東方歌謡録   作:みかみりん

151 / 156
前回のいちご(美味しいね)
・あんみつ美味しい(*´∀`*)
・あ。〜あんみつから宇宙の話に変わったことについて〜
・私はこしあん派です、でも粒あんも好きです。


また会えた

数分後。すっかりあんみつはなくなっていた。

 

「おいしかったなぁ〜、お腹いっぱいで動けない(*´ω`*)」

「カイト、これから永遠亭行くぞ?」

「忘れてた(´・ω・`)」

「あたしも(´・ω・`)」

「ここに来た目的忘れんなよ」

「レンは覚えてたんだな」

「・・・言われて思い出した」

「お前もかい」

「今頃、ミク達永遠亭にいるのかな〜」

「多分そうだろ。霊夢にあれこれ言われる前に、さっさと戻ろうぜ」

「もうすでにあっちであれこれ言われてそうだけど」

「それは言わないお約束ってやつだ」

 

魔理沙達は食器をお店に戻し、歩き始めた。

 

「・・・にしても、ここでは意外と妖怪も多いんだな」

「確かに!レミリアさんとかは特殊な例で、あんまり人と妖怪って相容れないのかな〜って思ってた」

「基本的に妖怪は人間を襲わないぞ?襲う奴らもいるけど、6割くらい」

「半分以上襲ってくるならそれはもう「基本的に襲わない」じゃなくない?」

「まあそうだけどな。基本的に、人里内の妖怪達は襲ってこないんだ。なぜなら、人間の存在は、妖怪が起きるために必要だからだな」

「えっ、そんなやばい場所なのここ・・・?妖怪達のご飯の置き場的な・・・?」

「なんかカイトが大いに勘違いしてるが、別にそういう意図ではないぞ。妖怪ってのは、人間から怖がられることで存在できるんだ。レミリアだって、素は吸血鬼だろ?お前達と私は慣れたとはいえ、何も知らない連中からしたら「赤い屋敷にすむ、人間の血をすする吸血鬼」だからな」

「うわぁ怖い」

「だろ?その恐怖心が、妖怪達の生きる糧になる。だから、そんな生きる糧を作ってくれる人間は大切なんだ」

「へぇ〜」

「さて、そろそろ迷いの竹林だ!お前ら、離れるんじゃないぞ!」

「魔理沙、大丈夫?迷子にならない?」

「あったりまえだろ、リン!このすごい魔法使い、魔理沙様を信じろ!!」

 

ほうきを掲げる魔理沙。

4人は迷いの竹林の中に入っていった

 

■■■■

 

「・・・ね〜、あたし達結構歩いたよね?まだなの〜?」

「・・・あー、それなんだが・・・すまん、迷った☆」

「「「えっ」」」

 

そう、迷子になってしまったのだ\(^o^)/

 

「よく考えたら永遠亭への道知らなかったわ\(^o^)/」

「じゃあ最初っからそう言えよ!!」

「いやあの時は本気で分かると思いこんでた」

「思い込むなよ!」

「ねえカイト、なんかここ来たことあるんでしょ!?道わかるよね!?」

「無理だよ!?1回だけだし、妹紅がいたからだし、当たり前だけど永遠亭の場所知らないし!!」

「・・・そうだ、妹紅に会えばいいじゃねぇか!」

「こんなだだっ広い竹林の中で会えんのか・・・?」

「でも会わないと私達全員迷子のまま一生を終えるぞ?ポジティブに行こうぜ!」

「誰のせいだと思ってんの!?もーっ、あたし足痛いよ〜!!」

「魔理沙はこの状況でなんで元気なの・・・」

「笑顔は大切だからな!お前らも、笑えばいいと思うぞ!」

「「「笑えるかっ!!」」」

ボンッ!

 

3対1の言い合いをしていると、遠くから爆発音が。

 

「今度は何!?」

「・・・もしかして、妹紅じゃねぇか?あいつ、炎系だし、よく竹林でトレーニングしてるって聞いたぞ」

「・・・行くしかない感じかなぁ、ちょっと怖いんだけど」

「まあ、大丈夫さろ!ただの妖怪だったら私が退治してやるからよ!」

「・・・魔理沙が先にいけよ」

「はいはい、分かってるって」

 

魔理沙は音の聞こえた方に近づく。

 

「・・・ふぅ、次は・・・って、魔理沙?」

「やっぱり!ほら、私が言ったとおりだ!」

「・・・は?」

「おーい!妹紅だったぞ!来いよ!」

「・・・えっと、状況を説明してくれないか?」

 

妹紅の疑問はスルーされ、3人が合流する。

 

「・・・ああ、あの館にいた幻想入りした奴ら・・・と、久しぶりだな。また会う事になるとは」

「・・・わ、ほんとに妹紅だ・・・」

「そういえば、カイトと妹紅って面識あるんだったな」

「うん。・・・妹紅、その・・・ごめん」

「ん?・・・ああ、あの黒い奴の事か。やっぱりお前だったんだな」

「うん。故意ではないとはいえ、傷つけてしまったのは事実だから」

「そんなにしょんぼりするな。私はもう気にしてない。ってか、今の言い草的に多分覚えてるんだろ?むしろ、あの時の私がトラウマとかになってないか?」

「い、いや全然そんなことないよ!」

「そうか。ま、終わりよければ全て良しってやつだ。あんま気にすんな」

 

そう言って、妹紅はカイトを撫でる。

 

「・・・すげぇ、カイトが撫でられてる」

「カイトって結構身長高いから、あんまり撫でることないよねー」

「・・・カイトって結構弟属性強いんだな」

「ちょっ!?僕はお兄さんだよ!?多分!」

「いや少なくともお兄さんではないよ」

「絶対にお兄さんではないな」

「私も感じたことはないな」

「(´・ω・`)」

「・・・で、結局どういう用事なんだ?」

「あーっとな、実は、永遠亭に行きたいんだが、まあ迷っちまって」

「・・・いや分からないのにはいるなよ」

「はいる前は本気で分かると思ってた」

「馬鹿かお前」

 

妹紅はため息をつく。そして、魔理沙の後ろを指刺した。

 

「あっちにまっすぐ行くと、小さな池がある。そしたら右に曲がれ。そうすれば、永遠亭につく」

「サンキュー!えっと、こっちを真っすぐで、池に着いたら右だな!」

「ちゃんと覚えとけよ。私は鍛錬で忙しいからついていけないからな」

「そうだったんだ、邪魔してごめんね」

「大丈夫。さて、そろそろ行きな。急いでんだろ」

「そういえばそうだった!やべっ、早く行かないと霊夢にどやされる!ありがとな妹紅!」

「あっちょ!魔理沙ってば!またね、妹紅!今度ゆっくりお話しよー!」

「・・・じゃ、じゃあな」

「わっ、レンが顔赤い」

「うるせぇ」

「・・・妹紅、騒がせてごめんね。また」

 

魔理沙に置いていかれた3人も、あとをついて行った。

 

「・・・まあ・・・また会えてよかったよ」

 

妹紅は、軽く一本の竹に向かって火の玉を放つ。

 

「さーて・・・練習の続き、行くか」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。