東方歌謡録   作:みかみりん

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あらあらすじすじ
・妖怪って4割は人を食べないんだね!
・迷子なう\(^o^)/
・妹紅さぁぁぁぁぁぁん!?


幻想郷はやばいところです

時間は巻き戻り、永遠亭。

 

「うっ・・・の、飲みきったわよ、飲みきってやったわよ・・・!!これしきの試練、私にとってはどうってことないわ!!」

「すごい、ほんとに飲み切りましたね」

「あんたが出したんでしょうが!!お、お茶菓子とかないの・・・?」

「じゃあ、輝夜様が隠してたお饅頭出してきますね」

「れ、鈴仙!?な、なんで私のお饅頭を・・・!」

 

鈴仙は叫ぶ輝夜をガン無視しながら、お饅頭を出した。

 

「・・・あんたって意外と生き生きしてるわよね」

「そうでしょうか?」

「鈴仙はいじわるなのよ(´・ω・`)お菓子食べさせてくれないし(´・ω・`)」

「いや、1日に10個もお饅頭を食べるのはどうかしてると思いますが」

「それは・・・その・・・」

「隠しお饅頭があるのは知ってましたよ。お師匠様にも言われてるでしょう、いくら不老不死と言え、健康には気をつけてくださいよ」

「「不老不死!?」」

「あらぁ、そうなの?」

 

ミクとメイコが同時に言う。

ルカも驚いてはいるが相変わらずまったりしている。

 

「そうなのよ!だからね、私凄い人なのよ!!!」

「はいはいそうですねー」

「なんか最近鈴仙が冷たいんだけど!(´;ω;`)」

「・・・不老不死って、もはや何でもありなんじゃないかしら、幻想郷って」

「うん・・・なんか、宇宙人とかいそうだね」

「なんなら、私とか鈴仙は月から来たから、宇宙人よ♪」

「「えっ!?」」

「ほんとに月には、うさぎさんがいたのね〜」

「よく冷静でいられるわね・・・?」

 

そんな中、不意に鈴仙のうさ耳がぴこっと動く。

 

「・・・あ、誰か来た」

「えっ!?わ、わかるの!?」

「あ、はい。私、波長とかそういうのが操れるんですよ。だから、永遠亭内に誰かが入ったら、すぐに分かるんですよ。他にも、〇〇波とかついてるやつは大体操れますね」

「・・・幻想郷やばぁ・・・」

「ミク、こんなんで面食らってたら、持たないわよ?大地を操る奴、病気を操る奴、奇跡を起こせる奴もいる。あんたらの近くにも、時間止めれる奴とか、運命を操れる奴とかいるでしょう?」

「\(^o^)/」

「あっミクが思考放棄した」

「とりあえず行ってきますね。患者さんなら、早く診てあげないと。・・・あっでも今お師匠様いないんだった・・・うう、私でできるかなぁ・・・」

 

ぶつぶつ言いながら、鈴仙は部屋から出ていった。

 

「ちなみに!私の能力は「永遠と須臾を操る程度の能力」!とにかくすごいのよ!!簡単に説明すると〜」

「これ以上やったらミクが死ぬわよ」

「あら、残念」

「・・・パチュリー様、永遠?と須臾?って何ですか?」

「要は咲夜の能力の上位互換ね。永遠でりんごを永遠に腐らせなくしたり、須臾で一瞬を集めて独自の時間軸を作ることもできるのよ。いくら集めても一瞬だから、私たちには分からないけどね。咲夜も掃除するときは時間を止めてるけど、止まった時間の中で1時間経とうが、咲夜以外には分からないでしょう?そういう感じよ。ただ、咲夜と違って、誰かをその須臾の中に送り込むこともできるわ」

「む、難しいですね・・・」

「・・・じゃあ須臾の中で料理すれば、幽々子様に一瞬で料理を提供できる・・・!?わ、私にも時間を止められれば・・・!できたての唐揚げをいっぱい幽々子様に食べさせてあげれるのに・・・!」

「・・・そこは、自分の時間を持てる、とかじゃないのね・・・」

「・・・誰かを須臾の中に送り込めるのなら、「5億年ボタン」とかもできるのかな?」

「あっミクが復活した」

「5億年ボタン?それは何なの?」

「えっと、ボタンを押したら凄いお金がもらえるんだけど・・・押したら謎の空間に飛ばされて、5億年過ごさないとなんだ。けれど、外に出れたらその記憶はなくなる。だから、出た後だと押すだけで一瞬で凄いお金が貰えるってなるって感じの」

「へぇ・・・面白そうね。今度妹紅にやらせようかしら」

「やめてあげて!?」

 

■■■■

 

(はぁ・・・お師匠様、早く帰ってきてよ・・・疲れたなぁ、たまにはパーッとなんかしたいな・・・またストレス解消グッズでも買おーっと・・・前の、外の世界から流れてきたぷちぷち?というやつも潰しきっちゃったし・・・)

 

鈴仙はそんな事を考えながら、廊下を歩いていた。

 

(そういえば・・・霊夢さんから聞いた話、なんか異変が起こってるんだっけ。ちゃんと警戒しないと・・・)

 

そうこうしていたら、玄関についていた。

鈴仙はドアを開ける。

 

「はーい、本日はどうしましたk・・・」

 

その時に、鈴仙はぎょっとした。

 

(・・・何、この人。殺気が・・・)

 

その人の顔は至って冷静そうだ。

そして、顔を見てさらに困惑する。

 

(・・・この人の見た目、霊夢さんから聞いた、異変の元凶・・・!?)

(お、落ち着け私、焦ったらバレる、いやでも、中に入れるべきではないよね!?え、どうしよう、あ、でも、まだその人って決まったわけじゃないか、と、とりあえず聞いてみよう)

「・・・ほ、本日はどうしましたか?頭痛とかですか?」

「・・・蓬莱山輝夜に会わせてくれないか」

(な、なんで!?え、輝夜様の知り合い?いや、それなら1回は見たことあるはず・・・!それに、やっぱり殺意が尋常じゃない、元凶ではないかもだけど、少なくともヤバい人だ!!)

「か、輝夜様は今お出かけ中で・・・すみません」

「・・・そうか」

(意外と話通じる・・・?)

 

その瞬間、鈴仙の首元に何かが突き立てられる。

・・・ナイフだ。

 

「えっ・・・!?」

「・・・動くな、声を出すな」

 

鈴仙はすぐに状況を理解する。

そして、その人に目を合わせた。

瞬間、その人の視界が歪む。

 

「うっ・・・なんだ、これは・・・」

 

その隙に、鈴仙はその人を突き飛ばした。

 

「・・・霊夢さんから話は聞いている。正体も、もう分かっている」

「・・・はぁ、なるべく隠れたかったけど・・・まあ、計画に支障はない」

 

その人は立ち上がって、ナイフを構え直す。

 

(・・・この人の目的は輝夜様だ、けれど、多分それが私になってる・・・一人じゃ勝てそうにない。霊夢さん達が気づいて来てくれるまで、私が持ちこたえないと・・・!)

「・・・計画は、必ず成功させる。あともう少しだ。そのためにも・・・」

(もう少し?その計画って、もうかなり進んでるってこと・・・?いや、今は関係ない。戦わないと!)

「・・・暴走は、させない。・・・私も含めて」

 

鈴仙は右手を銃の形にする。

その人も察したのか、警戒しているようだ。

 

迷いの竹林の中、戦いが始まろうとしていた。

 

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