東方歌謡録   作:みかみりん

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なんか前の話のタイトルがなかったんで書きました!

前回のあらすじ
・ルカとはぐれたリンレン
・窓パリーンからのリンバイバイ
・あの窓ってよく割れるの?


森の奥、霧の中に

地下世界の霧がかった森の奥。妖夢はリンをさらってここまで来た。

 

「・・・っと、ここらへんでいっかな。ここならこれないこともないし、視界も悪いからやりやすいしね」

「は、はなして~!」

 

リンは空中で体をぶんぶんさせていた。

 

「はあ、うるさいなあ・・・もういいや、切るか」

「えっ?」

 

妖夢はつかんでいた方のリンの手首を刀で切った。

当然だが血が出てきて、地面に一滴一滴落ちていく。

 

「痛っ・・・!」

「それ以上暴れたら、今度は手首真っ二つにするから」

「うう・・・」

「さてと、これ以上持ってると私の手首が死ぬな・・・そうだ」

 

■■■■

 

「ふー、我ながらいい出来だね」

 

妖夢はうまいことしてリンを木に縛り付けていた。

 

「あの時何かに使えるかって思って縄持ってきといて良かった~。でもなんであんなとこに縄あったんだろ?」

「きついよー!」

「だってこうしないと逃げるかもでしょ?君は人質なんだから」

「人質・・・」ぶるっ

「さーて、そろそろ来たね・・・気配を消してないあたり、さっきの男の子かな?よっぽど君が大事みたいだね」

「レン・・・」

「へー、レンっていうんだ。ま、多分それが最後の呼びかけだと思うけど」

 

そういうと妖夢は木の上に飛び移り、去っていった。

 

■■■■

 

一方同じ森の中。レンがリンを探しに来ていた。

 

「ここ霧やばすぎだろ・・・それにどこから来たかわかんなくなったな・・・」

(あの時霊夢たちから止められたけど、やっぱ行かないほうが良かったかな・・・)

「・・・いや!だってその間にリンがやばいことになるかもだし、ってかもう戻れないし、今更だしな。リン、待ってろよ!」

 

■■■■

 

10分ぐらいたっただろうか。リンはまだ見つからない。

 

「はあ、疲れた・・・広すぎだろ、ここ・・・」

 

とりあえず休むために、倒木に腰掛け、ふと向こうを見てみると、遠くに黄色いものが見えた。

 

「なんだ?あれ。黄色い花?にしてはでっかいなー」

 

少し近づくと、それが人型なのが分かった。

 

「え、もしかしてリン!?おーい!」

「!!~~!~~!」

「わかったから!聞こえねーけど!とりあえずそっち行くから!」

「~ン、~ろ!」

「だから聞こえねーって・・・ってか大声出すのやめろよ。あいつ来るかもだろ?疲れるし・・・」

「~ン、レン後ろ!」

「えっ?」

 

振り向くと、そこには刀を構えた妖夢がいた。

 

シャッ!

「うおっ!?」

「へー、よけられるんだ。ほぼほぼ奇襲だったんだけどなー」

「あっぶねえ・・・お前さっきの・・・ってかなんでリンをさらったんだよ!」

「うーん、それはね・・・」

シャッ「君みたいな馬鹿をあぶりだすためかな」

「えっ!?」

 

妖夢は間合いを詰めて切りかかってきた。

 

「あ、あぶねー・・・」

「君すごいねー、全部よけれてんじゃん。まあいいや、スペルカード発動、奥義『西行春風斬』」

 

妖夢の周りに赤黒い桜が集まり、それが刀にまとわりついた。

そしてさらに桜の花びらが出てきて、レンに向かっていった。

 

シャッ!

「痛っ!何この桜、鋭すぎだろ・・・」

「私もいるからねー♪」

シュンシュンシュンッ!

「わわっ!でも、さっきのなら俺でも・・・」

「へー、やるね。でも残念、そっちは・・・」

 

グサッ「半霊だったんだよ?」

 

■■■■

 

レンは木の上にいた本物の妖夢に背中を刺されてしまった。

かなり深く刺さってしまい、血が大量に出てきた。

 

「レン!?大丈夫!?」

「うっ・・・」

「はあ、もうちょっと面白いかと思ったのに・・・なんか期待外れだな・・・まあいいや、これで霊夢たちも釣りやすくなるし」

「うう・・・せめて、リンは・・・」

「リン?ああこの子か。君より先には死なないよ。ただ霊夢と魔理沙が死んだら殺すけど」

 

妖夢はゆっくりとレンに近づいていく。

 

「まあ、私も鬼じゃないし、一撃で逝かせてあげるからね。安心して」

「や、やだ・・・」

「拒否権なんてないよ。残念。じゃあね、天国でもお元気でー」

 

妖夢は刀を振り上げた。

 

(リン、助けられなくてごめんな・・・)

 

■■■■

 

「は!?なんだこれは・・・」

「・・・えっ?」

「レン、それなに!?」

 

妖夢の声に驚き、上を見上げると、レンの周りに電気の膜ができていることに気づいた。

 

「えっ・・・え?」

「でも、これぐらいなら・・・」

カキンッ!

「わっ!?」

 

無理やり突破しようとした妖夢は刀を押し付けたが、はじかれてしまった。

はじかれた刀は宙を舞って、地面に落ちた。

 

「うう・・・な、なんなんだよこれは・・・・?」

「レン、多分それ霊夢が言ってた能力ってやつじゃない!?」

「まじか!なんかすげー!」

「・・・はあ、めんどくさいな・・・でも楽しみが増えたしいっか」

「レン、気を付けてね!」

「おう!任せろ!」

 

妖夢はレンに向かって切りかかる。レンは能力が覚醒したから(?)さっきよりもスピードが速くなっていた。

 

「よし!なんかさっきより体力増えたかも?」

「そーなんだ?ってか背中の傷大丈夫なの!?」

「あー、そういや血止まってんな。よくわかんねーけどちょうどいいな!」

「くっ、でもまだ勝ち筋はある!」

「それは俺もそうだけどな!」

 

レンは足に力をため、思いっきり妖夢に向かって走った。そして思いっきり殴った。

 

「痛っ!それになんかしびれる・・・」

「おー、こうなるのか!ってか手から刃?生えてんなー。かっけーなこれ!あってかこれで・・・」

 

レンはリンの括りつけられてる木に近づくとその刃で紐を切った。

 

ぶちっ!

「よし!」

「わっ!ありがとうレン!」

「大丈夫だよ、リンが無事でよかった!よーし、リン、戦え・・・るのか?」

「それなら、なんかさっきからこっち腕が熱くて・・・」

 

リンの腕を見ると、黄色いクロスボウがついていた。

 

「すごいすごい!こういうの初めて見た!これであたしも戦えるね!」

「そうだな!いくぞ!俺たちのパワー見せてやろうぜ!」

「一人増えたか・・・でもそれくらいならどうでもいい。来なよ、全力で殺してあげる!」

 




ちなみに倒れ中のレンくんのポーズはと言いますと、なんかうずくまってる感じです!
いい例えだと(?)ポケモンSVのスグリくんの「・・・わかってた」のポーズと同じです!(??)あとレンくんの手に刃はどのような感じかといいますと、メガエルレイドのあの刃の感じです!(???)レンくんの手カバーみたいなのについてる感じ!リンちゃんのクロスボウもそんな感じ。ポケモン勢にしかわからんなあ・・・
ってかこの情報いる???
あとレンくん覚醒の流れミクちゃんと似ちゃったなあ・・・ごめんなさい<(_ _)>主の文才は虚無なので・・・

追記 リンちゃんの一人称間違えてました!正しくは「あたし」です!
   正直ここ以外にも間違えてそー・・・
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