・わぁ・・・(語彙力☓)
・魔理沙覚醒だとぉ!?
・殺気がさっきより増してる・・・これはだz((殴
「いけぇっ!」
魔理沙は次々とレーザーを放つ。
アリスも魔理沙をサポートするように、人形達を動かす。
(魔理沙の方が単純な火力は高い・・・でも、魔理沙はついさっき魔法を使えるようになった。しっかりサポートしなくちゃ)
「魔理沙はレーザーに集中しなさい。防御は私が受け持つわ。あと、無理は禁物よ」
「わかった!」
「っ・・・!なんでこんなに威力が高いの・・・!」
(だめだ、押されてる・・・!このまま戦ってても勝てない、だけど・・・正直、もうどうにも・・・)
「でも・・・人間には、人間だけには負けられない!せめて、道連れに・・・!」
少女は魔理沙にまっすぐに突っ込んでいく。
「お前だけでも、絶対に・・・!」
人形達が食い止めようとするが、全くひるまない。
傷だらけになりながらも、ただひたすらに魔理沙に走っていった。
「スペルカード発動!魔光『デヴィリーライトレイ』!」
アリスがそう言うと、魔理沙を中心に黒い弾幕が全方位に飛んでくる。
そして、それは少女の足に当たった。
「うわっ!」
少女はバランスを崩し、その場に倒れる。
「・・・もう、力は残っていないのでしょう?」
「・・・」
「聞かせて欲しいの。・・・なぜ、あなたは人間を襲う?」
「そんなの聞いて、何になるの?」
「気になるのよ。・・・妖怪が人間を襲う、ということ自体は別に特別でもない。けれど、あなたは違うわ。確か、「みんなの未来」だったかしら?」
「っ・・・!」
「この「みんな」は何をさすの?そして、それは人間とどう関係しているの?」
「・・・私は、人形の妖怪。少し前に、ここに捨てられたの。最初は、それをどうこうとは思わなかった。そもそも、当時は感情自体無かった。生きてすらないからね。・・・けど、ここに捨てられる多くの人形、ぬいぐるみ、おもちゃ・・・それを見て、なんだか・・・苦しくなった」
「苦しく・・・」
「私達は、人間の遊び相手。けれど、飽きられたらすぐに捨てられる。拒否権なんてない。・・・その苦しみは、だんだん憎しみになって・・・こう思うようになってきた。人間なんて、いなければいいのに、ってね」
「それで、人間を襲っているのね」
「・・・でも、人間相手に負けるだなんて思わなかったよ。それに、もう一つ予想外なことがあったんだ」
「もしかして・・・私が強かった、とかかしら?」
「あなた関連ではあるけど、違うよ。・・・まさか、人間の味方をする妖怪がいたなんてね」
「っ!?」
「・・・え、何のこと?」
明らかに顔が引きつるアリス、きょとんとする魔理沙。
「えっ・・・あれ、さっき自分から言ってたよね?」
「ちょ、ちょっと待って。アリスは人間だし・・・え、妖怪って誰のこと?」
「・・・もしかして、自分が妖怪だって教えてなかったの?」
「・・・」
アリスは黙り込む。
「は・・・?アリスが、妖怪・・・?」
「本当に教えてなかったんだ・・・はは、ちょっとつらい、現実、かもね・・・」
そう言って少女は気を失う。おそらく、もう体力が無かったのだろう。
「・・・」
「アリス・・・あいつが言ったことって・・・」
アリスは無言で立ち上がり、その場を去ろうとする。
「ま、待てよ!あれ、本当なのか・・・?」
「・・・そうよ、私は人間じゃない。厳密に言うと・・・元人間」
アリスは魔理沙と向き合う。
「・・・すべて話すわ。私が人間をやめた理由を。嘘偽りなく、ね」