作者ってもしかして毎日投稿出来るのか? 自分が怖い。
今回はギャグテイストマフィア映画です(意味不明)。
ヒロイン出したいとか言っといて、おっさん達がイチャイチャしてるだけの回になった。草。
原作キャラ使ってジョネスと漫才させるの、書いてて楽し過ぎる。
ゼンジのお仕事編をもう1話やって、オークションにしようかな。
友人の仕事を手伝う為にヨークシンシティに辿り着いたジョネスは、道端で売っていたホットドッグに舌鼓を打って、レストランで巨大なピザを軽々と平らげると、その足で映画館に向かった。
そのままアクション映画を2本鑑賞する。そして、サスペンス映画を1本見ながら爆睡した後、近年、急速に勢力を拡大させているマフィアでも屈指の武闘派組織である、"ヴェンディッティ組"の本拠地に向かった。
ちなみに友人からは、「出来るだけ早く来い」と言われていた筈だ。本当に何なんだこいつは。
ジョネスは以前から度々、このアジトを訪れて構成員達に念能力の指導を行っている。"念の秘匿をガン無視するクソ野郎"と一部の心源流師範代やハンター達から称されているのは、こういう事に由来している。
こいつは全人類が念能力者になったら楽しそうだというだけで、友達だからとか、金儲けの為だったりもするが、善悪問わず念能力をばら撒き続けているのだ。本当に何なんだこいつは。
門番の若い衆に頭を下げられて、完全な賓客扱いに悦に浸るジョネスは、物腰の柔らかい執事の様な老人に先導されて、客を出迎えたり、ジョネスと友人がどんちゃん騒ぎしたりする為の、美しい調度品に飾り立てられた大きな広間に通された。
そこにはソファに腰掛けて、カイーバの高級葉巻を味わいながら、パソコンと向かい合って、何やらうんうん唸っている筋肉質なスキンヘッドの男がいた。
その人柄を表している力強い"纏"は、部屋の空気をピリッと引き締めて、仕事のサポートをしている若い構成員達に、程よい緊張感を与えている様だった。
男は部屋にゾッとさせられる威圧感のあるオーラの持ち主が入って来た事を察すると、そちらを見て嬉しそうな表情を浮かべた。
「ジョネス!! 会いたかったぜ!!」
「ゼンジ、息災だったか? こっちも半年後のオークションまでに資金がいるからな。情報も集めねえと。色々と世話になるぜ」
しばらく旧交を温めたジョネスとゼンジは、一流の出張料理人に作らせた豪華なステーキを味わってから、完全防音のゼンジの私室に移動して、今回の"仕事"の話を始めた。
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机の上に広げた資料を読みながら、4人の男が計画を練っていた。ゼンジが概要を説明する。
「最初の仕事はザハディード組へのカチ込みだ。奴らはカキンのヤクザと手を組んでコソコソ小遣い稼ぎしてた馬鹿共だ。元々、噂はあったんだが、最近、やっと尻尾を出しやがった。
これは絶大なチャンスだ。十老頭もいつ死ぬか分からねえジジイだらけだからな。トップが死んだ後の内輪揉めか、反乱か……。力を落とす組織は必ず出て来る。近い内に椅子は空く、オレがその後釜をもぎ取ってやる……!」
「麻薬に賭博……。馬鹿共の利権を一部引き継げるなら、良い稼ぎになるな……。報酬は期待してるぜ?」
ゼンジの事情よりも自分の報酬といった感じで、ジョネスがゼンジに問い掛ける。既にジョネスの頭の中は半年後のオークションでいっぱいだった。一体、今年はどんな"呪物"が待っているだろうか。
「おう、任しとけ」
ゼンジはジョネスの問いに対して、全て任せておけと力強く胸を叩くと、そばにいたもう二人の男に目を向けた。
「それとウチから十老頭に貸し出していた"梟"と"蚯蚓"の二人も、今回の仕事に際して、一旦、返却して貰ったぜ。ほら、挨拶しろテメェら」
「よろしくな、ジョネス」
「あんたがいるのは心強いぜ」
「テメェらなあ……。敬語使えよ、念の師匠だろ?」
「いやオレは構わねえよゼンジ。それより二人とも鍛錬を怠ってねえ様だな。前より更に磨きが掛かってやがるぜ。
この仕事が終わった後、暇なら久しぶりに
元々、ついでに会うつもりだった便利な能力を持つ弟子達にたまたま会えたジョネスは、ここぞとばかりに流星街関連の依頼を頼もうとするも、ゼンジがおいおいと手を振って制止する。
「やめろやめろ、それはまずオレの仕事の作戦立案を終わらせてからにしてくれ」
「つってもなあ。作戦なんて一つだろ? オレとゼンジが構成員を率いて正面突入。陽動してる間に蚯蚓が地下から奇襲。梟は構成員抱えて中で解放して奇襲。相手は終わる」
ジョネスのその雑過ぎる作戦案を聞いて、ゼンジは顎に手を当ててしばらく考え込む。少ししてから口を開いた。
「……完璧だな」
ゼンジも割とアホだった。もうこれ収拾付かねえぞ。
「今晩行こうぜ、今晩」
「流星街の仕事もあるし、早く終わらせよう」
「同意だ」
他のアホ共も同意する。収拾付いた。
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ヨークシンシティの夜の闇の中、ヴェンディッティ組の大戦力を乗せた数台のバスが、ザハディード組の本拠地に乗り付けて、正門に向かって強烈なライトを照射する。それと同時に上空に照明弾が数発打ち上げられた。
カチ込みの準備が完全に整った所で、バスから降りて隊列を組んだ構成員達を代表する様に、一人の男が歩み出た。
「
総大将が最前線に出ようとしているのを見て、若い構成員がすかさず止めようとするも、組長と呼ばれた男は、何も言わずにそれを手で制してから、声を張り上げた。
「
声を張り上げた男、ゼンジに敵も味方も、その場にいる全員の視線が注目する。
そして、念能力者の目には、男から立ち昇ったオーラが上空でぼんやりと組織の代紋を形取るのが見えた。そして、その代紋からヴェンディッティ組の構成員達全てにオーラが注がれる。
【
ゼンジの能力により構成員達が強化される。念使いはオーラが増し、念使いではない者も、"纏"程度の防御力は得ている様だ。
集団の先頭で、これから始まるパーティーを予感した狼男が、両手を擦り合わせて甲高い音を鳴らして、凶悪な笑みを浮かべた。
数十人の構成員をポケットに入れた男は、裏門の夜闇に紛れて、猛禽類の如きスピードで塀を飛び越えた。
地下を高速で突き進む男は地上のオーラを感じ取って、ふふっと不気味な笑い声を漏らした。
ゼンジは二丁の機関銃を敵に向けて高らかに言い放つ。
「野郎共!! 戦争だあああぁぁぁ!!!!」
【
強力なオーラが込められた弾丸が、正門と塀ごと最前列の敵を吹き飛ばす。圧倒的な武力の嵐が要塞の如きアジトを蹂躙した。
十老頭はヴェンディッティ組の実力を高く評価した。
特に圧倒的なオーラで敵を引き裂いて暴れ回る、怪人の如き構成員を……。
そいつ構成員と違いますよ。
ゼンジ:放出系能力者(強化系寄り)
【
放出系と強化系の複合能力。
ヴェンディッティ組の構成員であり、ゼンジに忠誠を誓っている人間を遠隔から強化する能力。身体能力とオーラを底上げする。念使いでは無い人間も"纏"程度の防御力を得る。
制約として"ゼンジに忠誠を誓っている"人間にしか使えないので、裏切り者の発見にも使える。
相互協力型の集団形式……と言えるのか? 作者はイマイチ理解し切れていない。
【
放出系能力。
銃弾にオーラを纏わせる能力。"銃を媒介にしないと念弾を飛ばせない"という制約により、飛躍的に威力を上げている。
この制約を一度でも破ると誓約として頭の毛根を失う。
放出系は短気で大雑把。
おまけ:ふと思い付いた猿展開2
クラピカ「やめておけ、誰でも良い気分なんだ。別にお前でも……」
ゼンジ「粋がんなチンピラが」ドガガガガガ!!
クラピカ「グエー死んだンゴ」
ヒソカ「0点♡」
あと小ネタとして、気付いてらっしゃるかも知れないですが、原作で梟と蚯蚓をやったのは誰だったでしょうか? ジョネスがいる世界線で良かったね。