アベンチュリンが以前大牙に喧嘩を売った報復により、大牙の新兵器【ライジング・ニュークリア・ダインスレイヴ】により死亡。
それと同時に発動した復活ミッション。
決死の覚悟でハンターゾーンに突入した鍵の活躍により、全員復活カードを入手。
その後、大牙の息子の1人である司に追いかけられるも、無事にタワーを脱出。
それにより全員復活して現在逃走者は13人。
これより後半戦開始、果たして逃げ切れる者は現れるのか!?
エクストラ・ミッション終了後、ゲーム再開のために復活者含め、全ての逃走者がランダムに各地へテレポートされたあと。
大牙「さて、これより後半戦。その開幕の狼煙として……アイツもう1度殺すか!」
空に浮かんでいたそう言うと大牙は一度深呼吸をして、
大牙「奴の気配は……あそこか」
そう言った大牙は地上へ降りたあと……
大牙『無限の拡散 黎明の空 天啓の眼』
両手を組んで魔法の詠唱を始めた。
大牙『天球自転・白』
詠唱を終えると、正面から見て大牙の背後の左にアーミラリ天球儀型の白い物体が現れた。
大牙『収束の零 至高の頂 虹の橋』
大牙『天球公転・黒』
続けて大牙が詠唱を終えると、今度は正面から見て背後の右にアーミラリ天球儀型の黒い物体が現れた。
大牙『始まりの白 終わりの黒 無限と零 極限にして始原の理』
大牙がそう詠唱した瞬間、背後にあった二つの天球型の物体が混ざり始め、恒星級の質量を持った灰色の架空概念物質の魔力エネルギー球体が生成された。
大牙『灰色の超新星、天地開闢・創世の刻(ビッグバン・アッシュ・スーパーノヴァ)』
左手を指鉄砲にしてそう言いながら撃つように弾くと、魔力エネルギーの球体が発射され進行方向の全てを破壊し尽くした。
アベンチュリン「え?ちょっと待ってまさかまた──」
そう、アベンチュリンも巻き添えにして。
アベンチュリン死亡、残り12人。
……
同じタイミングで他の逃走者達は……
シュンガ「ちょっとまて!何だあれ!?」
零瑠「嘘だろ!?なんで天導の奴、創世の刻なんざ使ってやがる!?」
ひより「ああ……これが後半戦開始の合図ですか……」
『♪〜』
メールだ。
煉「アベンチュリン死亡、残り12人。うん知ってた……ん!?」
拓斗「なお。先ほど大牙が放った技により、一部の逃走エリアが使用不可になった……大牙の奴、マジで僕たち潰す気じゃないかな?」
渡「本当だ、北西と南東で分断されてるし、しかも絶妙に良い感じに分断されたせいで中央の自首用電話も使えなくなってる。あ、続きがある。何々……」
愛莉「分断された逃走者をエリアが広い北西に纏める為、再度、全逃走者をランダムにテレポートさせる」
その瞬間、北西を南東に分断された逃走者12人が一斉ランダムテレポートで北西エリアの各所に散らばった。
そしてゲームが再開、それと同時に……
黒音「にゃ〜」
未だ停止していない猫の黒音と、
?「わん!」
犬の「伊吹」が再び、逃走エリアを徘徊し出した。
通報部隊は停止しなければゲーム終了まで止まることなく、逃走者を見つけ次第、その位置を大牙に知らせる!
そうなれば、終わりだ……
大牙「そろそろ3つ目のミッションをやるか」
そう言い、大牙は蒼也に連絡した。
同時刻エルドラ・タワーにて……
蒼也「諳子様、出番が来ました。よろしくお願い致します」
諳子「は〜い、それじゃ行ってくるね御琴君」
御琴「ああ。行ってらっしゃい、諳子さん」
そう言うと諳子はテレポート装置を使い、地上へ降りた。
御琴「そんじゃあ……ほい、ほい、ほいっと」
それを見た御琴がタブレットを操作すると。エリアに沢山の宝箱が置かれ、同時に一つの店が開かれた。
『♪〜』
メールだ。
愛莉「サード・ミッション。エリア内に諳子ママのお店が開かれた」
有翔「エリア内の宝箱からお菓子の材料を手に入れて渡し、手作りお菓子を作って貰い……」
シュンガ「それを持った状態で大牙に追われている時に渡せば暫くの間、動きを止めることができる。マジか、ここで大牙攻略アイテムがくるか!」
【サード・ミッション お菓子の材料を届けろ】
エリアに逢見諳子のお店が開かれた。
エリア内にある宝箱(通報部隊用の餌とは区別されている)からお菓子の材料を手に入れ、諳子に渡して手作りお菓子を作って貰い、それを手に入れた状態で大牙に追われている時に渡すと、暫くの間、動きを止めることができるぞ!
ちなみにひよりと鍵がオープニング・ミッションで手に入れたアイテムも実はこれである。
え?じゃあ鍵はあの時なんで使わなかったのかって?
焦ってて使う余裕すらなかったんじゃない?(適当)
なお、諳子の店はゲーム終了まで居続けるので、材料を見つけて渡すことができれば複数回お菓子を手に入れることができるぞ。
氷華「逢見先輩の手作りお菓子さえあれば師匠に見つかってもしばらくは動きを止められるとは、これはやるしかないですね」
煉「通報部隊のと同時進行になるが、これはやる価値あるな」
逃走者達は通報部隊停止と同時進行で手作りお菓子の入手に向かう!
果たして手に入れることはできるのか!?
そして偶然にも……
拓斗「お、これかな?」
拓斗が近くにあった宝箱からお菓子の材料を見つけた。
拓斗「よし!あとはあの二匹を掻い潜るか餌を見つけて止めて、逢見先輩の所へ行けばまだ逃げ切るチャンスはある!」
……
鍵「……俺、あの時にあれ使えば大牙から逃げれたじゃん……」
そう言いながら鍵はエリア内を動いていた。
鍵「ん、あれは?」
鍵が宝箱を見つけた、その中身は……
鍵「魚?」
魚だ。
これを黒音に与えれば、黒音からの通報を停止させることができるぞ。
鍵「これをあいつの猫にあげれば通報を止めれるのか。そうと決まれば早速!」
そう言い、黒音を探す鍵。
その近くに……
黒音「にゃ〜」
黒音だ。
鍵「……お、見つけた」
鍵が黒音を見つけた。
鍵「おーい!」
黒音「にゃ?」
鍵の声を聞いた黒音がその方へ向かい、鍵の元へついた。
鍵「これ、やるよ」
そう言い、黒音に魚をあげた。
黒音「にゃ〜♪」
鍵にお礼するかのように鳴いた黒音は、魚を咥えてどこかへ走り去っていった。
これで黒音からの通報は停止した。
あとは犬の伊吹だけだ。
そして……
渡「お、これは」
渡が宝箱からささみ肉を見つけた。
これを伊吹にあげれば。通報を止めることができるぞ。
その近くに……
大牙「ふ〜んふんふふ〜ん」
上機嫌の大牙だ。
渡「……あ」
大牙「あ」
見つかった。
渡「クソッ!こうなったら!」
そう言い、渡はキングファンガイアに変身して飛行して逃げた。
大牙「ほう、空を飛んで逃げるか……なら」
そう言い大牙も背中から龍の翼を展開して飛翔し、追跡した。
渡「あいつも飛べるのかよ!とにかく捕まるとしてもアレだけは渡してクリアしないと!」
そう言い、渡は伊吹を探していた。
渡「……見つけた!」
伊吹を見つけた渡は急降下して伊吹の元へ走った。
そして……
渡「ほい、これ!」
渡が伊吹にささみを渡すことに成功した。
ミッション・クリア!
『♪〜』
煉「白河ひより、焔咲氷華、天導愛莉、天導夕花、戸島鍵、紅神渡の活躍により全通報部隊が停止した。あいつら、よくやってくれた!」
シュンガ「これでお菓子の材料探しに専念できるな」
そして……
大牙「はいお疲れ〜」
渡は大牙に確保されてしまった。
渡「見せ場は残せたんだ……悔いはない」
紅神渡、確保。
残り11人。
『♪〜』
零瑠「メールだと?まさか……」
鍵「紅神渡確保、残り11人。……そうか、恐らく大牙に追われながらもミッションをクリアしてその後に捕まったか」
有翔「あんたの活躍、無駄じゃなかったぜ」
……
拓斗「お、あれって!」
拓斗が諳子の店を見つけた。
拓斗「逢見先輩!」
諳子「あら、神宮寺くん。どうしたの?」
拓斗「お菓子の材料を持ってきたので作ってください!」
諳子「本当!ありがとう、ちょっと待っててね」
……
諳子「はいどうぞ、頑張ってね」
拓斗「ありがとうございます!このお礼は必ず!」
そう言ってお菓子を受け取った拓斗は店を後にした。
その後、煉や氷華達も材料を手に入れて諳子に渡してお菓子を手に入れ、現在持っているのはひより、鍵、拓斗、煉、シュンガ、夕花の6人。
果たして逃げ切れる者は現れるのか?
次回へ続く。
次回予告
多くの犠牲を払いながらも、逃走者達は戦場を駆け抜ける。
全ては、逃げ切った先にある願いのために……
そしてついに、大牙が今逃走中最後にして最悪のミッションを発動する。
果たして、逃げ切れる者は現れるのか!?
次回:終わりの始まり