東方歌謡録   作:みかみりん

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じぇんかいのありゃしゅじ
・もこたんと輝夜さん、紅魔館に
・リンレン何しとん・・・
・黒い人ぉ!?何を四天王!?


宣戦布告

「「・・・ええー!?」」

「ちょ、え、やばいじゃん!あいつが!?え来るの!?いつ!?」

「おおお落ち着けよリン!くりょいやつが来るとかくぁwせdrftgyふじこlp」

「どっちも落ち着きなさい・・・」

「・・・霊夢、あいつに会ってたのか?」

「そういえば、まだ妹紅たちには言ってなかったわね。最近黒い奴が異変を起こしまくっててね・・・って妹紅会ったことあるの?」

「ああ、何なら戦った」

「よ、よく生きてたわね・・・いやあんたたち不老不死か」

「でも、追い詰められたのは事実だ。そんな奴が宣戦布告かぁ・・・」

「そうね・・・私たちも戦ったことはあるのだけど、かなり強かったわ。勝てるかどうかは・・・五分五分でしょうね」

「霊夢がそういうなんて、よっぽど強いのね。戦ってみたかったわ~」

「輝夜お前なぁ・・・」

「とりあえず、どんな状況で言われたのかとか気になるんだけど・・・というか襲われなかったのね。」

「確かに、なんかすぐに帰ってったわ」

「ええ、ちょっとびっくりしちゃった~」

「うん・・・あー怖かった」

「ミク、落ち着いた?状況話せる?」

「あ、うん。確かね・・・」

 

■■■■

 

「・・・ここ、どこだろう」\(^o^)/オワタ

 

今から数分前。ミクは、迷子になってた☆(い つ も の)

 

「うん、ほんとにどうしよう。・・・暇だから歩いてたらこうなったよ!私のバカ!」

「・・・あ、ミクじゃない。迷子?」

「ふぇ・・・ってメイコ!ルカ!ありがとう助かった~!このまま野垂れ死ぬかと思ったよ!」

「言い過ぎ・・・ってほどでもないわね」

「うう・・・言い返せない」

「自覚してたのね・・・」

「・・・そうだ、なんで二人とも外に出てたの?」

「えーっとね~、お散歩してたらめーちゃんが外にいたのよ~」

「そうなんだ、メイコ何してたの?」

「えっ!?え、えっと・・・」

「ん?」

「ちょ、ちょっと散歩しようかなって・・・」

「なぜそれだけで挙動不審に・・・?」

「べべ、別にそんな、意味とかは、ないわよ・・・」

「・・・?」

「ま、まあ、とりあえず紅魔館はあっちだし、日が暮れる前に帰るわよ」

「はーい!」

 

とりあえず3人は帰ることにした。しかし・・・

 

「迷子になるってわかってるなら一人で外に行かなければいいのに・・・」

「あはは・・・だって暇だもん」

「でも、お散歩は気持ちいいわよね~」

「うんうん!そういうことだよ!」

「でもやっぱ一人で行くのはやめた方が・・・」

 

すると突然、空から誰かが下りてきた。

それは・・・あの黒い人だった。

 

「ふぇっ!?」

「え、誰・・・?」

「ここ、これがあの、黒い奴だよ暴れてるやつ!」

「えっ!?どうするのこれ!?」

「とりあえず、逃げたほうがいいんじゃないかしら~」

 

ルカだけは相変わらずである。

ミクは一歩前に出て、後ろの二人を守るように立ちふさがった。

 

「も、目的は何?二人に手を出さないで!」

「・・・」

「・・・めーちゃん、大丈夫。何かあったら私が守るわ」

『はい!メイコさんはまず落ち着いてください!』

「え、ええ・・・」

 

しばらくの沈黙が続く。

先に破ったのは、黒い人の方だった。

 

「・・・3日後、ここで決戦をする。来なかったら・・・」

 

そういうと同時に、ミクの首に黒い何かが巻き付いた。

 

「うわっ!?こ、これなに!?え、とれない!」

「・・・!?ミクに何を・・・!」

「・・・言わなくてもわかるよな。・・・来なかったらこいつを暴走させる」

 

そういった後、黒い人は足の下に魔法陣を作り出し、ワープしてしまった。

 

「・・・え、どういうこと・・・?」

『おそらく・・・三日後にここであの人が来るので、そこで決戦をしろ。っていうことだと思います・・・』

「・・・そして、来なかったらミクちゃんが・・・」

「ええ!?やばいじゃん!は、早く霊夢に言わないと・・・!」

「あっちょっと待ちなさい!ってかそっちじゃないわよ!」

 

思いっきり紅魔館とは逆方向に走り始めたミクを、メイコとルカは追いかけて行った。

 

■■■■

 

「そんなことが・・・」

「うん、あとこれどうすればいいんだろう」

「ちょっと見せてみなさい」

 

ミクは頭を上にあげ、首が見えやすいようにした。

 

「・・・魔力の集合体、とでもいったところかしら。おそらく脅しでも何でもない。・・・来なかったら本当にミクが暴走する」

「・・・!」

「こ、壊すことはできないのか!?」

「厳しいでしょうね・・・魔力の密度がすごいわ・・・」

「それなら、私の出番だよ!」

 

フランが手を挙げた。

 

「えっ!?」

「あー・・・確かにあんたの能力ならできそうね」

「そうなの?」

「うん!私の能力はね、「ありとあらゆる物を破壊する程度の能力」なんだ!」

「ちゃんと言えば、フランは物の「目」が見えるの。その目を攻撃すると、簡単に破壊できる。弱点みたいな感じね。それをフランは自分の手に移動させることができる。そして・・・」

「きゅっとしてどかーん!だよ!」

「なるほど!じゃあお願いね!」

 

フランはミクに近寄る。

 

「・・・なにこれ!?目がない!?」

「えっ!?」

「お、おかしいなぁ・・・」

「フランでも駄目、かぁ・・・」

「最悪ミクの首ごと破壊すればいけないこともないだろうけど・・・」

「やめて」

「さすがにしないよ」

「まあいいじゃねーか、私たちがあいつをぼこせばいい話だろ?魔理沙様にまかせなさい!」

「まあそうだけど・・・」

「・・・なあ、話を変えてすまないんだが・・・幻想入りした奴多すぎないか?」

「そうね、でもこれで全員じゃないらしいのよ」

「そうなのか?」

「ええ、あと一人、カイトって子がいるらしいんだけど・・・如何せん情報がなさすぎるのよね」

「・・・」

「もこたん?どうしたの?」

「あ・・・すまん」

「でも、黒いやつだって決戦に備えるはず。さすがにこの三日間で暴走は起きないでしょうね。とりあえず、各自戦闘に向けて準備しましょう。私は4人ぐらいで行った方がいいと思ってるから、そのメンバーも決めないとね」

「全員じゃないの?」

「・・・もし、全員で行って負けたら、いよいよ幻想郷が危なくなるわ。その時のためよ」

「ええ・・・でも・・・」

「私も賛成だ」

 

急に妹紅が声を上げた。

 

「・・・私はその戦いには参加できないが、霊夢の案に賛成だ。消耗戦になるかもしれない。その時、援軍がいたら助かることもあるかもしれないしな。それに・・・」

「それに?」

「・・・いや、何でもないよ」

「ええ・・・でも、やっぱ少人数で行くのは心配だなぁ・・・」

「ミク、そんなに気を負わなくていいのよ。あなたは大丈夫だから。絶対に暴走させない」

「うん・・・ありがとう、霊夢」

「・・・あ、あとさ、パチュリーさんどこにいるかわかる?」

「急ね・・・パチュリーなら図書館に引きこもってるわよ」

「ありがと!レン、早く行くよ!」

「えこの状況で?」

「うん!」

「空気読めよ少しは・・・」

 

そういいながらレンはリンに引きずられていった。

 

「・・・何か、パチュリーに用事でもあるのかしらね」

「うーん、ま、大丈夫だろ」

「・・・そうね、暗い話にはなっちゃったけどそろそろ異変が終わる。気合い入れるわよ」

「そうだな!」

 

魔理沙のいつも通りの感じに、その場にいた全員の緊張がほぐれた。

ただ、妹紅だけは何かを考えていた。

そしてみんながばらばらに散ったあと、妹紅はメイコに話しかけた。

 

「・・・なぁ、メイコで合ってるよな?」

「え、ええ」

「・・・カイトと何かあったのか?」

「!?どうしてそれを・・・」

「明らかにその話が出てきたとき、顔色が変わっただろ」

「・・・」

「・・・心配なんだな」

「・・・カイトは、良くも悪くも素直だから。それに、ここまで目撃情報がないと生きているのかすら怪しくなっちゃうし・・・」

「大丈夫だよ、カイトは生きてるさ」

「なんで、断言できるの?」

「・・・長年生きている者の勘だよ」

 

そういうと妹紅はメイコの肩を叩き、二階に上がっていった。

 

「・・・そうよね、私が弱気になってどうするの。きっと生きてる。・・・大丈夫よ」

 

■■■■

 

皆が寝静まった夜。(吸血鬼の二人はまだ起きてるけど)

妹紅と輝夜は竹林まで遠いので泊めてもらうことにした。

 

「ん~・・・おなか・・・いっぱい・・・」

 

霊夢は寝言を言いながら寝ていた。

 

コンコン

「・・・ん?こんな時に・・・フランなら帰りなさい、今遊んであげらんないから」

コンコン

「違うのね・・・」

 

霊夢は寝巻のままドアを開けた。

 

「・・・妹紅?」

「ああ、こんな夜遅くにすまんな」

「ほんとに・・・なんで今なのよ・・・で、用は?早めに終わらせてほしいんだけど」

「・・・ちょっと二人で話したいことがあってな。あと、話す前に一つ、いいたいことがある」

「何よ」

「このことは、誰にも言わないでくれ。特に・・・幻想入りした奴らには」

「・・・?」

「本当はあの時話したかったんだがな・・・万が一話を聞かれるとまずいからな」

「そんなに重大な話なの?」

「そうだな。・・・幻想郷の今後にかかわるかもしれない」

「・・・!?」

 

寝ぼけていた霊夢も、その一言で目が覚めたようだ。

 

「・・・あんたがそう言うんなら相当なんでしょうね・・・」

「まあそうだな。とりあえず・・・これを見てくれ」

 

そういうと妹紅はズボンのポケットに手を突っ込み、あるものを取り出した。

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