東方歌謡録   作:みかみりん

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前回のあらすじ(珍しくまとも)
・すげー・・・(語彙力の消失)
・偶然?にも雨が降る!
・リンちゃん泣いちゃった・・・


本気の双子喧嘩

(・・・強く言ったはいいものの、作戦とかないんだよねー。どう出ようか・・・)

「じゃあ今度は俺からだ!」

「でも、そう来るだろうとは思ってたよ!」

 

レンはまっすぐリンに向かっていく。

リンは冷静にレンの頭を狙って矢を放つ。

 

「っ・・・!でもこれくらいなら・・・」

「なんでヒットしたのにこれぐらいで済むの・・・?まあいいや、どんどん行くよ!」

 

降り続く雨の中、2人は戦いを繰り広げていた。

お互い体格が小さめなこともあって足が速く、目で追うのもやっとなぐらいのスピード戦だった。

本人たちもかなり疲れていた。

 

「はあ・・・やっぱ、お前は早いな・・・」

「そ、そうだね・・・でもそっちも・・・」

「こんなにやったのは、いつぶりだったっけな・・・」

「あはは・・・」

(レン、少し戻ってるかも・・・!この調子なら・・・)

 

リンはクロスボウを構えなおす。

それに合わせ、レンも構えなおした。

 

「よし、思いっきり行くよっ!」

 

リンはそういったのと同時に空に大量の矢を放った。

 

「・・・なるほど、雨雲に隠すことで見えづらくしてるのか」

「あたり!」

「へえ、なんか面白そうじゃん!」

 

雲の中の矢から次々に雷が落ちていく。

レンはそれを次々にかわしていく。

そうしてレンはリンに切りかかった。

 

「おらっ!」

ぴょん「あたしが何もしないで切られるとでも?」

 

リンは攻撃が当たる寸前に高く飛び上がった。

そして空中でレンの後ろから矢を放った。

 

「もらった!」

 

だが、レンは切りかかった手とは別の方の手で矢をはじき返した。

 

「えっ!?な、なんで後ろ向いてんのに!?」

「なんとなくお前がとることはこっちもわかるんだよ!」

 

レンは振り返って空中にいるリンに切りかかっていた。

 

「今度はこっちがもらうぞ!」

「うそ・・・」

 

呆然とするリンを容赦なく切りつける。

だがリンの腕に切りかかったと同時にリンは思いっきりレンの腹をけった。

レンは木の根元にたたきつけられた。

 

「引っかかったねレン!こっちだって何となくわかるよ!」

「でも、蹴り飛ばしたぐらいで・・・」

「じゃあ質問するけどあたしって矢の中心に雷落とすこともできるんだよ」

「何が・・・ってまさか・・・!」

 

レンは周りを見渡した。木の周りには矢が落ちていいたのだ。

 

「そう!今更遅いもんね!ってことでいっけー!」

 

リンの掛け声と同時に大きな雷がレンに落ちた。

 

■■■■

 

「ったく・・・もうちょっと加減しろよな・・・」

「えへへー」

「ほめてねえよ・・・」

「・・・でも、戻ったみたいでよかったよ!」

「そうだな・・・ありがとな、リン」

「お安い御用だよ!あ、因みにあたしレン担げないからレンも歩きで帰るよ」

「えー・・・」

「まあ少しは待つよ!」

「待って解決するのかそれ・・・?」

「気合いだ気合い!」

「ってかいつになったらやむんだよ・・・」

 

二人は互いに安心し、レンの回復を待つことにした。

 

「まー雨宿りしながら待ちましょー」

「気楽だな・・・でも、それしかないかー」

ヒュンッ!

「「えっ!?」」

 

すると突然空から誰かが下りてきた。

それは・・・あの黒い人だった。

 

■■■■

 

一方紅魔館内の図書館。魔理沙が本を読んでいた。

 

「ふむ・・・なるほどな・・・」

「・・・魔理沙?珍しいね、本読んでるの」

「ああミク、私も魔法のこと色々勉強してるからな。ここの図書館はうってつけってわけよ!」

「そーなんだね、でも内容難しそう・・・」

「慣れれば簡単だぞ!」

「ええ・・・」

 

ふと魔理沙は窓に目を向けた。

そこに広がっていたのはいつもの赤い森と、謎の雨雲だった。

 

「・・・は!?え、いやなんだあれ!?」

「魔理沙どうしたの!?」

「いや、あれ見てみろよ!」

「・・・すっごい局所的な雨雲」

「それもそうだけど!あれからすごい魔力を感じるんだ・・・」

「え!?この世界は雨雲にも魔力が・・・?」

「さすがにそれはない、だがないはずの雨雲に魔力があるのが問題なんだよ!これは行くしかねえ!ミク、どーせなら一緒に行かないか?」

「いいよ!暇だし!」

「よっしゃ決まりだ!じゃあ早速・・・」

「あら、二人ともどうしたの~?」

『急いでいらっしゃいますが・・・』

「あ!ルカに羊さん!」

「ちょうどいい!メンバーは多い方がいいもんな!ルカも来るか?」

「ええ、私もお散歩したかったの~」

『私もお供いたしますよ!』

「よし!玄関まで行くのめんどいから窓から行くぞ!しっかりつかまれよ!」

 

ミクとルカはほうきに乗った。

そして開けた窓から3人と1匹は雨雲目指して飛んで行った。

 

「・・・あら、魔理沙どこいったのかしら」

 

飛び立った後、偶然にもパチュリーが来た。

 

「窓が開いてる、それにあの雨雲・・・まったく、ここから飛ばないでほしいわ」

 

パチュリーはため息をつき、魔理沙の読みかけの本をしまうことにした。




ってことで雲行きが怪しくなってきましたね!雨雲だけに!(は?)

補足 なぜレンくん頭に矢が当たっても血も出ないし死んでないのか問題
そもそもリンちゃんの矢は電気でできてるので本物の矢みたいに刺したりすることはできないから!レンくんの刃も同じです。
え?じゃあ何で妖夢ちゃんの時に紐が切れたかだって?
・・・燃やし切ったみたいな感じでやったってことで
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