東方歌謡録   作:みかみりん

131 / 156
悲報 小説の投稿ができてなかった
私はしたと思いこんでました、けど現実ではできてなかった。ポンコツ。
・仕事漬けのさとりさん
・そんなときはピクニックだね!ね!!
・私もこの2人とピクニックに行きt((殴


地獄と悪意

「・・・お姉ちゃん、ここどこ?」

「だから走らないでって言ったじゃないですかぁ!!」

 

2人は迷子になっていた。

 

「ご、ごめん・・・でも、お姉ちゃんなら分かるんじゃない?」

「いや、簡単に言わないでくださいよ・・・まあ、ある程度なら」

「流石お姉ちゃん」

「"ある程度"ですからね?完全にではないですよ」

「それでもすごいでしょ。あんなに多忙なのに、地底の地形もある程度把握してるって。・・・なんか、地底の地形って面白いね」

「そう・・・ですか?まあいいや、多分あっちでしょうか」

「はーい」

「はぐれないでくださいよ、ここら辺は受刑者がいる地獄が近いですから。たまに脱走するのもいるんですよ」

「どうしてそこまでして出たいんだろうね。自業自得なのに」

「単純に環境のせいでしょうね。こいしも、悪いことしちゃ行けませんよ」

「分かってるってば。お姉ちゃん、毎回それ言うよね」

「大切な事じゃないですか。こいしが地獄に墜ちるとこ、見たくないですもん」

「そうだね。私もお姉ちゃんをがっかりさせたくないし。お姉ちゃんにはずっと笑っててほしいもん」

「こ、こいし・・・」

 

顔が赤くなってることに気づき、咄嗟にそっぽ向くさとり。

 

「あはは、照れてる照れてる〜」

「う、うるさいですよ!全く・・・」

「やっぱりお姉ちゃんって可愛いなぁ〜・・・ってあれ、あの人は?」

 

こいしとさとりは自分たちの少し前に誰かいるのに気づく。

コソコソと何かを話しているようだ。

 

「・・・普通、人いないよね?」

「そのはずですが・・・ちょっと静かにしてくださいね」

 

さとりはサードアイを構える。

 

『はー、やっとあの地獄から抜け出せたぜ。なんで俺が地獄に行かなくちゃなんだよ。あいつらが雑魚いのが悪いっての。まあいいや、地上に出たらまたたくさん殺しまくってやる。手始めに俺を殺したあいつを・・・』

「・・・あいつ、地獄から逃げたやつですね。確か、地獄に堕ちた理由は地上での大量殺人で、最終的に被害者からの復讐で死んだはずです」

「霊体だから逃げても何もできなさそうだけど」

「確かに、物理的な殺人はできないでしょうけど・・・悪霊となって、人々を呪ったりはできます。あんなに大量の悪意を持ってますし、相当強い悪霊になってしまうでしょうね」

「じゃあ・・・捕まえる?」

「そうですね。しかし、警備隊の皆さんが来るまで・・・」

「そんなこと言ってたら逃げちゃうよ!大丈夫、私に任せて!」

 

こいしはその人に向けて思いっきり弾幕を放った。

 

「っ!?」

「警備隊だよっ!誰か知らないけど、とりあえず手を挙げろ!」

(なんでそんな大嘘つくんですかぁ!?)

「お前・・・絶対違うだろ!大体、警備隊は制服があるじゃないか!」

「えっと・・・偉いから、制服がないんだよ!」

(普通に偉い人にもありますよぉ!?)

「じゃあ、そのピンクの女も警備隊か?」

「そうだよ!」

(違います!!!)

「とにかく!おとなしくお縄についてよね!今なら刑期100年延ばしで済むから!」

「・・・」

(いやいや、大体こういう場合って「捕まってたまるか!」ってなるじゃないですか!相手大量殺人犯ですよ!?私は戦力にならないし、こいしは強いけど、万が一があったら・・・)

「・・・わーったよ、帰るって」

(普通に受け入れたー!?いや、ありがたいんですけどね!?意外なんですよ!!)

「それでよし。ってか、反抗しないんだね」

「どーせお前らに反抗してもこっちがやられるだけだし。そんなら、もう一回脱出を試みた方がいいからな」

(再犯する気満々じゃないですかぁ!?一応私達警備隊ってことになってるのに、いいんですかそんなこと言って!!)

(お姉ちゃん心の声うるさい・・・)

「お姉ちゃ・・・上官、早く捕まえて!」

(あっ警備隊の設定は守るんですね)

「こ、こほん・・・と、とりあえず、逮捕します!」

(逮捕じゃないでしょお姉ちゃん!)

(じゃあなんて言えばいいんですか!逮捕でいいでしょ逮捕で!・・・まあ、こんなこともあろうかと、ロープとか持ってきておいてよかったです)

(持ってきてるんだ・・・)

 

さとりはロープとかその他の相手を拘束する物を持って近づく。

 

(大丈夫、一応私も練習したことがあるし・・・大丈夫、大丈夫)

 

そして、その人に後ろに回ろうと横切った。

 

がっ!

「っ!?」

「お姉ちゃん!?」

 

その瞬間、さとりは腕を思いっきりつかまれ引き寄せられる。

そして、あっという間に首に鋭利な何かを突きつけられた。

 

「へへっ・・・俺が素直に投降すると思ったか?地獄の管理人のくせに、そこは甘々なんだな」

「管理人って・・・何故それを・・・」

「だって、こんな世界で制服無しで外をうろついてるやつといやあ、脱獄したやつか、偉いやつに決まってんだろ。噂でさとり妖怪ってのは知ってたしな。でも、まさかこんな少女だとは思わなかったぜ」

「お姉ちゃんを離して!」

「おーっと、それ以上近づいたら、この特製ナイフがお前のお姉ちゃんに刺さっちまうぞ?」

「ナイフ・・・地獄にそんなのがあるわけが・・・」

「地獄桜で作ったんだ。俺は大量殺人鬼だぞ?ナイフ製作なんてちょちょいのちょいだ」

「・・・」

(こいし、今すぐ警備隊を呼んでください。私は大丈夫です。こんなことは初めてですが、想定はしていました)

(・・・分かった。でも、刺激しないようにしないと)

「・・・秘密のお話か?便利だなぁ、その読心術とやら。ほーんと・・・便利で気持ち悪い!!」

 

その人はナイフを持っていない方の手でさとりのサードアイを掴んだ。

 

「っ・・・!?」

(まずい、これじゃあこいしの心が・・・!)

「俺ら下級の妖怪なんて気にしないで、目の前で凄い能力見せつけるとかよぉ!そんなに傲慢だから、地獄っていう腐った世界を運営できるんだろうなぁ!!」

「何言ってるんですか、別に見せつける意図はありません」

「そういう態度のせいで、お前らは地底に追放されたんだろ?人を上から目線でみるその態度のせいで!」

「少なくとも、あなたよりは傲慢ではないと思います」

「ちっ・・・お前ほんといらつくな。まあいい、妹ちゃん。俺の要求は一つだけだ。そしたらお前のお姉ちゃんを解放してやる」

「・・・何?」

「こいし、そいつの言うことに耳をk」

「うっせえな」

シャッ!

 

さとりの首が軽く切りつけられる。

かすり傷程度だが、地獄桜の花びら製のため、激しい激痛が襲う。

 

「うぐっ・・・!」

「お姉ちゃん!!」

「大丈夫だ、黙ってればこれ以上切らねぇよ。・・・さて、俺の要求だが・・・」

 

「・・・お前のそのサードアイ、俺の目の前で潰せ」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。