Go!プリンセスプリキュア&レジェンドオージャー   作:UR-ラーテル

6 / 14
第5話 3人でGo!/毒姫覚醒

 ・・・世界中の夢を憎み、絶望に変えることを目的とする「ディスダーク」によって夢と希望の狭間にある国「ホープキングダム」が滅ぼされてしまった

 3人目のプリンセスプリキュア、キュアトゥインクルと変身した天ノ川きらら!

 だがしかし、彼女はまだ仲間にはならなかったのであった・・・とさ

 ____________________

 

 あの日、ファッションショーは中止となり、はるか達は先に、そして今はギラオールが自らの寮へと戻っていく為バスに乗っている

 そんな中、ギラオールは悩みを払拭できずにいた

 

 ____________________

 

「貴様、また俺の邪魔をしやがって!!それに仲間もいやがるとか聞いてねぇぞ!!」

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 《ロードフィニッシュ!!!》

 

 その言霊が放たれた瞬間、どこからともなくクワガタ状のエネルギーがクローズとゼツボーグの方へ向かっていく!

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あれは一体・・・誰が・・・」

 

 そう悩んでいると

 

「ねぇ、ねぇ!!」

 

「・・・ん!?何?」

 

 バスの隣から声をかけられていた

 隣りにいたのは天ノ川きららだった

 

「なんでファッションショーが終わったのにまだ近くにいるのよ、あくまでも警護はファッションショーが終わるまででしょ?」

 

「いやそう・・・なんだけどね、なんというのかな・・・俺個人としては家に戻るまで見ておきたいってやつなんだよね・・・」

 

「・・・ふ~ん」

 

 そう言いながら、何かの感情を受け取るギラオール

 

「・・・もしかして天ノ川さん・・・僕のこと嫌い?」

 

「へ?どうしてそうなるのよ?」

 

「いや、だって言葉に棘を感じると言うか・・・」

 

「まぁ、あんなヘマしてたんだから嫌われて当然じゃない?」

 

「うぐっ・・・それはごもっともです、はい・・・はぁ」

 

 そう言いながら顔を下げるギラオール

 するとギラオールはもう1つの疑問を作り始める

 

「(あの時に響いていたバイオリンの音・・・どっかで聞いたような音なんだよなぁ・・・どこで聞いたんだ?)」

 

 そう、再び悩み始めるギラオール

 その隣で天ノ川きららはため息をつく・・・

 

 _____________________

 

 これは、とある学園、とある星で紡がれるお話

「強く」「優しく」「美しく」、真のプリンセスを目指し夢に向かい走り抜けるお姫様の物語

 そして、運命に向かって自由に動く「王」の物語!

 

 _____________________

 

 翌日、ギラオールは2人がバレエの練習をしているところを座って見ていた

 隣りにいるパフに乗っているアロマは憤慨していた

 

「天ノ川きららァっ!パフュームどころかキーまで返すなんてぇ!!」

 

「まぁでも仕方ないよ、あんな多忙の中で学業もやってるんだからさ」

 

「でも・・・キュアトゥインクルになった天ノ川さん、すごく素敵だった!本当に星のプリンセスって感じだったね!」

 

「それは確かに・・・そうだったロマ」

 

「それに大きな夢も持っていて、凄い人だよ!」

 

「確かにね」

 

「私!天ノ川さんにプリキュアになってほしい!!」

 

「・・・ギラさん、どうかしら?」

 

「・・・う~ん、無理・・・の可能性が高いですけど、はるかならば・・・」

 

「あら、その根拠は何かしら?」

 

「・・・実ははるか、小学生の時に学校に花壇を作ろうとしてたんです、でも学校と周りのクラスは否定してました、それでもはるかは諦めず周りを説得し回ったんです、そして・・・ガチで花壇を作って花の世話しまくってその学校の名物にしちゃったんですよ」

 

「それは・・・すごいわね」

 

「その前例があるんで、もしかしたら・・・」

 

 そう言いながら片付けをし始めているはるかを見るギラオール

 その時、ギラオールの中で1つの光が点滅し始めていた

 

「!ギラさん!?」

 

「?はい?」

 

「その光・・・」

 

「え?うわっ!?なにこれ」

 

 その時、ギラオールはどこか暗い所へ連れて行かれた・・・

 その周りには3つの光が存在していた

 すると、右側に存在していた光が咆哮を轟かせていた

 

「・・・え?彼女を仲間にしたいならば彼女を深く知れば良い?それってどういう事?」

 

「!!!!!!!!!」

 

「は?私の力を解放するときも近いって・・・何だよ!」

 

 その時、真ん中の光が咆哮を轟かせる

 

「!・・・僕の力はいずれ君達を必要としなくなる?何を言ってるの!?あの時言ったじゃん!僕に力を貸してあげているからこの力も僕のものだって!だったら君たちと僕は仲間だ!不要になるときなんてないよ!」

 

 されど、真ん中の光はそれ以上ギラオールに話しかける事はしなかった・・・

 そしてギラオールはいつの間にかみなみとはるかの前に立っていた

 

「ギラくん!ギラくん!」

 

「・・・はっ!?な、なに?」

 

「・・・はぁ、大丈夫そうね、またあの光があったのだから人格がかわるもんだと」

 

「・・・大丈夫です、あの光達は・・・自ら出たいときにしか出ないって言ってましたし」

 

「?光達ってどういう事ロマ?」

 

「・・・人格が変わる時って多分、僕の中にある光、それらが出ている時だと思うんです」

 

「そんなのがあるパフ?」

 

「うん・・・」

 

 そう言いながら、ギラオールは光に呼びかけようとするが、されど呼びかけに応えることは無かった・・・

 

 ____________________

 

 昼休み、天ノ川きららは中庭でノートに自ら着るコーデの事を書いていた

 その時

 

「天ノ川さん!ごきげえんよぉう!」

 

 はるかが緊張のあまり高い声で挨拶をする

 

「・・・ごきげんよう、言い方変だよ?」

 

「え!?そう!?ごきげぇんよぉ!ごきげんようっ!」

 

「いや、そこはどうでもいいでしょ」

 

「!あんた・・・」

 

「はっ!そうだった!天ノ川さん!お願いがあるの!!」

 

 そう言うと、きららはノートを止めはるかを見る

 

「そんなにプリキュアになってほしいの?」

 

「そうそう!いつもじゃなくても!ピンチのときに駆けつけてくれる助っ人とか、どうかな?」

 

 そう提案をしてみるはるか、しかし

 

「だーめ」

 

 否定されてしまう

 

「あーう・・・」

 

 すると、今度はギラオールが話し始める

 

「でも天ノ川さん、もしプリキュアにならなければこの先、またファッションショーを中止にさせられたり、永遠にできなくなったりするかもしれないよ?」

 

「・・・あんた、それは脅しのつもり?」

 

「まぁね、お父さんの受けおりだけどね、「交渉の前には脅しをしろ」ってね?」

 

「・・・ろくでもないね」

 

「否定はしないよ」

 

「・・・ダメ、やらないよ」

 

「・・・ダメかぁ」

 

「ショーの時、あんたはあれだけど、差し入れしてもらったし、はるはるの方は嫌いじゃないけどさ、いったでしょ?私はモデルに100%かけてるの、そんな暇ないって」

 

「・・・ダメそうだな、これは」

 

 そう言いながら、ギラオールはどうしようか考える

 

「でも!」

 

 するときららはノートを閉じはるかの方を見て1つの提案をする

 

「そんなに言うなら、私のスケジュール体験してみる?」

 

「え?」

 

「・・・え?そうくるの!?」

 

「勿論、そうすればわかるよ!私がどんだけ忙しいか!」

 

 そう言いながら圧をかけるきらら

 はるかはその圧におされてしまう・・・

 

 ____________________

 

 学校が終わり、その直後きららとはるかは走っていくところをみなみとギラオールは見ていた

 

「大丈夫かな・・・はるかは・・・」

 

 不安を思いながら見送るギラオール、すると

 

「ギラさん」

 

「!会長どうされました?」

 

「春野さん、大丈夫かしら?」

 

「・・・まぁ後で様子見していきますから」

 

「・・・ギラさんも、本当に大丈夫かしら?」

 

「え?なんのことです?」

 

「いえ、例のBGの時捕まっていたり帰る時にも時々ぼーとしてたからもしかして体に不調が・・・」

 

「あ、あれですか、それはその・・・不調とかではないんです、どちらかと言えばその・・・疑問があったといいますか」

 

「疑問?もしかしてあの時のクワガタのあれかしら?」

 

「!・・・流石会長ですね、はい、それにあそこに行く前にクローズと会ってるんですけど、その時言ってたんです「仲間もいやがるとか聞いてねぇ」って」

 

「仲間?私達の事かしら・・ ・」

 

「いえ、おそらくは・・・あのクワガタを出した人、どこの人なのかをはっきりすることができれば・・・仲間になってくれたりしないかなって」

 

「・・・確か、シャットがあなたを見て言っていたわよね?」

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ほぉ?これがキングオージャーの力か!ならばその力、打ち砕くのみ!」

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あ~、そういえば言ってましたね・・・じゃああのクワガタを出したのはキングオージャーと言われる人ということか?」

 

「もしくは私達プリンセスプリキュアみたく、仲間の名前だったりするかも」

 

「・・・確かに」

 

 すると、電話がなり始める

 

「!すいません会長、少し出てきます」

 

「わかったわ」

 

 そう言いながらギラオールは中庭に行き、そして電話に出る

 

「はい、もしもし?」

 

「 やぁ!久しぶりですなぁ、愛しの甥っ子よぉ!」

 

「!カグラギさん、お久しぶりです」

 

 電話に出たのはギラオールにとってはおじに当たる存在、おっと彼にはお兄さんと言ってほしいかもな

 カグラギ・ディボウスキだった

 

「珍しいですね、何かありました?」

 

「 いやなぁに、甥っ子が学園に入ったと聞きつけ、ならばぁッ!現地に行きそして御祝いを持っていこうと思いましてなぁ」

 

「本当ですか!?カグラギさんが持ってくる米や野菜、すっごく好きなんだよなぁ、いつ来るんですか?」

 

「 確か入った学園、ノーブル学園には「ファミリーデー」と言う行事がございましたなぁ、その時我が妹、そしてラクレスと共に向かいましょうぞ」

 

「本当ですか!?」

 

「 ええ、無論ですとも」

 

「そっか・・・わかりました、だったらこっちで野菜調理できるようにしますよ!」

 

「 おお!それはありがたい!!ですが大丈夫ですかな?」

 

「ええ、それに僕生徒会に入ったんで少しの融通はできると思います」

 

「 ほぉ!生徒会!それは素晴らしいですなぁ!」

 

 そう言うカグラギ、その後も話は弾んでいく

 すると

 

「!やべもうこんな時間か・・・ごめんなさいカグラギさん、そろそろ」

 

「 おや、楽しい談話は時を忘れさせてしまうものですなぁ・・・それでは、このへんで」

 

 そう言いながらカグラギは切ろうとする、その時ギラオールはとある事を聞く

 

「そうだ、カグラギさん、聞きたいことがあるんですけど」

 

「 おや?なんですかな?」

 

「・・・キングオージャーって、聞いたことあります?」

 

「 !・・・」

 

 カグラギは少し悩むフリをする、そして返す

 

「 いえ、聞いたことはありませんなぁ・・・何故、そのようなことを?」

 

「いえ・・・まぁカグラギさんに隠していても仕方ないか、いつもバレるし」

 

「 あなたはラクレスの弟君と同じで嘘が下手ですからなぁ」

 

「まぁ、そのおじさんにあったことはありませんがね・・・実は僕、この学園に来た時からとある人達と戦っているんです」

 

「 ほぉ、それで?」

 

「その中の1人が僕が戦っている時に借りている力の事を「キングオージャーの力か」と言われたんです」

 

「 ・・・そうですが、私の方でも探してみましょう」

 

「・・・信じるんですか?こんな話、嘘かもしれないのに」

 

「 おや、先程言ったじゃありませんか、あなたはラクレスの弟君と同じで嘘が下手だと

 今の話には誠しか語られていなかった、故に私はその言葉を信じましょうぞ」

 

「・・・ありがとうございます、カグラギさん」

 

「 いえいえ、それでは」

 

 そう言いながらカグラギの方から電話を切る

 

「・・・なんか、少しすっとしたなぁ」

 

 そう思いながら、みなみの方へ行くギラオール・・・

 

 ____________________

 

 タキタテ城、そのうえでカグラギ・ディボウスキはキングズホットラインを見たまま、声をあげる

 

「クロダさん!」

 

 その時、カグラギの後ろで1人の黒子が降り立つ

 

「ここに」

 

「急いで王様戦隊に集合を、私はシュゴッダムへ向かいます」

 

「ハッ!」

 

 そう言いながら、黒子はその場から消える

 カグラギはタキタテ城から見える米畑を眺めていた・・・

 

「やはり、運命と言うものは意地悪なものですな・・・」

 

 そう言いながら、彼は神に乗り込む・・・

 

 ____________________

 

 翌日、ギラオールは授業を静かに受けていた、すると

 

「はぁ・・・」

 

「?」

 

 ギラオールは静かに後ろを向くと、ノートをクシャっとして悩んでいるキャラがいた

 

「?何を悩んでるんだろう・・・天ノ川さん」

 

 そう思うギラオール

 その後、ギラオールは静かにきららの後を追っていた

 

「・・・もしかして、はるかが言ってたオーディション、それに関してなにか悪い事が起きたりしたのか?」

 

 すると

 

「あれ?ギラ君なにやってるの?」

 

「どぉっわぁっ!?」

 

「ん?」

 

「あ、ヤッベ」

 

 はるかに声をかけられ大声を上げてしまい、きららにバレてしまう

 

「あ、はるはる」

 

「!天ノ川さん!ごきげんよう!」

 

 そう言うとはるかが登っていく

 

「・・・(あ~、これは同性の方が話しやすいとかそんな感じかな?)」

 

 そう思いながら離れようとするが

 

「あんたは何やってたのよ」

 

「うげっ・・・まぁそうだよね」

 

 きららに呼び止められ、素直に向かうギラオール

 するとそこへみなみがきた

 

「春野さん!レッスンの時間よ!」

 

「!ごめん、いかなきゃ!じゃあね!!」

 

 そう言いながらはるかはみなみの方へ向かう

 その場にはきららとギラオールが残された

 

「あ~、じゃあ俺も・・・」

 

 そう言いながら再び離れようとするが

 

「だから、あんたは何やってたのよ」

 

「・・・まぁ無理だよなぁ・・・」

 

 そう思うギラオール、そして

 

「あーもー!お父さんがおじさんみたく回りくどいことできないから単刀直入に聞くよ!」

 

「え、えぇ・・・」

 

 きららはギラオールから圧を感じた

 

「・・・天ノ川さん、なんか迷ってる?」

 

「!迷ってるて?」

 

「授業の時、ため息ばっかりついてたり数式間違えていたりしてたじゃん」

 

「!それは・・・」

 

「少なくとも、この前のは成功したんでしょ?ならばオーディションは合格したんじゃない?はるかもそれを間違いないって感じているようだし」

 

「・・・違うのよ」

 

「?何が違うの?」

 

「・・・はるはるって、変な子だよね」

 

「?変・・・まぁ俺はそうは感じないけど周りから見たら」

 

「プリキュアにならないって言ったのに、あんな笑顔で「わかった」てさ」

 

「・・・」

 

「クラスの皆は、そうじゃなかったよ・・・」

 

 そう言いながらきららは海辺を見る

 

「あんな子は初めて、こっちの調子がおかしくなる、何なの?」

 

 そう言うと、ギラオールは笑う

 

「ふっふふ・・・はっはははは」

 

「!何?」

 

「いや、ごめん、でもその気持ち、僕やみなみさんもわかると思うよ」

 

「?」

 

「確かにはるかは変わってる、でもあいつには人を引き寄せる、そういうのがあるんだよ・・・ある意味僕もはるかに引き寄せられた側なんだと思う」

 

「はるかに?」

 

「はるかの夢、聞いたことある?」

 

「?いや・・・」

 

「はるかの夢、プリンセスになる事なんだよ」

 

「?それならプリキュアになったんだから」

 

「いいや、はるかの目指すプリンセス、夢の果てはプリキュアになった先さ」

 

「!・・・なった先」

 

「そう・・・俺もそうさ、王様になるのはあくまでも途中だからね」

 

「?王様?」

 

「あれ?言ってなかったけ?僕の夢は王様になる、そしてお父さんを超えて皆を笑顔にしたい、そう思ってるんだ」

 

 そう言いながら見せる顔に、きららは少し顔を赤らめた

 

「・・・へー、いいじゃん、あんたの夢」

 

「ありがと・・・ってこんな時間か、ごめん生徒会の手伝いにいくわ」

 

「そう・・・」

 

 そう言いながらギラオールは走り出す、すると突如止まってギラオールはきららの方へ向く

 

「天ノ川きらら」

 

「!なに?」

 

「多分、天ノ川さんの悩みは嘘をついていることじゃないかな?」

 

「嘘?誰に?」

 

「自分に」

 

「私に?」

 

「うん、だから正直になれば悩みはなくなると思うよ!」

 

 そう言いながら、ギラオールは生徒会室へ向かっていく

 

「・・・自分に嘘・・・」

 

 そう言いながら、胸に手を置くきらら

 

 ____________________

 

 夜、天ノ川きららは仕事終わりで帰り道にいた

 

「・・・今日も来なかったなぁ、結果」

 

 そう思いながら、歩いていると

 

 ・・・かぁッ!バシィっ!

 

「?何この音・・・」

 

 夜道に木霊する物音、きららはふと疑問に思い、音の鳴る方へ歩みを進める、するとそこにギラオールティーがいた

 

「ハァッ!!」

 

 バシィっ!

 

 ギラオールは暗い夜の中、オージャEX(エクス)カリバーを振りながら向かってくる枝に吊るした木の棒を返していた

 

「あいつ・・・こんな暗い中で修行?」

 

 そう思いながら見ている

 ギラオールは向かってくる木の棒を時に激しく、時に優しく打ち返していた、その姿を見ているきらら

 まるで彼は剣と踊るように修行をしていた

 

「はぁっ!!!」

 

 そうした内に、ラストと言わんばかりに木の棒を斬り裂くギラオール、ギラオールはその場で剣を床に置き倒れ込む

 

「・・・ふぅ~・・・」

 

 そう、息をついていると

 

「はい、これ」

 

 そう言いながら、突如濡れタオルを顔に被せられるギラオール

 

「どぉわぁっ!?何・・・って天ノ川さん」

 

「何やってるの?こんな夜更けに」

 

「あ~、バレちゃったか・・・つい熱中してたなこれ」

 

 そう言いながらギラオールはしまったという顔をする

 

「天ノ川さん、この事は秘密でお願いね?」

 

「?なんで」

 

「王様ってのは表で努力はせず裏で努力をするものだからさ」

 

「あぁ、あんたの夢は「王様になって皆を笑顔にしたい」だっけ?」

 

「うん・・・」

 

「でもなんで王様?」

 

「・・・お父さんが話してくれる昔話でさ」

 

「お父さんってラクレス・ハスティー?」

 

 そう言いながらきららはギラオールの隣に座る

 

「そう、「かつて地球に6人の王様と一体の守護神がいた、彼等は例え邪悪と罵られようとも、体を打ち砕かれようと、宇宙からくる脅威から民の為死力を尽くし平和をもたらした」って話」

 

「・・・そんな昔話聞いたことがないような・・・」

 

「多分、お父さんの創作、でもさその話をする時のお父さん、すごく良い笑顔をするんだ」

 

「ヘー・・・(そういうあんただって良い笑顔、するじゃん)」

 

「その時思ったんだ、王様になって皆を幸せにしてあげたいってさ」

 

「へー・・・いいじゃん」

 

「あ、その答え、話半分に聞いていたでしょ?」

 

「そんな事無いってば・・・ねぇ、ギラギラ」

 

「だから、俺はギラオールって・・・ん?ギラギラ?」

 

「そ、ギラギラ」

 

「(な、なんか変なのつけられたな・・・)」

 

「私が自分の心に嘘をついているってどういう事?」

 

「・・・僕嘘はつけないけど、嘘を見つけることはできるんだ」

 

「・・・それで?」

 

「今の天ノ川さんは多分、今日か昨日から自分に嘘をついているんだと思ったんだ」

 

「・・・え?証拠とかなんか無いの?」

 

「い、いやないよ、なんとなくってだけ」

 

「な、なにそれ・・・なんか悩んで損した」

 

「え!?あっごめん」

 

「まぁ良いよ、時間なかったしね・・・」

 

 そう言いながらきららは寝転びながら、夜空を見上げる

 その時、きららは言い放った

 

「・・・ねぇ、ギラギラ、私プリキュアになったほうがいいかな?」

 

「・・・どうしてそう思ったの?」

 

「あの時、断った後にさ、本当にこれで良かったのかなって思ってるんだ、はるはるには助けられた、でも私は何もしてあげてない・・・だから」

 

「・・・悪いけど、僕からそれを言うことはできないな」

 

「は?こう言うときってそうだよって言うもんじゃないの?」

 

「普通なら言うものなんだろうけど、でもさ結局の所戦う事を選ぶか、そのまま夢の為に走るかを選ぶのは走らない他人では、それを走る自分自身でないといけないと思うんだ」

 

「自分自身・・・そっか、そうだよね」

 

 そう言いながらきららは星空に手を伸ばす

 

「(決めるのは私自身・・・)ありがとう、少し見えてきたよ」

 

「どういたしまして」

 

 そう笑顔で向くギラオール、その顔を見たきららの鼓動が少し乱れる・・・

 

「!・・・さーてと、それじゃあ帰ろうか、寮へ」

 

「!そうだね」

 

 そう言いながら2人は道に入り戻っていく・・・

 

 ____________________

 

 きららは自室でノートをじっと見つめていた、だがペンは進まず、想うのはあの時、ギラオールが見せた笑顔であった

 

「・・・馬鹿みたい、寝よ」

 

 そう思いながらノートを引き出しにしまい、寝るきらら

 しかし寝ようとしても思い出してしまうのであった

 

 ____________________

 

 翌日、きららは始業時間ギリギリで登校した

 

「!天ノ川さん、今日は遅かったね」

 

 そういいながらきららへ近づくギラオール

 

「!ごきげんよう・・・(遅くなったのはあんたの顔のせいだっての・・・)」

 

 そう思いながら不機嫌そうに席につくきらら

 

「(・・・あれ?もしかして昨日余計なこと言ったか!?)」

 

 そう思うギラオール、すると後ろにいつの間にか立っていた同級生が立つ

 

「てめぇ・・・きららちゃんへ何をしたぁっ!!」

 

「へ!?いや!何もしては・・・ない、はず」

 

「そこを言い切らない!これは確信犯だ!!」

 

「呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺・・・」

 

「・・・」だッ!

 

「まてぇええ!!!」

 

 ギラオールは咄嗟に逃げ、それを男子同級生が追いかける

 

「・・・ハァ、男子って馬鹿だね〜」

 

「ハスティーさんもそっち側だったかぁ・・・」

 

 そう言う女子の同級生達、されどきららは窓を見ている・・・

 その後、始業時間になった後先生に男子の同級生達と共にギラオールが怒られたのは別の話・・・

 

 ____________________

 

 授業が終わり、放課後になり生徒会室である程度の仕事を終わらせるギラオール、すると

 

 ドゴォォオオオオッン!!!

 

「!?今の音って」

 

 ギラオールは外を見るが、何も見えず、次にスマホのSNSを見ると、怪物が暴れているという投稿が目についた、そしてその怪物はゼツボーグであった

 

「でやがった!!」

 

 そう言いながらギラオールは走って外へ向かう、するとその時、女子寮と繋がる道できららとばったり合う

 

「どわっ!?」

 

「!ギラギラ!」

 

 ギラオールはぶつかりそうになる所を寸前で避ける

 

「ごめん天ノ川さん、今急いでるから!!」

 

 そう言いながら再び走ろうとすると

 

「待って!」

 

「!天ノ川さん・・・」

 

 きららが強く呼び止める、ギラオールはきららの強く猛々しく輝く目を見て、瞬時に理解する

 

「・・・決めたんだね?」

 

「うん、私プリキュアになるよ」

 

「・・・わかった!行こう!!」

 

 そう言いながら共に走り出す!!

 

 ____________________

 

 ギラオールときららが到着する、フローラとマーメイドがゼツボーグにおされているのは火を見るより明らかであった

 

「!アロマ!」

 

「!ギラ!それに天ノ川きらら!?ギラはともかく何しに来たロマ!」

 

 息を整えるきらら、そしてまっすぐアロマの方を見るきらら

 

「貸して!パフュームとドレスアップキー!!」

 

「プリキュアにはならないって言ったロマ!!」

 

 そう言いながらアロマは箱を隠すようにする、するとクローズに見つかる!

 

「!あれは・・・3人目!!来ないと言っておきながら・・・ゼツボーグ!そいつ等を足止めしろ!!」

 

 そう言いながらクローズはきららの方へ向かう!!

 

「はっ!」

 

「変身される前に倒せば問題はねぇぜ!!!」

 

 そう言いながらパンチを繰り出そうとする!

 

「天ノ川さん!!」

 

 ギラオールが守ろうとしたその時!!

 ギラオールは暗闇の中で目を開ける、そして3つの巨大な光がギラオールの前に現れる

 すると右側にいた光がギラオールに激しく咆哮を轟かせる

 

「!・・・彼女の美しい行動と我がままに行く心に打たれた、だから私に戦わせて欲しい・・・わかった!いいよ!!」

 

 そう言いながら彼はその光を受け入れる!!その瞬間、暗闇は再び光で包まれていく・・・

 だがしかし、その時のギラオールに一つの言葉が聞こえてきた

 

「・・・やーっと、またお片付けができるぅ・・・ハハハハハハハハ」

 

「え?・・・今の、声は・・・」

 

 しかし、その声が再び聞こえることはなかった・・・

 

 ____________________

 

 ギラオール?が目を開けると、きららがクローズに攻撃されそうになっていた

 するとギラオール?は走り抜け、そしてクローズのパンチを素手で止めていた!!

 

 バシィっ!!!

 

「なっ!?」

 

「ギラ!?」

 

「ありえねぇ!?俺様の攻撃を変身もせず止めるなんてぇ!!」

 

 そう言うクローズ、するとギラオール?はその「紫水晶(アメジスト)」を彷彿とさせる両目でクローズを見て言い放つ

 

「そなたみたいな穢れたような物に彼女の美しき決断を邪魔する権利も資格も無い!!!」

 

 そう言うと、クローズの腹に強烈な一撃を加える!!

 

「ごぼらぁっ!?」

 

 クローズは吹き飛ばされ、そして気絶する!!

 

「ま、また変わったロマ!?」

 

「ギラギラ?」

 

「天ノ川きらら!!」

 

「!?」

 

「ソナタの決断の目、私は心底感銘したわ

 まさしくお姫様、いや女王に相応しき決断の目!私の友人のようにね」

 

「?友人?」

 

「さぁ、ロイヤルフェアリーアロマ!彼女にプリンセスパフュームとドレスアップキーを!」

 

「で、でも!!」

 

「大丈夫よ、彼女の目を見ればわかるわよ!」

 

「ロマ・・・」

 

 そう言いながらきららの目を見るアロマ、そしてアロマは理解しきららにパフュームとドレスアップキーを渡す

 

「さぁ!華麗に麗しく、行くわよ!」

 

「・・・勿論!」

 

 そう言いながら、きららはドレスアップキーをパフュームに差し込む!!

 

「プリキュア!プリンセスエンゲージ!」

 

 ギラオール?はオージャEX(エクス)カリバーを出現させ、何かの尻尾のようなものを回す!

 

 《スコーピオン!》

 

 ギターのような轟轟しい音が鳴り響き、なにかの尻尾のようなものを回す、その時ピアノのような音が美しく奏でられ、そしてなにかの足のようなものを押されるとドラムのような荒々しい音が鳴り響く、そしてなにかの角を持つとギラオールは言い放つ

 

「王鎧武装・毒姫裂爪!!!」

 

 そう叫びながら角を下ろす!!

 

 《YOU ARE THE LORD! YOU ARE THE, YOU ARE THE LORD!》

 

 その音と共に琥珀状のバリアが展開される!

 そして琥珀状のバリアが展開されると地面からスコーピオンののようなエネルギー体が這い出てきて、そしてそれがバリアを砕きそして中から金と紫水晶(アメジスト)のスコーピオンの仮面のようなものを被った戦士が現れる!!

 

 《スコーピオン!オージャー!!》

 

 そして、ゼツボーグがフローラとマーメイドに近づく

 すると

 

「ハァっ!!」

「しぇいはぁっ!!」

 

 トゥインクルとスコーピオンオージャーがゼツボーグの顔面を地面にめり込ませる!!

 

「ぜつぼぉっぐ!?」

 

 トゥインクルは着地すると言い放つ

 

「キュアトゥインクル・・・で、あってるよね?」

 

「トゥインクル!」

 

「!あれって」

 

「無駄話をしている暇は無くてよ!あれをさっさと片付けましょう!」

 

「そうだね」

 

 そういうと、トゥインクルはゼツボーグに向けて手を向ける

 

「冷たい檻に閉ざされた夢、返していただきますわ、お覚悟は・・・よろしくて?」

 

「ゼツボーグ!!」

 

 ゼツボーグは地面から顔を出すと、トゥインクルとスコーピオンオージャーに攻撃を仕掛ける!!

 スコーピオンオージャーはその攻撃を受け止め、トゥインクルは華麗に避けていく、するとスコーピオンオージャーは後ろに向けた手を使って2人に何処へ殴り飛ばすかを教える!

 

「!フローラ!」

 

「ええ!」

 

 そしてマーメイドとフローラがその場へたどり着くと

 

「トゥインクル!」

 

「わかってる!!」

 

 そう言いながら再びトゥインクルは避け、そしてスコーピオンは地面に向かって殴る!

 砂煙があたりを一時的に支配し、そしてゼツボーグの視界から消える!

 

「!?」

 

 ゼツボーグはあたりを見渡し、後ろを見るとそこには迫ってきているトゥインクルとスコーピオンオージャーがいた!!

 

「よろしく!!」

 

「いきますわ!!」

 

 そう言いながら強烈な殴りを入れ飛ばす!!

 向かう先にはフローラとマーメイドが体制に入っていた!

 

「ええ!」

 

「はい!」

 

「ゼツボーグ!?」

 

 バシィっ!!

 

 ゼツボーグは再び殴り飛ばされる!

 すると

 

「こんなところでぇ!!」

 

 突如、目覚めたクローズが再び闇の力を解放しトゥインクルに向かって攻撃をしようとする!!

 

「うわ、起きたし戻ってきちゃった」

 

「やれやれ、なれば私達が決めるといたしましょうか!」

 

「しょうがないなぁ」

 

 そういうと、トゥインクルはパフュームのモードを切り替え、再びキーを差し込む!

 

「エクスチェンジ!モードエレガント!!!」

 

 そう言いながらキーを回すとパフュームに力が宿り、トゥインクルはその力を身に纏いドレスが変わる!!

 ギラオール?はオージャEX(エクス)カリバーの尻尾を回す

 

 《オージャEX(エクス)チャージ》

 

 そして、尻尾を3回回してファンファーレが鳴り響く!だがその間にクローズが走り近づいてくる!!

 

「いい加減!死にやがれ!!!」

 

 そう言いながら蹴りを放つ!しかしその蹴りは当たることはなかった!

 スコーピオンオージャーの後ろからまさにサソリの尻尾のようなものが現れたのだ!!

 

「!?な、なんだこれ」

 

 そして、その尻尾のようなものがクローズを薙ぎ払い、そしてスコーピオンオージャーは再び尻尾を回す!!

 

 《オージャEX(エクス)フィニッシュ!!!》

 

「きらきら星よ!プリキュア!トゥインクル・ハミング!!!」

 

 トゥインクルはゼツボーグに向けて星を投げ、スコーピオンオージャーは右手左手に出現させた巨大な鋏と巨大なる尾でクローズを攻撃する!!!

 

「ドリーミーング・・・」

 

「ぐわぁあああっ!?」

 

 ゼツボーグは消え去り、そしてクローズは直撃を食らう!

 去り際にトゥインクルは言い放つ・・・

 

「ごきげんよう・・・」

 

 ____________________

 

 ゼツボーグは消え去り、戦いは終わった気になっていた

 されどまだ終わってはいなかった!!

 

「クソがァァあっ!!このまま戻れるかァァァああああ!!」

 

 そう言いながら、クローズは再び戦おうとする・・・だが

 

「ぐわっ!?あぁぁあああああ!?」

 

 突如クローズは苦しみだす

 

「な、何?どうしたの」

 

「私の毒がやっと効きましたか」

 

「毒!?」

 

「て、てめぇ何を・・・しやがったぁ・・・」

 

「あら、サソリには毒があるもの、当然ですわ?」

 

「!あの攻撃がぁああああ」

 

「それ程量を使ったわけではないので死にはしません、されど数日は安静になされたほうがよろしいかと」

 

「こんな・・・こんなところでぇええええ!!!」

 

 そう言いながら闇の力を解放しながら立とうとするが、立てない!

 

「・・・そこまで死に急ぐというのであれば」

 

 そう言いながらクローズの首元に剣先を向ける

 

「貴方の命、これまでにいたしましょうか・・・」

 

 そう言いながら見る

 その時であった

 

『・・・』

 

「!ディスピア様・・・クソっ!!」

 

 そう言いながらクローズは逃げていった・・・

 

「・・・どうやら、ディスピアによって呼び戻されたようですわね」

 

 そう言いながら、ギラオール?は王武解放する

 

「・・・あんた、本当にギラギラ?」

 

 そう聞くきらら

 

「あら、そうでしたわ、私の名前は・・・今はまだ秘密にしておきましょうか」

 

「ハァ!?」

 

「それよりも、集まりましたわね・・・では私はこのへんで」

 

「は!?ちょっと!?」

 

 すると、ギラオールの右目眼が翠玉(エメラルド)を彷彿とさせる目に戻るとギラオールは倒れ込む

 

「ちょっ!?」

 

 きららはそれを受け止めようとするが、完璧には受け止められず、結果ギラオールに押し倒されるような形となった

 

「天ノ川さん!?大丈夫!?」

 

「え、えぇ大丈夫(何でこんなドキドキしてるのよ!!)」

 

 すると、ギラオールの体から何やら怪しげな光が再び出る・・・しかし、何も起こらずギラオールは目を覚ます

 

「・・・っ・・・あれ・・・あぁ、あの光が・・・って」

 

「あのさ、その・・・さっさとどいてくれない?」

 

 ギラオールは咄嗟に自分のあたりを見てきららに押し倒してしまったと理解する

 

「どわぁっ!?ご、ごめん!!」

 

 ギラオールは咄嗟に立ち上がる

 

「ふぅ・・・全く・・・」

 

「・・・なんか、ギラくんと天ノ川さん、仲良しだね!」

 

「え?そ、そんなわけないじゃん!!」

 

「そうなのかな?」

 

 そう言いながら悩むギラオールと否定するきらら

 

 ____________________

 

 ここは、シュゴッダコーポレーションの社長室

 そこに2人、ラクレス・ハスティーとスズメ・ハスティーがいた

 すると社長室のでかいテレビに6人の顔が映し出された

 すると片目を隠した王が口を開く

 

「ラクレス・ハスティー、カグラギから話を聞いた、どうやら彼が力を使い始めたようだな」

 

「ええ、私も確認しました・・・でも、どうやら力を使い始めたのは自らの為ではなく人の為の様子です

 それに今日はゴッドスコーピオンが自ら戦いをしたようで」

 

「あら、スコピが?」

 

「となると、やはりあの起きてしまった奇跡はこういう運命だったという事・・・なのかねぇ」

 

 そう言いながら、白き王は両手をあげる

 

「ラクレス、こうなったからにはもうあれを作り始めてるだろ」

 

「無論、既に50%は達成し後は時間をかければと言う所」

 

「となれば、問題なのは誰に向けて力を使っているか・・・だよね」

 

 すると、スズメが前に出て話し始める

 

「それですが、私が独自に調査を開始致しまして、どうやら相手は「ディスダーク」という者達で、人の夢を奪いそして怪物にしてしまう能力を持っているようですわ

 確認しただけでもクローズとシャット、そしてその頭と思われるディスピア、今わかっているのはこの3名ですわ」

 

「・・・お兄ちゃん、こうなったからには僕達もそちらに」

 

「いや、王様戦隊が必要な程戦力が足りてないという話でもないようだ」

 

「そうなの?」

 

「はい、どうやらプリンセスプリキュアという人達を助ける為力を行使しているようですわ」

 

 そう言いながら、スズメはタブレットを操作、すると画面に春野はるか、海道みなみ、天ノ川きららの3人が表示される

 

「この子達を・・・」

 

「あぁ、それは確認している」

 

 そう言いながら椅子から立つラクレス

 

「・・・しかし、力を使い始めたということはあの危険性(・・・)が高くなると言うことでもある、下手をすれば我々はまたアレと戦わなければならない、今度は貴様に倒せるか?情が移ってしまったギラオールを・・・」

 

「・・・あぁ、倒すとも・・・例えこの身が滅ぼろうとも」

 

 そう言いながら、ラクレスは剣を抜く

 

「まぁまぁリタ殿、今度私が見に行きます、もしそれで本当に危険だと判断すればその時私が彼を殺せば良い事です

 それでよろしいですな?ギラ殿」

 

「・・・うん、任せた、カグラギ」

 

「おいおい大丈夫かよ、カグラギに任せて」

 

「まぁ、それが良いかもしれないわね」

 

「では、この件はラクレス・ハスティー、スズメ・ハスティー、カグラギ・ディボウスキの3名に一任する」

 

 そう言うと4人が通信を辞める

 

「すまないカグラギ」

 

「いえ、ただでさえ親しい間柄を、それも、例え血が繋がらずとも我が子を殺すという事がどれ程辛い事か・・・想像に固くはございません」

 

「ごめん、お兄ちゃん、こんな辛い事を」

 

「・・・いや、私がもっと慎重になるべきだった・・・でも私はギラオールならば・・・その危険性すら扱いきれるかもしれないと思っている」

 

「おや、その根拠は」

 

「・・・夢を目指し始めたギラオールの目は、たとえ色が違えど、あの時、私からオージャカリバーを抜いたギラの目に似ていたからだ」

 

「・・・そっか、ならばその可能性を僕も信じるとするよ」

 

「あぁ・・・」

 

 そう言いながら2人も通信を切る

 

「・・・そう、ギラオールならば・・・」

 

 ____________________

 

 夕方となり、はるかは疑問をきららに言った

 

「それにしても天ノ川さん・・・どうして?プリキュアにはならないって言ったのに」

 

 そう聞くと、きららはいい始める

 

「うかった」

 

「え?」

 

「オーディション、受かった」

 

「あっ・・・」

 

 すると、きららは空を見る

 

「そしたら、なんかはるはるに言いたくなっちゃったんだよね・・・ん?どうしたの?応援してくれるんでしょ?」

 

 そう言いながらきららは頬を赤らめる

 

「だったら、一緒に喜んでよ・・・」

 

「・・・わぁああああ!おめでとぉおおお!」

 

 そう言いながらきららに向かって抱きつくはるか

 

「すっごく可愛かったもん!!幸せ満開だよぉっ!!」

 

「ありがと・・・プリキュアさこれからも手伝ってもいいよ」

 

「ほんと!?あ、でもお仕事が」

 

「あたしの100%を200%にすればいいだけだよ、はるはるとなら簡単に120%いけたんだし、楽勝だって」

 

「へぇ・・・やったじゃん、はるか」

 

「ギラ君・・・うん!」

 

「そんなわけで、よろしくはるはる、みなみん、ギラギラ」

 

「よろしく頼むわね」

 

「みなみん!?」

 

「みなみん!?」

 

「私のニックネームらしいわ」

 

「ず、ずるい・・・」

 

「え?そこなの?」

 

「わ、私もみなみさんってよんでいいですか!」

 

「そ、それなら私もはるかと」

 

「そこは好きに呼べばいいんじゃ・・・」

 

「だよね、友達なんだし」

 

「友達・・・」

 

「で、では・・・みなみさん」

 

「・・・はるか」

 

 そう言いあうと二人して恥ずかしくつい笑ってしまう、そして

 

「きららちゃん!」

 

 追いかけ、そして左手を握るはるか

 

「これからよろしくね?」

 

「・・・うん!」

 

 そう言いながら3人して笑顔になる

 

「ギラもいかなくていいロマ?」

 

「いやぁ、あそこに行った所でじゃない?

 それよりも、揃ったね、プリンセスプリキュアが3人」

 

「揃ったパフー!!」

 

 そう言いながらアロマ、ギラオール、そしてパフも歩き出す・・・

 

 ____________________

 

 次回!Go!プリンセスプリキュア!&レジェンドオージャー!

 

「これこそは!ホープキングダムに伝わる!その名も「プリンセスレッスンパット」!」

 

「・・・カナタ・・・」

 

「!・・・はるか」

 

「お前みたいなやつは!俺様が片付けてやる!!」

 

「ギラギラ!?」

 

「あいつ・・・本当に人間なのか疑問なんだね」

 

 第6話 レッスンスタート!/歩み、止まらず・・・




コメント等があると嬉しいです

実は13話ぐらいで春のカーニバルをやろうかと思っているのですが、投稿が少し遅くなるかもしれません、それでもよろしいでしょうか?

  • いいよ!
  • だめだ!
  • 本編後ならば
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。