メタナイトでGO! inキヴォトス   作:スラバヤサトゥ

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最近ラーメン食べてません…まだ次郎やら一蘭やらには行った事無いので行きたいですね。


最高のラーメン…からの拉致

「撃滅完了、任務成功だ。これでしばらくは奴さん達も行動できんだろう」

  

我々は今カタカタヘルメット団の拠点を破壊した所だ。

ホシノの『せっかく補給が潤沢にあるんだから使っちゃおう』と言うか提案を採用した結果だが…皆からは『あのホシノ先輩が、計画を練った⁈』と言われており少し可哀そうだった記憶がある。

 

「クソっ!覚えてろよ!」

 

「ナイス三流悪党」

 

「そのグッドポーズやめろ!」

 

 

戦闘はあっさり終わり奇襲に耐えられなかったカタカタヘルメット団は散り散りになって敗走していった。

 

「うへ〜皆んなお疲れ様〜」

 

「ん、お疲れ様。やっぱり先生がいると戦闘しやすい」

 

「戦いやすいのはそうだし…先生自体が敵を減らしてくれるのが有難いわね」

 

「メタちゃん先生は外で何をなさったんですか?指揮官的な?」

 

「そうだな…私がやっていたのは…」

 

その場にいた者達が息を呑んだ…一体何をしていたのかと…どきどきとちょっぴりの恐怖が入り混じっている感情だ。

 

「孤高の騎士だ」

 

「は?」

 

「セリカちゃんストップストップ。ガチトーンの『は?』はまずいって」

 

「わぁ〜☆やっぱりナイト、騎士なんですね!」

 

「ん。メタナイト卿!」

 

生徒達が盛り上がっているところ、破壊した残骸を見つけ、見ていたメタナイト。

その時彼は焼けこげた残骸の中にほぼ無傷で残っていた何かのパーツのような物を見つけた。でっかいカニのハサミのような…

 

周りの車両やドラム缶などはひん曲がっていたり燃えていたりするのに、これだけは表面にススなどが付着しているだけ。

 

(…特殊な合金か何かだろうか…しかし何処かで見たような気が…)

 

「せんせ〜何みてるのさぁ帰ろうよ〜後、お願いがるんだけどさー自慢の翼で運んでくれないかなぁおじさんはもう足がガタガタで…」

 

「ん、私も。フワッとする感覚が面白かった」

 

「流石に重量オーバーでしょ…」

 

「今行こう…あとやるとしても一人ずつだ(……気にし過ぎか)」

 

「じゃおじさんが先ね〜老人に席は譲らないとねぇ」

 

「それもうおじいちゃんじゃん…はぁ頭が痛くなってくるわ…

 

 

 

アビドス高校に帰ってきた。これでガヤを気にせず本格的に話ができる。それぞれの定位置に座る…私はと言うと机の上を見れるように脚立を用意してもらった。

私個人としてはもう少し高い方が良いのだが…十分机上を見渡せるしよいか。

 

「ねー先生?」

 

「ん?何だホシノ」

 

「先生って外の世界から来たんだよね?先生みたいな人達が他にも沢山いるの〜?」

 

「外の世界か…あそこが外にあるかは知らないが…まぁ私の様な者達はいるな。どうしたんだ?そんな事聞いてきて」

 

「ん〜?おじさん長く生きてきたけどさぁ、先生みたいなのは見た事やかったからさ〜知的好奇心ってやつだよ〜」

 

「ふむ」

 

「長く生きてきたって言っても数十年でしょうが…」

 

会議と言ったな?ソイツは嘘だ…って事はないが、まぁ入りはそんな雑談だ…しかしこの雑談も大事だと私は思う。コミュニケーション能力がないと先生の職もつとまらんしな。

 

「まっ、ぼちぼち本題に入ろ〜か…じゃっアヤネちゃんお願いね!」

 

そう言ってホシノは机に突っ伏した。

堂々と後輩に事を投げ、昼寝をするとはな…先輩としては如何な物かとは思うが…フッ…正直嫌いではない。

 

先輩…はい、えっとまず…」

 

アヤネからアビドスが抱える問題を聴く。

ヘルメット団のようなチンピラによる襲撃、拡大する砂漠化…山積みどころの騒ぎじゃないな、まるで開始して数日目のシャーレのデスクの書類レベルだ…勘違いするな、別にさぼって溜めた訳ではない単純に仕事が多すぎるだけだ…どんなに有能な者でもあれを裁くのは至難の業だろう……言い訳じゃないぞ。

 

一通り聞き、これで終わり…かと思った時彼女の口からとんでもない事が言い放たれた…アヤネはすぐ口をつぐんだが、聞き逃しはしなかった。

 

「今、借金と言ったな?」

 

「え…いやその…」

 

しどろもどろするアヤネ…何か言えない事情があるのだろうか。

 

「いいよ、アヤネちゃん。別に隠し事じゃないし、それに何か悪い事したって訳でもないからね」

 

突っ伏していたホシノが顔を起こして言った。

 

「そうですね…」

 

「ん、9億の借金がある」

 

「正確には9億6235円です」

 

アヤネのセリフを奪うように発言するシロコ…そして細かい部分を付け足すアヤネ…これがアビドスの平常運転のようなのかもしれない。

 

「なんだか現実味がない金額だな…」

 

「うーん…ぶっちゃけ言うと、利子を返済するだけで手一杯ですね…」

 

「すうぅぅ…」

 

現実とは非情な物だ…ロボット以上に人の心を持っていない。

別に借金自体に関しては悪い事ではない。返済し信用を得る…ある意味社会人のステータス的な面もあるだろう。

 

少額なら全然いいさ…しかし今のアビドスには約9億と言う莫大な量の借金がある。大きめの学園、国家や企業などだったら妥当な値の借金だろう…しかしアビドスには5人しかいない。

 

「これは…一体何の借金だ?隠れて戦艦を建造したりした訳ではないのだろう?」

 

「戦艦って…水溜り一つすらないアビドスで建造する意味よ…」

 

「空を飛べる戦艦ならいけるかもしれませんね☆宇宙戦艦?空中戦艦?はたまた航空戦艦ですかね?」

 

「ん、宇宙戦艦ムサシは名作」

 

「すまない…私にとって身近…いや変な例を出した。で、なんの借金なんだ?」

 

「えと、それは…」

 

「砂漠化に対処した結果かな〜」

 

アヤネが説明しようとした所、ホシノが口を開いた。

さっきから割り込まれてばっかりだな…

 

「砂漠化…」

 

「思ってるよりお金かかるんだよね〜砂ってゴミみたいに燃やしたり、再利用したりできないしさ、自然の力って凄いんだぁ」

 

「うむ…しかし良く9億なんて大金を融資してくれたな。言ってしまっては悪いが…貸す側のメリットが無いぞ」

 

「うん、普通の銀行は貸してくれないよそりゃ…だからさ」

 

「闇金か?」

 

「まーね」

 

あたって欲しくなかったが…そうか闇金か。

子供がそんな所から金を借りるなどろくな結果にならなさそうだが…

 

「ふむ…」

 

「初期の段階ではすぐに返済できる算段だったのでしょう…しかし…」

 

「自然の力…か」

 

アヤネが頷く。

 

うーむ、アビドスの生徒数がこのような状況なのもそれだろう。

増える借金に、有効な対処法も見つからない…そして絶望し諦め…母校を捨てる。

…子供がする選択にしては厳しすぎるように思える。

 

「まっそんな一銭にもならない話だよ」

 

「…私の知人にもイかれた額の借金をした奴がいてな…しかも個人でだ」

 

「思ってたんだけど先生のお知り合いさんってクセの凄い人多すぎない?」

 

「彼の場合、金を借りていた相手の本社を跡形もなく消してチャラにしたんだが…

『ん!その話詳しく!』「シロコちゃん、ステイステイ」……まぁそれは特例中の特例としよう…しかしまぁそのように案はあるはずだ…越えられぬ壁など世にあらず…そこでだ、私は先生として君たちの力になりたい所存だ…」

 

これは私の本心だ、考えるのも無駄かもしれないが…私が先生でなくても力になろうとしていたと思う…イヤ、これに関してはキザとか関係なくだ。

それに、ここの生徒たちは素晴らしい素質を持っている…別に戦士に鍛え上げる気はないが…この先どのような道を歩んでいくのか見てみたい。

 

「君たちが置かれている状況は分かった。ここまで聞いて帰るのもアレだ」

 

「えっ…とそれではシャーレが協力してくださるという事ですか?」

 

「あぁ」

 

「先生ってば変わり者だねぇ~まっヘルメット団の件とかはホント感謝だよぉ」

 

ひらひらと手を動かして感謝の言葉を伝えるホシノ。

そんな時、セリカが席から立ち上がった。

 

「いや、要らないわよそんなの」

 

「セリカ…どうしたの?」

 

「…支援物資とか…それに関しては勿論感謝してるわよ…けど先生はこれ以上関わらなくていいから!」

 

「セリカちゃん…先生もこうおっしゃってるのに…」

 

「…今まで私達で頑張ってきたところでいきなり他人に頼るなんて!そんなの過去の自分達に対する裏切り…敗北宣言よ!」

 

「言うねぇセリカちゃん」

 

「それに先生のちょっとイケてる声でのプチ演説にちょっとキタのよ、絶対自分の事をカッコいいと思ってるでしょ!そー言うのをなんて言うか知ってる?ナルシストよナルシスト!と に か く…これは私達の問題だから先生は関わらなくていいから!」

 

そう言い、セリカはズカズカと出て行ってしまった。

自分をカッコいいと思ってる、か…うーむ…なんだか耳が痛いような気のせいのような。

 

「…ありゃ~行っちゃったねぇ」

 

「私追ってきます」

 

そう言いノノミも部屋を出て行った。

 

「ん…先生大丈夫?」

 

「あ、あぁ…仕方ない事だと私は思うさ…グループに他人が入ってくるのはそりゃ嫌だろう…うむ…仕方ない仕方ない」

 

「ありゃ先生…ちょっと効いてる?まぁそうへこまないでよ、ウルトラツンデレっ娘のセリカちゃん相手だからさ~」

 

「ツンデレとはなんなんだ一体…」

 

「うっへぇ~それは〈MOMOpedia〉参照かな~」

 

「薄っぺらいですね…」

 

 

 

 

今日も今日とてアビドスに来ている…がテンションがあまり高くない。

その原因は、あのネコちゃんだ。

 

「セリカが私を避けるようになった…」

 

「ありゃりゃ…先生なんかした?」

 

「…まぁあの時言われたが挨拶は返してくれたんだ…もっと親善を深めようと甘い物を渡してみたんだが…」

 

「うんうん」

 

 

『鬱陶しいのよ!私の胃の中をスイーツビュッフェの会場にするつもり!?』

 

 

「…うへ先生、一体どんだけ甘い物を渡したの~?女の子にはさ、色々と事情があるんだよ…わかる?」

 

「胸に刻む…」

 

「うんうん、それでよし」

 

ホシノに悩み?を相談しているところ、部屋の戸が勢いよく開いた…もう少しで戸が砕け散りそうだったぞ…このパワーはつまり…

 

「ノノミか…」

 

「分かっちゃいました!」

 

ビンゴ、ノノミだった…なんだかすまない…

 

「ここ最近のノノミで一番声をだしてる」

 

「おっと、すみませんでした…」

 

「ノノミ先輩、分かったって…一体何が?」

 

「放課後にセリカちゃんが何をしているかをです!」

 

「おお~ついにベールが」

 

確かに、セリカは放課後になったらすぐ帰宅していたな。

ノノミの言動的にまぁそのまま家に直行という訳ではなさそうだ。

 

「まっ百聞は一見に如かずです!ついて来てください☆」

 

 

 

そうしてノノミの案内で到着した場所は…一軒のラーメン屋だった。

 

「ここです!何回かセリカちゃんを尾行してみましたがほぼ毎日柴関の中に消えていきました」

 

「ここかぁ~なるほど…セリカちゃん、なかなかグルメだったり?」

 

「もぐログでレビューでも書いてるのかもしれない」

 

「もしくは、掲示板のラーメン板でスレッドを立ててるかも?」

 

「そんなセリカちゃんなんかイヤです…」

 

中々イケてる店主と思われる柴犬の顔がでかでかと貼られた看板…自己主張が強い。

 

 

「柴関ラーメン。ラーメンかキヴォトスに来てからは食べてないな」

 

「ここのラーメン、かなりおススメ…先生はついてるね」

 

「ちょうどお昼時だ、入ろう」

 

「いいね、その案に一票!はい可決~」

 

「独裁ですねぇ」

 

 

ガラガラ

 

 

中はかなり賑わっているな…まぁ時間帯が時間帯だからだろう。

奥には店主と思われる姿が様式美である勢いの良い湯切りを披露していた…これぞラーメン屋だ、まぁここまで本格的な所には来た経験はないがな。

 

 

「いらっしゃいませー!何名様ですk……」

 

店員の笑顔と挨拶が消える。

 

「「「……」」」

 

「ど、どうしてココに…」

 

「ん、急にラーメンが食べたくなった」

 

「ふーん…でホントは?」

 

「セリカの後をつけたらココだった。あ、尾行したのはノノミだから」

 

「そんなに強調しなくても…」

 

「おいおい、セリカちゃんどうしたんだ…っておっ!アビドスの生徒さん達かい」

 

「た、大将!」

 

こちらに響く、中々に良い声…思っていたより若い気がする。

そんな大将と目があった。

 

「おいおい!もしかしてシャーレって奴の先生か?」

 

「あぁ、そうだが…」

 

「やっぱりな、ネットニュースで見たんだよ!丸っこい先生が来たってな…ここで出会ったのも何かの縁だ大盛りをサービスするよ!」

 

「大将がネットニュース見てる姿が思い浮かばない…」

 

「やったね先生~ここの大盛りラーメンは一杯で3日は食べなくて済むレベルだよぉ」

 

「私の胃袋はそんなに大きくないのだが…」

 

「さっ!そこの空いてる席で待っててくれ、セリカちゃん!案内頼むよ」

 

そう言って大将は空のテーブルを指さし、仕事に戻った…感じのいい人だ。

人と言って良いのかは知らないが…まぁ気にしなくていいか。

なんだか気分が良い…

 

 

「えーと、先生はどこに座る?」

 

「座るといっても私の座高じゃテーブルに届かないな…」

 

「ん、じゃあ私の膝の上に座ればちょうどいいと思う」

 

「じゃあ私もその役に立候補します☆」

 

「お~先生モテモテ~」

 

「本当に人形みたいな扱いになってませんかそれ…」

 

シロコはひょいひょいと手を動かし、ノノミは膝を叩いて私の着席を待っていた。

…正直ありがたい提案かもしれないが、私のプライドがそれを許さん…きっと周りからの視線が痛いだろうし、何か大事なモノを失ってしまいそうな気がしてならん。

 

「それだと君たちが食べづらいだろう…私は立ち食いラーメンといこう」

 

こう解答したとたんん何だか二人のテンションが下がった気がしたが…すまない流石にそれはできん…

 

 

 

 

「いや~まさかバイトしてるとはね〜セリカちゃん制服の可愛さで決めちゃうタイプ?」

 

「似合ってますよセリカちゃん☆」

 

「フッ…別に悪い事じゃないだろう」

 

「ンヌヌヌヌ…ご注文を…」

 

「セリカちゅわ〜ん、もっと可愛くさぁ」

 

「そんなサービスないから!ご注文を!」

 

だる絡みしてくる先輩に声を荒げるセリカ…これに関してはまぁ同情だ…まぁ親しいホシノ相手ならまだしも、赤の他人である客からそんな事を言われたらストレスがすごそうだな…まぁ対象が許さないだろう、そして私も許さないかもしれん。

 

その後、運ばれてきたラーメンを思う存分味わった…大将の言葉通り大盛りだ…分厚いチャーシューに山のように盛られた野菜…あの二人がこれを見たらすぐ飛びつきそうだな…ふふっ彼らには可哀そうだが、私だけで楽しませてもらおう…

 

「うへぇ~よくその仮面をつけたまま食べられるね~流石に外したら?」

 

「隙間から起用に…凄いですね」

 

「命に代えてでもこの仮面は外さない…すまないな」

 

「へぇ~おじさん、先生の素顔が気になるなぁ」

 

「私も気になる」

 

「……その時になったら外す…とは言い切れんな」

 

「ふ~ん」

 

ホシノの目が何だか鋭くなった気がしたが…うーむ…彼女たちになら素顔を見せる時が来るかもしれん…イヤ無いかもしれん。

 

 

で肝心のラーメンだが…正直に言おう、今まで口にしてきたラーメンの中で一番美味しい…まぁそもそもとして今まで食べたラーメンがカワサキのラーメンと興味本位で買った乾麺だからあたりまえか。

カワサキのあのラーメン…思い出しただけで胃がぎゅるぎゅるする。

 

「ご馳走様でした!」

 

「ん、やっぱりこの味が良い…ご馳走様でした」

 

「美味しいですが…やっぱり太っちゃいそうで怖いですね…」

 

「アヤネちゃん、そんな時はダンベルで運動すればいいんです、一つ差し上げますよ?」

 

「ダンベルってそんな万能な器具でしたっけ…」

 

「ご馳走様でした…かなり美味しかったが…うっぷ…」

 

私の身体の体積よりも多いような気がしたラーメンをなんとか胃にぶち込んだが…はぁ今初めて彼の胃袋が欲しいと思ったな。

帰りに薬局に寄ろう…

 

「よしっお会計は~~先生よろしくっ!」

 

ホシノがノリノリでウィンクをしながら指をさしてきた…なんだろうな、なんとなくそうなる気がしていたが…ここまでくると清々しいな。

 

「先輩…」

 

「まぁまぁアヤネちゃん…先生を見てみなよ、可愛い生徒達におごりたくてうずうずしているよ~」

 

「そうだな…私が会計しよう」

 

「先生?!正気ですか?」

 

「お~アヤネちゃんそれは酷いんじゃないかな?」

 

「まぁ経費で落とせばいいだろう」

 

「それって大丈夫なんですかね…」

 

「バレたら首が飛ぶだろうな」

 

「先生の首って…ドコ…」

 

流石に本気でやる気はないが…ユウカに何か言われるのは確定しているな…言い訳を考えておいた方がいいかもしれない。

奢るのには慣れている、大食いバカどもにはしないが…バンダナの彼や部下たちには良くしていることだ。

それに借金で金に困っている生徒達に払わせるのは何だか心苦しいからな

 

 

 

 

「じゃっセリカちゃんまた明日ね~寄り道しないで帰るんだよぉ」

 

「変な奴とデカいバンには近寄るのはやめといた方がいいぞ」

 

「あんた達は私の親か!」

 

そうしてアビドス一行と先生は帰って行った…と言うか無理やり帰らせたと言った方が正解かも。

なんだろう、ほんの数時間だけだったはずなのに一週間働いたときの疲れよりも酷い。

でもなんだか楽しかった…ほんと意味わかんない。

 

 

 

「はぁ…」

 

「おうセリカちゃんお疲れ」

 

「あ、大将」

 

「中々いい先生じゃないか、ちょいとミステリアスだがイケてるな…ありゃ俺よりはるかに年上だ」

 

さらっと出される事実に驚愕し目を丸くするセリカ。

 

「え…大将って年いくつ…いやでも声はかなり若々しいし…先生は確かに渋くていい感じだけど…えっ?え?

 

「セリカちゃん、年ってモンはみんな気にするんだぜ。もういい時間だ、今日はあがりな!まっすぐ帰るんだぞ!」

 

「あーもう!大将まで!」

 

 

 

街灯が点々とする帰り道、私は色々と思いを巡らせていた。

うーん…ほんっとうにミステリアスでどこかキザっぽくてウザい感じはあるけど…それでもいい人ってのは分かる…けど今更頼るのもあれだし、結構色々言っちゃったし…

 

「あーもう!頭がパンクしそう!はぁ帰ってシャワー浴びて寝よう…」

 

これ以上脳に負荷をかけるのはやめよう、そう思いまた歩き始めたその時…私は謎の音を聞き取った。

 

ぴょこぴょことネコミミを動かす。

私はこのミミのおかげで人より遠くの音を聞き取れる…たまーにホシノ先輩にほじくられたりしてうんざりだけどこういった時には役立つのだ。

 

ガッシャン ガッシャン

 

(…なにこの不快な音…)

 

機械音だ…戦車、かと思ったけど履帯がきしむ時になるキュラキュラ音は無し。

近づいて来てる…まずい…

 

ガチャ カッチャン!

 

ライフルを構え、チャージングハンドルを引く。いつでも戦闘行動が可能な状態だ。

冷や汗が溢れてくる…気持ち悪い、がそんな事考えてる場合じゃない。

 

「来るなら…こい!」

 

声を出して奮起する。

私一人でもできるんだから…!

 

ガッシャン ガッシャン

 

「っ…」

 

ガッシャン ガッシャン

 

「…」

 

目の前に現れたのは金ぴかのバケモノ…デカいハサミに、ぎょろりとした感情のこもっていない目、きしむ鉄の音…

バケモノだ本当の本当にバケモノよ…

セリカは腰を抜かし地面に座り込んでしまった…それから最後に見聞きしたは青白い光と…

 

「ひぁえ~すっげー威力、これ大丈夫?」

 

「大丈夫だ安心しろ、気絶するレベルの威力に落としてあるらしい…それにアタシらを襲ってこないようになってる」

 

「ほへ~」

 

「んな、アホみたいな声だしてないでコイツをバンに運べ!」

 

「りょー」

 

どっかで聞いたウザったらしい声だった。

 

 

 

 

 

「え?セリカちゃんと連絡がとれない?」

 

 




でましたヘビロブ!タッチでカービィのbgmアレンジがアホみたいにカッコいいんですよこれが…優遇中ボスですね。

カービィ原作でコピー能力『ペイント』を使うと色が変わり暴走するって小ネタ…知ってましたか?あれハルバード乗組員の特殊な会話も見れるんで面白いですよ

カービィシリーズのプレイ経験は?

  • あるポヨ
  • 無いZOY
  • ガチ勢なのサ
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