さんはそう言った後、アタッシュケースの中から、綺麗な腕輪を出した。

 

「綺麗..........」

「これはドラゴンブレス。簡単に言えば、変身アイテムみたいな物だ」

「へ、変身アイテム!?」

 

そんな物が.....実在するの!?

 

「正確に言えば......メックヴァラヌスという、プロテクターを展開するための触媒みたいな物だがな」

「メックヴァラヌス.....?」

 

な、何かカッコいい名前...........かも?

 

「舞鶴さんは.....これをどうするの?」

「どうするもこうするも、ここを脱出した後、装者を探そうと思っているが..........」

「が?」

「.........お前に賭けるのも、悪くない、か」

 

そう言った後、ドラゴンブレスを手渡す舞鶴さん。

 

「ま、舞鶴さん.......?」

「郡千景、お前は今日からメックヴァラヌス装者だ。細かいことは後で説明する。とりあえずこれでノイズと戦え」

「えぇ!?」

 

淡々と告げる舞鶴さんに対し、驚く私。

私が.....これを...........?

というか、何で私の名前を!?

 

「で、でも。私、戦えな」

「メックヴァラヌス・テイクオフ、その言葉が鍵だ」

「話聞いてる!?」

 

ダメだ、全然話を聞いてない。

 

「郡千景、これは賭けだ。お前が装者だった場合は、メックヴァラヌスが発動し、お前はノイズと戦う力を得ることが出来る。だが.....もし、装者じゃなかった場合は」

「死ぬ.......ってことですか?」

 

私がそう尋ねると、コクリと頷く舞鶴さん。

...........死ぬ、か。

 

「.......村の人達のように死ぬよりかは、マシかな?」

 

少なくとも、あんな死に方はしたくない。

なら......戦って、死ぬ方を選ぶ!!

 

「覚悟はできたようだな」

「....はい!!」

 

そう言った後、倉庫の扉を開き.......外に出た私は、こう叫んだ。

 

「メックヴァラヌス......テイクオフ!!」

 

私が叫ぶのと同時に、その場は光に包まれた.....かと思ったら、私の服は、赤を基調としたボディースーツに変わっていた。

 

「凄い......力が溢れてくる...........!!」

 

ほ、本当に変身しちゃった.....!?

 

「やはり、彼女が適合者だったか.......」

「適合者.......?」

 

適合者ってことは.....私、装者になったの!?

 

「郡千景。お前は今からメックヴァラヌス......ヒュドラの適合者だ」

「ヒュドラ.......」

 

ヒュドラ...........それが、このメックヴァラヌスの名前なのね。

 

「ヒュドラ.....私に力を貸して!!」




メックヴァラヌス:ヒュドラ
イメージカラー:赤
武器:大鎌
持ち歌(妄想):毒鎌ヒュドラ
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