・リンちゃんの様子がおかしい!?
・魔理沙のマスパ強化版でレンくん撃破!
・内気幽霊?フィストちゃん参戦!
「いったぁぁぁぁ!」
リンは絶叫とともに目を覚ました。
「あ、起きた」
「いやどういう状況!?めちゃしびれて痛いんですけど!?ってかレンは!?」
「あー、ダウンはしてる」
「そっか・・・いやまじでどういう状況?」
「ちょっとぶっ飛んだ話だが説明するぞ」
「よろしく!」
~少女説明中~
「なるほど・・・そんなことがあったんだね」
「ああ・・・信じらんねーかもしんないがな」
「いや、あたしも気絶する前に声が聞こえたんだ。だからその子かな」
「そうだったんだね・・・」
「で、ここからが本題なんだが、フィスト曰くリンがレンの夢の中に入る必要があるんだとさ」
「唐突だなあ・・・」
「割と唐突でもなさそうなの。レンくんを見てみて」
リンは言われるままにレンを見た。
リンが見た時よりも黒い面積は増えていた。
そして見てる間も、少しづつ侵食していた。
「ひゃっ!?増えてる・・・」
「私も偶然気づいたの」
『このままだとフィストさんの言ってた通りやばいことに・・・』
「そっか・・・」
「リン、無理しなくていいんだが・・・」
「・・・あたし行くよ!レン助けなきゃだし!」
「よかった~」
「無理はすんなよ!」
「分かってるって!で、どうすればいいの?」
『基本的には前のメイコさんの時と同じですが、今回は私もついていけないんです・・・』
「え!?羊さんそういうのに詳しそうだしいてくれたら心強いのに・・・」
『私が前回行けたのは行った人がルカさんだったからなんです。私はルカさんの夢から生まれたので、ルカさん以外の人だと行けないんです・・・』
「私も一緒に行くことはできないの?」
『多分無理だと思います・・・私自体そんなに力を持ってないので・・・』
「・・・大丈夫だよ!悩んでても何も始まらないもん!」
『力になれず申し訳ありません・・・』
「ううん!羊さんがいなかったらそもそも入ること自体出来ないし、悪いのは黒い奴だし!」
「そうね~」
「それはそうだな!」
「うんうん!」
「じゃあそろそろ行くよ!羊さん、よろしくね!」
『はい!じゃあ私に触ってください!』
リンは深呼吸した後、羊に触る。
「こんな感じでいい?」
『はい!では行きますよ!おりゃー!」
羊の掛け声と同時に、意識が薄れていく。
決意と少しの不安とともに、リンは目を閉じた。
■■■■
リンは真っ暗な空間で目を覚ました。どうやら問題なく成功したようだ。
「ここが、ルカが言ってた所かあ・・・ほんとに真っ暗・・・というか黒」
気になるところはあるが、まずはレンを探すことにした。
~少女探索中~
「進んでるのか戻ってるのかすらわからない・・・」
かなり歩いた。でも気配に少しづつ近づいてるのは分かった。
すると、遠くに黒いもやの塊があるのに気付いた。
黒い空間なのに、なぜかもやの黒ははっきりと見えた。
「ん・・・?あれ、かなあ・・・」
少し近づくと、もやの中心に黄色いものが見えた。
「あっ!あれじゃん!おーい!」
リンは叫びながら走って近づいた。
「よかった~、色々心配したんだからね!突っ立ってないで、早く帰ろ!」
「・・・」
レンは立ったまま下を向いていた。
「・・・まだ怒ってるの?もう、そういうのは戻ってからでいいでしょ!」
リンはレンの腕に手を伸ばそうとした。
だが、届く寸前に電流に近い痛みがリンに走った。
「ひゃっ!?」
リンはとっさに手を引っ込めてしまった。
その時気づいたのだ、レンは下を向いて涙を流していた。
「え・・・?これ、どういうこと・・・?」
「俺だって、わかんないよ・・・」
「と、とりあえずもう一回・・・」
ばちっ!
「駄目だ・・・そうだ、雷なら・・・」
「駄目だったよ、俺も試してみたけど・・・」
「やってみないとわかんない!」
そういうとリンはもやに向かって矢を放った。
矢はもやに触れた瞬間壊されてしまった。
「まじかあ・・・」
「いったとおりだろ、もう・・・どうしようもないんだよ」
「まだ可能性はあるでしょ!どうにかなる方法が・・・」
「そんなのがあったらもうやってるさ」
「うう・・・でも、でもまだ何か・・・」
「もう無理って言ってるだろ!!」
「!?」
レンが急に大声を上げた。
その声は震えていた。
「俺だって・・・俺だってここから出たいよ・・・でも、何を試しても無駄だった!それに・・・もうこれ以上お前に迷惑をかけたくない・・・」
「迷惑って、そんなわけ・・・」
「じゃあどうすればいいんだよ!」
「それは・・・」
「思いついてないんだろ・・・」
しばらくの沈黙があたりを包む。
レンはもう、あきらめていた。
「・・・レン、外に出たくないの?」
「出たいって言ったばっかだろ・・・」
「じゃあ、もうちょっと頑張ってよ・・・」
「もう頑張ったよ。これ以上何を・・・」
「あきらめないでって言ってんの!」
「は・・・?」
「あたしだって頑張って考えてるよ!あんたがあきらめてどうすんの!みんなだって待ってる!レンは、一人じゃないの!」
「・・・」
「それでも、駄目なの・・・?」
「っ・・・」
リンは決心し、もやに手を突っ込んだ。
「痛っ・・・!でもこれぐらい・・・」
「な、何してんだよ・・・」
「あんたを助ける!それにきまってるでしょ!」
「もう無理って言ったばっかだろ!」
「まだ決まったわけじゃない!とりあえず手を伸ばして!」
「でも、それで助かる保証なんて・・・」
「なくてもいい!何回でもやるよ!あたしたちなら絶対できる!今までもそうだったでしょ!あの時あたしを助けてくれたレンはどこに行ったの!」
「・・・!」
リンの必死な姿を見て、少しだけ希望が見えた気がした。
「・・・あーもう!どうなっても知らないからな!」
そういうとレンももやに手を突っ込んだ。
「うっ・・・あと少し・・・!」
「うん・・・!」
そして、リンの手がレンの手をつかんだ。
「「あっ・・・!」」
「絶対放さないでよ!」
「わ、わかった!」
リンは痛みに耐えながらレンを引っ張る。
少しづつ、レンの体も引っ張られていく。
そして、つかんでいたレンの手がもやの外に出た。
「で、出た!」
「ほんとか!?」
「うん!ここからが本番だよ!せーのっ!」
リンは全力でレンを引っ張る。
少しづつ肩や頭が出てきた。
そして、上半身が出てきたあたりで急にずぼっと抜けた。
「「うわっ!?」」
リンは驚きで手を放してしまい、レンは綺麗に宙に舞って頭をぶつけた。
「いたた・・・ってもしかして出れたのか!?」
「ほんと!?ってほんとだ!」
「ああ・・・!ありがとな、リン!」
「うっ、うわああん!」
リンは喜びのあまり泣きながらレンに抱き着いた。
「よがっだよおぉぉ!レンが無事でぇぇ!うわああん!」
「落ち着けって・・・」
「おじずげないよぉぉ!」
「なんて言ってんのかわからん・・・」
(・・・でも、俺もうれしいよ、リンが無事で、本当に良かった・・・)
「うう・・・ひぐっ・・・」
「落ち着いたか?」
「うん・・・」
「めっちゃ顔真っ赤じゃん・・・ハンカチねえかな・・・」
レンがどうしようか困っていると、突然レンの体が光りだした。
「うわっ!?」
「えっ何それ!?」
「すげー眩しい・・・」
「そういうのって中にいる側も眩しいんだね・・・」
光はレンの手に集まり、やがて一つの球体となってレンの手から外に出た。
「なにこれ・・・?」
光はリンとレンの近くで人型になった。
光が晴れるとそこには黄色い髪の青年が立っていた。
「「だ、誰!?」」
「あっごめん、驚かせちゃったね。まあいきなり出てきたら無理もないか・・・」
「いや誰だよ!ってか俺になんか似てるし!恰好とかそこらへんが!」
「なんかレンの暴れ髪が落ち着いてるみたいな似た目・・・」
「暴れ髪言うな!」
「確かにね」
「お前もかよ!?」
「それでほんとに誰?」
「急に戻るな・・・」
「そうか、まだ名乗ってなかったね。僕はセカンだよ、よろしくね」
セカンは胸に手を当てて自己紹介をした。
皆さんごめんなさい!(急にどうした)
前回の話のフィストちゃん、名前が一瞬だけ「アン」になってたんですよね・・・
間違いにしては間違えすぎじゃね?って思う人、主はへっぽこなので・・・眠気と戦ってたのもある
主要キャラの名前間違えてごめんなさああああい!(死刑)