・アリスさぁぁぁぁん!?(既視感)
・煙作戦、懐かしいな
・うん懐かしんでる場合じゃねえな!逃げて魔理沙!
時間は戻り、魔法の森。
メディスンとチルノは、アリスの家にむかっていた。
「ねえ、魔理沙大丈夫かな・・・」
「分からない・・・けど、少なくともすぐには負けないでしょ。魔理沙は諦め悪いから」
「そう・・・だよね!うん!絶対、魔理沙は大丈夫!」
「うん。・・・あ、もうすぐだね」
2人は魔法の森を抜け、アリスの家にたどり着く。
「はぁ、はぁ・・・つ、ついた・・・?」
「うん・・・特に、異変は・・・あれ、花が・・・」
「ほんとだ・・・それに、なんか跡があるね。・・・なんだろ?」
「さぁ・・・って、そうじゃない。アリス!いる!?」
メディスンはアリスの家に向かって叫ぶ。
しばらくして、ドアが開いた。
「・・・あら、こんにちは。ちょうど良いところに来てくれたわね」
「ちょうど良いところって・・・ってかそんなことより!アリス、さっき私に何を飲ませたの?あれのせいで色々あったんだけど」
「あれ?ごめんなさいね、間違えちゃったの」
「いや、絶対間違えたとかじゃないでしょ」
「まあまあ。そんなことより、中に入って」
不気味なほど明るい笑顔に、2人は恐怖を感じる。
「・・・メディスン、入ったらやばい・・・気がする」
「そんなん分かってるってば。・・・でも、どうしよう」
「・・・どうしたの?」
「・・・ごめん、今は無理。・・・ってか、魔理沙はどこ?チルノから聞いたけど、いるんでしょ?」
「・・・ええ、いるわよ。とても・・・かわいくなったわ」
「は・・・?かわいくって・・・え?」
「なんだか入ってもらえないようだし・・・ここで見せちゃいましょうか。おいで」
アリスが何かに声をかける。
それは足音を立てながら近づいてくる。
そして、それが玄関まできたとき、2人は小さな悲鳴を上げた。
「ひっ・・・!?ど、どういうこと・・・!?」
「え・・・魔理、沙、だよね・・・?ア、アリス、何を、したの・・・?」
「何をしたって・・・ただ、
それの正体は・・・魔理沙だった。
しかし、様子がおかしい。やけに静かで、目が虚ろだ。
そして何よりも・・・体のあらゆる所から、糸が伸びていた。
「仲間・・・?なにそれ、意味分かんないんだけど・・・」
「すごいかわいいでしょ?・・・あ、でもちょっと髪が乱れてる・・・」
唖然とする2人をよそに、アリスは魔理沙の髪を整える。
「・・・これでよし。そうだ、せっかくだしお揃いのショートへアにしてみましょうか」
「・・・アリス、ねえ、本当にどうしちゃったの?こんなの・・・アリスじゃないよ」
その言葉に、アリスはぴくっと反応した。
「私じゃない?・・・何いってるの?これが私よ」
「そんなわけない!アリスは冷静で、魔法バカで、でも優しい・・・!でも、今のアリスは・・・あなたは、アリスじゃない!」
「・・・違う。これが本当の私よ。なんで分かってくれないの?」
「メディスンの言うとおりだよ!今のアリス、すごい怖いよ・・・!」
「・・・あなたも、分かってくれないのね。でも、それでもいいの。だって・・・」
「仲間に・・・人形になってくれれば、分かってくれるでしょう?」
突然、魔理沙が2人に弾幕を放ってくる。
「「わっ!?」」
慌てて避けるが、不意打ちだっただめいくつか当たってしまった。
「いったぁ・・・ねえアリス、落ち着いてよ!」
「落ち着いてるわよ?何をそんなに焦っているの?」
「駄目だ、完全に話が通じない・・・」
「・・・ねえ、魔理沙はどうやったら戻るの・・・?」
「分からない・・・!そもそも、こんな技が使えるなんて聞いてない!」
「嘘、じゃあ・・・魔理沙は・・・」
「・・・まだ、行けるかもしれない。根拠はないけど・・・でも、やるしかないよ」
「でも・・・怖いよ、なんで・・・」
「私だって怖いよ!アリスがこうなって!でも・・・怖くても、やらなくちゃでしょ!」
「うう・・・でも・・・」
「ああもう!まだ引きずってんの!?いい加減しっかりしなよ、このバカっ!」
「・・・分かったよ!もう、やるしかないんでしょ!?じゃあやってやんよ、このあたいが!」
「・・・そうだよ!やってやろう!私たちなら・・・できる!」
震える足を押さえながら、2人は戦闘態勢を取る。
「さぁ・・・あなた達も、仲間になりましょう」