ARMED CORE FINAL ANSWER01 作:ありすたちばな
ACNAME アリウス
ASSEMBLY
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| R-A | ||
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| R-B | ||
| L-B | ||
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| FCS | ||
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| NOT EQUIPPED | ||
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NAME〚ロックスミス〛
ASSEMBLY
| UNIT | ||
|---|---|---|
| R-A | ||
| L-A | ||
| R-B | ||
| L-B | NOT EQUIPPED | |
| FRAME | ||
|---|---|---|
| H | ||
| C | ||
| A | ||
| L | ||
| INNER | ||
|---|---|---|
| BOOST | ||
| FCS | ||
| GENE | ||
| EXPANSINO | ||
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| R-A | PULSE ARMOR | |
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『勝敗は、互いのAPを削りきるまで。機体の修理費はBAWSが受け持つ。心置きなくやってくれ』
『見せてくれ。お前の持つ全てを』
藍色のACがこちらに急加速をかけ、中距離から背部の拡散バズーカを放ってきた。
自機と距離を開けて発射することで、面に広がった榴弾群は自機に引っ掛かりやすく、完全によけることが難しい。
それに対し、FCSが予測する拡散の指向性と広がり方から安全圏を目算、操縦桿を力一杯にひねり辛うじて回避して見せた。
砲弾を避けると、振り向きざまにチャージした軽リニアを発射。
ロックスミスは機体を捻ることで鉄粒の突撃を躱した。
第一射を回避した両機は、互いを注視し向き合ったまま横に推進し、様子を伺う。
《敵ACの情報を取得。ACロックスミス、搭乗者はV1フロイト》
《背部の拡散バズーカとレーザーブレードの連撃に注意して。被弾すれば、損傷がシャレにならない》
(どう攻めたものか.....)
互いに回り込むように、円形移動を続けて睨み合う両者だったが、ロックスミスが仕掛けた。
側面への移動を止め、斜め下にバーニヤを向け後ろ向きに噴出。上空に飛び上がる。
射角をつけて、飛び上がったロックスミスは低空で高度を維持しアサルトライフルの銃撃をフルオートでアリウスへと浴びせる。
連射で動きを牽制しつつ、拡散バズーカを当てる算段か。
対してアリウスが下方から見上げつつ標準を定め、銃撃による姿勢崩しを目論む。
両腕に装備した二対の軽リニアの内、左腕の方は通常弾を連射し、右腕のものはチャージし敵機の動きを予測した狙い撃ちで着実にダメージを与える。
勿論その場に棒立ちで削りあう程、両機とも愚鈍ではない。
クイックブーストを頻繁に吹かし、急加速と方向転換を繰り返す。
上下から撃ち合い、一歩も引かぬ互角の起動戦を演じる両者。中距離を維持して撃ち合いつつも、常に相手の死角に回り込もうとバーニヤを吹かす。
起動力ではロックスミスが勝っているが、撃ち合いの火力ではこちらが上だ。
(ACだって無限に飛んでられるわけじゃない。このまま立ち回れば、先にガス欠を起こすのは飛んでいる向こうの方だ)
地に足をつけて動くアリウスより、同じように素早く動きつつも中空を飛び回るロックスミスとではEN効率に大きく差が生まれる。
『ログで見た通りの動きだ。劣悪な機体でよく動くな』
『関心する』
「そりゃ、どうもっ!」
操縦桿を素早く後ろに引き、アリウスのスピードを落とす。ついで、左脚部を地面に押し付け踏ん張り、機体に無理やりブレーキをかける。
左足を軸に、機体全体で弧を描くようにターンを決めつつ、背部グレネードを展開。忙しなくに景色が回るモニターを注視し、メインカメラが捉えたロックスミスの動きに合わせて砲撃。
『グッ!?』
「これは予想外だったろ?」
被弾覚悟で足を止めたのは、グレネードを当てるためだけではない。
ブーストを止めたアリウスは、この一瞬でENを回復させていた。
逆に、ENが切れたのか地に落ちるロックスミス。そこへ、アサルトブーストで突貫する。
落下中に放った拡散バズーカをクイックブーストの急加速で前方に踏み込み躱し、距離を詰める。
「くらえ、ヴェスパー1」
左手をかざし、レーザーブレードを振る_____
『何...?』
のではなく、無手の右腕で、顔面にパンチを見舞う。
格闘能力に優れたBASHO腕の一撃は、相手機の体勢を完全に崩し、スタッガーに追い込む。流れるように、後ろに殴り飛ばされるロックスミスへレーザーブレードの回転斬りを直撃させた。
これで、ロックスミスのAPはかなり削れただろう。
『やるな。ここまでとは思っていなあった』
リペアキットを使ったのか、起き上がりながらフロイトが通信してきた。
『まさか殴ってくるとは』
『お前の攻撃、一つ一つがコクピットに響くな』
『機体じゃなくて中にいる俺の方を狙っているようだ』
(?)
意味不明な文言を呟くフロイト。思わず操縦席で首をかしげる。
「よくわからんが、もう終わりか?」
『そうだな、終わりにしよう』
『ここからは試合じゃない。』
『殺し合いだ』
目の前から、ロックスミスの機影が消失した。
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そこからは、勝負にならなかった。
ロックスミスの速度が大幅に上昇し、アリウスを置き去りにした。
機体スピードを上げたロックスミスの動きは圧巻で、アリウスのメインカメラがまともに移すことは叶わなかった。
前半戦と異なり、上下に動き回り攪乱する三次元機動。何度も背後に回り込むロックスミスに、自分は為すすべなく蹂躙された。
別の機体と見紛う程の機敏な動き、ロックスミス本来の性能。
フロイトは前半、ジェネレータとブースターに制限をかけて戦っていた。
理由は自分の機体制御を観察するため。鈍重な自身に合わせていただけ。
こうして、BAWS第二工場で行われたACの一騎打ちは、リペアキットを二つ残したロックスミスの圧勝で幕を閉じるのだった。
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無言でガレージの壁に拳をぶつけ、顔を歪める。
その顔色には、屈辱と怒りがにじみ出ており、赤染まっていた。
彼がこんなにも気を立てているのは、フロイトとの対決が原因だ。
後半、自分はロックスミスの機動にまるでついていけなかった。
しかも、相手は虎の子たるレーザードローンを一切使っていない。
手加減されたうえで、機体制御でも敵わず翻弄された末、終始ロックスミスに圧倒されたのだ。
途中、攻撃を当てられたのは向こうがスピードを落としたからだけである。
フロイトにその気があれば一瞬で決まるような勝負だった。
あの男にとって、今回のテストは自分を観察するためで、勝つ気がなかったのだろう。
だが、まだ生きている。ヴェスパー最高戦力を相手に生き延びたのだ。自分とアリウスは。
「やられっぱなしで終わってたまるか」
「次会った時は負けねえ。そうだろ? アリウス」
なんにせよ金だ。金を稼いで機体を強化しなければ。今のままでは、彼と戦う土俵にすら立てていない。
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| REPORT | ||
|---|---|---|
| Client | BAWS | べリウス北部のBAWS第二工場で四脚MTの能力テストに参加 BAWSのテストMTを撃破 追加依頼を受諾:ACロックスミスとの戦闘演習を行った ACロックスミスとの一騎打ちに敗北、機体が大破した |
| Start time | 06;30 | |
| 収支 68,988 | ||
| 戦局報告; BAWS第二工場では、解放戦線を主な顧客としたMTの製造を行っている。 星外企業のお偉いさんが易々とはいれる場所でない。
顧客を選ばないBAWSが許しても、周辺の解放戦線が黙っていないからな。 それができないのは、べリウス北部における解放戦線の勢いが衰えてきたからだ。
「壁」の陥落も時間の問題か
ボイル・フォートナー | ||
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メールが届いている。2件だ。
| 惜しい VⅠFreud |
| お前の動き、本来はヴェスパー上位に通ずるものだ。それを劣悪な機体で台無しにしている。 あんな、無様な動きは二度も見たくない。
お前には期待しているんだ。 失望させてくれるなよ。 |
≪10,000,000Cを獲得しました≫
| これからの動きについて Boyle Fortner |
| V1からの贈り物は受け取ったか? 瓢箪から駒なボーナスだったな。
俺は気遣いが苦手なんでね。 早速本題に入らせてもらう
解放戦線のブローカーから、ミールワーム販売を中止する連絡がきた。 俺たちが解放戦線に入らない限り、今後商売はしないとな。
そこで、食糧について、ジャンカー・コヨーテスから援助の約束を取り付けてきた。 連中が出す依頼さえ達成すれば、タダで譲ってもらえるらしい。 胡散臭い話に違いないが、俺たちが生きていく道は他にない。
あと、新たな依頼が届いている。確認しておいてくれ。 .......封鎖機構からだ。 |
これで、チャプター0前半は終了。
これからは、3日に一回のペースで投稿していきます。
後半は、封鎖機構が比較的メインかな。