・風呂食ってたらもこたんピンチになってた・・・
・難しい説明
・あれ、ガチでやばくね?
「スペルカード発動!氷符『アイシクルフォール』!」
声が聞こえたと同時に黒い人は振り返った。
そこに立っていたのは・・・チルノだった。
「お前は、さっきの・・・」
ヒュンヒュンヒュン!
話す間もなく大量の弾幕が黒い人に飛んでくる。
「・・・どういうことだ、確かにさっき、お前は死んだはず。幽霊か?」
「幽霊じゃない!あたいは本物のチルノだよ!」
「じゃあ、あれを耐えていたのか?」
「いーや、確かにあの時あたいは死んだ!三途の川も見たよ!もしかしてお前、妖精のことなんも知らないんだな!」
「は、はぁ・・・」
「特別に教えてあげる!あたいたち妖精は自然そのもの!つまり、死んでも生き返れるの!まあ、自分が生まれたところで生き返るけど!ちなみにけーねに教えてもらった!それまで知らんかった!」
「お前も知らなかったのかよ・・・」
「細かいことはいいの!あ、あと妹紅!」
「・・・?」
「・・・絶対あきらめちゃだめだよ。あの時言ってたじゃん、不老不死は精神の強さがうんたらって。あきらめたら死んじゃうんでしょ!あたい、そんなの絶対嫌だから!」
(チルノ・・・そういえばそんな話もしてたな。自分でした話を忘れるなんて馬鹿だな・・・あと実質不死身なら先に言ってくれ・・・)
チルノが言ってることの意味は、不老不死が魂に依存することに関係がある。
魂が弱まれば、不老不死の力も弱まる。
そして魂はその人の精神と直結するため、生きるのをあきらめる=死なのだ。
といっても、よほどのことがない限りその状態にはならない。
「・・・そ、そういえば、どうやってここまで来たんだ?迷いやすいのに・・・」
「頑張ってきた!めっちゃ迷ったよ!でも、妹紅を見捨てることなんてできなかったし!ま、とにかく妹紅は回復頑張って!あたいがこいつをぼっこぼこにしてやる!」
「・・・口だけは達者だな」
「たっしゃって何!?あたいはチルノ!たっしゃじゃない!」
「・・・?」(こいつ馬鹿なのか・・・?)
「何その顔!?顔見えないけど!まあいいや、スペルカード発動!氷符『クールサンフラワー』!」
チルノの後ろにおおきなひまわりが現れ、氷の花びらが黒い人に向かって飛んでいく。
「量すごいでしょ!ね!ってかすごいって言え!」
「・・・鋭いから当たったらかなり痛そうだな・・・」
「無視しないで!?」
「ほんとうるさいな・・・」
「は!?ひどくない!?もう怒った!元から怒ってたけどね!」
チルノは大量の弾幕を放った。
ヒュンヒュンヒュン!
「こんなに出せるものなのか・・・?あの時よりも強くなってる・・・」
「まだまだー!」
黒い人は刀で弾幕をはじき返した。
そして偶然にも、はじき返した一つがチルノに当たった。
「うわっ!?」
チルノは空中で体勢を崩した。
その隙を黒い人は見逃さなかった。
チルノがいる方向に、刀を突き出す。そこから魔法陣が出現し、黒色のビームが発射された。
「そんなの出せるの!?ずるじゃん!」
「・・・そんなこと言ってないでよけたらどうだ?」
「あっ・・・」
ドーンッ!
「あいつ、本当に馬鹿だな・・・」
ヒュッ「何か言った?」
「なっ・・・!?」
チルノはいつの間にか黒い人の背後にいた。
そしてチルノが放った弾幕が当たってしまった。
「あたいの速さをなめてもらっちゃ困るね!お前より早いんだから!」
「そ、そうか・・・」
「・・・もしかして、やっとあたしの強さが分かったんだね!今なら許してやる!降伏し」
「するわけないだろ」
黒い人は即答したと同時に黒い人を中心に魔法陣が展開された。
(これって、妹紅が刺された時の・・・)
「・・・そんなのに引っかかるわけないでしょ!」
チルノは上に飛び上がった。
そしてその後に魔法陣から勢いよく針が出てきた。
シャッ!
「改めてみると鋭くて怖いなぁ・・・」
(とりあえず次何しよう・・・って何してるんだ?)
チルノは黒い人が刀を上に掲げてるのを見た。
「・・・あいつ馬鹿になったの?上に何か・・・」
チルノは上を見上げた。
そこには地面の魔法陣と同じくらいの大きさの魔法陣があった。
「へ・・・?ってええ!?なにこれ!?でかっ!」
慌てて魔法陣の範囲外に逃げようとしたが、魔法陣から出てきたつららが羽の付け根に当たってしまった。
「いてっ!」
(あれ、羽に力が入らない!?ちょっと待って、下には針があって・・・)
「ひっ・・・!」
ヒュンッ!
「チルノ、大丈夫か!?」
「え・・・も、妹紅!?」
チルノが落ちる寸前、炎の翼をはやした妹紅がチルノをキャッチしていた。
「あたいは背中に食らっただけ・・・ってめちゃくちゃ降ってきた!?」
「チルノ、しっかりつかまってろよ!」
「う、うん!」
妹紅はうまい具合につららの間をぬって移動し、魔法陣の範囲外のところで着陸した。
「っと・・・怪我とかないか?」
「うん・・・でも、妹紅も大丈夫なの?あたいだけでも・・・」
「さっき死にかけてただろ」
「うう・・・」
「・・・それに、私もあいつ辛酸をなめられたしな。やりかえしてやるよ」
「しんさん・・・?誰?おいしいの?」
「・・・」(な ぜ そ う な る)
「ん?どしたん?」
「あ、すまん。まあとにかく・・・」
妹紅は黒い人がいる方に向き直った。
「反撃開始だ!」
「・・・うん!」
Q 妹紅はどうやってチルノを抱えてたの?
A お姫様抱っこ