郡千景は竜姫である   作:サクラモッチー

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ゆゆゆもシンフォギアも、最終的なラスボスは神だよね。
まぁ、シンフォギアの場合は宇宙人だけどさ。
ちなみに今回も説明回です。


現状確認Part2

【千景side】

「はるか昔....とある並行世界にて、人が人を殺すために生み出した兵器にして、生きる災害。それがノイズだ」

 

舞鶴さんから語られたこと。

それは、ノイズが別の世界の存在で、大昔に作られた兵器であったという、信じられない事実だった。

 

「う、嘘.....」

「嘘ではない、これは事実だ。正確に言えば...........俺の()()()()()()の話だがな」

 

二度目の....人生?

ま、まさか!?

 

「それって.....転生してるってことですかね?」

「あぁ。一度目の人生は交通事故、二度目の人生は襲撃によって死に、そして転生した」

 

う、うわぁ.....

 

「何でそれを淡々と言えるんですか!!」

「仕方がないだろう。二度目の人生は不可抗力だったからな」

 

そう言った後、再びパソコン作業を再開する舞鶴さん。

 

「それじゃあ......その世界では、ノイズと戦う存在がいたんですか?」

「もちろん、存在する。何だったら、俺はその世界で少女兵装の開発をしていた」

「少女兵装?」

「メックヴァラヌスのような兵器のことだ」

 

へぇ、メックヴァラヌスにそんな名前が.......って、え?

 

「もしかして......ヒュドラのメックヴァラヌスを開発したのって」

「俺だが?」

 

舞鶴さんがそう言うのと、しばらく静かになった後

 

「どんだけ属性が付与されているんですか!!」

 

と、私は叫んだ。

 

「俺はただ、前世の記憶と技術力を使っただけだ」

「そんなので出来る代物じゃないですよね!!」

 

お金持ちで、なおかつ開発者.......

ハハハ、私、とんでもない人と出会ったかも.......?

 

「話を戻すが.....二度目の人生を送った世界では、ノイズはソロモンの杖と呼ばれる聖遺物によって、召喚される存在だ」

「聖遺物?」

「神話や伝説に登場する武器、あるいは道具だと思え」

「なるほど」

 

何というか......話を聞く限りだと、私の世界と似ているような?

 

「とにかく、その世界では、ソロモンの杖は消滅したが...........厄介なことに、アルカノイズという亜種を操る輩が現れたことによって、俺が二度目の人生を送っていた頃は、戦いは終わることはなかった」

「...........戦いって、どこの世界にもあるんですね」

「.....そうだな」

 

私の言葉に対し、そう呟く舞鶴さん。

...........その目は、何だか悲しげだった。

 

「二度目の人生では、その世界で少女兵装の開発と、聖遺物の研究を行っていた。だが.......」

「その時に襲撃されて、死んだ.....」

「そうだ。そして、この世界に舞鶴伊織として転生した」

 

な、何か壮大な話ね......

 

「その際に、とある人物からある頼み事を任され、今に至るというわけだ」

「頼み事.......それってもしかして」

「察している通り、ソロモンの杖のことだ」

「!?」

 

ソロモンの杖!?ということは.......

 

「ノイズがこの世界に現れているのって、私達の世界のソロモンの杖が原因なんですか!?」

「ソロモンの杖というよりは、その杖を使って、この世界を滅ぼそうとしている輩がいる......と思えばいい」

「そ、そんな.......」

 

舞鶴さんの話を聞き、呆然としながら、そう呟く私。

そんなのって.....あり得るの?

 

「じゃあ、舞鶴さんがこの世界に転生した理由は.......そのソロモンの杖を壊すこと、ですか?」

「.......まぁ、そんなとこだ」

 

そう言った後、私に向けて、とある画像を見せる舞鶴さん。

その画像は、何かの化石らしき物で

 

「.....恐竜?」

 

そう呟くと

 

「いや違う。これはヒュドラの化石だ」

 

舞鶴さんは、サラッとそう言った。

 

「これがヒュドラ.......」

「この化石をベースに、お前のメックヴァラヌスを製造した。これを手に入れるのには、相当苦労したがな」

「あ、そういえば、ヒュドラってギリシャ神話のドラゴンですもんね」

 

.......今更だけど、ヒュドラの入手ルートが気になって来たわね。

 

「そういうわけで、このヒュドラの化石を使って、お前のメックヴァラヌスを使ったわけだが..........この他にも、いくつかの竜の化石を確保することに成功した」

「...........それって、家の力を使ったんですか?」

「もちろん。そうでもしないと、化石は集まらないからな」

 

そんなことが出来るなんて......舞鶴さんの家の力って、凄いのかしら?

 

「とまぁ..........そんなわけで、俺からの話は何か質問はあるか?」

「...........一つだけ、聞いても良いですか?」

「あぁ、何だ」

「.....どうして、人々はノイズを作ったんですか?」

 

私がそう尋ねると、舞鶴さんはしばらく考えた後.....こう言った。

 

「......俺の世界の場合、神を、アヌンナキを怒らせたことによって、人類はバラルの呪詛と呼ばれる呪いを受けた。それが原因で、ノイズは生まれたのだ」

「バラルの呪詛....?」

 

また難しいそうな用語が来たわね.....

 

「バベルの塔の話は知ってるか?」

「う、うん。何となくだけど分かります」

「分かりやすく言うと、神の怒りを買ったことにより、人々の相互理解........元々、一つだった言語が分かれ、人類は争うようになった。それがバラルの呪詛だ」

 

何か、物凄いことを聞いたような気がするわ.......

 

「はぇ.....何か、壮大な話ですね」

「質問は以上か?」

「ア、ハイ、イジョウデス」

 

......何というか、真面目なのか堅物なのかが分からないわね。

そんなことを思いながら、香川での初日を終えるのだった。




舞鶴さんのスペック
肩書き:転生者
年齢:29歳
血液型:AB型
出身地:香川県
趣味:料理
好きた食べ物:カレー
イメージCV:佐藤銀平
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