私はしたと思いこんでました、けど現実ではできてなかった。ポンコツ。
・仕事漬けのさとりさん
・そんなときはピクニックだね!ね!!
・私もこの2人とピクニックに行きt((殴
「・・・お姉ちゃん、ここどこ?」
「だから走らないでって言ったじゃないですかぁ!!」
2人は迷子になっていた。
「ご、ごめん・・・でも、お姉ちゃんなら分かるんじゃない?」
「いや、簡単に言わないでくださいよ・・・まあ、ある程度なら」
「流石お姉ちゃん」
「"ある程度"ですからね?完全にではないですよ」
「それでもすごいでしょ。あんなに多忙なのに、地底の地形もある程度把握してるって。・・・なんか、地底の地形って面白いね」
「そう・・・ですか?まあいいや、多分あっちでしょうか」
「はーい」
「はぐれないでくださいよ、ここら辺は受刑者がいる地獄が近いですから。たまに脱走するのもいるんですよ」
「どうしてそこまでして出たいんだろうね。自業自得なのに」
「単純に環境のせいでしょうね。こいしも、悪いことしちゃ行けませんよ」
「分かってるってば。お姉ちゃん、毎回それ言うよね」
「大切な事じゃないですか。こいしが地獄に墜ちるとこ、見たくないですもん」
「そうだね。私もお姉ちゃんをがっかりさせたくないし。お姉ちゃんにはずっと笑っててほしいもん」
「こ、こいし・・・」
顔が赤くなってることに気づき、咄嗟にそっぽ向くさとり。
「あはは、照れてる照れてる〜」
「う、うるさいですよ!全く・・・」
「やっぱりお姉ちゃんって可愛いなぁ〜・・・ってあれ、あの人は?」
こいしとさとりは自分たちの少し前に誰かいるのに気づく。
コソコソと何かを話しているようだ。
「・・・普通、人いないよね?」
「そのはずですが・・・ちょっと静かにしてくださいね」
さとりはサードアイを構える。
『はー、やっとあの地獄から抜け出せたぜ。なんで俺が地獄に行かなくちゃなんだよ。あいつらが雑魚いのが悪いっての。まあいいや、地上に出たらまたたくさん殺しまくってやる。手始めに俺を殺したあいつを・・・』
「・・・あいつ、地獄から逃げたやつですね。確か、地獄に堕ちた理由は地上での大量殺人で、最終的に被害者からの復讐で死んだはずです」
「霊体だから逃げても何もできなさそうだけど」
「確かに、物理的な殺人はできないでしょうけど・・・悪霊となって、人々を呪ったりはできます。あんなに大量の悪意を持ってますし、相当強い悪霊になってしまうでしょうね」
「じゃあ・・・捕まえる?」
「そうですね。しかし、警備隊の皆さんが来るまで・・・」
「そんなこと言ってたら逃げちゃうよ!大丈夫、私に任せて!」
こいしはその人に向けて思いっきり弾幕を放った。
「っ!?」
「警備隊だよっ!誰か知らないけど、とりあえず手を挙げろ!」
(なんでそんな大嘘つくんですかぁ!?)
「お前・・・絶対違うだろ!大体、警備隊は制服があるじゃないか!」
「えっと・・・偉いから、制服がないんだよ!」
(普通に偉い人にもありますよぉ!?)
「じゃあ、そのピンクの女も警備隊か?」
「そうだよ!」
(違います!!!)
「とにかく!おとなしくお縄についてよね!今なら刑期100年延ばしで済むから!」
「・・・」
(いやいや、大体こういう場合って「捕まってたまるか!」ってなるじゃないですか!相手大量殺人犯ですよ!?私は戦力にならないし、こいしは強いけど、万が一があったら・・・)
「・・・わーったよ、帰るって」
(普通に受け入れたー!?いや、ありがたいんですけどね!?意外なんですよ!!)
「それでよし。ってか、反抗しないんだね」
「どーせお前らに反抗してもこっちがやられるだけだし。そんなら、もう一回脱出を試みた方がいいからな」
(再犯する気満々じゃないですかぁ!?一応私達警備隊ってことになってるのに、いいんですかそんなこと言って!!)
(お姉ちゃん心の声うるさい・・・)
「お姉ちゃ・・・上官、早く捕まえて!」
(あっ警備隊の設定は守るんですね)
「こ、こほん・・・と、とりあえず、逮捕します!」
(逮捕じゃないでしょお姉ちゃん!)
(じゃあなんて言えばいいんですか!逮捕でいいでしょ逮捕で!・・・まあ、こんなこともあろうかと、ロープとか持ってきておいてよかったです)
(持ってきてるんだ・・・)
さとりはロープとかその他の相手を拘束する物を持って近づく。
(大丈夫、一応私も練習したことがあるし・・・大丈夫、大丈夫)
そして、その人に後ろに回ろうと横切った。
がっ!
「っ!?」
「お姉ちゃん!?」
その瞬間、さとりは腕を思いっきりつかまれ引き寄せられる。
そして、あっという間に首に鋭利な何かを突きつけられた。
「へへっ・・・俺が素直に投降すると思ったか?地獄の管理人のくせに、そこは甘々なんだな」
「管理人って・・・何故それを・・・」
「だって、こんな世界で制服無しで外をうろついてるやつといやあ、脱獄したやつか、偉いやつに決まってんだろ。噂でさとり妖怪ってのは知ってたしな。でも、まさかこんな少女だとは思わなかったぜ」
「お姉ちゃんを離して!」
「おーっと、それ以上近づいたら、この特製ナイフがお前のお姉ちゃんに刺さっちまうぞ?」
「ナイフ・・・地獄にそんなのがあるわけが・・・」
「地獄桜で作ったんだ。俺は大量殺人鬼だぞ?ナイフ製作なんてちょちょいのちょいだ」
「・・・」
(こいし、今すぐ警備隊を呼んでください。私は大丈夫です。こんなことは初めてですが、想定はしていました)
(・・・分かった。でも、刺激しないようにしないと)
「・・・秘密のお話か?便利だなぁ、その読心術とやら。ほーんと・・・便利で気持ち悪い!!」
その人はナイフを持っていない方の手でさとりのサードアイを掴んだ。
「っ・・・!?」
(まずい、これじゃあこいしの心が・・・!)
「俺ら下級の妖怪なんて気にしないで、目の前で凄い能力見せつけるとかよぉ!そんなに傲慢だから、地獄っていう腐った世界を運営できるんだろうなぁ!!」
「何言ってるんですか、別に見せつける意図はありません」
「そういう態度のせいで、お前らは地底に追放されたんだろ?人を上から目線でみるその態度のせいで!」
「少なくとも、あなたよりは傲慢ではないと思います」
「ちっ・・・お前ほんといらつくな。まあいい、妹ちゃん。俺の要求は一つだけだ。そしたらお前のお姉ちゃんを解放してやる」
「・・・何?」
「こいし、そいつの言うことに耳をk」
「うっせえな」
シャッ!
さとりの首が軽く切りつけられる。
かすり傷程度だが、地獄桜の花びら製のため、激しい激痛が襲う。
「うぐっ・・・!」
「お姉ちゃん!!」
「大丈夫だ、黙ってればこれ以上切らねぇよ。・・・さて、俺の要求だが・・・」
「・・・お前のそのサードアイ、俺の目の前で潰せ」