・ガチでいたよ、みすちーとリグルが!
・なんか出た!
・ミスリグ最高!異論は認めない。
「・・・暇なのだー」
そのころ、ルーミアは隠れないでぶらぶらしていた。
「そろそろ見つけてくれてもいいのに、なんで見つからないのだ?ミスティアに鳥目にされたとかなのか?・・・いや、今は昼だし、それはねーのだ」
すると、どこからか足音が聞こえてきた。
「・・・ん、やっと来たのだ。暇だったのだ。・・・さて、やるかー」
ルーミアは体を伸ばした後、足音の方向に向かっていった。
■■■■
一方、メイコは残りの二人を探して森を歩いていた。
「うーん・・・木の上とかかしら?あとは、岩の裏とか?」
思い当たる場所を探すが、誰も出てこない。
「いないわね・・・こういうところって穴場スポットとかがありそうなのよね。もうちょっと詳しく探さないと・・・」
「別にしなくてもいいのだ」
「えっ!?」
後ろから声をかけられ、驚いて振り向くと、そこにはルーミアがいた。
「えっ・・・?」
「見つけてもらえなくて暇してたのだ。さすがにここまで鈍感だと思ってなかったのだ」
「え、い、いや、これかくれんぼなんだけど・・・」
「まあ、そうなんだけど。お前、能力覚醒うんたらかんたらって言ってたよな?それの手助けになるかなーと思ったのだ」
「・・・?」
「まあいいのだ。・・・スペルカード発動!月符『ムーンライトレイ』!」
そういうとルーミアの後ろから黒い弾幕が出てきて、メイコに向かっていった。
「えっ!?え、えっ!?」
「実践すればどうにかなるのだ!やるのだ!」
「え、なんで!?ちょっと待って!」
「無理なのだ!」
「なんで!?」
「ちなみにこれは当たったら痛いのだ!」
「知ってるわよ!」
とりあえずよけた。
「まだまだ行くのだー!」
ヒュンヒュンヒュンッ!
「わっ!?」
ルーミアはいろんなところから弾幕で攻撃する。
それをメイコはひたすらによけていた。
「こ、これどうすれば・・・」
「逃げてるばっかじゃ駄目なのだ、お前も攻撃するのだ!」
「いや無理なんだけど!?どうやって近づけばいいのよ!」
「能力を使うのだ!簡単なことなのだ!」
「まだ私に能力はないわよ!」
「・・・頑張るのだ!」
「今の沈黙は何!?」
「気にするななのだ!・・・あ、思いついた!」
そういうとルーミアはメイコの顔面目掛けて何かを放った。
そしてきれいに顔面に当たった。
「わっ!?何も見えない・・・」
「それでよけろなのだ!」
「えっ!?いや、どうよけるのよ!」
「気配とか、そういうので!」
「無理よ霊夢じゃあるまいし!」
「霊夢でもこれはきついと思うのだ!」
「なおさら無理よ!」
メイコは顔のそれを取ろうとしたが、なぜか取れない。
「と、取れない・・・!」
ぼんっ!
「きゃっ!」
「・・・無駄にかわいい声出すんだな」
「う、うるさいわね!」
(やっぱまだ早かったかもなのだ。これは解除した方が・・・)
・・・と思いながらも弾幕を発射するルーミアであった。(鬼畜☆)
(・・・でも、ちょっと慣れてきたかも。何となくわかるような・・・これがその、気配ってやつなのかしら?)
「・・・やっぱお前、やればできるんだな。見込んだ通りなのだ」
「ありがとう・・・ってそんな場合じゃない!早くこれ取ってよ!」
「・・・しゃーねーのだ」
そういうとメイコに付いていた黒いのが取れた。
「ふぅ・・・」
「安心するにはまだ早いのだ、ルーミアを捕まえるまで終わらんのだ。そういうルールなのだ」
「そうだけど・・・ってか生身の人間にすることなのこれ」
「お前は人間じゃねーのだ」
「そうだ私人外認定されてるんだった」
「ま、細かいことは置いておくのだ。続きをやるのだ~」
そういいながらルーミアは弾幕を放つ。
「・・・さっきよりも動きが良くなってる、魔力がなじんだ証拠なのだ」
「え、なんのこと?」
「後で話すのだ。今はこっちに集中なのだ!」
「・・・?ってわっ!」
話してる間にも弾幕は容赦なく飛んできた。慈悲はないのかルーミアよ。
(とにかくタッチしないと終わらないわよね。無理やりにでも近づかないと・・・!)
メイコは意を決し、ルーミアのところに走って近づく。だが・・・
ヒュッ
「速っ!?」
「甘いのだ!そんなので倒せたら誰も苦労しないのだ!」
「うう・・・結構厳しいわね・・・」
「手から力を出すイメージでやってみるのだ。そしたらなんか出るのだ」
「雑・・・」
メイコはとりあえず言われた通りにやってみた。
「うーん・・・難しいわね・・・」
「慣れるまで時間がかかるのだ。でも、追い込まれた状況なら能力が出やすいのだ」
「だから攻撃を・・・いや限度ってものがあるでしょ・・・」
「そんなん知らねーのだ、お前人間じゃねーし」
「ええ・・・」
「それに・・・ルーミアはお前に協力したいのだ」
「・・・えっ?」
「あの時、お前は真剣に悩んでた。お前にとってカイトって奴は大切なんだなと思ったのだ。そう思ったのは久しぶりだったのだ。・・・そいつのためにも、お前も頑張るのだ!そいつに会ったときに、しっかり胸を張れるように!」
「・・・!」
その言葉を合図に、弾幕の密度が上がった。
(・・・そうね、弱気になってどうするの。しっかりしなきゃ!)
メイコは弾幕をよけながらルーミアに狙いを定める。そして・・・
「・・・はあっ!」
ヒュンッ!
手を突き出した。そこから、弾幕と同じぐらいの大きさの火の玉がルーミアに向かって発射された。
「・・・えっ、だ、出せた・・・!?」
「よくやったのだ!後は慣れれば簡単なのだ!」
「そうなのね。分かったわ!」
メイコは次々と火の玉を出していく。
まるで、さっきまで出せなかったとは思えないくらい扱いに慣れていた。
「やっぱり・・・お前は素質があるのだ。人間でそんな感じの能力が出せるのは稀だからな。さあ、後はルーミアをタッチするだけなのだ!スペルカード発動!夜符『ナイトバード』!」
ルーミアの後ろから、黒い鳥がたくさん出てきた。
そして向かっていく鳥と羽を飛ばす鳥に分かれ、メイコに攻撃した。
「うわっ!?密度がすごい・・・でも!」
メイコは火の玉を鳥に命中させていく。
「おー、お見事なのだ」
「ありがとね。でも、そろそろそちらの余裕もなくなると思うわよ」
「きゅ、急に人が変わったのだ・・・能力が出たからなのかー・・・?まあいいや、ならやってみろなのだ!」
弾幕は勢いを増す。だが、メイコはしっかり一つづつよけながらルーミアに近づいて行った。
「はぁっ!」
メイコは火の玉を出しながらルーミアに手を伸ばした。
「そんな正面からさわれるとでも・・・」
シュッ!
「はっ・・・!?」
突然、目の前からメイコが消えた。
「ど、どこいったのだ・・・ってかあれは・・・陽炎?あいつそんなのもできたのかー・・・」
(でも、大体こういう時は・・・!)
「・・・後ろからなのだ!」
ルーミアはとっさに上に飛び上がった。
そして見下ろす形でメイコがルーミアの視界に入った。
「まだ甘いのだ!これで決めるのだ!」
ルーミアはメイコに向かって闇を放った。
後ろを向いているから当たるだろうと思っていた。だが・・・
ヒュンッ!
「ふぇっ!?」
メイコが当たる前に火の玉を闇に当て、闇はそのままルーミアの方に向かっていった。
そして、びっくりしていたルーミアの顔面にヒットした。
「わっ!?み、見えないのだ~!」
「それあなたも見えなくなるのね!?自分のものなのに・・・」
「うるせーのだ!うう、取れろー・・・!」
(自分のものだし、解除すればいいのに・・・でも、これはチャンスかもしれない!)
「・・・ちょっと卑怯かもしれないけど、悪く思わないで頂戴ね!」
メイコは空中で浮いたまま悶えてるルーミアに向かって大きな火の玉を放った。
ボンッ!
「うぎゃっ!」
体が落ちていくのが分かった。
当たった痛みで力が入らず、このまま地上に落ちるのもわかった。
だが、その口角は上がっていた。
(・・・ふう、やっと終わったのか。おなかすいたのだ。・・・まあいいのだ)
「・・・お疲れ様なのだ、メイコ」
最近の悩み・・・メイコの打ち間違いで美恵子が生まれる。