東方歌謡録   作:みかみりん

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前回のあらすじ
・輝夜さんは強いぞ!
・刀が彼方に・・・かたながかなたに・・・ププッ(黙れ)
・わーお圧が強い


蝕み

迷いの竹林と人里の間。

すでにバトルが始まっていた。

 

「どうして・・・魔理沙さんと闘わなければいけないんですか・・・!私、そんなの嫌なのに・・・!」

「いやお前が言うなよ!!こっちのセリフだ!!」

「でも・・・やらなくちゃ、いけないんですよね・・・」

(ああもうだめだ話が通じねぇ!!そんな方向の暴走とか聞いたことねぇぞ!?普通に敵みたくふるまってくれた方がやりやすいんだが・・・!)

「スペルカード発動!狂符『幻視調律(ビジョナリチューニング)』!」

「っ!お前ら、気をつけろ!!」

 

赤い弾幕がばらまかれるように放たれた。

しかし、すべての弾幕において、挙動がおかしい。急に止まったり、逆走したり。そのうえ、密度もかなりある。

 

「なっ、何これ!?」

「焦んなリン!こいつは威力がそんなにねぇ!大体10個以上当たらなければどうってことないぞ!」

「10個以上余裕で当たりそうなんだけど!?」

「そうか、じゃあよく見ておけ!スペルカード発動!恋符『マスタースパーク』!」

 

魔理沙は思いっきりマスタースパークをぶっぱなった。

その衝撃で、弾幕がすべて消し飛んだ。

 

「いいかお前ら!弾幕ごっこっつうのは弾幕をよけるものじゃなくて、さらに強いもんで消し飛ばすものなんだよ!!」

「かき消せる手段が僕らにはないんだけど」

「じゃあよけろ!」

「(´・ω・`)」

「くっ・・・相変わらず馬鹿力ですね魔理沙さん・・・」

 

鈴仙はマスタースパークをよけていたようだ。

 

「そしてだな!こうやって相手がビビった隙に、総攻撃を叩き込めばいいのさ!」

「スペルカード発動!魔符『スターダストレヴァリエ』!」

 

星形の弾幕が高密度で飛んでいく。

 

魔理沙は後ろを向いて得意そうに言った。

 

「これこそが弾幕ごっこだ!そして私は強い!!」

「・・・魔理沙、まだ全然立ってるけど・・・」

「えっ」

ひゅんひゅんひゅん!!

「うわあああっ!?お、お前まだ立ってんのかよ!」

「いやさすがにあの程度で気絶しないですよ・・・魔理沙さんもそう思ってたでしょ」

「うんまあ、これで気絶したら正直拍子抜けではあった」

「・・・あれで気絶しないのが前提条件なの、幻想郷ってやっぱおかしいよ」

「「それはそう」」

(ぶっちゃけ、これで片付いてくれたらとっても嬉しかったんだがな・・・なにせ、鈴仙の能力は長期戦になるほどやっかいになる・・・)

「ってか、俺らも突っ立ってないで戦わなくちゃだな」

「そうだった、普通に圧倒されてた!」

「そうだね。・・・なんか、さっき目がうんたらって言ってなかった?」

「ああ、そうだな。いいか、あいつの目は・・・」

 

言わせまいといわんばかりに、弾幕が飛んでくる。

 

「うわっ!」

「っ、とりあえず攻撃だ攻撃!それで大抵はどうにかなる!!」

「無茶ぶりしないでよ!?」

「もうどっちみちやるしかないだろ」

「ほら、頑張れカイト!あたしたちもいるから!!」

「・・・うん、弱音ばっかり吐くわけにはいかないよね」

 

弾幕を潜り抜け、それぞれが攻撃を始めた。

 

「くっ・・・やはり4対1は分が悪いですね・・・」

 

鈴仙は少しずつ押され気味になっていく。

 

「これも・・・異変のせいなんですね・・・操られた魔理沙さんに騙されている・・・」

「だから操られてんのは私じゃなくてお前だろ!」

 

後方からの弾幕と雷に紛れ、レンが腕の電気の刃で攻撃した。

 

「くっ・・・」

 

どうやら当たったようだ、電気の影響で少ししびれてもいる。

 

「よっしゃ、このまま追撃を・・・」

「っ、待てレン!!」

 

何か嫌な予感がした魔理沙の静止が届く前に、レンが攻撃しようとした。

 

「・・・っ、解放しますから、私の目を見てください!」

「えっ?」

 

驚いて少し動きが止まってしまう。

その瞬間・・・鈴仙の目が赤く光った。

 

「まずい!カイト、レンを鈴仙から引き離せ!絶対に目は見るな!!」

「えっ!?あっ、わかった・・・!」

「ま、魔理沙、どうしたの?」

「ちゃんと忠告すべきだったか・・・」

 

カイトがレンをすぐに引き離す。体格差があるので、それ自体は容易だった。

 

「うっ・・・なんか、気持ちわりぃ・・・」

「大丈夫?えっと・・・頭冷やす?アイス食べる?」

「いや・・・今アイス食ってる場合か・・・」

「ね、ねぇ魔理沙、レン大丈夫なの?」

「ああ、軽めで済んだみたいだ・・・ただ、いよいよ長期戦になるときつくなってきたな・・・」

 

レンは頭を押さえながらなんとか立ち上がった。

 

「・・・目を見ちゃいけないって、酔うからってことかな・・・」

 

カイトがレンの様子を見ながらいう。

 

「なんか、酔うとは違う感覚な気がするけどな・・・」

「えっ、それって・・・」

 

二人の会話を遮るように、弾幕が激しくなる。

 

「お前ら!あんまり鈴仙に対して近距離の攻撃はするな、するにしろ絶対に目は見るな!!あと、レンは少しでも悪化したと思ったらすぐに離脱しろ!まだ大丈夫だとは思うが・・・手遅れになったらまずい」

「ど、どういうことだ?悪化って・・・気持ち悪さが?」

「まあそう思ってくれればいい。・・・短期決戦で行くぞ!!」

 

魔理沙がもう一度声を上げる。

リンは心配そうな顔で魔理沙を見た。

 

「魔理沙、手遅れって・・・レンは大丈夫なの?」

「ああ、今はな。せいぜい馬に乗って酔った感じだろ。だから大丈夫だと思うが・・・」

「・・・長期戦になると気持ち悪さが増すの?じゃあ、レンのためにも頑張らないと!」

「・・・まあ、それもそうだが・・・」

「?」

 

「・・・最悪、レンまで操られるかもしれん」




なんとかリアルの忙しさのピークは越えました。越えましたが・・・!
趣味をね、増やそうかと検討中でね、そのせいでまた投稿頻度が死ぬ可能性が・・・
死んだとしてもさすがに月一にはならないようにします。6,7月はさぼり気味ですみませんでした。さぼってたにしては超大作でもないしね。
なのでこれからも見守ってくれると幸いです。また投稿頻度死ぬかもしれませんが。ゴメンネ
以上みりんでした。関係ないけど最近コーヒーゼリーにはまってます。
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