ARMED CORE FINAL ANSWER01 作:ありすたちばな
独立傭兵
貴方に引き受けてもらいたい作戦がある
内容はレッドガン部隊のAC一機、その撃破だ。
先ほど、ベリウス地方南部にあるサリア採掘場から
救援要請が届いた。
襲撃者はAC単騎。G9アムールだ。
採掘場の同士も抵抗を続けているが
それが破られるのも時間の問題だ。
彼を止められるのは貴方しかいない。
どうか奴を倒してくれ....
貴方の助力が得られることを願う。
報酬:40,000C
| RESEARCHERS REMARK |
| 作戦概要; 解放戦線から緊急依頼が届いている。 レッドガンACの撃破だ。
依頼主によれば敵は単機で採掘場を襲撃している。 現地では防衛部隊が抵抗中だが、長くはもたんだろう。 残存戦力はあてにするな。 |
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≪メインシステム 戦闘モード起動≫
《ミッション開始。サリア採掘場を襲撃するレッドガン隊員、G9アムールを始末する》
《後続とは言え番号付きだ。油断するなよ》
遥か上空から降下した機体が、着地とともに派手に積雪をまき散らす。真人間にはつらい衝撃にうめき声が漏れたが仕事柄慣れた。
全く、真人間には辛い仕事だと嘆きつつ、通信に従い採掘場に到着した。
採掘場の入口には、破壊されたBAWS製”MT-E-104”と地上砲台の残骸が黒煙を吹き出し散乱している。
案の定、G9の進攻を止めることは叶わなかったようだ。
《やはり防衛部隊は壊滅か、まあ最初から当てにはしてない》
《正面ゲートが破壊されている。外壁を登って施設内に進入を……》
G9を追って内部に入ろうとした時のことだった。
防衛部隊の残骸を尻目に、防壁前まで機体を移動させたところで、アリウスの計器に障害が発生した。
「…レーダーがイカれた?レオ、どうなっている?」
《.......》
《これ............工場.....部にECM.....?.........》
《強いな。これでは索敵は愚か、通信も出来ん》
もしや、と思い機体を下がらせる。
後ろに下がって防壁から距離を取れば、回線が元に戻った。
「ECMか。レーダーが使えないのは心細い。対策はできないか?」
《無理だな。ガレージに戻って、ECM耐性の高い追加アンテナでも付けん限り電波が回復しない》
《つまり、採掘場内部での一切はお前のカンが頼りだ》
「........わかった。こっから先の仕事は俺がやる。お前はレッドガンの情報を集めろ」
「解放戦線の拠点一つ潰すのに、ECMなんて使うのはおかしい」
《この採掘場に、何か特別な事情があるということか》
「ああ。」
《仕事に支障が出るかもしれんが........》
《一つ、ふざけた忠告する》
《内部の戦力に気をつけろ。G9にもだ》
確かに、気になるところだ。しかし、追及する場面ではないことはわかっているため、通信越しに別れを告げると、ECMが展開される採掘場に進入するのだった。
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「内部もか。これを全部、G9が一人でやったのか........?」
内部も、機体残骸に溢れていた。正面ゲートを越したそのエリアは、大小の構造物が連なる空間であった。目に付くあちこちのオブジェが破壊されており、襲撃したG9と戦闘があったことは想像に難くない。
(まだ生きている機体反応は…って無理だったな)
「おい!依頼を受けて急行した傭兵だ!まだ生きてる奴は応答しろ!」
ヘッドギアのマイクに向けて叫び、回線で呼びかけるも応答はない。
呼びかけを続けながら奥に進むも、応答する声は現れなかった。
どうやら、ここ周辺の解放戦線の戦力は壊滅したと見ていいようだ。
諦めて、先に進むもう操縦席のペダルを踏み機体を進ませた。
『しかし、ジョシュアを殺れとは、本部も無茶な命令を出してくれたもんだな』
思わず息を吞み怯む。
採掘場を探索していると、不意に、回線がある会話を拾ったを傍受した。
ノイズが酷く、状況が読み取れないため、ノイズの薄まり方を頼りに通信の出所を探る。
もしかしたら生き残りかもしれない、そう考えて回線に割り込もうと、口を開く。しかし、あることに気付き、口を止めた。
『無駄話はやめとけ。また飯抜きになるぞ』
『それもそうだな。やめておこう』
(解放戦線........の識別じゃない)
(レッドガンのMTか。敵は単機じゃなかったのか…?)
あと、調べていない坑道内部に入るには、当然彼らが居座る入口を経る必要がある。この状況では無視をすることも難しいだろう。この場で撃破するしかない。
(プリーフィングと違うぞ........)
奇襲を仕掛けるにしても、位置が悪い。坑道入口の大穴の前に陣取った部隊は、坑道を背に周囲をくまなくみなせる所にいる。これでは、どの角度から攻め込もうと見つかってしまう。
(あいて戦力は未知数。あいつらは多分坑道入口の見張り、ということは中にも味方が居る)
(ということは坑道の制圧は終わっている........?)
『飯といえば』
『G5…イグアスはまた飯抜きになったらしいぞ』
『……無駄話はしないんじゃなかったのか?』
『やっぱりしていい。今更増援にくる命知らずはいる筈がない』
『………』
状況は明らかにレッドガンに傾いている。解放戦線側の増援が来るかもわからない今、此方が単機で部隊を相手取るしかない。
『イグアスのことか?どうせ総長に喧嘩を売ったんだろ?』
『話によると、レッドも巻き込まれたらしい。あいつも不憫だな.......』
「まあ、今更投げ出すのはなしだな……」
独り言、というよりは自分に言い聞かせる。
『ん?今の声、誰のものだ?』
答えることなく、背部のグレネードキャノンを展開すると、物陰から飛び出した。
『はっ?!貴様…』
肩に構えたグレネードを撃ち込む。入口前に固まっていたMT数機を爆風が消し飛ばす。動揺するレッドガンに向かい、アサルトブーストで突っ込み、正面から蹴りを入れ大破させる。
残り2機。
『敵襲!敵襲だ!敵はAC一機。独立傭兵だ!』
流石ベイラムの精鋭というべきか。
眼前の同僚の死に動揺することなく、通信で襲撃を知らせた。
「バレるか……まあ、無理だと思ったが」
右手のリニアライフルを乱発し、機銃でアリウスを落とさんとしたMTに穴を空ける。
背後から弾丸を浴びせるもう一機に、チャージショットをくれてやると、入り口前のMTは全滅した。
坑道の入口を見やると、中から此方を見上げるMTの機影が多数、機銃を構えて向かってくる様子が確認できた。
彼らに向かってリニアライフルの銃口を突き立て、坑道内部に突撃していった。
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《アムールについて、判明したことを話そう》
《奴はレッドガンの前身となった、ベイラム治安維持部隊に所属していた。そこで、》
《噂じゃ、G1ミシガン率いる武装船団相手に、撤退戦で殿を努めて全員生還させたと言われてる》
《ミシガンと治安維持部隊の衝突は、後者の敗色濃厚だったからな。それなりの功績になるだろう》
《お前は会ったことがないのか?星外でもベイラムとやりあったことはあるだろ?》
《喋りすぎ?か》
《誰が聞いてるとも限らないと、そう言いたいのか?今更だろう》
《お前だってそこそこ名の売れた傭兵だ。隠すも何もないだろうに》
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坑道内は、狭く暗い場所だった。
下には深い穴が見えており落ちてしまえばACでも復帰は難しいだろう。
ここでも解放戦線とG9との間で戦闘があったのか、各所にMTの残骸が転がっている。
やはり、坑道内部は多数のMTが待機していた。
皆一様に坑道の奥を向いて、機銃を構えている。
『恐れるな。如何に化け物とは言え、相手は単機だ』
『そうだ。我々ベイラムが物量で負ける筈がない』
........なにやら奥の”何か”に怯える隊員を鼓舞しているようだ。
その背後から、先ほどと同じようにグレネードを撃ち込み、固まった敵機を吹き飛ばす。
動揺して陣形を崩す敵の中心まで、詰め寄り、展開済みのブレーザーレードによる回転斬りを見舞う。
「敵機、全滅を確認。と言えばいいんだったか」
覚束ない足場を頼りに、坑道奥に進んでいくのだった。
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坑道の最深部、採掘物を置く用途の開けた空間に出た。何故か中央には大型の構造物が設置され散る。
(あれは……センシングデバイスか?懐かしいな)
(ん?誰かいる?)
センシングデバイスの陰から、何かが出てきた。赤いカラーリングの施されたベイラム製頭部、ACだ。
『悪かった……お前を襲ったのは本意じゃないんだ……』
『ヒッ……くっ来るな!』
その機体は、背部のブースターで無理やり動いており、地面を削りながら這いずっている。
此方から確認できる姿には、右腕が無く損傷を表すプラズマが機体周囲に漏れている。見るからに大破寸前の手負い具合だ。
『本部に連絡!作戦は失敗だ!増援を求む!』
(あいつの後ろに何か居る。もう一つの反応がそれだな)
とは言え、肩部に付けられたエンブレムはレッドガンのもの。G9かは定かでないが作戦対象だ。
リニアライフルを向け、損傷したコアのメインブースタを撃ち抜く。
『ああ……』
ジェネレーターに引火したのか、青い光を放ち爆散するAC。その様子を確認してセンシングデバイスに近寄ると、隠れた機体の機影が目に入った。アリウスと同じ青系のカラーリングをしている。
アサルトライフルを構え、カメラアイの隻眼を此方に光らせている。
『まだ来るか........』
『誰が来ようと同じだ。どうせ貴様も本社の差し金のなだろう』
『俺が倒してきた奴らと同じようにな!』
嘗て相手にした宿敵、V1フロイト。
彼と相対した時と同じ悪寒が、背中に走った。
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≪敵ACを確認。ブルー・アビスです≫
≪敵は高火力のアサルトライフルを装備。中距離での戦いは危険で≫
「いつの話だ。それ……!」
正確にこちらを狙った掃射を身を捻るようにアリウスを動かし、左右に躱す。
自機のCOMは情報が古くて困る。
BAWSが取り付けたそれは、半世紀前の骨董品であり、備わっている情報も文字通り半世紀前で止まっている。
(あー、そういや、あいつもCOM作ったとか言ってたっけ)
ACを相手にするというのに、どうも気が散る。
相手から殺意を感じない。背部にこさえた拡散バズーカはロックスミスを彷彿とさせるも、
その癖、こちらの攻撃も思うように当たらない。緩急をつけたリニアライフルの連射は、ブルー・アビスの左右に逸れるように躱される。
「攻めて来ないなら!」
左手をブレードに持ち替え、ブルー・アビスに接近。一気に距離を詰めると、レーザーブレードの青い刀身を横に一薙ぎ、センシングデバイスごと切断を試みる。
『速いな。それに鋭い』
しかし、アリウスの強襲を読んでいたのか、その場でジャンプしたブルー・アビスに当たることはなかった。
『あの時のミシガンに似てるな。三手先を見た動きだ』
『手加減する余裕はないな』
不意に、低く押さえられた発射音が聞こえた。上から、アリウスを押し潰すような振動が襲う。
その一発で、アリウスの体勢は完全に崩された。
(一発でスタッガー……拡散バズか!)
操縦桿をガチャガチャと何度も倒し、必死にその場から離れようとする。しかし、相手の方が早かった。
ブーストをかけて接近したブルー・アビスがアリウスの肩を蹴飛ばし右手に装備した鉄塊をアリウスに振るった。
≪AP 残り50%≫
一撃で、APをごっそりと持っていかれる。、頭が熱くなる。
「まじかよ!」
これだけでは終わらない。左手の鉄塊を引っ込め、次にブルー・アビスが持ち出したのは箱に見える大きな四角だった。ブルー・アニスはそれを装着した左腕を、胸元に構える。
(あれ…投射器か!)
青黒入り混じる機体が構えたのは、左手に取り付けた投射器から、大量の小型爆弾がばらまかれる。
未だ硬直するアリウスは、面に広がった爆弾を全身に受けつつも、なんとか左に退避する。その右腕を、拡散バズーカの榴弾が掠めた。
(容赦ねえ……)
『今ので終わらせるつもりだったが、容易ではないな』
『あの詐欺師が入り込む訳だ』
どうにか追撃を避けて、側面に噴かしたクイックブーストで、センシングデバイスの陰に隠れる。
近距離戦では向こうが勝つ。身をもってそのことを体感した自身は、中距離での撃ち合いに頭を切り替えた。
(あの機体構成……撃ち合いなら負けない!)
今度は、アリウスがジャンプし高度差をつけると、攻勢に出た。
下方から見上げるブルー・アビスに向け、両腕のリニアライフルを交互に撃ち、疑似的な連射を始めた。
斜め上からの射撃に対して、左右に跳ぶことで回避するも、弾速のある連打に耐え切れず、被弾するブルー・アビス。
右手のアサルトライフルで応戦を試みるも、アリウスはひょいひょいと巧みに銃弾を避ける。
『やはり……厳しいか』
センシングデバイス越しに距離を取って、回り込もうと狭い坑道を駆けるブルー・アビスに両腕の銃撃を浴びせる。先の損傷をリペアキットでA回復しつつ、絶えずリニアライフルで牽制し一定の距離を維持した引き撃ちに徹することで、開幕の帳尻を合わせた。
相手の動きに合わせセンシングデバイスの周囲を旋回して互いの獲物で撃ち合う青色のAC。その流れは、アリウスにあった。
(……おっと。そろそろ回復するか)
常に飛行するのでなく、時節センシングデバイスの先端に着地することでエネルギーを回復させる。
自機アリウスは負荷の低いBASHOフレームであるため、息切れを起こすことなく飛び回って機動戦を続けられる。
奇しくもその構図は、嘗てのロックスミスとの対決と反対の立ち位置だった。
『舐めるな!』
飛び上がって上を取ろうとするブルー・アビスの機動を読み、更に上昇して、青黒の二脚ACの頭上を通って後ろに回り込むと、ガラ空きの背にグレネードを撃ち込む。
ブルー・アビスもただで食らうわけでなく、肩に展開した拡散バズーカを撃ち返す。
結果、アリウスは後ろに下がりながら高度を下げて、拡散する榴弾群を回避し、ブルー・アビスは空中でもろに砲撃を受けた。
拡散バズーカの負荷軽減のために、ジェネレーターは軽く容量の少ないものを積んでいるためだろう。
ブルー・アビスは、アリウスに追いつけず、糸が切れたように落下した。
着地の衝撃に耐え切れず、地面の岩石を削りながら後退するブルー・アビス。センシングデバイスに手を掛け、機体を停止させると左手に例の鉄塊を構えた。
『成る程。強い……』
『後先を考えたら死ぬな』
(何する気だ?)
答えは直ぐにわかった。鉄塊を振りかぶったブルー・アビスは、迷うことなくその切っ先をセンシングデバイスに叩き付けた。
『生き残りたいなんて贅沢な事は望まん』
『だが、お前も道連れだ』
ブルー・アビスが右肩の拡散バズーカを切り離し、パージする。その直後、坑道内に爆音が響いた。
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「地鳴り……お前!何をした!」
唐突に、地面が、坑道全体が揺れ、そして、壁から赤い奔流が噴出した。
同時に、モニターを赤い靄が包み、APが減少を始めた。
当時は知る由もなかったが、この現象はコーラル逆流と呼ばれている。
何の所以かここに設置されていたセンシングデバイスの破壊によって引き起こされた災害は、間もなく、坑道全体を赤く飲み込むだろう。
「こりゃ……戦ってる場合じゃねえ!」
急いで機体を急旋回し、方向転換。アサルトブーストを噴かし、眼下で右往左往するレッドガンを尻目に、坑道内を翔け出口に急ぐ。
その横を、青黒の機体が通過した。
『どこへ行く?通すわけないだろう』
「てめっ、正気か!このままじゃ共倒れだろ!」
『それがどうした』
その言葉を最後に、ブルー・アビスはバーニヤを噴出し猛然と向かってきた。
「くそがっ!」
機体全体を回転させた、ブルー・アビスの一閃をやり過ごすと再び出口を目指す。
この間も、APは減少し続けている。
再度、アサルトブーストで飛翔するアリウスだったが、その背に衝撃が走り、地に叩き落された。振り返ると、目の前に鉄塊が迫っていた。避けられる筈もなく、頭部に直撃を食らう。
「くそっ!くそっ!くそっ!」
脱出も止め、左腕で鉄塊を振り回すブルー・アビスに向き直り、リニアライフルを連射。
しかし、正面からの被弾に怯むことなくブルー・アビスは猛然と突進する。
パージによる軽量化で得た機動力でアリウスに接近し、右腕のパンチを叩き込む。
更に、投射器を振り、上下に爆弾を広げる。
≪AP 残り10%≫
急いでリペアキットを連続使用。超過分は回復しないが、鉄塊の一撃でお陀仏になるよりはマシだ。
「しつこいんだよ!早く死ね!」
罵声と共に、グレネードを発射。
次いで、右手のリニアライフルでチャージショットを撃ち込むと、コーラルの激流に突っ込んだ。
凄まじい速度で削れるAP、脳に焼き付くように赤くなる視界に歯を食いしばり、倒れているブルー・アビスに蹴りを入れる。
そして、真上に飛び上がる。
『…………』
下から鉄塊を構えるブルー・アビスに対し、真下にアサルトブーストで突撃するアリウス。
「_____!」
叫びは、コーラルに搔き消される。
≪AP 残り50%≫
コーラルの濁流が這い上がり、辺り一面を飲み込んで時、二機は重なった。
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赤い奔流の中、倒れ伏す青い機体。
とっくに限界は超えており、表面は融解している。
コア内部に居るパイロットが晒されるのも時間の問題だろう。
「ここで……終わりか…」
一機のACが、赤く染まった坑道を飛んでいる。
その中で、パイロットは急かすように操縦桿を倒し、ペダルも何度踏みしめている。
『ナイル…ハークラ―........』
不意に、回線が傍受した一言。思うことがあるのか、パイロットはびくりと手を震わす。しかし、立ち止まることなく機体を飛ばせ続けた。
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RESEARCHERS REPORT
| REPORT | ||
|---|---|---|
| Client | ルビコン解放戦線 | べリウス南西のサリア採掘場に侵入し、G9アムールを撃破した。 同時刻、採掘場内部に展開していたレッドガンMT部隊に遭遇し、 これも撃破した。 |
| Start time | 18;23現着 | |
| 収支 12333(加算:なし 支出:27667) | ||
| 戦局報告; G9とMT部隊は排除したが、解放戦線はサリア採掘場からの撤退を余儀なくされた。 バイラムは採掘場に基地を敷き、周辺地域への進攻を進めている。
ここ最近のベイラムは、コーラル探査よりも、解放戦線の弾圧に注力しているフシがあるな。 俺たちはそれを利用するだけだが。
採掘場の管理は、BAWSとベイラムで行い、 その利権はベイラムに優先されるらしい。 解放戦線は採掘場から追い出されたようなものだな。
これでまた、解放戦線の戦力は削がれた。 奴等の抵抗も何時まで続くものか。
レオ・フォートナー | ||
オートパイロットで、待ち合わせのグリッドに向かっている途中、レオからメールが届いた。
| ふざけた依頼だったな Boyle Fortner |
| 今回の依頼、愚痴りたいことは山ほどあるがここでは止そう。それより、あの時のMT部隊についてだ。俺が調査に行ったところ、面白い情報を掴んだ。
あのMT部隊の作戦目標はG9だったらしい。つまり、G9は消される予定だったのさ。 貴重なAC戦力を潰すとは、ベイラムは何を考えているのか。
そうだ、一つ伝えることがあった。 また、封鎖機構が依頼を出した。 奴らはお前をご指名らしい。 |
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『........ジョシュアは死んだか』
『彼も覚悟していたようだ。後釜を据えている』
『あの傭兵か?確かメサイアの生き残りだろう。信用できんな』
『それはブランチも同じさ。殺人奴の思考を理解できるもの等いない』
『だが、性能は確かだ。手負いとは言えジョシュアを打ち倒している』
『……フン。なら試してみよう。ブランチの足取りを追うには、少しでも人員が要る』
G9のアセンは某狼騎士をイメージしました。