情報収集のため、グレンさん特製
相手が使用するデッキは【@イグニスター】のようです…が、かつて世間を騒がせた闇のイグニスが使用したカードに加え、我々の
私が用意した『真魔六武衆-シエン』、『真六武衆-シエン』、『六武式襲双陣』によって、モンスターの展開を妨害しましたが…。
相手の
やはり、底知れぬ力を感じます…!
| AI(上澄み) | |
| 『ピカリ@イグニスター』(裏側守備表示) 『ダークインファント@イグニスター』 『リングリボー』 『バックアップ@イグニスター』 |
「さて!…ここからはオレの時間だぜ、お嬢さん。『リングリボー』と『バックアップ@イグニスター』の2体をリンクマーカーにセット!召喚条件はサイバース族モンスター2体!
『あれは…かつてPlaymakerが使ったと言われているサイバース族モンスターじゃねぇか!』
『まあ大体予想は付いてたけど…多かれ少なかれ、SOLテクノロジーが絡んでるかもしれないわね。厄介だわ』
あの上澄みが使用するカードは…闇のイグニス、Playmakerのもの。
しかもデュエルのプレイング精度も、相当ハイレベルに
これは
「『スプラッシュ・メイジ』の効果を発動!自分の墓地からサイバース族モンスター1体を守備表示で特殊召喚できるため…『スプラッシュ・メイジ』の
『不味いわね…サイバース族デッキはここからが真骨頂よ、雪奈』
「ええ、アキル。分かっています…!しかし、私にもまだ策はあります…!」
「さらにオレは『スプラッシュ・メイジ』と『バックアップ@イグニスター』の2体をリンクマーカーにセット!召喚条件は効果モンスター2体以上!
『
「まだまだだぜ!手札から『ウィザード@イグニスター』の効果を発動!EXデッキから特殊召喚されたサイバース族モンスターが自分フィールドに存在するため…自分の墓地のサイバース族・闇属性モンスターである『バックアップ@イグニスター』1体を対象として、そのモンスターと手札のこのカードを守備表示で特殊召喚する!」
あれは…『バックアップ@イグニスター』の効果で手札に加えていたモンスター。
まだ展開が伸びるというのですか…!?
「『ウィザード@イグニスター』に、チューナーモンスターである『バックアップ@イグニスター』をチューニンg…ってあれ?レベルが合わないぜ…?」
「えぇっと…『六武衆の破戒僧』を
「ああっ!忘れてたー!!クッソー!そんな効果あったなぁ!」
『嘘…高度なAIの割に、随分と人間臭いミスをするのね…?』
「ア、アキル。もしかしたら私を油断させるための誘導かもしれません」
『本当にそうかしら…』
確かに。疑問です。
AI…しかも上澄みであれば、一度説明された効果くらい、すぐ学習・記憶するはずです。
AIとしては妙…。人間のミスすら学習したとしても、AIなら最適解を目指すように動くはずです。
とはいえ、ここで考えても仕方ありません。事実として、モンスターの手数自体は増えました。
上澄みの
「気を取り直して…『トランスコード・トーカー』と『ダークインファント@イグニスター』の2体をリンクマーカーにセット!召喚条件は効果モンスター2体以上!
「攻撃力…5300…!」
「ちなみに『アクセスコード・トーカー』の効果発動に対して、お嬢さんは効果を発動できないぜ。あと『アクセスコード・トーカー』の第二の効果には、自分の墓地から
『雪奈…大丈夫そう?』
「苦しい所ではありますが…まだ大丈夫です。『アクセスコード・トーカー』を対象に、
『上手いわ。第二の効果を発動する前であれば…』
「あっちゃー!『アクセスコード・トーカー』の第一の効果解決後のタイミングで効果を無効にされちゃったかぁ。攻撃力も元の2300に戻っちまった。やるじゃねぇか、お嬢さん」
これで『アクセスコード・トーカー』の第二の効果による除去と、攻撃力5300による追撃は防ぐことができました。
しかし…これで全ての妨害は使用させられてしまいました。
「なら…奥の手を使うしかないな。オレは『アクセスコード・トーカー』、『スプラッシュ・メイジ』、『バックアップ@イグニスター』、『ウィザード@イグニスター』をリンクマーカーにセット!」
「…リンク4の『アクセスコード・トーカー』をわざわざリンク1扱いにしてまでリンク5モンスターを…?」
「これはミスじゃあないぜ。召喚条件はサイバース族モンスター3体以上!
『なるほど。召喚条件を満たすために、アクセスコードをリンク1扱いで
「このネオテンペストは、自分・相手ターンに1度、自分のデッキ・
「攻撃力5500…!それに2回攻撃…!」
「行くぜ!バトルフェイズ!ネオテンペストで、お嬢さんの《真魔六武衆-シエン》に攻撃!2体のシエンは攻撃力2500だったかな?ならば、差分の3000ダメージが2回発生して合計ダメージは6000!お嬢さんの負けだぜ!!」
「ですが…『六武衆の指南番』を
「あっ…」
| 不知火雪奈 |
「《真魔六武衆-シエン》は、自身が破壊される代わりに、自分フィールドのモンスター1体を破壊できます。よって『六武衆の指南番』を破壊します」
『…ねぇ、グレン。本当にAIなのかしらアイツ』
『断定はできねぇけどよ…アキルお嬢。コイツは人間臭ェな。あまりにも人間臭すぎる』
『え。アキル、グレン?人間なの?アイツ?雪奈はどう思う??』
ミスの連続。やはり、この思考はAIではなく、人間そのもののような気がします。
まあ…ケイトは気付いていないようですが。
「…断定するのは後にグレンがやってくれるでしょう。今は眼の前の相手をします。…『六武衆の指南番』がフィールドから墓地へ送られた場合、自分のデッキ・墓地から「六武式」カード1枚を手札に加える事ができます」
「まあまあ。…では気を取り直して。ネオテンペストには永続効果があるぜ!バトルフェイズ中に相手が発動したモンスターの効果は無効化される!」
「くっ…なるほど。では『六武衆の指南番』の効果は無効化されます」
「続いて!攻撃力5000になったネオテンペストの2回目の攻撃!ターゲットはもう一度《真魔六武衆-シエン》だ!」
| 不知火雪奈 |
「くっ…ぐぅ…ッ!!」
『大丈夫か、雪奈!知っての通り、いくら
「グレンさん…まだ、大丈夫です。ここでも身代わりを用意できますが…『六武衆の指南番』を
「これでオレはターンエンドだ。ちなみに、ネオテンペストの攻撃力アップは永続だぜ。まあ次のオレのターンで決着かな?」
次のターンで決着を付けられてしまっては、グレンさんの解析が完了しない可能性があります。
それに…勝負を挑んだ以上、私も勝つつもりです。決して諦めません…!