東方歌謡録   作:みかみりん

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最近は原神にはまっております
もしかしたら投稿遅くなるかもしんねぇ!(ちゃんとやれ!)

はい、あらすじです(はーい)
・そりゃあ病みますよ!
・何気絵本パート大変でした(あらすじじゃねえ)
・ホットチョコ私にもください!(空気を読めよ!)


幸せになってね

「・・・あれ、ここは・・・?」

 

魔理沙は泣き疲れて眠ってしまったようだ。

花畑で目を覚ました。

 

「綺麗なお花・・・何だろう、ここ」

『・・・魔理沙』

「えっ・・・?」

 

声が聞こえた方に目を向ける。

そこには、半透明の魔理沙のお母さんとお父さんがいた。

 

「ママ、パパ・・・!ここにいたんだね!よかった、あれに飲み込まれてなくって・・・」

『・・・聞いて、魔理沙。私はね、あなたに幸せになって欲しいの』

「えっ?大丈夫だよ、ママとパパがいれば、私は幸せだもん!」

『・・・ごめんな。ママとパパは、ここから出られないんだ』

「な、なんで?だって、ここで生きてるんでしょ?早く帰ろうよ!あのね、魔法使いのお姉ちゃんと仲良くなったんだ!」

 

その声を聞いた両親は、魔理沙に抱きついた。

 

『ごめん、ごめんね・・・!一緒にいれなくて・・・!』

「・・・もう、でれないの?また、一緒に・・・暮らせないの?」

『っ・・・!本当に、すまない・・・!』

「嫌だ・・・嫌だよぉ・・・!いかないでよ、一人に、しないでよ・・・!」

 

両親は魔理沙を抱きしめるのをやめ、魔理沙と目線があうようにしゃがむ。

 

『・・・魔理沙。ママ達は、ずっと魔理沙のことを見守ってるからね。絶対、一人にしない。だから、ママ達のお願い、聞いてくれるかな?』

「うん・・・!」

『ありがとう。・・・魔理沙には、新しい人生を生きて欲しいの。あの村のことは忘れて、お姉さんのところで生きて欲しい。きっと、それがあなたの幸せだと思うの』

『・・・ああ。魔理沙は純粋で優しい子だからな。こういわないと、きっと無理してしまう。それは、見たくないんだ』

『さっきもいったけど、ママ達は見守ってるからね。不安だったら、心の中でママ達に助けてって言ってみて。そしたら、きっと助けてあげるから』

「・・・うん。分かったよ。私、アリスさんと一緒に生きる。そしたら・・・ママとパパは、幸せなんだよね?」

『もちろんだ。魔理沙の笑顔が、パパ達にとっては一番嬉しいからな』

「じゃあ・・・頑張る!最後に、会いに来てくれてありがとね!ずっと、見守っててね!」

『ええ。・・・じゃあね、魔理沙。あなたがお婆さんになって、こっちにきたら、お話いっぱい聞かせてね』

「うん!・・・じゃあね、バイバイ!」

 

両親は、光の粒となって消えていった。

そして、空間自体も白く光っていく。

 

「あっちにいっても・・・頑張るからね!だから、見ててね!ママ、パパ!」

『・・・よかった、元気になって』

「えっ?」

 

声は正面から聞こえた。

しかし、光のせいで誰かは分からない。

でも、声で誰か分かったようだ。

 

「・・・桜歌ちゃん?」

『うん。・・・魔理沙、あの子のこと、憎まないであげて」

「えっ・・・?それ、どういうこと・・・?」

『あの子は・・・ただの被害者だから。本当に悪いのは・・・』

 

そこで、魔理沙の意識は途切れた。

 

■■■■

 

一方アリス。夜ご飯を作っているようだった。

 

「・・・よし。味付けは完璧っと。そろそろ、呼びに行った方がいいかしら」

 

アリスはエプロンをつけたまま、魔理沙の部屋に向かっていく。

 

コンコン

「魔理沙ー。ご飯、出来たわよー」

シーン・・・

「・・・まだ寝てるのかしら。入るわよ」

ガチャ

 

アリスは部屋に入る。

魔理沙はまだ、寝ているようだった。

 

(・・・起こした方がいいのかしら。今日は色々あったし、疲れてるだろうから・・・一回声をかけて、起きないようだったらそのまま寝かしておきましょ)

「・・・うーん・・・あれ、寝ちゃってた・・・?」

「あっ・・・ごめんなさい、起こしちゃった?眠いなら寝てて良いわよ。あ、でもご飯できてるから」

「アリスさん・・・だ、大丈夫だよ。私、お腹空いた・・・」

「そう。というか、一回顔洗った方がいいんじゃない?涙の跡が残ってるわよ」

「えっ・・・あ、洗ってくる!」

 

魔理沙はアリスの横をすり抜けて部屋を出る。

 

「あっ、洗面所の場所分かる?」

「大丈夫、分かるよー!」

「・・・よかった。さて、盛り付けにはいらなきゃ」

 

■■■■

 

バシャバシャ

「・・・よし。少し、さっぱりした」

 

魔理沙は鏡で自分の顔を見る。

目は、少し赤くなっていた。

 

(・・・変わりたいと願うなら、きっと変われる。ママとパパは、私が幸せになって欲しいって言ってた。それなら・・・)

「ママ、パパ。見ていてね。私、魔法使いになるから!」

 

■■■■

 

「・・・こんなもんね。流石私、完璧にできてるわ」

 

少しどやるアリスの元に、魔理沙が帰ってくる。

 

「魔理沙、おかえり。ご飯できてるわよ。食べましょう」

「・・・」

「・・・魔理沙?」

「えっと・・・ありがとうございます、だぜ・・・?」

「・・・えっ?」

「いや、ありがとうございますぜ?いやいや、ありがとうございますなのぜ?いや、絶対違う、うーん?あっ!ありがとうございますのぜ!いや、それなら・・・わ、分かんない~!」

「えっと・・・きゅ、急にどうしたの?」

「あっ!えっと・・・きぼうのまじょに、なりたくて・・・」

「あの絵本の?・・・確かに、口調は「だぜ」だけど・・・」

「あのね、夢で、ママとパパにあったの。それで・・・幸せになって欲しいって、言われたの。だから・・・アリスさん!私を、きぼうのまじょにしてください!」

 

すごい勢いで頭を下げる魔理沙。

アリスは少し困惑したあと、魔理沙に聞いてみた。

 

「きぼうのまじょに・・・?」

「うん。・・・さっき、魔法のことを殺す道具みたいに言っちゃってごめんなさい。でも、今は違うの。みんなに、喜んでもらいたい。人の役に立つことをしたい。だから、魔法を教えてください!・・・のぜ!」

「・・・ふふっ、その語尾、似合ってないわね」

「そ、そうなの!?でも、きぼうのまじょみたいになるにはまずは語尾から・・・なのぜ!」

「まあ、形から入ることも悪くないと思うわ。・・・ええ、あなたに、魔法を教えてあげる。あなたには才能がある。きっと、すぐに覚えるわ」

「ほ、ほんと!?ありがとう、アリスさん!」

「うーん・・・家族になるんだし、アリスさんじゃなくて、アリスって呼んでほしいかしら」

「えっ!?えっと・・・アリス!・・・なのぜ!」

「いい感じ。じゃあ・・・」

 

「これからよろしくね。魔理沙」

「うん!よろしくね、アリス!」

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