いつか他のもやるから許して・・・今はこれを書きたい・・・
前回のあらすじ
・レンがすっごい寝坊した
・幽々子はよく食べる
・生姜焼き食べたい
一難去ってまた一難
穴から外に出て5分もしないうちに例の花畑についた。
「リン、レン、ここで会ってるかしら・・・ってどうしたの?」
「こ、ここ・・・だけど・・・」
「や、やっぱ怖い・・・」
リンとレンは妖夢の後ろに隠れていた。
「だ、大丈夫だから・・・」
「でもやっば怖い・・・」
「と、とりあえず行きましょうか」
「う、うう・・・」
■■■■
「・・・あとどれくらいでつくかしら」
「後一分ぐらいだけど・・・」
「さ、さっきこっち見てた・・・」
「早く、ついてくれ・・・」
「なんか怖くなってきた・・・」
「ほんとにこの三人は大丈夫なのかしら・・・」
「なあ、3人とも大丈夫か?ただのきれいな花畑なのに・・・」
「魔理沙あんたは絶望的に霊感がないから見えないだけで、さっきからたくさんいるわよ」
「へーそうなのかー」
「まあ、見えてても気にしないとは思うけど・・・」
「あはは・・・。あ、でももう見えてきたよ」
妖夢が指さした先には桜に囲まれた日本風の大きな屋敷が立っていた。
「ほら、あれが幽々子様のお屋敷。白玉楼っていうんだ」
「おっきい・・・!」
「俺ら初見でこれしか言ってない気がする・・・」
「でしょ?幽霊たちの住処も兼ねてるから広めなんだよ」
「とりあえず早く入りましょうか。この三人がすごい心配だし・・・」
■■■■
「幽々子様、ただいま戻りました」
「あら、お帰りなさい。大丈夫?その荷物」
「ちょっとだけ浮かせてるので大丈夫ですよ」
「そうなの?無理はだめよ。でも私もちょうど食べ終わったし、もう一回食べれるのはうれしいわね~」
「喜んでいただけて私もうれしいです。あと、みんな来てるのでみんなも上がっていいですか?」
「もちろん!さ、上がってね」
「「「おじゃましまーす!」」」
「あらあら、礼儀いい子たちね~」
「まあね、ってことで私たちも邪魔するわよ」
「同じく邪魔するのぜー!」
■■■■
客間に全員が座った。妖夢の持ってきた大量の料理がたくさんテーブルに乗って。
「もぐもぐ・・・おいしいわね~この卵焼きとか~」
「ほ、ほんとにすごい食べてる・・・」
「・・・あっ!みんな遠慮しないで食べていいのよ?」
「いや私たちもう食べたから・・・」
「そうなの?」
「はい、あっちでちょっと食べてきたので・・・」
「そう・・・じゃあ食べちゃうわね」
「あ、あの幽々子さんってさっき「食べ終わった」って言いましたけど、さっきまで何を食べてたんですか・・・?」
「えっと、野菜炒め1キロとおにぎり大きめ20個、唐揚げ2キロとバケツプリン2個と・・・」
「えっ!?そ、それ大丈夫なんですか!?主に体重とか・・・」
「あら、女性に体重は聞いちゃいけないのよ?でも、私幽霊だから0キロなのよ♪」
「幽々子さん、幽霊なの!?」
「えっ幽霊って大体ものとか持てないんじゃないのか・・・?」
「幽々子様はなんかこう、特別ですから!」
「なるほどわからん」
「だから私にも見える唯一の幽霊でもあるんだぜ!」
「ちなみに私は半人半霊なんだ」
「え・・・?どういうこと?」
「私もよくわからないんだけど、言葉の通りだね、多分」
「特別な存在ね・・・なんか照れちゃうわね♪」
「そういえば幽々子様、ここら辺の説明をした方がいいんじゃないでしょうか?」
「確かに!ありがとう妖夢。もう知ってるかもだけど、私は西行寺幽々子。ここ白玉楼の主と、冥界の管理をしているわ」
「肩書の圧すごくない!?そんな肩書あたし聞いたことないよ・・・」
「多分ここじゃそんな驚くことじゃないんだろうな・・・」
「なんかすごい・・・」
「ありがとうね。ところで、わざわざ霊夢まで来たってことは何かあるのかしら?」
「ええ、実はここらへんでルカっていうピンク髪の子がいなくなったらしいの。その子を探すのを手伝ってほしくて・・・」
「そうだったのね。分かったわ。みんなに伝えて探してもらうわね」
「みんな・・・?」
「幽霊たちのことよ。あの子たち人探しは得意なの~」
「よく迷子になった幽々子様を助けてくれますもんね」
「もう妖夢ったら~、恥ずかしいじゃないの~」
「話し切って悪いんだが、外でマスパぶっぱしていいか?」
「別にいいわよ。ただお墓には当てないようにね~」
「当てたらどうなるんだ?」
「三途の川に沈めるわ」
「ひえっ」
「三途の川ってほんとにあるんだ・・・」
「そうだ、私も食べ終わったしみんなで外行きましょうか」
「いいんじゃないかしら。ルカが見つかるかもだし」
「ちょっと待ってあの量もう食べ終わったの・・・?」
■■■■
霊夢たちは縁側から外に出た。
「出たはいいけどさ、絶対寄ってくるよね・・・」
「ま、まあそうだろうな・・・」
「あ、あたし中に入ろうかな・・・」
ぺとっ
「ひえっ!?」
リンに触れた幽霊は襲うこともなく、そしてかわいかった。(あってみたい)
「あ、あれ・・・割と行けるかも・・・?」
「そ、そうなの!?」
「うん、なんかかわいいし!」
「でも、確かにかわいいな・・・」
「ほんとだ!わったくさん寄ってきた!」
ワーワー
「・・・思ったこと言っていいかしら」
「いいよ」
「あの子たち適応力半端ないわね」
「確かにね・・・」
「若い子はそういう力が強いのかしらね~」
「そういえばあんた年600・・・」
「それ以上言ったら切るよ?」
「なんであんたがキレんの?」
「幽々子様のプライバシー保護」
「それさっきの体重のも・・・」
「そっか、それならあとで魔理沙を切る」
「なんでよ・・・って思ったけど魔理沙ならいっか」
「ヘックシュン!」
「くしゃみでかっ」
話していると、幽々子の近くに幽霊がやってきた。
「あら、どうしたの?」
「・・・」ごにょごにょ
「なるほど・・・」
「幽々子様、どうしたんですか?もしかしてルカさん見つかったんですか?」
「・・・なんかそうじゃなくて、幽霊ちゃんが言うにはなんか黒いらしいわ」
「えっもしかしてそれって・・・」
するとミク達の足元に魔法陣が現れた。
「「わっ!?」」
「なんだこれ!?」
「よけて!」
ミク達は反射的によけた。するとその魔方陣から黒い氷でできた針がたくさん出てきた。
「何これ!?」
「よけなかったらあたしたちやばかったじゃん・・・」
「なんか嫌な想像しちまうな・・・」
「ってかこれ誰が・・・」
「大丈夫!?怪我とかはない!?」
「大丈夫だよ霊夢・・・」
「「こっちも大丈夫!」」
霊夢たちがミク達に駆け寄ってきた。
するともう一つ魔法陣が現れ、そこから人が出てきた。
「・・・ねえ妖夢、もしかしてだけど」
「そうだよ・・・あれが・・・」
「あれが私が会った「黒い人」だよ・・・」
まさかの黒幕さん登場・・・
黒幕さんにミク達、何も起きないはずがなく・・・
バトルじゃあああ!
そういえば白玉楼って名前あってるかなって検索したらなんか物騒なの出てきてびっくりしました・・・これに元ネタあったんですね。幽々子さん幽霊ですしあってはいる。
あと謝罪なんですけどすっごい読みづらい!誰がしゃべってるのかわかんねえよ!って思ってる人いると思うんですよ。マジごめんなさい!がんばって想像してください・・・主には解決策が思いつかんので・・・
ってかリンレンよくハモるな
追記 また誤字りました!ごめんなさい!直しました!