・大ちゃんって若い方だったんだ(いやそこ!?)
・チルノかっけー!
・アス・・・?
もやしを燃やすZE☆(は?)
(・・・過去を乗り越えるんだ。弱いままでも、チルノちゃんを助けるんだ!)
「・・・大妖精ちゃん、大丈夫?」
「あ、はい!すいません、ちょっとぼーっとしてた・・・」
「あまり、無理しないでね」
「はい!」
大妖精は弾幕を放った。少し慣れない感じではあったが。
(確か・・・チルノちゃんがこうやってって・・・)
「おー、大妖精やればできるじゃないか!」
「あ、ありがとう・・・」
(・・・でも、やっぱすごいな、みんな。私の弾幕程度じゃ、助けにも・・・)
その時、誰かが大妖精の肩をつかんだ。
「・・・メ、メイコさん・・・?」
「やっぱり、大丈夫?さっきから悩んでるようだけど・・・」
「なんか・・・力になれてるのかなって」
「・・・大丈夫よ。私だって火の玉っぽいのしか出せないし」
「で、でも・・・」
「それに、二人で頑張ればパワーも二倍よ!私たちだって、力になれるわ!」
「・・・そうですね!」
二人はできる限りの弾幕で応戦した。
(・・・大妖精、やるなー。やっぱり、この戦いは大妖精がカギになりそうなのだ)
「よし、とりあえず大妖精前に出てみろ!」
「ええっ!?な、なんで!?」
「さっきもメイコが言ってたが、お前は唯一チルノから攻撃を受けないのだ。だから、まあ、なんかいけそーだなって」
「ええ・・・」
「お前ならできると思うぞー。
「・・・大妖精・・・」
「・・・ん?どうかしたのだ?」
「え、あ、何でもないよ!そ、そうだね、やってみる!」
大妖精は少し前に出て、弾幕を放った。
しかし、弾幕が飛び交ってる中、どう動けばいいのかわからない。
「・・・や、やっぱ無理だよ・・・!」
「落ち着け!さっきも言っただろ、チルノはお前に攻撃してない!今も、弾幕がめちゃくちゃ飛んでいるのに一つも当たってないだろ?」
「た、確かに・・・」
「とにかく大妖精はなんかこう・・・うまくやるのだ!こっちはどうにかするから!」
「ええ・・・」
(・・・でも、ルーミアちゃんのいうとおりだよね。私だって少しは・・・!)
少しづつだが、だんだん戦いに慣れてきたようだ。
さっきよりもスムーズに弾幕が出せるようになった。
「・・・よ、よかった。大ちゃんも復帰したし、何とかなりそう・・・!」
「いや、ちょっとまずいかもしれないのだ」
「え?急になんで・・・」
「・・・この形態だと魔力の消耗が激しくてな。持ってあと五分。んで、多分切れたら全員死ぬな。ちなみにわかりやすい時間表示としてわっかがあるのだ、多分」
確かに頭のわっかの二分の一が黒くなっていた。
「ほ、ほんとだ・・・でも、これからどうしよう。あと五分以内に・・・」
「そこで、ルーミアに考えがあるのだ、まあ大それたもんじゃないけど。簡単に言えばなんかすっげーためるからその間どうにかしろってことなのだ」
「あ、アバウト・・・まあいいや、とりあえず僕がルーミアちゃんを守るよ、大ちゃんとみすちー、メイコさんはチルノちゃんのことをよろしくね!」
「うん!リグルちゃんも頑張って!」
「任せてよ!」
ルーミアは力をため始めた。
「・・・ってことだから!二人とも聞こえてた!?」
「ええ!チルノちゃんのためにも、なんとか持ちこたえるわよ!」
「は、はい!」
三人はできるだけ攻撃をルーミア側に寄せないよう、それぞれが逃げ回りながら応戦した。
チルノも攻撃を察したのか、さっきより攻撃が激しくなっていた。
ドンッ!「きゃあっ!?」
「大妖精ちゃん!」
ぼすっ
「あ、ありがとうございます・・・」
「大ちゃんにも攻撃が・・・チルノちゃんむきになってるみたい」
「むきにって・・・そういうことなのかしら?」
「・・・でも、こういうときは正確性が落ちるんですよ!スペルカード発動、夜雀『真夜中のコーラスマスター』!」
みすちーの周りに蛾が集まり、それぞれが弾幕を放っていく。
「今のうちに、チルノちゃんに攻撃を!」
「うん!」
大妖精は弾幕の隙間を抜け、チルノに攻撃しようとした。しかし・・・
「・・・スペルカード発動、氷符『アイシクルマシンガン』、冷符『瞬間冷凍ビーム』、凍符『パーフェクトフリーズ』」
「「「えっ!?」」」
「大ちゃん、早く逃げ・・・」
みすちーの声が届く前に吹雪とつららとビームが三人、特に大妖精に襲い掛かった。
「うわあああっ!」
「大ちゃん!だ、大丈夫!?今行く・・・」
「私が行ってくる!みすちーちゃんはよけるのに専念して!」
「で、でも・・・」
その声が届く前に、メイコは弾幕の中に入っていった。
「大妖精ちゃん!」
「う、うう・・・寒い・・・」
(・・・体温が下がってきてる、このままじゃ、大妖精ちゃんが・・・!)
「・・・この吹雪の中大妖精ちゃんを抱えて出れないし・・・」
「・・・スペルカード発動、凍符『マイナスK』」
「えっ!?」
吹雪が強くなり、弾幕も密度を増していく。
「これは本当にまずいわね・・・ってえっ?」
やけに足が冷たくて視線を向けた。
すると、足元が凍り付き始めていたのだ。
「嘘でしょ・・・!?大妖精ちゃん、立てる!?」
(一か八か、抜けるしかないわ!)
「・・・す、すいません、足が・・・!」
大妖精はメイコよりも凍ってしまっていたようだ。
もはや動くことすらできなかった。
「・・・いちゃん、メイ・・・ん、だい・・・ですか!?」
吹雪の音にまぎれて、みすちーの声が聞こえてくる。
(どうしよう、このままじゃどっちも・・・!)
「ごめんなさい、足、引っ張っちゃって・・・」
「しゃべっちゃダメ!吸い込んじゃうわよ、この寒いの!」
「メイコさんだって・・・しゃべってますよ」
「あっ・・・」
とっさに口をふさいだが、遅かった。
「・・・!ゲホッゲホッ!」
「メ、メイコさん!」
(感覚がなくなってきた・・・本当に、やばい・・・!やっとチルノちゃんを助けられる糸口が見つかったのに、こんなところで・・・)
「・・・」ぎゅっ
「えっ・・・」
大妖精がメイコの手を握った。
冷えてしまっていたが、かすかに暖かかった。
(まだ・・・暖かい。・・・そうよ、まだ、希望はある。最後まで、最後まであきらめちゃ駄目よ。)
『めーちゃんを助けるまで私は死ねないのよ!』
(・・・あの時も、ルカが最後まであきらめなかったから勝てた。だから、私もあきらめない。・・・それでどうこうなるとも思ってないけど、それでも・・・)
「・・・絶対に、生きて帰る!」
chu!投稿遅れてご・め・ん☆(4ね)