・チルノちゃん!?
・不老不死とかすごいなもこたん
・おこわ(は?)
辺りがすごい熱気に包まれる。
妹紅の周りには火花も発生していた。
「・・・お前、能力は不老不死だったんじゃないのか?」
「能力はね。炎は妖怪退治とかで鍛えたんだよ。つまりこれは能力じゃないってわけ」
「へえ・・・」
(・・・こいつ、私の炎を見て怯まないのか)
「まあいい、消し炭にしてやる!」
妹紅の後ろから火の玉がいくつも出てきた。
そして妹紅自体も大きな火の玉になり黒い人に突進していく。
黒い人はとっさに自分の目の前に壁を作った。
火の玉は壁に当たってはじけた。
ドンッ!
バンバンバンッ!
「そんなこともできるんだね、器用じゃないか。でも・・・」
妹紅は壁にかまわず突っ込んでいく。
「うらぁ!」
バリンッ!
ヒュッ!
「よけられるのかあ・・・意外だよ」
「俺も、割られるとは思ってなかった」
「素直だね・・・まあいい、今ので気づいたが、この壁は氷か?」
「・・・なぜそう思う」
「長年生きていた者の勘だよ」
(でも、本当に氷だとしたら属性の相性はあっち側が不利なはず・・・なぜ余裕でいられる?私の炎を負かすほどの強者か・・・もしかして、
「「・・・」」
両者のにらみ合いが続く。沈黙を破ったのは、黒い人の方だった。
ヒュッ
(消えた!?・・・いや、最初と同じの・・・)
「・・・そっちか!」
妹紅は瞬時に炎の槍を作り出し上に突き出した。
槍はちょうど黒い人の腹部にヒットした。
「当たっ・・・は!?」
槍が黒い人の腹部に刺さった瞬間、槍の先から黒く染まっていくのが見えた。
それはどんどん侵食していき、すべて黒くなった後、黒い塵になって消えてしまった。
「まじかよ・・・チートかお前・・・」
「不老不死なのも十分チートだと思うが」
「いや、なんでさっきの食らってぴんぴんしてるんだ?手ごたえはあった。間違いなく刺さっただろ」
「・・・」
「無言、ねぇ・・・」
(こいつ、ほんと能力とかに関して喋らねぇよな・・・)
「まあいい、まだ効かないとは決まってない!これ以上の力で消してやる!スペルカード発動、惜命『不死身の捨て身』」
そう唱えた瞬間、妹紅の体が燃えた。
そして、そのまま黒い人めがけて一直線で向かってくる。
黒い人は刀を構えた。だが、妹紅は目の前に来た瞬間、消えた。
「は・・・?あいつ、どこに・・・」
「どこ見てんだよ!」
妹紅は燃えたまま真横から蹴りを入れた。
「っ・・・!」
(こいつにも痛みはあるみたいだな)
「どうだ?結構効いただろ。まだこんなもんで終わりじゃないぞ!」
妹紅は次々と蹴りを入れていく。
消えては現れ、また消えては現れを繰り返していた。
「はぁ、はぁ・・・」
「終わりかい?残念だ、久しぶりに輝夜以外と戦えると思ったのに・・・」
「・・・狂ってるな、お前」
「人のこと言えないと思うが」
「さっきあの妖精を殺したばかりなのに、その時は俺に「死ね」って言ってたじゃないか。さっきまでのそれはどこに行ったんだ。もしかしてそいつよりも戦いが重要なのか?」
「・・・もう何度も死を見てきたよ。人里のやつとか、妖怪とかな。中には仲良かったやつもいたよ。引きずってたら狂っちまう」
「もう、狂ってるんじゃないのか?」
「何言ってるんだよ。狂ってたらこんな元気じゃないぞ?」
「それを押さえつけるため、戦いに重きを置いているんだろ。・・・違うか?」
「・・・」
「不老不死だとしても、中身は普通の人間だ。メンタルだって普通と同じ。みじめだな、情が移って、そいつが死んでの繰り返し。俺には何が楽しいのかわからない。生きる意味はあるのか?・・・そういえばお前死ねないんだったな」
「・・・何が言いたい」
「一つ、提案をしよう。俺の駒になれ」
「・・・駒?」
「ああ、お前はかなり強い。だから、その強さを最大限利用してやろうと思ってな。お前はこの終わらない退屈な人生をもう終わらせたいだろ?俺なら、それをかなえることができる
・・・まあ、拒否権なんてないが」
「ずいぶんと上から目線だね。実際、今お前をダウンさせたばっかだろ。それに私はそんな変な話には乗らな・・・」
シャッ!
突然、目の前にいたはずの黒い人がいなくなったかと思うと、次の瞬間には正面から切りつかれていた。
「はっ・・・?」
「言ったばかりだろ、拒否権なんてない」
「切りつけただけで勝った気にならないでほしいけど・・・」
ズキッ
「ん・・・って何だこれ!?」
切りつけられたところが激しく痛み、そこから黒いバラが生えてきた。
そして吐き気とめまいが妹紅を襲った。
「くっ・・・お前、もしかして・・・」
(そうか、駒って強制的に洗脳してってことかよ!)
「・・・久しぶりだな、こういうの使ってくるやつは!『リザレクション』!」
そう叫ぶと同時に、妹紅の体が勢いよく燃えだした。
だがさっきと違い、そのまま燃え尽きて消えてしまった。
(・・・どういうことだ、あいつ、自分で・・・)
「スペルカード発動!藤原『滅罪寺院傷』」
どこかから妹紅の声がした。
その瞬間、黒い人の周りを囲むように火柱が立った。
「燃え尽きろ!」
黒い人の上空には妹紅が大きな火の玉を掲げて浮いていた。
「そんな力が・・・!」
「なめるんじゃねえぞ不老不死を!黙ってたら好き放題言いやがって!お前はここで終わらす!フェニックスに仇名したことを地獄で悔め!」
そして火の玉が、黒い人に落とされた。
投稿遅れますた・・・
主は文を考えるのが苦手だからね、しょうがないね。
気まぐれペースで投稿なのでまあ、待っててね!