東方歌謡録   作:みかみりん

24 / 156
前前前回のあらすじ(君の名はかな?)
・なんか急にサードちゃん参戦!
・必殺技?でフォアちゃん撃破!
・おおかみさんはかっこいい(IQ0かな?)



いつか、また会えたら

「・・・終わったわね」

「ええ・・・」

「疲れたのね。無理もないわ、あんな大技はなったんだから。少し座りなさい」

「ありがとう・・・」

「後は・・・この檻をどうするか・・・さすがにこれは私でも無理ね・・・」

 

サードが呟くと、急に檻が消えた。

 

「えっ?わわっ!」

 

メイコは急に檻が消えてびっくりしてしりもちをついてしまった。

 

「な、なんで急に・・・」

「めーちゃん!!」

ぼふっ!

 

ルカはメイコに抱きついた。

 

「良かった・・・本当に良かった・・・」

「・・・心配かけたわね。ありがとう」

「うん・・・」

「でも、なんで急に・・・」

「・・・どーせもう負けなんでしょ?」

「フォア・・・」

「負けなら閉じ込める意味ないからさ」

「やけに・・・諦めが速いのね」

「私だって少しは思うところあるよ?でも何となく気づいたんだよね。本当にやってることが正しいのかってさ。まあ今更感半端ないけど」

「・・・なんで()()()()()はこんなことしたの?」

「なんでって・・・あいつは、こんな私を尊重してくれたから」

「今二人はどこにいるの?」

「知らない。ほぼ自由行動だし」

「・・・どこまで進んでるの?」

「さあね。でも君たちが幻想入りできたんなら・・・半分はいったんじゃない?」

「そう・・・」

「幻想入りできたって、私たちのこと?なんで知ってるの?」

「ああ、君はもう霊夢?ってやつに教えてもらってるのかな。知ってるの?って言ったけど、まあこっちも色々あるからさ。ここで話すととんでもない情報量になりそうだからまた今度ね」

「また今度って、いつ会えるかわからないのに・・・」

「・・・いいえ、また、きっと会えるわ。あなたたちがこの異変の真相にたどり着けるなら」

「真相?」

「うん、でも私はそれを教えることはできない」

「何で?」

「・・・あいつとの約束を、破りたくないから。ごめんね」

「・・・そう」

「怒らないんだ」

「だって、何かありそうだし」

「お人よしだなあ・・・でも、ありがとう」

 

すると、今まで真っ暗だった空間が白く光りだした。

 

「「えっ!?」」

「そろそろ終わりかー。まっもう未練とかないしいいや」

「未練って、それって・・・」

「私たちは逝かないといけないの。私たちは魂や幽霊ですらないから」

「でも、そんなに気を落とさないでよ。見守ってるからさ!」

「その前にフォアはお説教ね」

「ええー」

「・・・最後に一つ聞かせてほしい。あなたたちは、私たちの何なの?」

「・・・しいて言うなら、別のあなたたち、かしらね」

「・・・?」

 

話している間に、光はどんどん濃くなっていく。

 

「じゃあね。ルカ、メイコ。・・・元気でね」

 

■■■■

 

「う、うう・・・」

「メイコ!?や、やっと起きたー!」

「ミク!?えっどういう状況!?」

「・・・ふわあ・・・あら、みんな・・・?」

「ルカも起きたー!」

「もう、ひやひやしたんだからな!」

「あたしもー!」

 

メイコとルカが寝ていた部屋にはミク、リン、レンが集まっていた。

 

「えっと、ここは・・・?」

「紅魔館だよ!なんか近くの森でメイコが倒れてたのを咲夜さんが運んでくれたんだって!」

「そうだったの・・・ねえ、フォアとサードって人、分かる?」

「・・・なんだそれ。俺は聞いたことないな」

「うーん、誰のことだろ・・・」

「霊夢なら知ってるかな?」

「霊夢・・・?」

「そう、なんか赤い巫女」

「雑ね・・・でもその人なら何かわかるかも・・・」

「そういえばルカ静かだね」

「確かに・・・って寝てる!?」

「なんかルカらしいな・・・」

「・・・まあいいか、助けられたし」

「もしかしてパチュリーさんが言ってた魂っぽいのと何かあったの?」

「そうね、実は・・・」

 

■■■■

 

「えっ!?何それ怖っ!」

「リン大声出すなって!でも本当ならメイコ危なかったじゃん!」

「そのフォアとサードって人もルカとメイコに似てるのも不思議だね・・・」

「そいつらってさ、もしかして黒いやつと関係あるんじゃねーか?」

「そうなのかな?でも黒くないよ?」

「うーん、私たちには難しいよお・・・」

「そうね・・・」

ガチャ

「騒がしいわよーって起きてたのね」

「あっ霊夢!ちょうどいいところに!」

「ちょうどいいところって・・・」

「えっとさ、フォアとサードって人知ってる?霊夢の名前言ってたらしいんだけど・・・」

「えっ・・・。ごめん、知らないわ」

「そーなの!?じゃあなんで知ってたのかな・・・」

「・・・大体の話はパチュリーから聞いてるわ。まあ詳しくは知らないけど十中八九魂っぽいのとなんかあったんでしょうね」

「そういうこと!」

「メイコ・・・であってるわよね?改めて私は博麗霊夢。今色々異変が起きててね。その時にミク達と会ったの」

「そうなのね。そうだ、カイトは?」

「・・・実はまだ見つかってないの。全く目撃情報がなくて・・・」

「そう・・・何か力になれることは何でもするわ」

「心強いわね」

「メイコはいろいろあれだけどバトルとかは強そうだよな!」

「それそれ!あれだからね!」

「リン?レン?何のことかしら?」

「「あっ」」

「あはは・・・」

「これはまた、にぎやかになるわね・・・」

「ってかなんでこの状況でルカは寝ていられるんだろ・・・」

「さあ・・・」

 

みんなは気づかなかったが、ルカは起きていた。

でも今は、「一番大切な人」の隣で寝ていたかったから。




まだ色々とありそうだぞ!(色々は色々です)
ってかあるんだよ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。