東方歌謡録   作:みかみりん

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前回のああああああああああああああああああああああ(HA?)
・リンちゃんも夢の扉を開いた!
・レンくん無事救出!
・紳士なセカンくん参戦!


戻れてよかった、本当に

「そ、そうなのか・・・あっ俺は・・・」

「レンくん・・・だよね?あとリンちゃん。君たちの名前は知ってるよ」

「ええっ!?もしかしてさとりさんと同じなの!?」

「さとりさん・・・ああ、ピンクの髪の子か。残念だけど僕はさとり妖怪じゃないよ」

「「ええ・・・?」」

 

リンとレンはセカンの言動に困惑するしかなかった。

 

「色々聞きたいことが山盛りなんだが・・・」

「ゆっくりでいいよ。そうだ、そろそろ君も出てきてもいいんじゃないかい?」

 

そういうとレンと同じようにリンの体が光りだした。

光は手に集まっていき、球体となって外に出た。

そして人型に変わった。光が晴れると、リンに似た女の子がそこに立っていた。

 

「わわっ!?ってまたまた誰!?」

「・・・」

「この子はフィスト。ちょっと人見知りなんだよね」

「うるさいな・・・」

「フィスト!?あれ、もしかしてなんかあたしにとりついてたのって・・・」

「うん・・・そうだよ」

「話についていけねえ・・・」

「ねえ、なんであたしにとりついたの?」

「えっと・・・あなたが苦しんでるのを、もう見たくなかったから・・・」

「苦しんでる・・・?」

「気づいてなかったかもしれないけど、あなたはすごい苦しんでたの・・・自分の相棒がああなってたんだし、無理ないよね。・・・だから、あなたが頭打ったのと同時に出てきた」

「そうだったんだ・・・ありがとね、フィスト」

「うん・・・でも途中で抱き着かれるとは思ってなかった」

「えっ?」

「何があったんだよ・・・」

「は、恥ずかしいからあんまり触れないで・・・」

「なんか・・・すまん」

「・・・あとさ、もしかして二人ってフォアとサードって子、知ってる?」

「あ、あったことがあるのかい!?」

「えっ!?急にどうしたの?」

「ごめん、サードはともかくフォアは確か・・・」

「・・・計画にかかわってたよね?」

「うん、もしあってたんだとしたら乗っ取られてなくてよかったよ・・・」

「いや、そういうことじゃなくて・・・あたしたちじゃなくてメイコとルカがあったんだよ」

「そうだったんだね・・・それなら二人でいるのも納得か・・・」

「なあ、計画ってなんだ?」

「僕も詳しくは知らないんだけど、フォアとフィブと、あの子がなにか企んでてさ・・・」

「私たちがこうなったのも、それが原因」

「こうなった・・・?」

「パチュリーさんが言ってた「魂っぽいの」のことじゃないか?」

「うん、そういうことだよ」

「ってことは二人って現実の方だと球体なの?」

「そうなるね」

「へえ~」

「あと、実は僕も謝らないといけなくって・・・レンくんが暴走してるとき僕の能力のせいでリンちゃんを傷つけちゃったんだよね」

「うーんそれ俺が悪くね?」

「僕の能力は「実体化させる」なんだけど、それでレンくんの刃を実体化させちゃったんだよね・・・まさか僕の能力も無条件で発動するなんて思ってなかったよ・・・」

「だから刃で切り傷ができたのかぁ・・・」

「これは不可抗力だし、しょうがないと思うよ・・・」

「あたしもあんま気にしてないし、オッケーオッケー!」

「そっか、ありがとう」

 

すると、急に周囲が白く光りだした。

 

「わっ!?ってこれってもしかして・・・」

「もう終わりかな。少しだけど情報共有ができてよかったよ」

「・・・そうだ、最後に一ついい?」

「いいけど・・・」

「フィブの能力についてなんだけど、あいつは闇全般を操れるんだ。・・・特に自我に干渉するのがやばくて、レンやほかの子が暴走したのもそれのせい。あと弾幕が破壊されたのも能力のせいなんだ。・・・詳しいことやメカニズムは分からないけど」

「そうだったんだな・・・ありがとな、フィスト!」

「う、うん・・・」

「じゃあさ、あたしからも一ついい?」

「いいけど・・・」

「黒い人がフィブって前提で行くけどさ・・・もしあの時レンが真っ黒になっちゃってたらどうなってたの?」

 

フィストは少し考え、話した。

 

「・・・今までの記憶をすべて破壊される」

 

「「えっ・・・?」」

「・・・ちょっと怖すぎるよね、ごめん」

「別に、いいんだが・・・」

「う、うん・・・」

 

そう話している間にも、光はどんどん強まっていく。

 

「じゃあね、二人とも。僕たちも見守ってるよ」

「・・・私も」

 

「「きっと最後までたどり着ける、その時にまた会おうね」」

 

■■■■

 

「うう・・・あれ、ここは・・・」

「レン!?意識ある!?ショック療法する!?」

「やめろ死ぬわ」

「よかった~いつものレンだ!」

「どこで判断してるんだよ・・・」

「おっ起きたか!どうする?キノコ食うか?」

「生?」

「生」

「殺す気か」

「そういえば、リンちゃん起きないわね~」

「レンが大丈夫だし疲れで寝てるんじゃないか?」

 

その声に反応したのか、リンも目を覚ました。

 

「うーん・・・あ、戻れたんだ」

「キノコ食うか?」

「うん」

ポリポリ

「・・・おいしいねこれ!」

「食うのか・・・」

「おいしかった~。ってそういえば!レン、黒いのもうなくなってるよね!?」

 

リンは慌ててレンを見た。レンの黒いものは嘘だったかのようになくなっていた。

 

「よ、よかった・・・ちゃんと戻って・・・」

ぼふっ

「わっ・・・?」

 

急にレンがリンに抱き着いた。

 

「れ、レン・・・?急にどうしたの・・・?」

「よかった・・・ちゃんと、戻れてたんだな・・・俺に・・・!」

「え、ええ・・・?」

「さっきまで、実感なかったんだよ・・・それに、どこかで何かを忘れてるかもしれない不安もあった・・・黒いもやの中にいるとき、少しずつ自分が壊れてく感覚がして怖かったんだ・・・でも、お前を、リンを見て確信したよ。何も忘れてなかった・・・!」

「レン・・・」

(だからあの時、泣いてたんだ・・・)

「うん、レンはレンだよ」

「良かった・・・本当に・・・!」

「・・・こいつら、本当に仲いいんだな」

「うん、よくケンカするけどね」

「はは、雨降って地固まるだな。よし、そろそろ行くぞ!雨も採集できたしな。いいポーションが作れそうだぜ!半分はパチュリーへの土産だけどな」

「うん、レン歩ける?」

「・・・ああ」

「そっか!でも心配だし・・・肩貸すよ!」

「ありがとな、じゃあ遠慮なく・・・」

 

こうしてレンの暴走を食い止めた4人と1匹は紅魔館に帰っていった。




良かったね、レンくん!
みょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん(意味不明☆)
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