・妖夢ちゃん・・・!腹が・・・!
・成功だよ!勝ったな風呂入ってスプラのパブロ使って長射程56してくる(長射程に謝れ)
・カイトさぁぁぁん!?
「・・・なにこれ、青い・・・布?」
時を少し戻して紅魔館。妹紅が霊夢の部屋に来た時だ。
「ああ、しかも半透明のな」
「不思議ねぇ・・・河童の奴が作ったのかしら」
「・・・多分違うな」
「へー。・・・で、この布と幻想郷に何の関係が?」
「・・・それにはまず、お前のところの幻想入りした奴らについて聞きたいことがある」
「別にいいけど」
「そうだな・・・幻想入りしてるやつらは六人。うち一人が行方不明・・・あってるか?」
「ええ、そうね。・・・というかあっちで話してたじゃない。なんでわざわざ聞いたのよ」
「確認だよ。・・・それで話を戻すが、私はあいつに二回あったことがある」
「二回も・・・よく生きてたわね。ってかあっちでそんなこと言ってたっけ」
「確信はないからな。変なこと言って混乱させるのもよくないだろ。・・・それで、今回の出来事はおそらく二回目だ」
「なるほど・・・ちなみに一回目はどうだったの?」
「一回目は・・・あいつとは、竹林であったんだ。ここのこと何も知らないらしくてな。竹林の出口まで送ってやったんだよ」
「・・・戦わなかったの?」
「ああ。・・・あいつは、穏やかで優しい奴だったよ。・・・なんかズレてたけど」
「個性的なやつね・・・というか、本当に同一人物?性格が真逆じゃない」
「それに関しては一回置いといてくれ。・・・それで、私がその二人を同一人物だと思った理由だが・・・それがその布なんだ」
「布が?」
「ああ。・・・そいつの身に着けていたマフラーの布と、私が黒い奴から引き裂いたその布が、同じ見た目だったからな」
「マフラー・・・ってもしかして・・・!」
「ん?なんかあったか?」
「・・・そいつの名前って、知ってる?」
「名前・・・ああ、カイトっていったかな」
「カイト・・・!間違いないわ。多分そいつが最後の幻想入りした奴!」
「ああ、そういえばあっちでそんなこと言ってたな」
「まあね。それなら、そいつがここのことを何も知らないって言ったのも辻褄が合うわ。・・・ちょっと待って、もしかしてそれって・・・」
「ああ。私の推測が正しければ、
「なるほど・・・でも、それじゃあおかしいところがあるわ」
「なんだ?」
「異変を起こす動機がないじゃない。少なくともミクたちは異変を起こそうなど思っていないように見えたわ。起こす気だったなら、ミクたちも知ってるでしょ」
「まあそうだな。私が見た限りでも、カイトはそんなことする奴には見えなかった」
「じゃあ、なおさらなんで・・・」
「多分、あいつは外的な力かなんかで操られてる。それなら性格が変わった理由とかも説明つくだろ?」
「確かに・・・つまり、黒い奴はカイトで、異変を起こしたのは操られていたから・・・ってことよね。それなら目撃情報が全くないのも頷けるわ」
「まあ、そうなるな」
「・・・でも、あんたが言った「幻想郷の今後にかかわる」ってのは何よ。あんたの説が正しいとしても、結局倒すんだし」
「はぁ・・・お前まだ寝ぼけてんのか?外的な力で操られてんなら、操り主がいるだろ」
「・・・あっ」
「本当に寝ぼけてたんだな・・・」
「でも、それならそいつも倒せばいいじゃない」
「脳筋巫女だな・・・あいつは強かったって言っただろ?お前も、勝てるかどうかは五分五分って言ったじゃねえか」
「・・・?」
「つまり、操り主はそれよりも強大な可能性が高いってことだ。上が下より強いのは当たり前だからな」
「あれよりって・・・そんな奴、幻想郷を滅ぼしかねないじゃない」
「そういうことだ。そいつの目的が何かは知らんが、好意的じゃないのはわかるだろ」
「・・・そういうことだったのね」
「ただ、これはあくまでも私の憶測だ。もしかしたら他人の空似かもしれんし、操り主なんていないかもしれない。・・・まあ、私はこれを割と信じてるがな」
「なんでよ」
「・・・さっき、優しい奴だったって言ったよな?正直騙されやすい感じもしてな・・・なにかそそのかされたのかもしれない。ま、ここは本当にただの考察だけどな」
「・・・そう」
「案外冷静なんだな。お前の仲間が闇落ちしてる可能性があるってのに」
「そうね・・・でも、私の仕事は異変解決。それが誰であろうと、邪魔なら倒すだけ。なんなら、殺すこともいとわないわ」
「ま、そうだな。・・・もし、その異変の首謀者が私だとしてもか?」
「もちろんよ」
「・・・じゃあ、お前が首謀者だったら、どうするんだ?」
「面白いこと聞くのね。・・・私が異変を起こすことはないだろうけど・・・もし私があんたたちに敵対したら、遠慮なくやっちゃっていいわよ。・・・きっとそれは、私の本心じゃないだろうし」
「そうか。・・・じゃ、このことを魔理沙にでもいうか」
「は!?え、絶対言うんじゃないわよ!ただの痛い奴になるじゃない!」
「自覚あったんだな」
「うっさいわね!ってか、本当に言うんじゃないわよ!」
「はいはーい。・・・じゃあ、私は行くよ。おやすみ、霊夢」
そういうと妹紅は部屋を出た。
「・・・はあ、黒い奴がカイト・・・黒幕は別にいる・・・ね。確かにこれはあいつらに言えないわ」
(・・・そういえば、リンとレンが夢で話した奴らがフィブとあの子って奴らについて話してたらしいわね・・・もしかして関係が・・・というか、片方は名前があるのに「あの子」って何よ。なんで一人だけ名前伏せてんのよ・・・)
「あー・・・考えたら眠くなってきた。とりあえず寝よ・・・」
霊夢はベッドの中に入り、そのまま眠ってしまった。