東方歌謡録   作:みかみりん

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新年あけましておめでとうございます(1日遅いんじゃボケ)
今年もみかみりんをよろしくね(*´∀`*)
・久しぶりのミク達(*´∀`*)
・やはり飯を求める霊夢
・ついにリン燐ですよ(*´∀`*)(*´∀`*)(*´∀`*)


次の目的地

「ふ〜、食べた食べた」

「全く・・・あなただけで食べ過ぎなのよ」

「しょうがないじゃない、こちとら貧乏なんだから」

「貧乏だからって、たかっていい理由にはならないけど?」

「・・・」

「あ、正論に言い返せなくなった」

「リン、後で表でなさい」

「暴力反対ー!」

 

紅魔館、食堂。

ちょうど夕食が終わったようだ。

 

「ってか、後でじゃなくて今ね。今来なさい。ってか行くわよ」

「えー!?だってあれは押し掛けてタダ飯した霊夢が悪いじゃん!」

「もうこいつ夢想封印してやろうかしら??」

「博麗の巫女の職権濫用!!霊夢を詐欺罪と器物損壊罪で訴えるよ!!」

「リン、ここに法律は多分無いし詐欺罪と器物損壊罪で訴える意味がわからないぞ」

「はいはい、そこまでよ。そろそろ会議しましょう。せっかく来てくれたこいしとお燐が可哀想よ」

 

レミリアが霊夢とリンをなだめる。

 

「・・・それもそうね」

「レミリアさん、ありがとう・・・」

「どうってことないわ。・・・さて、本格的に始めるわよ」

 

レミリアの一声に、全体が少し引き締まる。

 

「さっきこいしが説明してくれたことを要約すると、青緑色の女に何かされ、さとりが暴走した・・・でいいわよね」

「うん」

「そして、この前のアリスの件。あれも、アリスが「青緑色の女を見た」って言ってたわよね。このことから、一連の出来事はその女が関わってる。もしくは元凶ね」

「・・・こいしちゃん。その人と私ってどれくらい似てた?」

「「私はミクの姉です」って言われても違和感がないくらいかな。流石に見た目とか口調とかで別人だってのは分かるけど」

「・・・もしかしてさ、その子が前霊夢が話してた「もう一人」の可能性ってない?」

「可能性はあるわ。ってかほぼ確定でしょうね。だって、今まで例だと、リンとフィスト、カイトとフィブって感じで、見た目が似ていたんでしょ?それなら、ミクとその女でペアって感じかもね」

「じゃあ、なんであたし達に似てるの?」

「サードちゃんは前、「別世界の自分」って言ってたけど、それもよくわからないものね〜」

「知らないわよ。ってか、そもそもの目的も知らない。知らないことだらけよ。ってかなんならあんたらのほうが知ってそうだけどね」

「無茶言わないでよー!あたし達だって何も知らないんだから!」

「・・・思ったのだけど、なんかアリスさんの件とさとりさんの件。そしてカイトの件。どれも全て、異変を起こそうとしてる気がするのよね」

 

メイコがそう発言する。

霊夢は少し考えたあと、納得したように言った。

 

「確かに。カイトは暴走させる、アリスは人形化させる、さとりは下剋上。全員が全員、異変を起こそうとしてるわね。それも全て、ほっといたら幻想郷が壊れかねないほどの」

「こう考えると、幻想郷ってみんな強いんだね・・・カイトはまだ外部から力を与えられてたっぽいから関係ないけど」

「そうよ、ミク。だから私も強いから賽銭をぜh」

「この金に目がくらんだ巫女は置いといて、暴走した人が全員異変を起こそうとするのなら、結構大変なことになりそうね」

「・・・もしかしたら、私があの時ルカに助けてもらえなかったら・・・私も、異変を起こしていたのかしら」

「そのフォアってやつがフィブと同じ思想ならそうでしょうね」

「そうよね・・・ルカ、羊、本当にありがとう・・・」

「大丈夫よ〜」

『メイコさんが無事でよかったです!』

「・・・とにかく、暴走したやつ全員が全員異変を起こそうとすんならかなりやばいわ。もしかしたら、待つだけじゃだめかもしれないわね」

「それなら、明日人里に行くのはどうかしら」

 

いつの間にかレミリアの隣に立っていた咲夜が言った。

 

「あっ、私の飯を不当に減らした奴」

「不当じゃなくて当然よ。それはともかく、人里は一般の人も妖怪も多い場所だもの。異変を起こさせたい黒幕にとっては、とてもいい舞台なんじゃないかしら」

「それに、人里の近くには「永遠亭」って言う強い奴らがいる場所があんのよ。あいつらが敵に回ったらやばいし、そこに注意喚起しにも行きましょうか」

「そうね。・・・これで会議は終わりでいいかしら。各自、気を引き締めること」

 

レミリアがそう言って、会議の空気は終わった。

 

「・・・レミリアさん。今日私達泊まっていってもいいかな?」

「もちろんよ。ただ、お燐は猫用のベットか人用のベットか、どっちがいいのかしら?」

「猫用!」

「分かったわ。咲夜、よろしくね」

「かしこまりました」

 

そう言うと、咲夜はその場から消えた。

 

「・・・そろそろ普通の服が恋しくなってきたわね。これ、装飾が多くて重いのよ・・・」

「メイコのメイド服寧ろ布面積少ないほうじゃない・・・?」

「まあ、メイコって素の服があれだからね。カイトの服と足して2で割ったほうが良いんじゃない?」

「リン、困るよ・・・寒くなっちゃう」

「いや寧ろカイトの服は布面積多すぎだろ」

「しょうがないじゃん寒がりなんだから」

「そういえば、カイくんは平均体温35℃なのよね〜」

「うん。だからアイスが溶けにくくて結構助かってる」

「「「そこ!?」」」

 

ミク、リン、レンの声が綺麗にハモる。

騒がしくも平和な夜は、そろそろ終わろうとしていた。

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