コンパス所属のレイ・ザ・バレルだ。   作:おほほ

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ディスティニーのダイジェスト

 

 高校受験を迎えた日、車とぶつかって意識を失った俺だが目を覚ませば別人になっていた! つまり死んで転生したってことだ。

 

 金髪碧眼のイケメンに転生した俺だが、とある研究所で軟禁され研究対象にされていたところを兄を名乗るラウとデュランダルに助け出された。

 

 彼らから聞かされた話だと、ラウと俺はアル・ダ・フラガとかいう既に死んだ未来予知が出来るおじさんのクローンとのことらしい。そんで俺の名前はレイ・ザ・バレル。

 

 だが未来予知おじさんは当時歳をとっていたせいでクローンの俺たちはテロメアなるものが少ないらしく寿命が普通の人間よりもないらしい。俺からしてみれば元々死んだ身なので、少しでも時間があるだけありがたい。

 

 

 ある日、ラウが死んだとギルから聞かされた。兄がなくなって悲しい気持ちに浸っていると、ギルは俺に向けて色々言い始める。

 

「レイ……君もラウだ」

「いや、違うけど……」

「君も……ラウだ」

「違うんだが?」

「君もラウだ」

「俺が……ラウ?」

 

 ギルがついに壊れてしまった……だが仕方ないのだ。恋人とは子供が出来ない為に婚姻統制によって別れたのに、元カノが子供を作り夫と死別したらすぐにアレな関係になっているぐらいだ。挙句友人であるラウが死んでしまったのだ。精神がおかしくなっても仕方ない。

 

 オーブに行けば結婚できたんだから、そんなに彼女に執心するなら行けば良かったじゃん、と内心は思いつつ男のプライドとして難しいよなと同情する。このままギルが精神崩壊しても仕方ないからギルの前ではラウのモノマネをしておこう。

 あの謎マスクも被るべきなのかな、一応ラウから何個かは貰ったんだけど……あ、いらないんだ。よかった。

 

 

 

 

 とりあえずラウ・ル・クルーゼプレイの為とギルの命令で、俺はラウがいたコーディネイターの軍であるザフトに入るため、アカデミーと呼ばれる士官学校に入学した。

 

 そこでこの世界で初めての男友達ができた。特に仲のいい奴の名前はシン・アスカ、ヴィーノ・デュプレ、ヨウラン・ケントだ。女友達はルナマリア・ホーク、その妹のメイリン・ホーク、あとはアグネス・ギーベンラートと特に仲良くなった。アグネスとは本当に色々あった。

 

 出会った当初は暴言、他人の彼氏を奪おうとするわ、戦争で家族を失ったシンの気持ちを考慮しない発言するわ成績は良くても性格はかなり最悪だった。お性格はおコーディネートお出来になれないんですわね、と言いたい気持ちになったが意味がないからやめた。

 

 とはいえ改善しないとアグネスと同じ艦に所属する人が可哀想だ。俺が乗る艦は最悪ギルに言えば同じ所属になることはないが、こんなのがいれば不和を確定で引き起こしそうだ。それにこんなことは彼女のためにもならない。俺は薄れてゆく記憶の片隅にある「っ……! シンっ! この大馬鹿野郎が!」の人のテンションを参考にして解決することにした。

 

 言い寄ってくるのを振ったり、シミュレーターで完全勝利したり、アグネスがやってることを客観的に恥ずかしいことだと理論立てて説明して彼女が精神的に不安定になったところで、長所や魅力的なところを褒めるなどのフォローをして自己肯定感をあげつつ、少しずつ矯正して立て直して増長したらその度に心を折る。

 

 一応これでなんとかなったのか、アグネスは周囲の恨みを買うことは少なくなった。前より俺に話しかけてくるのは謎だが……

 

 ザフトの制服は基本的に士官学校時代の成績二十位を境に赤色と緑色に分けられおり、俺は勿論赤服だった。何せ前世、研究所、ラウとギルに引き取られての時も色々なことをしていたため人より経験値はあるつもりだ。実際、俺はナチュラルだがアカデミー在校時は常にトップの成績を収めていた。

 

 

 その為なのか、インパルスが首席の俺じゃなく優秀だが問題児気味のシンに渡ることが気に入らなかったのかアグネスがシンに突っかかっていた。

 

 ギルバート・デュランダル議長は元々遺伝子工学者らしいし、インパルスとはシンの方が相性いいんじゃないかと言って仲裁した。

 遺伝子情報便利すぎるだろ! 教科書や資料代わりとしてはめっちゃ使えるよな……マジで人の心はかけらもないけど。

 

 だってさ……俺だって乗りたかったよインパルス! 三つの飛行機から一つのロボットになるとか凄いワクワクするし、しかもバックパックが交換出来るんだぜ!? でもギルがシンの方がいいと言うので友人だし譲ることにしたんだ。

 せっかくだから俺はこのブレイズザクファントムを使うよ……

 

 

 

 

 オーブと連合相手だが結果、インパルス×シンはツヨイ。

 

 アスランと同じエリート中のエリートである『FAITH』でありながら、全然そっちより頼りになりそうな陽キャ、ハイネ・ヴェステンフルスがミネルバに配属された。

 

 ザフトが優勢であったがフリーダムの介入により戦場が混乱し始める。その中でフリーダムに夢中になって注意力が散漫になっているハイネが背中からガイアに真っ二つにされそうになる未来を感じたので、それを阻止しようとするが完全に阻止することはできず、ハイネは前線に復帰することは当分敵わなくなり治療のためプラントに帰ることになった。

 

 アスランは迷ってばかりだ。そのせいでギルも認める最強の戦士が乗ったセイバーが散体されたな。だてに艦内で孤立してるだけのことはある。俺以外殆どアスランと話さないじゃん……

 

 研究の末、シンがフリーダムを倒した。

 だが精神状態は良くなさそうだ。

 

 後日アスランが脱走した。

 グフに乗るアスラン。その傍には友人であるメイリンまでいる。アスランはせめてメイリンを降ろさせてくれと言っている。俺もそうしたいが、これで言うの気まずいな……

 

 

「アスラン……残念なことだがメイリンには、何度もザフトのネットワークから軍事機密をハッキングした疑いがある……捕まったとすれば逃亡したアスランより重い罰を受けるだろう……」

 

 そして2人の乗るグフにアロンダイトを刺して終了フリーダムと同じ終わり……これが新しいモビルスーツの初使用とか最悪すぎる。シンの精神が著しく死んでいきそうだった。

 

 

 未だアスラン用に仕上げられたレジェンドに戸惑いつつも、俺用に武装から見直されるのを気長に待ちつつ、街を破壊するデストロイだけは許せん! と幾つも破壊していく。コーディネーターはダメなのに薬入れて生体CPU扱いならセーフって倫理観どうなってんだ! こいつらは!? 

 

 またオーブか……

 

 なんなんだあの金ピカ……ヤタノカガミ? 今やビーム時代のこの世界でメタすぎるだろ! レジェンドと相性が悪すぎる……

 

 あれ、フリーダムみたいなのいる!? ジャスティスみたいなのもいる!? パイロットもどっちも生きてるのマジ……? あいつら人間じゃねぇ! 

 

 うーんやっぱシンに出身国を攻撃させるのは良くないな……デスティニーもエネルギーも無いし、これを口実にして俺が出る! 

 そういやアスランが乗っている時にフリーダムに切り刻まれたセイバーは、あまりに状態が酷すぎたがギリギリ修理出来るようだったのでアグネスが乗ることになった。

 

 NEWフリーダムは強いし、NEWジャスティスは武装がキモかった。アスランが怪我してそうな感じとはいえ、シンとルナが来るまでアグネスと持ち堪えるの無理ゲーすぎた。

 

 ロゴスにレクイエム撃って

 メサイア攻防戦、

 

「シン・アスカ、デスティニー出ます」

「レイ・ザ・バレル、レジェンドでる」

「ルナマリア・ホーク、インパルス出るわよ」

「アグネス・ギーベンラート、セイバー出るわ」

 

 

 俺はフリーダムと、シンはジャスティスと戦うことになった。

 俺はドラグーンを全部破壊してかなりダメージを当てたところで、腹からのビームに負けた。

 

 大破したデスティニーとインパルスの近くにいるシンとルナマリアを見る。完全に俺たちの負けだ。ならギルは……

 

「アグネス……シンとルナマリアを頼む」

「ちょっとレイ! あんたどこ行くのよ!」

「俺は責任をとってくる。だからお前達は俺の明日を……生きてくれ」

 

 

 セイバーに乗るアグネスを置いて俺は破損したレジェンドガンダムを動かし、メサイアの方へと進ませた。

 

 

 キラ・ヤマトとアスラン・ザラがいた。

 息子である俺が撃つしかないってことね、と思っていたがグラディス艦長がギルを撃った。血を吐くギルに膝枕した状態で二人は俺を誘ってくる。

 まぁ心残りはあるが、残り少ない命……ここで死ぬのも悪くないのかもしれない。

 

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