日常、壊れる
2xxx年、ここには一軒の家があった。そこには、ボーカロイドたちが暮らしていた。
「・・・あー!負けちゃったー!」
「よし、ミク撃破~ってちょちょちょ!?」
「やった!俺の勝ち!」
「もう!いい気分になってたのにー!」
「よそ見するのが悪いんです~w」
「むきー!」
「むきー!っていう人本当にいるんだ・・・」
ミク、リン、レンはス〇ブラしていたようだ。
「みんな、元気ね~」
「いや元気すぎてうるさいんだけど・・・」
「まあメイコ、元気なのはいいことだよ」
「あの子たちこれで4時間やってるわよ」
「えっ」
「すごいわね~」
「疲れないのかしら・・・」
後ろのソファーではルカ、メイコ、カイトが談笑していた。
「そろそろ休憩しよ・・・」
「そうだね・・・はー、指痛い・・・」
「みんなお疲れさま~お茶入れてくるわね~」
「ルカ、サンキュー・・・指いてえ・・・」
「・・・あら、茶葉切れちゃってるわね~」
「僕買ってくるよ。ついでにアイスも買ってきて、おやつにしよっか」
「あら、カイトが自分から買い物行くなんて珍しいじゃない」
「そんなことないよ!?」
「・・・もしかして」(雑誌に新作アイス出たって書いてあったわね・・・)
「えっ?」
行動が割とわかりやすいカイトである。
「とりあえず、行ってくるね。30分くらいで帰ってくるよ」
「いってらっしゃーい!」
ガチャ
「カイト、新作アイス食べたかったのかな?」
「えっミク知ってたの?」
「うん、だってあんなに雑誌の広告凝視してたら誰だって気づくよ・・・」
「実は俺も気づいてた」
「あたしも気づいてた!」
「そういうことだったのね~」
「え、ええ・・・」
■■■■
1時間立っただろうか。まだカイトは帰っていなかった。
「ねーねーカイト遅くなーい?」
「確かに・・・近所のスーパーって10分ぐらいでつくわよね・・・」
「俺、ちょっと電話してみる!」
プルルルル、プルルルル・・・
『おかけになった電話番号は、現在使われておりません。もう一度おかけ直しください』
「は!?繋がらない!」
「えほんと!?」
「うん、なんか現在使われてないって・・・」
「え、カイトやばくない!?」
「とりあえず行ってみましょう!」
「うん!あでもルカが・・・」
「・・・」すぴー
「ルカ起きて!!」
「・・・あら、おはようめーちゃん~」
「おはようじゃないわよ!とにかく行くわよ!」
「あっ待って~」
「おいてかないでー!」
「俺もー!」
「あたしもー!」
■■■■
近所のスーパーの前。メイコが中で店員に話を聞いていた。
ウイーン
「カイト中には入ったみたい。それで会計して出て行ったって」
「うーん、もしかしてすれ違った?」
「そうかもね・・・一回家に戻りましょう」
「・・・ねえ、メイコ、あれって・・・」
ミクが指さしたところには新作アイスが落ちていた。
「これ、カイトが欲しがってたやつじゃない?」
「ちょうど木の裏に転がってるわね。もしかしてここら辺に・・・」
シュワッ
「えっ!?」
メイコがアイスを拾った瞬間、メイコがいなくなった。
「き、消えちゃった!?」
「ちょっと待って!もしかしてだけど・・・」
ミクがゆっくり木の裏に近づくと、空間が歪んでいるような感じになっていた。
「やっぱり!なんか、こういうのってなんかワープするんだよ!」
「どこの知識?」
「ようつべ!」
「ええ・・・」
「・・・悩んでても仕方ない!行くよ!」
「えっちょっとやめろ・・・」
シュワッ
「み、みんな行っちゃった・・・」
ミクは一人取り残された。
「とにかく、行かないとだよね!えいっ!」
シュワッ
ここからボカロたちの冒険が始まるのだった・・・
みんな、頑張れー!