只今某音ゲーのイベントを頑張ってました。推しがたくさん出たからね、しょうがないね\(^o^)/ただしガチャは爆死しました\(^o^)/
・こいしちゃぁぁぁぁん(´;ω;`)
・怒りお空
・頑張れぇぇぇ( ゚∀゚)o彡°
「ねえお燐、もうちょっと火力上げたいよ~」
「駄目だよ!ただでさえ空気激アツなのに、これ以上上がったらあたいが焼けちゃう!」
「うう・・・だよね・・・」
(お空、大変だろうな・・・本人の火力を最大限出せたら、この戦いは一瞬で終わる。けど、地霊殿丸ごと消し飛ぶ。もちろんあたい達も消し飛ぶ。それはお空がよく分かってる、だから力を抑えないといけない・・・)
「ううっ、100%出したいよぉ~!!」
「だからやめてってば!!」
お燐の声に若干の焦りが混じる。
事態が好転しないことと、自分が何もできてないこと、それにより焦燥感を抱いていた。
「こいし様、しっかりしてくださいよぉ~!」
こいしの肩をめちゃくちゃ揺らすが、反応はない。
「駄目だぁ・・・いや、お空も頑張ってるんだ、あたいも頑張るぞ!」
「力を抑えているとはいえ、なかなかに強いですね・・・まあ、力だけで私には勝てませんが」
「違うよ!力はパワーで火力だからね!」
「・・・えっと?」
「だから、力はパワーなんだよ!スペルカード発動、爆符『メガフレア』!」
「それは覚えましたよ、スペルカード発動。想起『メガフレア』」
二つの大きな弾幕がぶつかる。
とても強い衝撃波と光が辺りを襲う。
「うわっ・・・!お空!?大丈夫!?」
「大丈夫、びっくりしたけど・・・さとり様、なんでわたしのスペルが打てるの?」
「記憶力はいいですからね。あなたの記憶から再現してみました。まあ、魔力は結構使っちゃいましたが」
「ほえ~。凄いなぁ」
「感心してる場合じゃないでしょ!!」
「そうだった。ちゃんと弾幕飛ばさなきゃね~」
相変わらず高密度の弾幕を飛ばすお空。
しかし、顔には若干のもどかしさが。
「相変わらず高密度高火力。・・・しかし、パターンは変わらないですね」
さとりはすんなりと攻撃を避ける。
「うにゅ、全部避けられちゃった」
「今度はこちらの番ですね。スペルカード発動。想起『弾幕のロールシャッハ』」
ランダムな速さの弾幕が、お空に襲いかかる。
「うわっ!?わっ、どういうこと!?避けにくいよぉ!」
「あなたの弱点は、頭を使うこと。それさえ意識すれば、力のない私でも勝てるのですよ」
お空は弾幕に翻弄され、いくつか当たってしまう。
「うう・・・でも、まだまだっ!」
お空は体制を立て直し、すぐに反撃する。
「・・・やはり、パターンは同じですね。あなたの攻撃はどれも高火力で、私が当たればすぐに動けなくなるでしょう。しかし、当たらなければどうってことない。幸い、あなたの攻撃は避けやすいのでね」
「パ、パターンって何?どういうこと?」
混乱したお空は、一瞬手を止めてしまう。
その隙を、さとりは逃さなかった。
「スペルカード発動。心花『カメラシャイローズ』」
指でカメラを撮るジェスチャーをするさとり。
しっかり、指の中にお空が入るように調整する。
「ふふっ・・・カシャッ」
ジェスチャーをやめ、手をパッと元に戻すさとり。
次の瞬間、お空の下からトゲトゲのツタが生えてきて、お空を絡め取った。
「うわあっ!?」
お空は弾幕をもろに食らってしまった。
「お、お空!?」
お燐はすぐに駆け出す。
「なにこれ!?まあいいや、すぐに燃やして・・・」
ベチッ!
「うわっ!?」
別のツタに弾き飛ばされ、こいしにぶち当たるお燐。
「いっ・・・たぁ・・・」
「安心してください。殺す気なんて無いですから。ただ、見ていたいんですよ。弱い者が強い者に勝つ瞬間が」
「うぐっ・・・よくわかんないけど、離してよぉ~!」
「嫌ですよ、やっと捕まえたんですから。・・・下剋上、いい響きですね。結局、この世界に権力とか賢さとか意味がない。全て、力でねじ伏せられるんですから。力で地底に追いやられて、その先でも、力で・・・」
「・・・さとり様!!流石にやりすぎですよ!権力とか力とか下剋上とか!そんなよく分かんないことでお空を捕まえないでください!!」
「分からないのですか?私は幻想郷を変えたいんですよ。結局、上に立つのは上位の妖怪。弱者はこうやって、地面で嘆いてるしかないのですから」
「さとり様はそんな人じゃないでしょ!!上とか下とか気にしない人って、あたい知ってますから!」
「そんなの表だけに決まってるでしょう。・・・何も知らないから、言えるんですね」
「知らないって・・・確かに、あたいはまだこいし様みたいに詳しくないですけど・・・でも、結構長い時間過ごしたじゃないですか!!」
「・・・ええ。この世で一番私を知っているのはこいしです。それに、この世で一番こいしを知っているのも私なのです。きっと、こいしも私の思い描く未来に賛同してくれますよ」
「そんなわけ・・・そ、そうだこいし様!!」
こいしに目を向けるお燐。
まだこいしは放心状態だった。
「っ・・・!こいし様!早く目を覚ましてくださいよ!!このままじゃ・・・!」
「大丈夫ですよ、死にはしません。昔を思い出してもらっただけです。きっと、これでこいしも分かってくれるはず」
「そ、そんな・・・!」
(さとり様の言ってることはよく分かんないけど、このままじゃこいし様まで闇落ちするの・・・?そしたら、お空もあたいも・・・!)
「こいし様!こいし様ぁ!!」
「そろそろ、あなたも捕まえましょう。スペルカード発動・・・」
「っ・・・!いい加減にしてください、こいし様っ!!」
ペチンッ!!
乾いた音が辺りに響く。
さとりもスペルを読むことをやめた。
・・・お燐は思いっきり、こいしの頬をビンタしていた。
「あたいにはこいし様のトラウマとか、過去とか分かんないけど!!でも、しっかりしてよ!!このまんまじゃ、みんなやられちゃうし、幻想郷だってやばいし!!そんな時に放心とか!!」
「っ・・・!それ以上こいしに触らないで!!」
さとりがこいしを庇うように前に出る。
「さとり様だって!ほんとにこいし様が望んでると思う!?言わせてもらうけど、そんなことしたら霊夢と紫さんとかが黙ってないよ!あの2人なら、いざとなれば殺してくるよ!?さとり様が死んじゃうようなこと、絶対に望んでない!!」
「そんなのあなたに決められる筋合いは無いです!」
「・・・わたしも、お燐が正しいと思う!!」
「あなたまで・・・私達の事なんて知らないで!」
「確かに、わたしは全然知らないよ。でも、こいし様がそれを望んでないってことは分かるよ。だって、わたしがこいし様だったら嫌だもん!」
「っ・・・!」
「さとり様、だからもう・・・」
「・・・ここまで来たんです、終われるわけないでしょう!!」
さとりはスペルを放つ体制に移る。
・・・しかし、後ろから弾幕を放たれた。
「っ・・・!?」
すぐに後ろに下がるさとり。
「・・・こいし、なんで・・・」
「・・・お姉ちゃん」
こいしは一歩一歩、さとりに近づく。
「こ、こいし様!?それ以上は・・・」
「大丈夫。お燐はお空を解放してあげて。・・・お姉ちゃんは私がやる」
「・・・なんで分かってくれないのですか。思い出したのでしょう、全て」
「そうだね。思い出したよ。確かに、この世界は実力主義。あの時、私が強ければって思ったし、お姉ちゃんの気持ちも分かる」
「なら・・・」
「・・・けどさ、私今の生活が好きだよ。みんなで他愛もない話で笑って、ご飯食べて、遊んで。・・・その下克上って、日常を壊してまで、する必要あるの?」
「・・・」
「それに・・・お姉ちゃんは知らないけど、あの話には続きがあったんだよ。私が無意識に飲み込まれた後。・・・心配なのは分かるよ、でも私を信じてよ」
「・・・無理ですよ。
「なら、弾幕ごっこしよ。幻想郷で、一番簡単な勝負の仕方。私が負けたらお姉ちゃんの下克上を手伝うよ。私が勝ったら・・・元のお姉ちゃんに戻って」
「・・・分かりました」
「こいし様!?あたい達は・・・」
「大丈夫だよ。お燐もお空も疲れてるでしょ」
「そ、そうですけど・・・」
「こいし様が負けちゃったら・・・」
「・・・大丈夫。私、お姉ちゃんより強いから」
こいしはお燐とお空に笑いかけて、前を向く。
「・・・もう、折れない。今日で過去とは決別して、また日常に戻るんだ」