東方歌謡録   作:みかみりん

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前回のあらすじだよ!
・もこたんの技自己犠牲の精神やばい
・なんかシリアスな会話してんなあ・・・
・やはりもこたんは強い、勝ったな風呂食べてくる。(???)


リザレクション

「っと・・・少しひやひやしたな。ここまでしたのは輝夜以外だとこいつが初めてか」

(・・・チルノ、ごめんな。今度お前のとこの森にかき氷供えに行くよ)

 

妹紅はまだ燃え続けているところ見ながらつぶやいた。

 

「さてと、このことは輝夜にも言った方がいいよな。ちょっと疲れたし休憩してから・・・」

シャッ!

「えっ・・・?」

 

背中から突然切りつけられた。さっきと同じ、あの痛みが妹紅を襲う。

 

「リ、リザレクション!」

 

瞬時に妹紅は自分を燃やし今度は少し離れたところに生き返る。

だが、生き返った瞬間にまた切りつけられた。

 

「はぁ!?なんでついてこれる・・・というかあれで生きてたのかよ!」

(まさか・・・あれをかき消した!?でも最後まで燃えてたのは私が見ていた・・・それに、氷で炎に勝てるわけが・・・)

「どうやったんだ!」

「・・・冥土の土産に教えてやろう。・・・まあ簡単な話、魔法陣で移動しただけだ。反応が遅れたせいで結構当たってしまったが」

 

妹紅は言われて気づいたが、確かに片腕をもう片方の腕でつかんでいた。

そして声も少し疲れたような感じになっていた。

 

「ってか、いい加減切るのやめてほしいんだけど」

「そうだな・・・お前が死ぬまでやってみようか」

「私は不老不死だぞ、忘れたのか?」

「まあ、そうだな。だが、もうトリックは分かってるんだ」

「はったりか?こんなの一発でわかるわけ・・・」

(もしかしてこいつがリザレクションについていけるのって・・・)

「・・・あと何回で、お前は死ぬんだろうな」

 

■■■■

 

「はぁ・・・ぐはっ!」

 

5分ぐらいたっただろうか。妹紅は切られてはリザレクションを何度も繰り返していた。

 

「ス、スペルカード発動、呪札 無差別発っ・・・がっ!」

「・・・間違えて刺してしまった」

「お前、ふざけんなよ・・・」

「本当に不老不死なんだな、お前。でも少しずつ回復が遅くなってる。・・・もうすぐ終わるか」

「終わるわけねえだろ・・・リザレクション!」

 

妹紅は叫んだ。だが何も起こらない。

 

「は・・・!?嘘だろ!?今までこんなことは・・・」

グサッ

「ぐっ・・・うう・・・」

「心臓を刺したと思ったんだが、死なないんだな。やはり肉体にも影響はするのか」

「お前・・・いつ分かったんだよ、不老不死の仕組み・・・!」

「・・・お前の不老不死は魂に依存している。魂さえ無事なら肉体がどうなろうとも生き返れる。そして、リザレクションはいわば自害。それで暴走をかき消していたんだろ」

(そうだよ、でもそれだけで、リザレクションに追いつけるはずが・・・)

「だが、かき消したとはいえ完璧には消えていなかった・・・正確に言えば、肉体はかき消せたが魂についていたのは完全には消せなかった。それをたどったんだ。かすかなものだったし、完璧に消えていればこれは使えなかったよ」

 

魂はその人を構成する大事な要素である。記憶や理性などがここにあり、それを肉体に括りつけているのだ。

普通、その肉体がなくなれば、魂は行き場を失い彷徨うことになる。

だが、不老不死は魂さえあれば何度でもよみがえれる。

魂が本体といってもいいだろう。知っている場所に魂が行けばそこでよみがえることもできる。

そして魂は、普通の人ならかかわることができない。妹紅も、自分の魂にかかわることはできない。

・・・いろんな人を暴走させて回った彼なら話は別だが。

 

「駒にして使おうと思ったが・・・こんな傷じゃ無理だな」

「ま、まだ負けたと決まったわけじゃねえ!」

 

妹紅は腕を突き出した。

だが、そこからは一個の小さな火の玉しか出なかった。

 

「くっそ・・・でも私はあきらめるわけにはいかな」

グサッ「うるさい」

 

黒い人は妹紅の首に刀を突き刺した。

 

「かはっ・・・げぼっ・・・」

(うまく再生できない・・・それに、こいつの能力だろうが、めまいがひどい・・・)

「本当に、不老不死はすごいな。普通ならとっくに死んでるが・・・まあいい、頭を刺せば流石に死ぬだろ」

 

座り込んだ妹紅の頭に刀が振り下ろされる。

妹紅にはとてもスローに見えた。

 

(ああ・・・これがいわゆる走馬灯ってやつか・・・あとで輝夜に笑われんのかなー・・・。そう思うと一回あいつの顔面ぶん殴りてー・・・。まあ、死後の世界とやらも気になるし、案外悪いことだらけじゃないかもな。でも・・・)

 

「チルノ、かき氷、供えられなくてごめんな。そっちでいっぱい作ってやるから」




説明分かりにくいね!うん!

自分でもよくわかんなかった(いや分かってろよ作者なんだし)のでわかりやすめの説明をば
・不老不死=魂が無事ならOK
・黒い人はなんやかんやで魂に関与し、暴走のかけら(?)を魂に残し、それをたどってた。
・もこたんは肉体の暴走は消せた(リザレクションで)ものの、魂にはかかわれなかったので消せなかった。
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